AOKIホールディングス

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ファイル:AOKI4434.jpg
枚方宮之阪店 スーパーマーケットの真正面に出店し歩道から手の届くところに商品展示(大阪府枚方市
ファイル:AOKI-Tatomi-Rivercity.JPG
CIの店舗の例 メンズプラザアオキ田富リバーシティ店(山梨県昭和町・2006年12月25日撮影)

株式会社AOKIホールディングス(アオキホールディングス、英:AOKI Holdings Inc.)は、紳士服の販売を主事業とする持株会社である。

概要

主力は紳士服業界第2位の紳士服量販店「AOKI」[注釈 1]

持株会社体制へ移行後は事業子会社株式会社AOKIが運営している。

店舗数

(2015年3月31日現在)

  • 株式会社AOKI
    • ベストスタイリングストア「AOKI」:557店舗
    • SC型ライフスタイルショップ「ORIHICA」:141店舗
  • 株式会社ヴァリック(VALIC)
    • カラオケルーム「コート・ダジュール」:170店舗
    • 複合カフェ「快活CLUB」他:265店舗
  • アニヴェルセル株式会社

沿革

  • 1958年昭和33年)9月 - 長野県更級郡篠ノ井町(現長野市)に洋服の青木を創業。
  • 1965年(昭和40年)7月 - 長野県篠ノ井市に株式会社洋服の青木を設立。
  • 1968年(昭和43年)7月 - 商号を株式会社アオキに変更。
  • 1971年(昭和46年)11月 - オリジナル商品開発に着手。
  • 1975年(昭和50年)4月 - 長野石堂本社ビル竣工。
  • 1976年(昭和51年)8月21日 - アオキファッション販売株式会社を設立[1]
  • 1979年(昭和54年)8月 - 商品管理及び販売情報管理のため、コンピューターシステムを導入、稼動開始。
  • 1980年(昭和55年)7月 - 商号を株式会社アオキファッションに変更[1]
  • 1981年(昭和56年)12月 - イタリアミラノオートクチュールデザイナー アントニオ・フスコと技術提携。
  • 1982年(昭和57年)12月 - 長野南高田店が紳士服専門店ワンフロアの売り場面積が日本最大になる。
  • 1984年(昭和59年)10月 - 毛織産地の愛知県一宮市に商品本部開設。
  • 1985年(昭和60年)9月 - 商号を株式会社アオキインターナショナルに変更し、CI導入(一番下の店舗写真)。
  • 1986年(昭和61年)11月 - 本社を神奈川県横浜市緑区(現 都筑区)に移転。
  • 1987年(昭和62年)4月 - 株式を、社団法人日本証券業協会東京地区協会に店頭売買銘柄として登録、公開。
  • 1988年(昭和63年)8月 - 全店へのPOSレジスター導入。
  • 1989年平成1年)5月 - 東京証券取引所市場第二部に上場[1]
  • 1990年(平成2年)11月 - 横浜港北総本店、メンズ専門店世界最大級の売場面積1,000坪に増床。
  • 1991年(平成3年)9月 - 東京証券取引所市場第一部に上場[1]
  • 1992年(平成4年)10月 - 愛知県尾西市に商品センター開設。
  • 1993年(平成5年)9月 - 東レ帝人との共同開発素材を使用した商品を企画・販売開始。
  • 1994年(平成6年)9月 - 国際羊毛事務局他7社と共同開発、世界初「ウール100%形態安定スーツ」の販売開始。
  • 1995年(平成7年)1月 - 阪神・淡路大震災被災地に防寒ハーフコート10,000着寄贈。
  • 1998年(平成10年)10月 - インターネットホームページ開設。
  • 1999年(平成11年)4月 - デザイナー島田順子と提携。
  • 2000年(平成12年)
  • 2002年(平成14年)
    • 7月 - 株式会社コート・ダジュールが株式会社ヴァリックに商号変更。
    • 10月 - 株式会社ウエディングスを子会社化。
  • 2003年(平成15年)
  • 2004年(平成16年)9月 - 「スーツダイレクト」をトータルコーディネートショップ「オリヒカ」に転換。
  • 2005年(平成17年)
    • 4月 - 株式会社ウエディングスが株式会社ラヴィスに商号変更。
    • 9月 - ゼビオ株式会社から紳士服小売事業(ゼビオメンズ)11店及びメディア小売事業8店を譲受。
    • 10月 - 株式会社トリイを吸収合併。新CIを導入し、シンボルマークが従来の「ミレニアムアース」から現在使用されている「AOKI'」に変更となり、店舗のブランド名も「メンズプラザアオキ」から「アオキ」に変更[広報 1]。アオキに新装する旧トリイ店舗と新規出店のアオキ店舗は、現在の店舗ロゴ「AOKI'」を使用開始。
    • 12月 - 株式会社ラヴィスがジャスダック市場に上場。
  • 2006年(平成18年)
    • 4月 - 商号を株式会社AOKIホールディングスに変更し、事業持株会社化及び社内カンパニー制を導入。商号変更による既存店新装開店に伴い、現在の店舗ロゴ「AOKI'」に順次変更。
    • 8月 - 同業で福岡市の大証2部上場フタタに友好的TOB(株式公開買付け)と株式交換を組み合わせた経営統合を提案するも、フタタはAOKI案に拒否反応を示し、筆頭株主で提携関係にある東証1部上場の同業コナカとの経営統合を選択。
    • 11月 - 本社を東京都港区(アニヴェルセル表参道と同一住所)に移転、横浜市都筑区の旧本社(横浜港北総本店と同一住所)を横浜本社とする。
  • 2007年(平成19年)
    • 4月 - TOBによりカジュアル衣料品販売のマルフルを子会社化、6月には株式交換により完全子会社化した。
    • 11月 - 会社分割によるAOKIカンパニー・オリヒカカンパニー事業の分社化(新設会社:株式会社AOKI・株式会社オリヒカ)、それに伴う純粋持株会社体制への移行、およびジャスダック市場に上場している子会社「ヴァリック」ならびに「ラヴィス」の株式交換による完全子会社化を発表。
  • 2008年(平成20年)
  • 2010年(平成22年)
    • 4月 - 株式会社AOKIが株式会社オリヒカを吸収合併。
    • 10月1日 - 株式会社ラヴィスがアニヴェルセル株式会社に商号変更。
  • 2011年(平成23年)7月 - 本社を神奈川県横浜市都筑区に移転。

関連会社

完全子会社

労働問題

AOKIホールディングスとAOKIとが、同社の組合員に対し、労働組合からの脱退の勧奨や強要などを行っていると、2010年10月に報じられた。同月16日には、全国の70店舗の前で、組合による抗議活動も行われたという。同社の労働組合・「AOKIグループユニオン」は、神奈川県労働委員会に対し、不当労働行為の救済申し立てを行った[2][広報 3]。2011年8月1日、AOKI経営側が組合活動への一連の介入の非を認め、神奈川県労働委員会において労使の和解が成立した。再発防止措置として組合員に対する不利益扱いの禁止、労使間協議の定期実施、強制的に脱退させた組合員の再加入への最大限の協力、本社内での組合事務所設置と組合側の主張を全面的に認める内容となっている[3]

脚注

注釈

  1. 旧称はメンズプラザアオキである[広報 1]

出典

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「nikkei-commerce-yearbook-2003」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  2. AOKI労組「会社が脱退勧奨」、救済申し立て 読売新聞 2010年10月16日
  3. 110811・経営側が組合つぶしを反省/AOKIの争議が解決/労使関係の再構築へ シジフォス UIゼンセン同盟AOKI争議の解決に喜びつつ 2011年08月23日

広報資料・プレスリリースなど一次資料

  1. 1.0 1.1 − さらなる業容の拡大と成長を目指して −「メンズプラザアオキ」から「アオキ」へ新時代の店舗ブランドイメージをアピール「アオキ」のロゴタイプを一新 (PDF) - アオキインターナショナル 2005年9月22日付プレスリリース(2006年1月5日時点でのインターネットアーカイブ)、2015年7月24日閲覧。
  2. メンズプラザアオキのブランドシンボルが変わります。 アオキインターナショナル 2000年2月29日プレスリリース(2001年8月27日時点でのインターネットアーカイブ)、2015年7月24日閲覧。
  3. AOKIグループユニオンに関する一部報道について AOKIホールディングスホームページ 2010年10月18日

外部リンク