レーニン主義(レーニンしゅぎ、ロシア語: ленинизм)
レーニンによる革命思想で,ロシア革命の最も指導的な理論。第2インターナショナルとの抗争,とりわけその代表者 K.カウツキーとの論戦のなかで鍛え上げられた戦闘的マルクス主義で,帝国主義論,プロレタリア独裁論,労農同盟論,前衛党組織論が基本的な内容をなしている。帝国主義論における歴史の段階論的把握の不十分性,プロレタリア独裁論における階級抑圧論的なかたより,労農同盟論における二段階革命戦略への傾斜,前衛党組織論における革命技術主義的な限界など種々の限界を内包しつつも,20世紀前半の諸革命運動を大きく規定してきた。
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