仲間由紀恵

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仲間 由紀恵(なかま ゆきえ、1979年10月30日[1] - )は、日本女優タレント沖縄県浦添市出身。プロダクション尾木所属。夫は俳優田中哲司[2]

プロフィール

経歴

人物

家族

  • 父は遠洋漁業漁師であったため、一旦漁に出ると数か月逢えない生活が日常であり、無線で会話するのが楽しみだったという。
  • 上から3番目の兄は自衛官(既婚者)で、陸上自衛隊北熊本駐屯地に勤務しており、東日本大震災後、救難・復旧活動のため被災地の宮城県へ派遣された[6]
  • 2014年9月18日、『ジョシデカ!-女子刑事-』(TBS)で共演した田中哲司と結婚[2]
  • 2018年3月1日、第1子妊娠を公表[7]。『MUSIC FAIR』4月28日放送分をもって産休に入る[8]。6月下旬に第1子・第2子となる一卵性双生児の男児を出産したことを7月5日に発表した[9]

交友関係

  • 島谷ひとみ:ミュージカル『スター誕生』の共演がきっかけで親しくなる。2人で食事や海外旅行に行くほどの仲である。
  • 阿部寛:『TRICK』で10年来の付き合いがある先輩俳優。
  • 生瀬勝久:最も共演作が多く、親密な個性派俳優でクサレ縁。仲間の代表作ともいえる『TRICK』シリーズ、『ごくせん』シリーズの2作全てで共演。その他にも『功名が辻』、『ウソコイ』(関西テレビ)、『ゴーストママ捜査線〜僕とママの不思議な100日〜』(日本テレビ)、舞台『琉球ロマネスク テンペスト』と『ナツひとり -届かなかった手紙-』でも共演。舞台『ナツひとり―届かなかった手紙―』の制作発表において生瀬は、先の3作品を中心に自分と仲間が出た作品はヒットするということを発言している。
  • 布施明:事務所の先輩で、仲の良い関係にあり、『ウソコイ』、『スター誕生』で共演、2人は『紅白歌合戦』でも顔合わせ。
  • 宇津井健:『ごくせん』シリーズ、舞台『ナツひとり -届かなかった手紙-』で共演。脚本家・橋田壽賀子と仲間とのパイプを築いた。

仕事

  • リング0 バースデイ』の山村貞子役のオーディションに合格してから見出され、『TRICK』や『ごくせん』などの主役に抜擢され、大ブレイクした。
  • ザテレビジョン』のドラマアカデミー賞主演女優最優秀賞を幾度となく受賞している。
  • NHK大河ドラマ『功名が辻』の放送開始時点では、女優としては最年少である26歳2か月で主役への起用となった(2006年(平成18年)当時。2008年(平成20年)の大河ドラマ『篤姫』で主役の宮崎あおいが放送開始時点で22歳1か月で更新)。
  • 大河ドラマ3回目の出演にして主役登板になった。大河ドラマにおいて女優が主役且つトップクレジットとなったのは1994年(平成6年)の『花の乱』の三田佳子以来である。
  • 翌年に大河ドラマ『功名が辻』が放送されることなどから2005年(平成17年)、『NHK紅白歌合戦』の司会に初起用される。この年はグループ司会制となり、司会の役割は決められなかったが、事実上の紅組司会を務めた。その後、2006年(平成18年)、2008年(平成20年)、2009年(平成21年)も正式紅組司会者として司会を担当(2007年(平成19年)も応援ゲストとして出演し、一青窈秋川雅史の曲紹介を行った)。紅組司会4回は水前寺清子と並び歴代3位。
  • 2010年(平成22年)の紅白は、2002年(平成14年)に続いて、2回目のゲスト審査員を務めた。司会を務めた翌年にゲスト審査員に起用されるというケースは史上初。
  • 2回目の紅組司会を務めた2006年の紅白では、同年に「仲間由紀恵withダウンローズ」として音楽活動を展開したことから歌手としての出演も示唆されていた[10]が、実現はしていない。
  • 2008年には同年における紅白と『24時間テレビ』の司会を双方務めた。同年にこの2番組の司会を双方務めるケースは史上初である[注 2]

容姿

ヘアスタイルはデビュー当時からワンレングスで、ドラマや映画でも大きな変化はない。髪については、シャンプーLux(ラックス)」を販売しているユニリーバ・ジャパンが、全国600人の男女(16 - 39歳)を対象に実施した「髪が美しいと思う日本の有名人」のアンケートで1位に選ばれた(2005年(平成17年)9月)。松下電器産業(現:パナソニック)「きれいなおねえさん」シリーズのCMで見せた、彼女の黒髪がたなびく映像は、CG処理などを使用せず、そのまま撮影されたものだという。連続テレビ小説花子とアン』出演時の特徴的な髪型である束髪も、かつらを用いる出演者が多い中、仲間は長髪をいかして地毛をそのまま結っている[11][12]。概してお色気よりもコミカルな演技でファンの心をつかむ[1]

その他

出演

テレビドラマ

映画

アニメ

日本語吹き替え

バラエティ番組・その他

舞台

ラジオ

CM

2016年(平成28年)現在

過去

MV

音楽

久保こーじプロデュースのもと歌手としても活動していた。リリースしたシングル7曲のうちの最高位は、『心に私がふたりいる』のオリコン70位(他の4曲は100位外)。2011年現在、音楽活動は休止している(所属のアンティノスレコードの解散に伴い、親会社であるエピックレコードジャパンに移されている)。

小室哲哉がプロデュースしたプレイステーション用ソフト「ガボールスクリーン」には「SHUBI-DUBA, DUBI-DUBA」という楽曲のプロモーションビデオが収録されている。

仲間由紀恵 with ダウンローズ

2006年(平成18年)1月31日よりauテレビCMのイメージキャラクターとして結成されたユニット。メンバー構成はヴォーカルが仲間、MC担当がダウン(藤田正則)、DJ担当がローズ(井田篤)で、オフィシャルサイトも作られた。

2006年1月31日、CM曲「恋のダウンロード」を着うたフル限定で配信。50万件以上という好アクセスにより3月15日に2か月限定でCD化され、音楽ダウンロードサイトMoraで最高3位、オリコン初登場8位となる。7月21日に『恋は無期限』を着うた配信。8月1日に着うたフル配信限定でリリース。その後すぐに解散した。

CMキャラクター名義にてオリコンシングルチャートでTOP10入りするのは、牛若丸三郎太(時任三郎)の『勇気のしるし』以来16年ぶりとなった。

携帯電話の着うたフルでのデビューは史上初とされているが、2005年(平成17年)6月河村隆一率いるユニットTourbillonが先行着うた配信という形で着うたデビューを果たしている。

シングル

  1. MOONLIGHT to DAYBREAK (1996年6月24日)(オリコン74位)
    • TK MUSIC CLAMP』のエンディングテーマ、久保こーじ作曲、No! Galersのカバー。
    • 『TK MUSIC CLAMP』にはPRODUCTSガールとして出演(第2回と第27回)し、小室哲哉のギターをバックに歌った。
    • プレイステーション用音楽ソフト第1弾EPSシリーズ「MOONLIGHT to DAYBREAK」(SCPS-40002)も同時発売された。
  2. トゥルー・ラブストーリー〜恋のように僕たちは〜 (1996年12月12日)(オリコン122位)
  3. 心に私がふたりいる (1997年5月21日)(オリコン70位)
  4. 負けない愛がきっとある (1997年8月1日)(オリコン76位)
  5. 遠い日のメロディー (1997年11月21日)(オリコン178位)
  6. 青い鳥 (1998年11月26日)(オリコン173位)
  7. Birthday (2000年2月2日)(オリコン200位圏外)
  8. 愛してる (2001年2月21日)(オリコン30位)
  9. 恋のダウンロード (2006年3月15日)(オリコン初登場8位)
    • 仲間由紀恵 with ダウンローズ名義
  10. 恋は無期限 (2006年7月21日・配信限定/未CD化)
    • 仲間由紀恵 with ダウンローズ名義
  11. 北陸ロマン -プレミアムデュエットバージョン-(2015年3月14日・配信限定/2015年9月16日CD発売)

アルバム

  • 遠い日のメロディー (1998年1月21日-オリコン最高49位。初回盤は40ページフォトブック・CDエクストラ仕様。2002年7月1日にエピックレコードより再発売された。)
  1. SNOW BIRD
  2. 遠い日のメロディー(アルバム・ヴァージョン)
  3. ダメな恋
  4. 心に私がふたりいる
  5. ONE MORE CHANCE
  6. ヴィオラの夢
  7. SHUBI-DUBA,DUBI-DUBA
  8. 負けない愛がきっとある
  9. トレモロ
  10. トゥルー・ラブストーリー〜恋のように僕たちは〜
  11. MOONLIGHT to DAYBREAK(アコースティック・ヴァージョン)

写真集

  • Pastel (近代映画社、1997年)
  • SADA-KO in「リング0」 -仲間由紀恵写真集 (角川書店、1999年)
  • 20th-Nakama Yukie (集英社、2000年)
  • digi+KISHIN DVD 仲間由紀恵 (ポニーキャニオン、2002年)
  • g@me 写真集 ☆TOKYO STREAM (2003年)
  • 山田奈緒子フォトブック 〜Naoko Yamada in TRICK〜 (近代映画社、2010年)
  • フォトブック「仲間由紀恵」 (集英社、2010年)

テレビゲーム

  • プレイステーション「MOONLIGHT to DAYBREAK / 仲間由紀恵 EPSシリーズ」(1996年、アンティノスレコード
  • プレイステーション「ガボールスクリーン」(1996年12月6日、アンティノスレコード)
  • プレイステーション「ロックマンX4」(1997年、アンティノスレコード) - 主題歌を担当

受賞

脚注

注釈

  1. 同期に阿波根綾乃島紘子がいる
  2. 後の2012年(平成24年)にが同2番組の双方の司会担当を果たした際、『スポーツ報知』(2012年10月17日付)に「嵐がこのケースの史上初」と誤って紹介されている。
  3. 「BSプレミアム大使」に就任。その記念すべき第一声となる挨拶を行った。以後もBSプレミアムの番組案内スポットのアイキャッチ(テレビを見ていながら、BSプレミアムのロゴ「Pマーク」が翼のように生えるものや、黒のドレスを着て絵画を見るシーンなど)に登場している。

出典

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「prf」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  2. 2.0 2.1 “仲間由紀恵:田中哲司と結婚を発表「機が熟した」 コメント全文”. MANTANWEB(まんたんウェブ) (毎日新聞デジタル). (2014年9月18日). http://mantan-web.jp/2014/09/18/20140918dog00m200073000c.html . 2014閲覧. 
  3. 小島聡 (2002年1月21日). “2/3 出身校から見るアイドル [アイドル・タレント]”. All About. オールアバウト. . 2014閲覧.
  4. 4.0 4.1 “仲間由紀恵主演で舞台『放浪記』が復活へ”. シアターガイド. (2014年10月10日). http://www.theaterguide.co.jp/theater_news/2014/10/10_02.php 
  5. 5.0 5.1 “仲間由紀恵魅せた!「放浪記」で豪快側転”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2015年10月14日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/1552702.html . 2015閲覧. 
  6. 仲間由紀恵の兄が被災地で救難・復旧活動! サンケイスポーツ 2011年4月4日
  7. “仲間由紀恵が妊娠を発表 今夏出産 「新しい家族が増えることを心待ち」”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2018年3月1日). https://www.daily.co.jp/gossip/2018/03/01/0011029010.shtml . 2018閲覧. 
  8. “仲間由紀恵産休でカトパンが「MUSIC FAIR」代役”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2018年4月24日). http://www.hochi.co.jp/entertainment/20180423-OHT1T50169.html . 2018閲覧. 
  9. “仲間由紀恵、一卵性の双子男児を出産「大事に大事に育てていきたい」”. eltha (oricon ME). (2018年7月6日). https://beauty.oricon.co.jp/news/2114953/full/ . 2018閲覧. 
  10. 日刊スポーツ』2006年11月18日付
  11. 仲間由紀恵「撮影の合間もお嬢さま言葉で話しています」「花子とアン」ではなの“腹心の友”葉山蓮子役を演じる”. テレビファン・ウェブ. 共同通信社. p. 2 (2014年4月26日). . 2014閲覧.
  12. 『花子とアン』#27 第4週「嵐を呼ぶ編入生」(5)”. ドラマスタッフブログ. 日本放送協会 (2014年4月26日). . 2014閲覧.
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  20. 月9・貴族探偵、仲間由紀恵の配役に「使い方が貴族すぎ」「すごい無駄使い」”. シネマトゥデイ (2017年4月18日). . 2017閲覧.
  21. “仲間由紀恵が主演「そして誰もいなくなった」日本初映像化”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2017年1月31日). https://mdpr.jp/news/detail/1659544 . 2017閲覧. 
  22. “仲間由紀恵、“毒親”怪演で井上真央とバトル「愛をもって演じていきたい」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年9月8日). http://www.oricon.co.jp/news/2096948/full/ . 2017閲覧. 
  23. 仲間由紀恵が本木雅弘の恋人 原発テロ『天空の蜂』で鍵を握る女に”. シネマトゥデイ (2015年2月23日). . 2015閲覧.
  24. 仲間由紀恵&山本耕史が『ジュラシック・ワールド』新吹き替え版に起用”. オリコン (2017年7月21日). . 2017閲覧.
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  28. “仲間「MUSIC FAIR」司会者に”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2016年2月24日). http://www.daily.co.jp/gossip/2016/02/24/0008832311.shtml . 2016閲覧. 
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  30. 月桂冠ニュース(2014年8月12日)
  31. ORICONSTYLE(2015年6月24日)
  32. ORICONSTYLE(2016年1月12日)
  33. 江崎グリコ商品紹介(2016年1月12日)
  34. CM Watch(2016年3月31日)
  35. 江崎グリコ商品紹介(2016年4月)
  36. RBBTODAY(2011年10月20日)
  37. サッポロビールニュースリリース(2010年1月21日)
  38. Pfizerプレスリリース(2012年2月22日)
  39. パナホームニュースリリース(2012年9月26日)
  40. 華原朋美 新作MVに豪華ゲスト…夏木マリ、澤穂希、仲間由紀恵” (2014年10月9日). . 2014閲覧.
  41. 仲間由紀恵、多忙の合間にボイトレ 谷村新司も歌声絶賛”. ORICON (2015年8月17日). . 2015閲覧.
  42. 「発表! 第82回ドラマアカデミー賞」、『ザテレビジョン関西版』第20巻46号(2014年11月21日号)、KADOKAWA、 6-10頁。

外部リンク

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