スニーカーエイジ
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スニーカーエイジ(We are Sneaker Ages)とは、産經新聞社と三木楽器の主催で1979年から開催されている日本全国の高校・中学校による 軽音楽系のクラブコンテストである。
正式名称は 高校・中学校軽音楽系クラブコンテスト 。
Contents
概要
コンテストは年1回、夏季に開催される予選コンクールと、その予選会から選抜された学校が出場する冬季のグランプリ大会(決勝コンクール)がある。グランプリ大会出場枠は基本的に中学生チーム2組、高校生チーム18組の合計20組[1]。
学校公認の軽音楽系クラブに所属していることが参加資格の条件となるが、同じ学校から複数のグループの参加も認められており、1チームあたり12名が舞台に上がって演奏できる。舞台での演奏だけでなく、観客席での応援も審査され、表彰の対象となる[2]。
歴史
- 1979年に 近畿地区高校・中学校軽音楽系クラブコンテストとしてスタートしている。
- 基本的に毎年開催されているが、1991年のみ開催されていない。
- 2011年より大会名称から「近畿地区」が削除され、全国区での開催になった。
大会スポンサー
(出典:[3] 以下同文)
- 主催 産経新聞社、三木楽器(株)
- 特別協力 (株)廣済堂出版
- 後援 大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県、各府県教育委員会
- 特別協賛 大阪芸術大学グループ各校
- 協賛 (株)ヤマハミュージックジャパン(LM営業部西日本営業課、商品企画部エレクトーン企画課、教室普及部西日本普及課)、ローランド(株)、(株)コルグ、(株)モリダイラ楽器、(株)神田商会、(株)ヤマハミュージックパブリッシング
- 協力 サントリービバレッジサービス(株)
大会規定
- 参加資格は中学校、高等学校(高等専門学校・高等専修学校含む)の軽音楽部、または同好会で、所属する学校の校長や責任教諭から参加許諾を得られる者。参加費有料
- 中学校は複数校による合同チーム編成も認める。
- 参加校 135校(中学15、高校120)先着順
- 出場バンドは1クラブ1チームのクラブ代表チームを編成し、4-12名程度で構成されていること。軽音楽スタイル(ボーカルを含む)であればバンドの形態は問わないが、ドラム・ベースパートの形態がある場合は1つの楽曲につき1名ずつまでとする。
大会スケジュール
- 4月 予選コンクールの規定曲発表 この間に参加校募集
- 6月 予選コンクール参加校に対する説明会
- 7月-8月 規定曲攻略レッスン・セミナー(ボーカル・コーラス・ドラム・ベースの各部門ごとに実施)、サウンドクリニック(レッスン会)
- 8月 予選コンクール(1次予選、準決勝)
- 9月 グランプリ大会(決勝コンクール)出場校に対する説明会
- 11月 グランプリ大会サウンドクリニック(レッスン会)
- 12月 グランプリ大会
予選・準決勝コンクールの流れ
- 毎年8月中旬の9日間開催。(中学校コンクールはこのうちの1日)
予選コンクール
- 大会1-8日目に開催する。
- 演奏・参加順は参加校説明会の実施時に抽選で決定
- 演奏曲は中学は自由曲2曲、高校は規定曲(4曲のうち1曲を選ぶ)と自由曲を各1曲。演奏時間は原則として3分30秒から5分以内(規定曲については指定演奏時間内)
- 各日の参加校の中から「優秀賞」2校は無条件でグランプリ大会(決勝コンクール)に進出。また3・4位校(中学校は3位校のみ)は最終日に行われる準決勝コンクールに回る。5・6位校にも入賞として表彰される。また各日の参加校の応援団の生徒に対する「ベストサポーター賞」の表彰もある。
- 見学は参加校の関係者に対し、1校最大80枚までとする(一般見学は不可)
準決勝コンクール
- 大会9日目に開催する。
- 大会8日目までの3・4位の入賞校を対象とする。(中学校コンクールは3位校のみ)
- 演奏・参加順はそれぞれの予選修了後の抽選とする。
- 演奏楽曲は予選会で演奏した2曲のうち1曲。演奏時間は予選コンクールに同じ。なおメンバー変更は認める。
- この中においての上位2校がグランプリ大会(決勝コンクール)進出。
- 見学は参加校の関係者に対し、1校最大40枚までとする(一般見学は不可)
グランプリ大会(決勝コンクール)の流れ
- 演奏楽曲 自由曲1曲(予選会で演奏した楽曲2曲のうちのいずれか1曲)で4分から5分30秒以内とする。
- 厳正な審査を行い、次の各賞を贈呈する。
- グランプリ(最優秀)1校 賞状・優勝旗・メダル・副賞品
- 準グランプリ(優秀)2校 賞状・トロフィー・メダル
- 大阪府知事賞1校 賞状・盾・メダル
- 大阪府教育委員会賞1校 賞状・盾・メダル
- 大阪芸術大学賞(審査選考委員特別賞)1校 賞状・トロフィー
- ベストサポーター賞(応援団賞)1校 賞状・トロフィー
- ゴールデンスニーカー賞 予選コンクール終了後、全参加校の中から優秀な演奏をした生徒に対して、大阪芸術大学から賞状と副賞として同大学への入学金と初年度の授業料・施設設備費がそれぞれ免除される権利が特典として与えられる。予選コンクール後、対象となる生徒に対し、学校本部から個別に連絡を入れ、グランプリ大会(決勝コンクール)の会場で表彰式を行う。
- 見学は1階席(最前列)と2階席により異なる。
- 1階席 出場校の応援団(概ね各学校72-82名程度)出場校の関係者に対して、抽選で決まった応援団のブロックの席数分(ブロック指定席)とする。途中入退場不可。一般入場不可
- 2階席 一般自由席。途中入退場可。三木楽器各店で無料配布(定員数有)
脚註
- ↑ 第29回 We are sneaker ages中学校大会「優秀校賞」 - 天川村(『広報てんかわ』の2頁目)
- ↑ 中高生の軽音楽コンテスト 和歌山高総合音楽部が決勝へ(2006年10月14日、ニュース和歌山)
- ↑ 第34回大会概要