支婁迦讖(しるかせん、しるかしん、梵: Lokakṣema, ローカクシェーマ、147年頃 - 没年不詳)は、中国・後漢の霊帝と献帝の時代に、西域より渡来した訳経僧である。月氏の出身。支楼迦讖、支讖とも称される。
中国に来朝したのは、桓帝代の末期(167年頃)であり、安世高の来朝よりは少し遅れる。都の洛陽に来て、初めて大乗経典を漢訳した。その活動は約20年間に及び、14部の大乗経を漢訳した。
『般舟三昧経』と『道行般若経』の場合、その経記が残っており、179年(光和2年)に漢訳されたことが分かる。
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