岩城島
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岩城島(いわぎじま)は、愛媛県北東部に位置する離島である。広くは芸予諸島に、小さくは上島諸島に含まれる。行政区画は愛媛県越智郡上島町。
島の中央にそびえる積善山は、三千本に及ぶ桜の名所としても知られている。これらの観光資源を活用した観光客誘致や、1985年からは「青いレモンの島」のキャッチフレーズで、島特産のレモンを利用した産業振興策に取り組み始め、今日では一定の評価を得ている。さらに、1990年代からはグリーンツーリズムなどにも取り組んでいる。
自然
愛媛県における位置
地理
- 生口島の南に位置する。
- 島の一番の集落は、南部の岩城地区で、行政関係機関などがある。
地名の由来
岩城という名は古代の部族名による、あるいは平安時代に岩清水八幡の所領になったとか、いくつかの説がある。また、魏志倭人伝に「己百支」(いわき)国としてすでにその名があるが、確たるものは不明。(村の資料より)
歴史
行政
経済
主要産業は、農業ならびに造船業である。
交通
岩城島を含む上島地域の交通の中心は因島(広島県)であり、因島への航路に大きく依存する。因島または本島のすぐ北に位置する生口島まで渡ると、瀬戸内しまなみ海道により、本州および四国と橋でつながっている。島を一周する道路には「しまなみサイクリングロード」の一環としてブルーのラインが路面に引かれている。
航路
- 今治 - 友浦(大島) - 木浦(伯方島) - 岩城 - 佐島 - 弓削 - 生名 - 土生(因島) 高速艇
- 木浦 - 岩城 - 佐島 - 弓削 - 生名 - 土生 フェリー
- 小漕(岩城島) - 洲江(生口島) - 金山(因島) フェリー
港湾施設
- 岩城港(岩城漁港) - 岩城島周囲の漁場ではマダイやアコウダイ、メバル等が生息し、一本釣り、刺し網、採介藻、養殖業など多種に渡る漁業が営まれており、岩城漁港は上島町の水産業に重要な役割を果たしている。ただ、桟橋や物揚場は昭和40年代から50年代にかけて整備されたもので、かなり老朽化している。
- 小漕港 - 島の北部にあり、因島、生口島と結ばれている。
道路(計画)
本島と東隣の生名島とを結ぶ岩城橋(他2橋と合わせて上島架橋と総称される)の構想が長らくあり、2017年7月19日に起工式がおこなわれた[1]。2021年度に完成の予定である[1][2]。
名所・名産
脚注
- ↑ 1.0 1.1 “上島架橋・岩城橋起工式 21年度完成予定”. 愛媛新聞. (2017年7月19日) . 2017閲覧.
- ↑ “上島の架橋促進協議会 岩城橋完成に向け説明”. 愛媛新聞. (2014年2月26日) . 2016閲覧.