恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク
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恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク(きょうりゅうけいこくふくいかつやまジオパーク)は、福井県勝山市内全域をエリアとするジオパークである。 一部は白山ユネスコエコパーク(白山BR)のエリアと重複しており、白山国立公園および奥越高原県立自然公園を含む。
概要
同ジオパークでは、滝波川の支流である杉山川沿いに白亜紀前期の地層「手取層群」が各所に露出しており、1989年から、福井県立恐竜博物館による恐竜化石発掘調査が継続して行われている。これまでに、北谷町杉山にある露頭からは、価値ある多くの新種の恐竜化石などが発見されている。同ジオパークは、「恐竜はどこにいたのか?大地が動き、大陸から勝山へ」をメインテーマに掲げ、「恐竜・恐竜化石」、法恩寺山および経ヶ岳の「火山と火山活動」、九頭竜川などの河川による「九頭竜川などの河川のはたらきとその地形」の3つの小テーマ(ジオストーリー)が設定されている。2009年10月に日本ジオパークネットワークへの正会員としての加盟が許された(日本ジオパーク認定)。また、恐竜化石発掘地の露頭は「日本の地質百選選定委員会」が選ぶ日本の地質百選に「ふくい恐竜渓谷」として選定されている[1]。
恐竜・恐竜化石
- 福井県立恐竜博物館 - 日本最大級の恐竜化石博物館
- かつやま恐竜の森(勝山市立長尾山総合公園) - 化石発掘体験等
- 杉山川 - 恐竜化石発掘地、野外恐竜博物館
火山と火山活動
- スキージャム勝山 - 法恩寺山火山の溶岩台地(芳野ヶ原)
- 弁ヶ滝 - 滝壁が溶岩でできている滝
- 御堂之滝・釣鐘岩 - 美しい柱状節理
- 大矢谷白山神社の巨大岩塊 - 経ヶ岳の大規模な崩壊により運ばれてきた岩屑なだれ岩塊
- 池ヶ原湿原 - 岩屑なだれ堆積物が地すべりを起こして形成された低層湿原
- 樫ヶ壁 - 岩屑なだれの末端部分
- 平泉寺白山神社(かおり風景100選)
- 中宮平泉寺参道(日本の道100選)
- Bengadaki.jpg
弁ヶ滝
- Oyadani Hakusan jinjya.jpg
大矢谷白山神社の巨大岩塊
九頭竜川などの河川のはたらきとその地形
温泉
脚注
関連項目
外部リンク
- 恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク - 勝山市
- 恐竜渓谷ふくい勝山ジオパーク - 日本ジオパークネットワーク