数学の微分方程式の分野における初期値問題(しょきちもんだい、英: Initial value problem)
IVP と略すことがある。微分方程式は,第一義的には dx/dt=f(t,x),x(a)=c ,すなわち,x(a)=c という初期条件に発して,この微分方程式の法則に従ってつなぐことにより,一般の x(t) を求める問題になっている。この問題を初期値問題という。偏微分方程式でも,時間変数に関しては初期値問題を考えることが多いが,この場合は境界値問題が混合してくるのが普通である。コーシーの問題とも呼ばれる。
脚注
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