日比谷

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日比谷公園有楽門前
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日比谷公園からビル群を望む

日比谷(ひびや)は、東京都千代田区にある地域名である。有楽町から内幸町にかけた日比谷通り周辺一帯を指す。「日比谷駅」「日比谷公園」「日比谷濠」などにその名称が見られる。

歴史

徳川幕府江戸城を拠点にして以降は付近で湿地帯の埋立てが進み、のどかな漁村が整然とした大名屋敷の並ぶ町並みに変貌していった。明治維新以降は、日本初の西洋式ホテルである帝国ホテル鹿鳴館、東京府庁や社交クラブの東京倶楽部などが建設され、近代化を象徴する街となった。明治時代には上流階級の社交場として発展したが、その後は劇場・ホテル・大企業の本社屋が連なり、日本を代表するビジネス街となっている。

地理

千代田区南東部、旧麹町区域の平地に位置する。土地利用の形態は主に業務地となっているが、16 ha にわたる日比谷公園を有するため緑地面積は広く、皇居にも近い。

都心部にあるため幹線道路や鉄道路線も多数通過する。1930年には日比谷通り晴海通りが交わる日比谷交差点へ日本初の電気式信号機が設置された。また幹線道路上にはかつて都電の路線網が張り巡らされていたが、道路交通量の増大や地下鉄の建設が進んだことにより1971年には姿を消した。

関連項目