幡生機関区

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幡生機関区
基本情報
鉄道事業者 日本貨物鉄道
帰属組織 関西支社
配置両数
機関車 0両
合計 0両
備考 2010年に全車転出
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幡生機関区(はたぶきかんく)は、山口県下関市にある日本貨物鉄道(JR貨物)の機関区および乗務員区所である。運転士の所属だけで機関車の所属はなく、山陽本線・鹿児島本線門司駅構内にあるデッドセクションを通過するために、直流電気機関車と直流交流両用電気機関車の交換が主に行われる。

かつて、山陽本線厚狭駅幡生機関区厚狭派出を擁していた。

所在地

歴史

  • 1920年大正9年)9月10日 - 下関機関庫幡生給水所開設
  • 1942年昭和17年)6月1日 - 下関機関区幡生機関車駐泊所となる
  • 1965年(昭和40年)4月1日 - 下関運転所幡生支所となる
  • xxxx年 - 幡生機関区に改称。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴いJR貨物に継承。
  • 1999年平成11年)4月1日 - 厚狭総合鉄道部の運転検修部門を統合。厚狭派出として幡生機関区の下部組織となる。
  • 2010年(平成22年)3月 - ダイヤ改正に際して厚狭派出廃止。所属車両は門司機関区に転属になった[1]

国鉄時代は下関運転所幡生支所として、貨物用電気機関車が配置されていた。

乗務員乗務範囲

幡生機関区厚狭派出

幡生機関区厚狭派出(はたぶきかんくあさはしゅつ)は、山口県山陽小野田市にかつてあった幡生機関区管下の機関区および乗務員区所である。

所在地

  • 山口県山陽小野田市大字厚狭51-2
    厚狭駅構内、山陽本線と美祢線に挟まれたエリアにあった。
    跡地は中国電力グループのCPCエナジーによる太陽光発電所「厚狭太陽光発電所」となっている。

歴史

  • 1905年明治38年)9月13日 - 下関機関庫厚狭分庫を開設。車両配置を開始。
  • 1908年(明治41年)6月1日 - 厚狭機関庫に昇格。
  • 1925年(大正14年)4月1日 - 下関機関庫正明市分庫厚狭駐泊所に格下げ。車両配置を廃止。
  • 1930年(昭和5年)12月 - 正明市機関庫厚狭分庫に昇格。車両配置を再開。
  • 1933年(昭和8年)5月 - 正明市機関庫厚狭駐泊所に格下げ。車両配置を廃止。
  • 1936年(昭和11年)9月 - 正明市機関区厚狭駐泊所に名称変更。
  • 1948年(昭和23年)1月 - 正明市機関区厚狭支区に昇格。車両配置を再開。
  • 1959年(昭和34年)2月1日 - 厚狭機関区に昇格。
  • 1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化に伴いJR貨物に継承。
  • 1996年(平成8年) - 厚狭総合鉄道部に名称変更。
  • 1999年(平成11年) - 幡生機関区との統合に伴い幡生機関区厚狭派出に名称変更。
  • 2010年(平成22年)3月 - ダイヤ改正に際して廃止。所属車両は門司機関区に転属になった。

配置車両に表示されていた略号

」 - 厚狭を意味する「厚」から構成される。

過去の配置車両

2010年2月25日時点の配置車両。

ディーゼル機関車
500番台1両と800番台4両の計5両。
1500番台7両。

脚注

  1. 交友社 鉄道ファン2010年6月号p.173

参考文献

  • 藤井浩三「中国地方ローカル線建設の歩みと蒸機」『蒸気機関車』NO.37、キネマ旬報社

関連項目