安田隆夫
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安田 隆夫[1](やすだ たかお、1949年(昭和24年) - )は日本の実業家。総合ディスカウントストアドン・キホーテの創業者。
経歴
岐阜県大垣市出身。岐阜県立大垣南高等学校卒業、1973年に慶應義塾大学法学部卒業後、不動産会社に勤務したが倒産。1978年、東京都杉並区に雑貨店「泥棒市場」をオープン、終夜営業が受けて成功した。1980年に株式会社ジャスト(現:株式会社ドン・キホーテ)、1982年に株式会社リーダーを設立。1989年には第1号店となる「ドン・キホーテ」府中店を開店した。
ドン・キホーテ放火事件で3人の死者を出した責任を取り2005年に社長を辞任し会長に退いた。2013年、成沢潤治社長が持病の治療のため辞任し8年ぶりに社長に復帰[2]。2014年7月に再び会長に退き、新社長には同社生え抜きの大原孝治が就任。
2015年2月、6月末で会長兼CEOを退任すると発表[3]し、同年7月から代表権のない創業会長兼最高顧問に就任した[4]。
エピソード
格闘技への造詣が深いことでも知られ、PRIDEや女子レスリング、内藤大助などのスポンサーを引き受け、SRCを主催するワールドビクトリーロードの副会長も務めた。
2015年に桜花賞を制したレッツゴードンキの馬主・廣崎利洋と親しく、馬名の名付け親となった[5][6]。
著書
- 「流通革命への破天荒な挑戦!-ビジネスの原点は「常識」を疑うことだ」(1997年、広美出版事業部)
- 「ドン・キホーテの「4次元」ビジネス-新業態創造への闘い」(2000年、広美出版事業部)
- 「土壇場の逆転力」(2002年、海潮社)
- 「ドン・キホーテ闘魂経営-ゼロから始める成功の極意」(2005年、徳間書店、月泉博との共著)
- 「情熱商人-ドン・キホーテ創業者の革命的小売経営論」(2013年、商業界、月泉博との共著)
脚注
- ↑ 「隆」は正確には旧字体である(「生」の上に「一」)。
- ↑ ドン・キホーテ/創業者の安田氏が社長に復帰
- ↑ ドンキ創業者の安田隆夫会長が6月末に代表取締役を退任 「創業会長兼最高顧問」に
- ↑ ドン・キホーテ創業経営者 安田隆夫「私が早期引退した理由」 プレジデントオンライン 2015年10月20日
- ↑ 【桜花賞】ドンキの廣崎オーナー、馬主28年目初GI
- ↑ 【桜花賞】ドンキ 馬名の由来はあのディスカウントストア
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