ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
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株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(英: Japan Tissue Engineering Co., Ltd. )は、同じ愛知県蒲郡市に本社を置くニデックを母体とし富山化学工業やINAX(現・LIXIL)、ベンチャーキャピタルの三菱UFJキャピタルが出資し設立されたバイオベンチャー。
沿革
- 1999年(平成11年)2月1日 - 設立。
- 2007年(平成19年)12月21日 - ジャスダックNEOへ上場。
- 2009年(平成21年)1月1日 - 自家培養表皮「ジェイス」が健康保険の対象となる(重症熱傷)。[1]
- 2010年(平成22年)10月7日 - 富士フイルム株式会社と資本・業務提携契約を締結。
- 10月28日 - 第三者割当による新株式発行を行い、新株式すべてを富士フイルム株式会社に割り当てたため、同社が筆頭株主となるとともに、同社及び同社の親会社である富士フイルムホールディングス株式会社のその他の関係会社となる。
- 2011年(平成23年)3月18日 - 自家培養表皮「ジェイス」が表皮水疱症治療を目的とした希少疾病用医療機器に指定される[2]
- 2013年(平成25年)3月13日 - 自家培養軟骨「ジャック」が膝関節における外傷性軟骨欠損症又は離断性骨軟骨炎(変形性関節症を除く)を適応対象とした医療機器に指定された[3]。
- 日本で2番目に承認された再生医療製品であり、同社は日本で唯一、再生医療製品を商用生産できるQMS適合施設を持ち、研究~製造販売後対応までトータルに行っている企業である。
- 2014年(平成26年)12月26日 - 富士フイルムホールディングス株式会社が親会社となる[4]。
- 2016年(平成28年)9月16日 - 自家培養表皮「ジェイス」の先天性巨大色素性母斑への適応拡大が、厚生労働省再生医療等製品・生物由来技術部会で了承される。
- 2016年(平成28年)9月29日 - 先天性巨大色素性母斑の治療を目的とした自家培養表皮「ジェイス」の製造販売承認事項一部変更(適応拡大)について、 厚生労働省より承認を取得。
歴代社長
- 小澤 洋介(~平成28年6月22日)
- 比留間 愛一郎(平成28年6月23日~)
- 畠 賢一郎(平成29年11月1日~)
受賞
- 産学官連携功労者表彰厚生労働大臣賞(2014年)
研究開発
関連項目
脚注・出典
- ↑ 自家培養表皮ジェイス:保険適用に関する留意事項について
- ↑ 自家培養表皮ジェイス:表皮水疱症治療を目的とした希少疾病用医療機器に指定 (PDF) - 2011年3月18日(2013年3月28日閲覧)
- ↑ 自家培養軟骨ジャック:保険収載のお知らせ (PDF) - 2013年3月13日
- ↑ 親会社の異動に関するお知らせ (PDF) - 2014年12月18日