三教会同
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三教会同(さんきょうかいどう)は、1912年2月25日に、内務次官の床次竹二郎が主導して、神道(13人)、仏教(51人)、キリスト教(7人)の代表、計71人を華族会館に呼び、行われた会同。集まった代表を前に内務大臣の原敬が挨拶した。
決議
- 我等は各其教義を発揮し、皇運を翼賛し国民道徳の振興を図らんことを期す
- 我等は当局者が宗教を尊重し、政治宗教及教育の間を融和し、国運の伸長に資せられんことを望む
神道
仏教
キリスト教
キリスト教界では、日本メソヂスト教会の本多庸一、日本組合基督教会の宮川経輝、バプテストの千葉勇五郎、日本基督教会の井深梶之助、日本聖公会の元田作之進、カトリック教会の本城昌平、日本ハリストス正教会の石川喜三郎が出席。内村鑑三、柏木義円はこれに反対した[1]。
脚注
- ↑ 『日本キリスト教宣教史』
参考
- 『基督教全史』ケアンズ いのちのことば社
- 『日本キリスト教宣教史』中村敏 いのちのことば社
- 『日本プロテスタント・キリスト教史』土肥昭夫 新教出版社
関連項目
外部リンク