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: 小田原市久野 春夏秋冬<ref>[http://odawara-hakone.keizai.biz/headline/1971/ 小田原箱根経済新聞 小田原の養鶏場「春夏秋冬」で朝の連続ドラマ撮影] 2015年6月16日</ref> - 第68・72・73話 浜田が経営する養鶏場「花鳥風月」
 
: 小田原市久野 春夏秋冬<ref>[http://odawara-hakone.keizai.biz/headline/1971/ 小田原箱根経済新聞 小田原の養鶏場「春夏秋冬」で朝の連続ドラマ撮影] 2015年6月16日</ref> - 第68・72・73話 浜田が経営する養鶏場「花鳥風月」
  
==== ロケ地ギャラリー ====
 
<gallery perrow="3" widths="200" font-size:80%;">
 
File:Agehamasikienden.jpg|揚げ浜式塩田<br />(珠洲市<ref>[http://kankounavi.city.suzu.lg.jp/www/topics/index_spring.jsp 春の珠洲特集ページ] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150427142853/http://kankounavi.city.suzu.lg.jp/www/topics/index_spring.jsp |date=2015年4月27日 }} すず観光ナビネット 2015年4月20日閲覧</ref>)
 
File:Wajima Asaichi.jpg|[[輪島朝市]]
 
File:Wajima City Hall.jpg|輪島市役所
 
File:Oosawa-Magaki Settlement 4.jpg|[[大沢町 (輪島市)|大沢]](外浦村)の間垣
 
File:Shirayone Senmaida 2.jpg|[[白米千枚田]]<br />(オープニング使用)
 
File:Rokkosaki Lighthouse 4.jpg|[[禄剛埼灯台]]<br />(オープニングの空撮)
 
File:Wajima Highschool.jpg|[[石川県立輪島高等学校|輪島高校]]
 
File:Chinatown_in_Yokohama_10.jpg|[[横浜中華街]]
 
File:YamashitakoenJP14Apr05.jpg|[[山下公園]]<ref name="marenayokohama">[http://www.nhk.or.jp/yokohama/mare/map/ NHK横浜放送局「まれ」ご当地サイト「まれ」なYOKOHAMA] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150601072416/http://www.nhk.or.jp/yokohama/mare/map/ |date=2015年6月1日 }} 2015年6月1日閲覧</ref>
 
File:Minatonomieruokapark.jpg|[[港の見える丘公園]]<ref name="marenayokohama"/><br />(正面入口)
 
File:Rinkoh Park 01.jpg|[[臨港パーク]]<ref name="marenayokohama"/>
 
</gallery>
 
 
== あらすじ ==
 
<!-- 外部サイトや書籍からのコピペ・丸写しによる著作権侵害はしないでください。削除の対象となり、投稿者はブロックされる可能性もあります。 -->
 
番組関係者の公式発表では、第1 - 6週を'''能登編'''<ref>[http://www.sankei.com/premium/news/150516/prm1505160025-n1.html 【「まれ」の舞台裏】(8) 子供のような大人のような“不思議な”土屋太鳳、横浜編では「お姉さん」に…周囲を魅了する多彩な表情]</ref><ref>[http://jisin.jp/news/2678/8608/ 土屋太鳳 柳楽優弥は「大人」 『まれ』横浜編で三角関係に!【ドラマ】 ]</ref>、第7 - 17週を'''横浜編'''<ref name="mare_blog_16">[http://www.nhk.or.jp/drama-blog/4440/216258.html NHKドラマスタッフブログ「まれ」#16 さよなら能登!いよいよ横浜へ!!]</ref><ref group="注" name="37_38_noto_story">第7週のうち5月11日放送の第37話は「希の輪島市役所辞職」。翌12日放送の第38話は「横浜へ旅立つ希」が主内容でいずれも能登でのドラマ展開。このため実質的な横浜編のスタートは同月13日放送の第39話以降である。</ref><ref group="注" name="9th_week_story">第9週(49 - 54話)は、2002 - 2003年の年末年始に希が帰省した能登での出来事を描いているため横浜での描写がまったくない。</ref>とするためこれに準ずるほか、第18週以降は再び能登を舞台<ref group="注" name="103_104_yokohama_story">第18週のうち7月27日放送の第103話は「希のマ・シェリ・シュ・シュ退職」。翌28日放送の第104話は「能登への帰郷」が主内容でいずれも横浜でのドラマ展開。このため実質的な能登編(第2部)のスタートは同月29日放送の第105話以降である。</ref>にすることから本項では便宜上、第1 - 6週を'''能登編(第1部)'''、第18週以降を'''能登編(第2部)'''とする。
 
 
=== 能登編(第1部) ===
 
[[1994年]](平成6年)、[[東京都|東京]]で生まれ育った10歳の'''津村希'''は夢を追う父・'''[[#津村徹|徹]]'''に振り回される苦労のため子供ながらすっかり[[夢]]を持つことが大嫌いになり、幼児期に抱いていたケーキ職人への夢を封印する。そして津村一家は父の事業失敗に伴い[[夜逃げ]]同然で能登半島の外浦村に転入。当初は土地の生活になじめず先の生活に不安がよぎった希だったが、居候先の老人'''桶作元治'''の地道な塩田作業に感動し、更に方言を習得する努力をして周囲から認められ、この地で再び幸せな家庭を取り戻す決意を固める。しかし父はほどなく東京へ出稼ぎに行ったきり家に戻らなくなり、希は母・'''藍子'''と弟・'''一徹'''との3人で桶作家に世話になりつつ生活し7年の月日が過ぎる(第1週)。
 
 
[[2001年]](平成13年)、高校3年生になった希は輪島市役所職員を目指しつつアルバイトと家の手伝いで津村家を支える。ある日、東京で夢破れた父が再び姿を現わす。希は父に対し複雑に思う一方、再会した友人・'''[[#紺谷圭太|紺谷圭太]]'''をはじめ純粋に夢を抱く人々に輝きを感じるようになる。交際を申し込んできた圭太から熱く夢を語られ蕁麻疹が出た希は、彼の「やってみなければ分からない」との言葉が気にかかりケーキコンテストに挑むが結果は惨敗。希は審査員の'''[[#池畑大悟|池畑大悟]]'''が発した厳しい言葉を受け止めてケーキ作りは趣味と割り切り、輪島市役所への就職を決める。[[2002年]](平成14年)春、高校の卒業式を終えた希はようやく圭太に告白の返事をしようとするが、彼がすでに友人・'''[[#蔵本一子|蔵本一子]]'''と交際を始めたことを知る(第2 - 3週)。
 
 
希は産業振興課[[#移住定住班|移住定住班]]に配属。移住者から押し付けられるわがままに困惑し、仕事に私情を挟むことへの上司や先輩から苦言を呈され、さらには移住体験ツアー企画運営中に発生した輪島塗業界を揺るがす事件などに四苦八苦する一方、目の前にある熱い思いを応援する仕事にやりがいを覚えていく。そんな中、祖母でパティシエの'''ロベール幸枝'''と初めて出会いケーキ作りの手ほどきを受ける。希が家族のために夢を封印していることやパティシエになる運命を持っていると悟った幸枝は、公務員を辞めてパティシエを志すことを強く勧める。さらに幸枝と和解した藍子からも背中を押された希は「世界一のパティシエ」になる決意をする(第4 - 6週)。
 
 
=== 横浜編 ===
 
輪島市役所を退職した希は、自分の夢の原点でもある5歳時のバースデーケーキを製造販売したと考えられた店で修業するため横浜へ向かう。しかし、その店のケーキを食べ味に納得できない希は採用を辞退。横浜じゅうのケーキを食べ歩いた末にかつて挑んだケーキコンテストの審査員・池畑大悟が営む「'''[[#マ・シェリ・シュ・シュ|マ・シェリ・シュ・シュ]]'''」のケーキに感動し修業先と決める。気難しい大悟は当初弟子入りを断るが、従業員に欠員が出たことから希を1か月の試用ながらも雇用する。しかし自らの[[レシピ|ルセット]]を先輩・'''浅井和也'''へ譲ったことを理由に不合格となり解雇されたうえ、両親の離婚問題を聞きつけて希は帰省。そこで覚悟を決めて新たな道を踏み出した人々を見て再び大悟に修業を乞うため横浜に向かう。大悟は倒産目前にある店の存続を賭けた「[[#料理の巨人|料理の巨人]]」出演で、気弱になっていた自分へ覚悟をさせた希がメレンゲ作りを会得したのを機に本採用する。希はその後修業を重ね数か月後には単独でケーキ作りを任されるまでに成長する。また修業開始と同時期に出会った大悟の長男・'''[[#池畑大輔|大輔]]'''から見初められ、泥酔状態でファーストキスを奪われたことなどから当初彼に悪印象を抱いていたものの紆余曲折を経て惹かれていき交際を決意。しかし、夏の成人式で帰省した希は一子と別れた圭太に心奪われる。希は板挟みの苦悩を経て大輔との交際を解消し、圭太に思いを告げる(第7 - 13週)。
 
 
圭太と両思いになるも「年季明けとなる2年半後まで互いに会わず修業に専念」という彼の提案を受け入れた希は、2006年春に圭太から遠距離結婚前提で求婚され彼の年季明け式後に入籍。同時期にスーシェフへ昇格し、再会した幸枝から庶民性が客の心を惹きつけていると評されるとともに自分の作りたいケーキを探求するよう助言される。その矢先に嫌悪感を抱かれていた一子から人生の成功を賭けたスイーツ対決を持ちかけられ、結果は安くて美味しいをコンセプトとした一子の勝利となるものの立ち会った大手コンビニチェーン部長は希の作ったスイーツを評価。対決後に2人は和解する(第14 - 16週)。
 
 
2007年5月、希は大悟からフランスでの修業を打診される。一方、事業を立ち上げるまでに成功した徹は横浜で藍子との新たな生活準備を始めるが、融資保証人が粉飾決算で逮捕されたことから資金繰りに詰まり自己[[破産]]を選択する。そんななか、圭太が過労で倒れた連絡を受け能登に駆けつけた希は、弥太郎の入院に伴い圭太がトラブル解決に奔走していたことを初めて知る。希の機転で回復した圭太からも渡仏を是認されるが、混濁する現場を察した希はパティシエ修業を中断し能登への帰郷を決断する(第17週)。
 
 
=== 能登編(第2部) ===
 
大悟は憤り希の決意を受け入れなかったが、妻・'''輪子'''に説得され退職を認め、はなむけに自身が長年愛用するナイフを贈る(第18週)。
 
 
帰郷した希は、次期紺谷漆器当主の女将修業に専念。同じく藍子とともに能登に戻った徹は、希の反対をよそに希のケーキ店開業を企画していく。しかし、時期同じくして元部下から脅迫を受け、多くの社員とその家族を不幸にしたことに気付いた徹は失踪。残された手紙と企画書から徹の本心を知った希は資金の調達に苦労しながらも「プチ・ソルシエール」を開業する。オープン初日は完売するほどの盛況を見せるが、間もなく赤字に陥る。希は店舗運営に試行錯誤する中、2008年1月1日に双子の妊娠が判明し産休により店を一時閉店、同年8月10日に'''匠'''と'''歩実'''を出産する。育児と仕事の両立に悩みながらも周囲の協力により態勢を整えて11月に店舗を本格再開後、かつて来店した旅行客のブログに紹介されたことがきっかけで売り上げは徐々に伸びていく(第19 - 22週)。
 
 
2015年4月に希と圭太の一家は桶作宅に転居し、匠と歩実は小学校に入学。「プチ・ソルシエール」に雇ったアルバイト店員・'''沢沙耶'''との出会いにより希は「世界一のパティシエ」という自身の目標を思い出す。育児を通して能登帰省後の8年は無駄な経験でないと確信を持った希は、目標への腕試しとして地元ローカル番組が主催するコンクールに挑戦するが落選。横浜時代の先輩である審査員の'''矢野陶子'''からブランクを経た現状を酷評され苦悩の末に母親をテーマに新たなケーキを次回コンクール用に完成させるが、相撲大会に挑む子供たちの応援を選択しコンクールを放棄する。しかし沙耶により未完成作品がコンクール会場に持ち込まれ、結果は失格ながらも最高得点を博す(第23 - 24週)。
 
 
陶子から話を聞いた大悟が突然能登を訪れる。希の様子を確認し能登の食材を研究した大悟は、希を世界パティシエコンクールにエントリーする。出場準備が整った希は店のブログに届いた徹からの応援コメントを読み、複雑な思いを胸に後日コンクールへ向かう。そして会場で大悟も参戦することを知らされた希は、競技終了直前に大悟から徹に関する重大な話を聞かされ予定外の作品を作り出す。結果は大悟が優勝し希は5位。大悟が希の結果を讃称する中、幸枝が現れ2人の健闘を称える。そして希に対し以前諭した「自身が作りたいケーキ」に到達していると評価する。能登に戻った希は、圭太との結婚式と自身ならびに匠・歩実の誕生日を祝うことになるが、祝典準備の最中に徹が8年ぶりに現れる。言葉に詰まる徹に対して希は「家族は一緒に居るだけで良い」と抱きしめ、一徹・藍子もそれぞれの思いをぶつけ徹を受け入れる。そして結婚式本番、花嫁衣装を身にまとった希は、参列した能登の人々に感謝を述べ、これからも大きな夢に向かって行くことを誓う。物語は自身の店でケーキを作り続ける希の姿で幕を閉じる(第25 - 26週)。<!-- 冗長な記述は控えましょう。 -->
 
 
== 登場人物 ==
 
=== 主人公 ===
 
; 津村希(つむら まれ)→紺谷希<ref group="注" name="mare_kontani">第85話よりクレジット表記を変更。</ref>(こんたに まれ)
 
: 演 - [[土屋太鳳]]<ref group="注">データ放送では、初回放送から土屋の名前だけが表示され、子供時代を演じる渡邊及び松本への名前変更はない。</ref>(5歳時:[[渡邉このみ]]<ref>{{Cite web |url=http://www.watanabepro.co.jp/mypage/70000001/ |title=渡邉このみ |publisher=渡辺プロダクション |accessdate=2015-04-01}}</ref> 少女期<ref>{{Cite web|url=http://www.o-keel.co.jp/actress/ramu_matsumoto|title=松本来夢|publisher=オフィスキール|accessdate=2015-04-01}}{{リンク切れ|date=2018年3月 |bot=InternetArchiveBot }}</ref>:[[松本来夢]]<ref>{{Cite web |url=http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/03/09/kiji/K20150309009947600.html |title=土屋太鳳「まれ」オープニングでダンスも披露「気持ちを表現」|publisher=スポーツニッポン |date=2015-03-09|accessdate=2015-03-31}}</ref>)
 
: 本作のヒロイン。[[1983年]](昭和58年)[[8月10日]]生まれ。2006年春に[[#紺谷圭太|紺谷圭太]]と入籍<ref group="注" name="85th_story">第85話。</ref>。2008年8月10日に双子の長男と長女を出産<ref group="注" name="129th_story">第129話。</ref>。
 
: 性格面では何事にも計画的{{Refnest|group=注|市役所を辞めパティシエを目指した際(第38話)や一流パティシエならびに結婚への道(第63話)などチャート図式化する<ref>[http://www.nhk.or.jp/mare/special/0609_2.html NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP 希の人生計画!? 一流パティシエへの道+結婚への道] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150611165813/http://www.nhk.or.jp/mare/special/0609_2.html |date=2015年6月11日 }}</ref>。}}かつ生真面目で「地道にコツコツ」をモットーにし、自分よりも他人のために頑張る気性の持ち主<ref>{{Cite web |author=[[木俣冬]] |date=2015-07-11 |url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150711/E1436548066415.html |title=未熟、まったく未熟、とことん未熟「まれ」89話 |work=エキレビ! |publisher=[[エキサイト]] |accessdate=2015-07-21}}</ref>。しかし想いが強過ぎて時に相手から嫌われ反発されることもある{{Refnest|group=注|陶子からは「正しすぎて気持ち悪い」と言われる(第58話)<ref>{{Cite web |author=木俣冬 |date=2015-06-05 |url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150605/E1433432808301.html |title=正しすぎて気持ち悪い「まれ」58話 |work=エキレビ! |publisher=エキサイト |accessdate=2015-07-21}}</ref>。一子のキャバクラ勤めが借金によるものと思い込み貯金通帳を手渡そうとしてより反発される(第93話)<ref name="excite716">{{Cite web |author=木俣冬 |date=2015-07-16 |url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150716/E1436980519759.html |title=光に当たったら死んじゃう生き物だっているんだよ「まれ」93話 |work=エキレビ! |publisher=エキサイト |accessdate=2015-07-21}}</ref>。}}。
 
: 5歳の誕生日に父が購入したバースデーケーキに乗っていた[[#魔女姫|魔女姫人形]](キッチンウイッチ)を常に大事に持ち歩く。同時にバースデーケーキが「家族の幸せ」の象徴であったことから幼少時はケーキ職人になることを夢見ていたが、父・徹の博打的な生き様に振り回されるうち他人の夢に対しても蕁麻疹が出るほどまでに夢に対して複雑な思いを持つようになる<ref>{{Cite web |url=http://www.nhk.or.jp/mare/special/voice.html |accessdate=2015-04-16 |title=太鳳ボイス |publisher=NHK |date=2015-04-11 |archiveurl=http://archive.is/Qvjy3 |archivedate=2015-04-16}}</ref>。
 
: 小学5年生の夏に夜逃げ同然の形で[[#津村徹|父(徹)]]・[[#津村藍子|母(藍子)]]・[[#津村一徹|弟(一徹)]]と共に[[#外浦|外浦]]村へ転入。当初は[[能登弁]]が不慣れであったが、[[#蔵本一子|蔵本一子]]との口論の中で流暢に話せるようになる。以後、一子を始めとする生まれたときからの幼馴染である同い年の5人組(紺谷圭太・[[#寺岡みのり|寺岡みのり]]・[[#角洋一郎|角洋一郎]]・[[#二木高志|二木高志]])に加わる形で家族ぐるみ<ref group="注">ただし、二木高志の家族は、ドラマ内では全く登場していない(第4話の家族紹介の場面で「まだ一言も喋っていない影の薄い高志は、家族も影が薄いのでまだ登場しておりません」とナレーションがあるだけ)。</ref>の親しい友人になる。
 
: 2001年には家計を支えるためにアルバイトを掛け持ちする高校3年生となり、金沢で開催されたロールケーキ甲子園北陸大会に参加するが、結果は敗退。高校卒業後の2002年4月に[[地方公務員]]になり、輪島市役所産業振興課[[#移住定住班|移住定住班]]へ配属される。
 
: 就職から半年後、[[#ロベール幸枝|祖母・幸枝]]との出会いを機に世界一のパティシエを目指すため輪島市役所を辞め<ref group="注">第38話。</ref>、横浜に向かい[[#池畑大悟|池畑大悟]]がオーナーパティシエの「[[#マ・シェリ・シュ・シュ|マ・シェリ・シュ・シュ]]」で1か月の試用という条件ながら修業を開始する<ref group="注">第40話。</ref>。クリスマスケーキのルセットを譲ったことを理由に一度不採用となるが<ref group="注" name="48th_story"/>、後に本採用合格になる<ref group="注" name="60th_story"/>。2006年春、[[#矢野陶子|矢野陶子]]退職により大悟からスーシェフを任命される<ref group="注" name="79th_story">第79話。</ref>。パティシエとしては味覚が非常に敏感{{Refnest|group=注|最初に指摘したのは[[#浜田|浜田]]であるが(第73話)、エピソード的には5歳時に食べたバースデーケーキを製造した店で当初は修業しようとしたが味に違和感があったことから辞退(第39話)。食材候補として送られたサンプルの[[アーモンド]]で高価格かつ高品質を言い当てる(第67話)。高級フレンチレストランで供されたデザートの[[イチゴ]]を能登産と断定する(第69話)・カカオ77%と48%のチョコレートを調合させ64%の味を作り出す際に試食し決定を下す(第84話)など事欠かない。また大悟も絶大的信頼をしており、新作ケーキの試食で酸味が足りないと指摘され作り直す(第98話)。}}な反面、美的センスが貧乏臭く幼稚で洗練されていないことから2007年5月に大悟からフランス修業を勧められる<ref name="97th_story">{{Cite web |author=[[木俣冬]] |date=2015-07-21 |url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150721/E1437412924647.html |title=もしかしてだけどツッコまれたいんじゃないの「まれ」97話 |work=エキレビ! |publisher=[[エキサイト]] |accessdate=2015-07-24}}</ref>。しかし、圭太をそばで支えたいという気持ちからパティシエ修業を一時中断して「マ・シェリ・シュ・シュ」を退職し<ref group="注" name="103rd_story">第103話。</ref>、紺谷漆器の女将修業を開始するも同年11月11日に自らオーナーパティシエを務めるケーキ店「[[#Petite Sorciere|プチ・ソルシエール]]」を開業する<ref group="注" name="124th_story"/>。以後はパティシエと女将修業を並行するが、周囲の協力により2015年には女将の仕事を免除される。
 
 
=== 能登・外浦の人々 ===
 
==== 津村家の人々 ====
 
; {{Anchors|津村徹}}津村徹(つむら とおる)
 
: 演 - [[大泉洋]]
 
: 希の父。[[1957年]](昭和32年)8月10日生まれ<ref group="注">第54話 徹が藍子へ渡した離婚届から確認。</ref>。家族を思う気持ちは強いもののデカイ夢をモットーに一攫千金で儲けようとする山師的な考え方で、過去に何度も職を変えたり事業を始めては失敗している。
 
: 外浦村に転入から2年目の秋に腰を痛めて塩田作業が出来なくなったことを家族に伏せ数か月の予定で東京へ出稼ぎに行き、そのまま友人とIT事業を始めるものの失敗し多額の借金が残る。返済後の2001年に6年ぶりの帰宅で家族と再会。2002年より輪島市役所へ派遣清掃員として勤務する一方で経営コンサルタントである[[#安西隼人|安西隼人]]との出会いに触発され、貝殻ビジネスや幸枝のフレンチレストラン開業計画に便乗しようとしては計画倒れになる。
 
: 2002年のクリスマスに夢を捨て村に馴染む覚悟をするが、藍子から反対され離婚を切り出される。直後に上述する友人が東京で起業したWEB制作会社「[[#LIVE GATES|LIVE GATES]]<ref group="注">第75話 社名を確認。</ref>」への就職の誘いを受け、[[2003年]]1月に「3年後藍子へ改めてプロポーズする」と誓い渋々ながら離婚<ref group="注" name="tohru_aiko_rikon">第75話 ただし、離婚届は役所に提出していないため実態は遠距離別居婚である。</ref>に合意した上で就職<ref group="注" name="54th_story"/>。その後は希と[[#天中殺|天中殺]]2階で同居<ref group="注" name="56th_story"/>。マ・シェリ・シュ・シュが倒産の危機に瀕した際には取引先の雑誌記者に取材依頼をしたり<ref group="注" name="56th_story"/>、同店の[[ホームページ]]を制作するなど協力する<ref group="注" name="61st_story">第61話。</ref>。
 
: 2006年には自身が企画したグルメサイト「まいもんネット」の成功により「LIVE GATES」から独立し「[[#@ my dream|@ my dream]]」を起業<ref group="注" name="88th_story">第88話。</ref>。藍子へ再プロポーズする<ref group="注" name="90th_story">第90話。</ref>。2007年5月に「@ my dream」の融資保証人である安西が粉飾決算で逮捕されたことから、人生2回目の[[自己破産]]を選択し会社を清算<ref group="注" name="100th_story">第100話。</ref>。藍子と能登へ戻り希のケーキ店開業を計画するが<ref group="注" name="116th_story"/>、「@ my dream」元社員[[#山口|山口]]の話を受け<ref group="注" name="119th_story">第119話。</ref>失踪する<ref group="注" name="120th_story">第120話。</ref>。
 
: 2015年、[[埼玉県]][[所沢市]]で派遣清掃員の仕事をしていた際に大輔と遭遇するが、再び失踪する<ref group="注" name="148th_story">第148話。</ref>。しかし'''貝殻おじさん'''のハンドルネームで「プチ・ソルシエール」のブログに書込みをしたほか<ref group="注" name="151st_story">第151話。</ref>、山本の偽名<ref group="注">藍子の旧姓でもある。</ref>で派遣清掃員として世界パティシエコンクール日本予選会場に現れるも大悟と遭遇したことから3度目の失踪をする<ref group="注" name="152nd_story">第152話。</ref>。だが自身58歳の誕生日となる同年8月10日に能登へ帰郷する<ref group="注" name="156th_story">第156話。</ref>。
 
; {{Anchors|津村藍子}}津村藍子(つむら あいこ)
 
: 演 - [[常盤貴子]](幼少期:[[采沢真実]])
 
: 希の母。旧姓は山本<ref group="注" name="yamamoto">第32話 藍子が母に宛てた招待状で確認。</ref>で1957年6月9日生まれ<ref group="注">第75話 徹と藍子の離婚届から確認。</ref>。明るく人懐こい性格で、地域の人々ともすぐに打ち解ける。若い頃は引越し屋やヒーローショーの着ぐるみ出演などをしていたこともあり、見かけによらず力持ち。[[ダーツ]]で能登への移住を決めるなど大胆な面がある。
 
: 小学生時代に母が渡仏し戻らなくなった後に父が別の女性と再婚し家に居づらくなったことから、高校卒業後より一人暮らしを始めた。このため独身時代は暗く孤独であったが、[[1980年]]([[昭和]]55年)に強くなりたい思いで通っていた[[ボクシングジム]]の出入り業者であった徹と出会い、彼の大きな夢を聞くのが楽しくなり交際を経て結婚。
 
: 徹に対しては、呆れるそぶりを見せながらも夢に賭ける姿が好きで見守り支える。出稼ぎから6年ぶりに家へ戻った際には愛想が尽き離別を言い渡すも、夢半ばで諦める徹についての不満を吐露。さらに出稼ぎの真相と徹がプロポーズの言葉を気にし続けていることも知り、徹を許し家族として再び受け入れる。
 
: 母・幸枝と夫の生き様から子供たちには夢見ることを反対してきたが、母と2002年に再会し紆余曲折を経て長年の蟠りが氷解したことで考えを改め、希の転職を認め快く送り出す。
 
: 2003年1月、能登に根ざして生きる「土の人」になる願望と徹を離れて応援することが最善と考えて離婚<ref group="注" name="54th_story"/><ref group="注" name="tohru_aiko_rikon"/>。紺谷漆器でアルバイトを始める<ref group="注" name="58th_story">第58話。</ref>。2006年に徹が再プロポーズした際に離婚届を提出していなかったことを謝罪する<ref group="注" name="90th_story"/>。同年夏横浜へ移り徹・希とともに暮らすが<ref group="注" name="94th_story">第94話。</ref>、翌2007年には徹が2度目の自己破産をしたため再び能登へ戻る<ref group="注">第102話。</ref>。
 
; {{Anchors|津村一徹}}津村一徹(つむら いってつ)
 
: 演 - [[葉山奨之]](4歳時:[[杉園啓仁]]<ref>[http://www.theatre.co.jp/talenttop タレント紹介|テアトルアカデミー]タレント出演情報より。2015年4月1日閲覧。</ref> 幼少期:[[木村聖哉]]<ref>{{Cite web |date=2015-03-29 |url=http://ameblo.jp/hirata-beans/entry-12006833811.html |title=木村聖哉 出演情報 |work=HIRATA BEANS Official Blog |accessdate=2015-03-29}}</ref>)
 
: 希の1歳年下の弟。外浦村に引っ越してからすぐに友人ができ[[能登弁]]にも慣れ親しむ。冷静沈着で客観的な性格であり、6年ぶりに徹と再会した際には不甲斐なさに内心は憤りながらも表向きは親切に接する。また2度目の失踪を決めた徹を引き止めなかったことに後悔し、大輔からの目撃情報を受けて自身で捜索を行うほか、「プチ・ソルシエール」のブログに希がコンクールへ挑戦する内容を[[アップロード|アップ]]し、徹からコメントが入るよう仕向ける<ref group="注">第149 - 150話。</ref>。
 
: 2001年の時点では、姉たちと同じ高校に進学し野球部の戦略担当をする。移住体験ツアー参加者の高槻との出会いを機にアルバイトで貯めた金で中古[[パーソナルコンピュータ|パソコン]]を購入し、[[インターネット]]に傾倒していく。高校卒業後は大学に進学せずデイトレーダーとして生計を立て<ref group="注">3年後に上手くいかなかったら能登での就職が条件。</ref>、希の同級生である寺岡みのりと結婚を宣言<ref group="注" name="51st_story">第51話。</ref>。2003年春に入籍。2007年、妻の妊娠と元治の現役引退宣言をきっかけに元治の製塩業を継承する<ref group="注" name="114th_story"/>。
 
; {{Anchors|寺岡みのり}}寺岡みのり(てらおか みのり)→津村みのり<ref group="注">第72話 クレジット表記を変更。ただし、松田佑貴による副音声解説ならびに第73話のクレジット表記では旧姓とされた。</ref>(つむら みのり)
 
: 演 - [[門脇麦]](幼少期:[[水野あやめ]])
 
: 希の同級生。子供の頃から言葉を滅多に発さない高志の言いたいことを読み取り通訳代わりをする。高校卒業後は「奥能登[[農業協同組合]]」に就職し、2007年時点では輪島支店貸付課に所属<ref group="注">第122話 みのりの名刺より確認。</ref>。普段の穏やかな性格とは一変し、客への審査が厳しいことから「'''融資の鬼'''」の異名を持つ<ref group="注" name="122nd_story">第122話。</ref>。
 
: 地元で結婚し家庭を持つことを夢見ており、高校生だった一徹と密かに交際し、2002年の大晦日に彼の卒業と同時に結婚することを宣言する<ref group="注" name="51st_story"/>。当初は両親らから反対を受けるが、過去に[[流産]]経験がある母を思いやり「9人子供を産む」決意をしたことを打ち明け説得する<ref group="注" name="53rd_story">第53話。</ref>。2003年春に入籍し一徹の妻になる。このため希の義妹になる<ref group="注" name="72nd_story"/>。2007年、第1子を妊娠<ref group="注" name="113rd_story">第113話。</ref>。同年12月に徹志を出産<ref group="注" name="127th_story">第127話</ref>。
 
: スピンオフ前編『僕と彼女のサマータイムブルース』の時には、第2子を妊娠していた。
 
; 津村徹志(つむら てつし)
 
: 演 - [[高橋來|髙橋來]]<ref>{{Cite web |url=http://www.theatre.co.jp/talent/6820.html |title=髙橋 來 |publisher=テアトルアカデミー |accessdate=2015-08-26}}</ref>(10ヶ月<!--原文ママ-->:三上颯太<ref name="ta0826">{{Cite web |url=http://www.theatre.co.jp/activity |title=タレント出演情報 |publisher=テアトルアカデミー |accessdate=2015-08-26}}</ref>)
 
: 第127話より登場。一徹とみのりの長男。匠・歩美兄妹の[[いとこ]]で希の[[甥]]。2007年12月18日生まれ<ref group="注">第127話 命名書より。</ref>。
 
; {{Anchors|ロベール幸枝}}ロベール幸枝(ロベール ゆきえ)
 
: 演 - [[草笛光子]]
 
: 第29 - 36・88 - 90・153話に登場。希の祖母ならびに藍子の母で有名パティシエ。ジュリアンと再婚したためロベール姓であり、旧姓は山本<ref group="注" name="yamamoto"/>。
 
: 若年期に世界一のケーキを作る夢を抱き[[フランス]]でパティシエ修業をするが、恋に落ちて結婚し帰国。藍子誕生後は家事育児に専念するが、元の修業先から呼ばれて夢を諦めきれずに家族を置いて再渡仏。その後フランスで自らの店を開店する。またフランス修業時代の大悟が弟子入りしたため師弟関係にある<ref group="注" name="88th story">第88話。</ref>。
 
: このため藍子とは不仲となり、婚約の報告を受けたことを機に和解の兆しが見えたものの結婚披露宴を当日になって仕事を優先して欠席したため憤った藍子から親子の縁を切られる。
 
: 2002年に挫折し店を畳んで外浦を訪れ徹・藍子と20年以上の時を経て再会。孫の希・一徹とは初めて対面する。能登を気に入りフレンチレストランの開業を検討するが、希との交流や[[#魔女姫|キッチンウィッチ(魔女姫人形)]]との再会を経て、藍子に母としての素直な思いを伝えたことでパティシエとして復帰する気力を取り戻す。
 
: 2006年には一時帰国し「マ・シェリ・シュ・シュ」を、2015年には世界パティシエコンクール日本予選会場を訪れる。
 
; ジュリアン
 
: 演 - [[サントス・アントワーヌ]]{{Refnest|group=注|俳優ではなく本職はパティシエである<ref name="mare_blog_16"/><ref>[http://www.ecolecriollo.com/ フランス人パティシエ サントス・アントワーヌの洋菓子店 エコール・クリオロ公式HP]</ref>。}}
 
: 第36話に登場。幸枝の夫。フランス人で帰国した幸枝を追いかけて来日し津村家と初対面。その際に幸枝が20年前の結婚披露宴招待状を今でも宝物にしていることを津村家に明かす。
 
 
==== 桶作家の人々 ====
 
; 桶作文(おけさく ふみ)
 
: 演 - [[田中裕子]]
 
: 元治の妻。1994年当時は既に[[塩田]]農家であったが、かつては[[民宿]]も営んでいたことから周囲に勧められ渋々ながら家賃の支払いや塩田でのアルバイトを条件に宿無しだった津村家を引き受ける。当初は淡白な態度を示すが7年後には実の家族を凌ぐほどの絆を構築する。
 
: 意地っ張りな性格で自分の生きる場所は自分で守ることを信念とする。高校時代の希と圭太が付き合うかどうかで村中で[[賭博|賭け]]となった際には「一番儲かる」という理由で[[胴元]]になったり<ref group="注">第92話 スイーツ対決でわんこ(一子)と希のどちらが勝つかで秘密のキノコの場所を賭けるシーンなど。</ref>、息子家族への宿泊費や津村家の再入居に[[敷金]][[礼金]]を請求するなど金銭に対してはドライな面を持つ。
 
: 18歳の時に元治と結婚<ref group="注">第53話 文自身が発言。</ref>。ただし、結婚に至るまで、かおる(4代目紺谷弥太郎)を含めた[[三角関係]]になったことから「[[ファム・ファタール|魔性の女]]」と外浦の人々から称されたこともある。
 
; 桶作元治(おけさく がんじ)
 
: 演 - [[田中泯]]
 
: 文の夫。普段は寡黙で代々伝わる塩田での塩作りに精を出しているが、夏祭りが近づくと性格が豹変して祭りのことしか考えなくなる。
 
: かおるの見合い相手であった文を奪い結婚した過去を持つ。
 
: 2007年、製塩業から現役引退することを宣言する<ref group="注" name="109th story">第109話。</ref>。
 
; 桶作哲也(おけさく てつや)
 
: 演 - [[池内博之]]
 
: 第19話より登場<ref group="注">哲也はこれ以前に桶作家へ電話をかける設定がある。</ref>。文と元治の息子。東京で生活をしている。会社を[[リストラ]]された1年後の2002年4月に妻と娘2人を連れて帰省。その夜に塩田を潰して[[カフェ]]を開く話を元治と文に持ちかけるが、猛反対された上に妻子の本心が2人に知れ険悪となり実家を追い出される。その後、希の文・元治に対する思いやりを知ったことや文の信念を見習い、再び東京でやり直すことを決める。
 
; 桶作しおり(おけさく しおり)
 
: 演 - [[中村優子]]
 
: 第19話より登場。哲也の妻。外浦への移住や義親との同居に乗り気ではないが哲也のために猫をかぶり、同じく移住を不満がる娘たちを文に甘えさせ同居をせがむよう命ずる。しかし元治と文への説得が上手くいかず、その原因として津村家を邪魔者扱いする。
 
; 桶作友美(おけさく ともみ)
 
: 演 - [[恒松祐里]]
 
: 第19話より登場。哲也・しおりの長女。2002年時点では高校2年生。
 
; 桶作麻美(おけさく あさみ)
 
: 演 - [[浜辺美波]]
 
: 第19話より登場。哲也・しおりの次女。2002年時点では中学2年生。
 
 
==== 蔵本家の人々 ====
 
; {{Anchors|蔵本一子}}蔵本一子(くらもと いちこ)
 
: 演 - [[清水富美加]](幼少期:[[愛川あおい]])
 
: 希の同級生。本心と異なることを話すときは、必ず手を[[じゃんけん|グー]]にする癖がある。
 
: 能登での暮らしを嫌って東京に憧れを抱き、2001年夏の高校3年時にモデル事務所スカウトマンの勝浦マコトに声をかけられて以来、上京を目指したびたびモデルオーディションを受けるが合格には至らず、内心ではライバルたちのレベルの高さに自信を無くし、[[理美容|理容]]学校に通いながら地元で留まり続ける。また高校卒業とほぼ同時期に、希に返事を保留されている圭太に告白して交際を始め、希には事後通告する。
 
: 夢を実現させるために行動を起こしたみのりに触発され、2003年初頭に親戚がいる[[大阪府|大阪]]へ移住し<ref group="注" name="54th_story">第54話。</ref>[[アパレル産業|アパレル]]店員<ref group="注" name="apparel_jittai">第87話 「アパレルで働いとった」と一子自身が発言。しかし実態は小売店([[ブティック]])である。</ref>になる。同時に圭太へは別れを告げるものの彼の希望で交際は継続し[[遠距離恋愛]]になる。しかし大阪での生活が楽しくなり互いに価値観や考え方でズレが顕著となり、破局する<ref group="注" name="72nd_story"/>。やがて大阪出身者が店長<ref group="注">第87話 閉店後に「店長は大阪帰ってんけど」と一子が言及。</ref>を務める東京のアパレル店スタッフになるが<ref group="注" name="80th_story"/>、半年で閉店したため失職。その後も東京に残留し、再びモデルを目指すも挫折。生活のため[[源氏名]]「ありさ」で[[キャバクラ]]「Belle de jour<ref group="注">[[1967年]]のフランス・[[イタリア]]合作映画『[[昼顔 (1967年の映画)|昼顔]]』の原題。</ref>」に勤務する<ref group="注" name="87th_story"/>。しかし2006年春にはファッションをテーマにした自身の[[ブログ]]を開設し引き続きアパレル業界勤務を装い、さらに同年夏頃からはスイーツブログ「[[#わんこのスイーツ工房|わんこのスイーツ工房]]」を開設<ref group="注" name="90th_story"/>。「マ・シェリ・シュ・シュ」を酷評・挑発しカップスイーツ対決を申し込み、勝利によってブログ書籍化・菓子商品化・CM出演などを目論む。しかし出来レースによる勝利を自ら手放したため結果的には失敗する<ref group="注" name="96th_story">第96話。</ref>。2007年5月帰郷し<ref name="97th_story"/>、以後は東京でフリーライターとして活動<ref group="注" name="103rd_story">第103話。</ref>を始め、取材等で頻繁に能登に戻るようになる。
 
: 希に対しては、転入したばかりの頃に質問攻めをするが期待はずれな答えをすることからよそ者扱いする。高校時代以降には仲の良い友人になるが、交際中の圭太が希の言動に影響を受け共感する様子に苛立ちを感じるようになる。さらに圭太との破局後は希に対する嫌悪感が強まる{{Refnest|group=注|「嫌い」と直接言う(第76話)。希の一子への思いやりにも反発して攻撃する<ref name="excite716" />など。}}が、それは愛憎半ばする複雑な想いによることをスイーツ対決後に明らかにする<ref>{{Cite web |author=木俣冬 |date=2015-07-18 |url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150718/E1437148371620.html |title=毎日こういうのが見たいな「まれ」95話 |work=エキレビ! |publisher=[[エキサイト]] |accessdate=2015-07-21}}</ref><ref>{{Cite web |author=木俣冬 |date=2015-07-20 |url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150720/E1437321846865.html |title=こうやってひとは思考停止していくのだろうか「まれ」96話 |work=エキレビ! |publisher=[[エキサイト]] |accessdate=2015-07-21}}</ref>。以後は友情が復活し、希の帰郷後も連絡を取りあい何かとアドバイスをする<ref group="注" name="109th_story">第109話。</ref>。
 
: 『まれ また会おうスペシャル後編 一子の恋』では、25年間自身に想いを寄せていた洋一郎との関係に一応の決着を付け、物語終盤に[[ソーシャルネットワークサービス|SNS]]「フェイスノート」<ref group="注">洋一郎が仁子(後述)と知り合うきっかけとなった、SNS。</ref>で婚活を始めようとしていた。
 
; {{Anchors|蔵本はる}}蔵本はる(くらもと はる)
 
: 演 - [[鈴木砂羽]]
 
: 一子の母。[[美容師]]で[[美容所|美容院]]「[[#サロン はる|サロン はる]]」を経営。東京への憧れから上京を画策する一子を危惧し、なんとか家業を継がせようとするが、一方で娘の意志を尊重し、東京での挑戦を応援する<ref group="注" name="97th_story">第97話。</ref>。
 
: 後述するコーラス・グループ「[[#うみねこ座|うみねこ座]]」のリーダーでもある。
 
; 蔵本浩一(くらもと こういち)
 
: 演 - [[篠井英介]]
 
: 一子の父。恐妻家で何事もネガティブに捉える悲観的性格の持ち主。家業をほとんどはるに任せているいわゆる「[[髪結い]]の亭主」で、真人・慎一郎と共に「サロン はる」などにたむろしては雑談をしている。一子に対しては心配しつつ、父親として無条件に褒め称え肯定する<ref group="注" name="97th_story" />。
 
 
==== 寺岡家の人々 ====
 
; 寺岡みのり(てらおか みのり)
 
: [[#津村家の人々|津村家の人々]][[#寺岡みのり|津村みのり]]を参照。
 
; 寺岡真人(てらおか まこと)
 
: 演 - [[塚地武雅]]([[ドランクドラゴン]])
 
: みのりの父で村一番の愛妻家。郵便局員であるが兼業農家も営む。
 
: みのりと一徹の結婚宣言に当初は激怒し猛反対するが、みのりが結婚を急ぐ理由を知り最後は泣く泣く承諾する<ref group="注" name="53rd_story"/>。
 
; 寺岡久美(てらおか くみ)
 
: 演 - [[ふせえり]]
 
: みのりの母。家業となる兼業農家で農作業の他、桶作家で塩田作業の手伝いもしている。
 
: みのりの結婚に当初は反対するが、上述する思いやりを知り承諾する<ref group="注" name="53rd_story"/>。
 
 
==== 角家の人々 ====
 
; {{Anchors|角洋一郎}}角洋一郎(かど よういちろう)
 
: 演 - [[高畑裕太]](幼少期:[[大嶋康太]])
 
: 希の同級生。1983年11月生まれ<ref group="注">第72話 夏の成人式で「なんで俺だけジュース?」に対して「11月生まれなんだから」とみのりが言及。</ref>で相撲が得意。高校3年時には野球部に所属。卒業後は漁師になり父の元で働く。
 
: 幼少時以来一子にずっと片思いし、上京を望む彼女を引き止めようとする。一子が圭太と交際を始めても変わらず彼女を思い続けて2人の親密ぶりに嫉妬し、圭太が一子を傷つける行為をした際には激怒し殴りかかる<ref group="注" name="48th_story">第48話。</ref>。一子が2006年にブログを開始した際には'''Fishマン'''の[[ハンドルネーム]]でマメにコメント投稿する<ref group="注" name="86th_story">第86話。</ref>。同年春、旅行時にキャバクラで一子と再会<ref group="注" name="87th_story">第87話。</ref>した際は、心配して東京の一子宅に転がり込み帰郷を説得する<ref group="注" name="92nd_story">第92話。</ref><ref group="注" name="93rd_story">第93話。</ref>など、一貫して彼女を気遣い続ける。
 
: 2015年夏、一子からは「やっぱり無理や」とフラれ<ref group="注">最終週。「[[#サロン はる|サロン はる]]」にて、きっぱりと告げられた。</ref>、『まれ また会おうスペシャル後編 一子の恋』にて[[ソーシャルネットワークサービス|SNS]]で知り合った、仁子(後述)とデートする事に。
 
; 角慎一郎(かど しんいちろう)
 
: 演 - [[ガッツ石松]]
 
: 洋一郎の父で[[漁師]]。地域の区長も兼任する。
 
: 早くに妻・和歌子<ref group="注">第115話 手製のお守りから確認。</ref>を亡くし男手一つで洋一郎を育てる。
 
 
==== その他の能登・外浦の人々 ====
 
; {{Anchors|二木高志}}二木高志(ふたき たかし)
 
: 演 - [[渡辺大知]](幼少期:[[土屋楓]])
 
: 希の同級生。無口で影が薄い。劇中では歌う以外にほとんど話すことがなく、みのりや珍が代弁する通訳的存在となる。
 
: 高校進学後は希たちと共に手芸同好会に入部。卒業後は東京の大学に行きながら[[ボーカル]]兼[[ギター]]で[[バンド (音楽)|バンド]]に参加し、プロのロックミュージシャンを目指す。しかし希がパティシエ修業のため訪れた横浜で再会した時点で家族に内緒で大学を中退。「天中殺」で[[アルバイト]]をしながら、「[[#little voice|little voice]]」として音楽活動をする。2007年夏にメジャーデビューし<ref group="注" name="114th_story"/>、2015年には[[俳優]]としても活動する。
 
: 徹の失踪後に藍子を心配し所属事務所に無断で能登へ帰郷<ref group="注" name="124th_story"/>。音楽をはじめたきっかけは藍子への恋心からであることを明らかにする<ref group="注" name="126th_story"/>。
 
: 希と圭太の結婚式からしばらくして、美南と一緒に能登へ帰郷<ref group="注">スピンオフドラマ『まれ〜また会おうスペシャル前編 僕と彼女のサマータイムブルース』。俳優活動は好調だが、スランプに陥り曲が作れなくなった事が判明。</ref>。次第に美南へ惹かれている事に気付く。
 
: 後編では、「[[#紺谷漆器|紺谷漆器]]」にて圭太たちと酒を呑んでいた際、自身が好きだったのは「藍子さん」だと告白<ref group="注">最初に「アイコさん」と聞いた圭太たちは歌手の方(※[[aiko]])だと勘違いしたが、希・一徹姉弟の母・藍子だと知り、全員は驚き一徹はショックで気絶した。</ref>。
 
; 小原マキ(おばら マキ)
 
: 演 - [[中川翔子]]
 
: 「[[#サロン はる|サロン はる]]」の[[エステティック|エステティシャン]]で[[ネイリスト]]。「うみねこ座」の中心メンバーとして活躍し、普段から[[歌謡曲]]をよく歌う。また恋多き女で夏祭りの度に付き合う男性が変わる。津村家よりも3年前の[[1991年]]に外浦の住人となったが、それ以前の経歴は謎とされた。
 
: 一子とは姉妹のように生活を共にしたこと<ref group="注" >第93話 「あんたと一子は姉妹みたいに暮らしとった」と文が言及。</ref>と昔の自分に似ていると感じる点<ref group="注" name="42nd_story"/>から彼女の本心や言動を熟知。普段は能登弁を使うが、一子に厳しい助言をする際には[[標準語]]<ref group="注">NHKでは原則「[[共通語]]」が使用されるが、本劇中では「標準語」と表現された。</ref>を使う。上京した一子の実情を誰よりも早く突き止めるが、自身は東京へ行かないと決めたことから洋一郎に直接説得するよう仕向ける<ref group="注">第91話。</ref>。
 
: 歌手を目指して親の反対を押し切り田舎から上京し、役者志望の交際相手と同棲した過去を一子に明かし<ref group="注" name="42nd_story">第42話。</ref>、夢を諦めた交際相手と婚約するが逃げ出して能登に来た過去を希に打ち明ける<ref group="注" name="142nd_story">第142話。</ref>。この経験から「恋と夢は両立しない」が持論である<ref group="注" >第70話 「だから言ったでしょ。男と東京両方は無理だって」とマキ自身が言及。</ref>。
 
: 2015年、祭りで知り合い交際を始めた恋人から東京転勤を機にプロポーズされるが、上述する経緯から断ろうとする。しかし一子が決起したうみねこ座たちの応援歌を受け、さらに自身がソロパートを歌う動画が東京で好評を得ていることが判明。この結果恋人からの願いを受諾するとともに[[青森県]]出身であることを明かし<ref group="注" name="144th_story">第144話。</ref>、外浦を離れる<ref group="注" name="145th_story">第145話。</ref>。
 
 
=== 輪島市の人々 ===
 
==== 紺谷家の人々 ====
 
; {{Anchors|紺谷圭太}}紺谷圭太(こんたに けいた)[5代目 [[#紺谷弥太郎|紺谷弥太郎]]]
 
: 演 - [[山崎賢人|山﨑賢人]](幼少期:[[山崎祐馬]])
 
: 希の同級生で、のちの夫。紺谷漆器の5代目経営者。父の博之同様に生真面目な性格で感情が昂ぶるとグルグル歩き回る癖がある<ref group="注" name="83rd_story"/>。
 
: 移住当初の希をよそ者扱いし冷たい態度を示すが、地域に馴染もうとする希の努力を知り和解。その後間もなく、[[金沢市|金沢]]へ転校する。
 
: 7年後の2001年に父の転勤に伴い希たちと同じ輪島市の高校に転入し、高校卒業後は自分の夢である輪島塗の職人になる。修行開始時代は安西による輪島塗職人引き抜きの要因を作り、さらには他の職人に示しがつかないことを理由に[[#紺谷かおる|4代目弥太郎]]から破門され、一子と東京へ駆け落ちしようとするが希に叱咤され許しを求め、一からやり直しを条件に修業再開を許される。
 
: 2003年からは修業の一環として古くなった輪島塗漆器類の修復を受けつける<ref group="注" name="56th_story"/>一方で、意気消沈する親たちを元気づけるために[[#うみねこ座|うみねこ座]]のコンサートを企画運営したり<ref group="注" name="66th_story"/>、[[青年団]]復活<ref group="注" name="69th_story">第69話。</ref>など地域活性化に力を入れる。
 
: 輪島塗職人になることは自身の夢であったが、その決意は高校3年生時にひたむきな希を見たことによるものである。希との交際を申し込むが、返事を曖昧にされたまま高校を卒業。その間に告白してきた一子と交際しながらも希を気にかけ特別な行動を取り、一子を嫉妬させる<ref group="注">職人として初めて作った輪島塗の[[箸]]を希に餞別として贈った反面(第38話)、一子へは二番目に作った箸を贈る(第48話)。さらに横浜で修業中の希へ応援[[電報]]を送る(第45話)などした。</ref>。この結果、洋一郎とは殴り合いの喧嘩となり、文に「輪島の[[二股]]男」と揶揄されるようになる<ref group="注" name="56th_story">第56話。</ref>。2003年初頭に大阪に行った一子<ref group="注" name="54th_story"/>とは遠距離恋愛を続けるものの価値観や考え方の違いが顕著となり、同年夏開催される成人式の出欠で交際継続か否かを判断すると伝え<ref group="注" name="70th_story">第70話。</ref>、一子の欠席により破局<ref group="注" name="72nd_story"/>。
 
: 2003年9月の輪島塗展示会がきっかけで希と両思いになる<ref group="注">第78話。</ref>も、お互い仕事上一人前になる頃の年季明けまで会わない誓いを交わし、2年半後の2006年春に希と再会するが、祖父から塗師屋の5代目襲名及び[[見合い]]{{Refnest|group=注|第83話 見合い相手として[[比嘉愛未]]がクレジットなしの写真のみで出演。なお比嘉は[[どんど晴れ]](2007年)でパティシエから[[女将]]に転進するヒロインを演じている<ref>[http://navicon.jp/news/30821/ ナビコンニュース 遠距離結婚スタート!希 大悟とケーキ対決?NHKテレビ小説「まれ」第15週あらすじと予告動画]</ref>。}}を迫られ、破談騒動を起こした末に弥太郎に直談判して黙認を受け、希と遠距離結婚に至る<ref group="注" name="84th_story">第84話。</ref>。
 
; {{Anchors|紺谷匠}}紺谷匠(こんたに たくみ)
 
: 演 - [[小山春朋]](0歳:有山実俊<ref>{{Cite web |url=http://www.theatre.co.jp/activity |title=タレント出演情報 |publisher=テアトルアカデミー |accessdate=2015-08-27}}</ref>)
 
: 第129話より登場。圭太と希の双子の長男で徹志のいとこ。2008年8月10日生まれ。
 
; {{Anchors|紺谷歩実}}紺谷歩実(こんたに あゆみ)
 
: 演 - [[横山芽生]]
 
: 第129話より登場。圭太と希の双子の長女。匠と同日生まれ<!-- 双生児が二人とも同じ日に出生するとは限りません。よって匠側に誕生日を書くのならこちらにも説明を書く必要があります。 -->。
 
; {{Anchors|紺谷かおる}}紺谷かおる(こんたに かおる)<ref group="注">出演者クレジットは第132話までは'''紺谷弥太郎'''。名跡を圭太へ継承した第133話以降は'''紺谷かおる(弥太郎)'''。</ref>[4代目 [[#紺谷弥太郎|紺谷弥太郎]]]
 
: 演 - [[中村敦夫]]
 
: 圭太の祖父。輪島塗の塗師屋「[[#紺谷漆器|紺谷漆器]]」4代目<ref group="注" name="yataro_4th">第81話 弥太郎自身が発言。</ref>経営者で輪島漆器組合長。
 
: 死別した妻を心の支えに数十年来の独身者<ref group="注">第84話 「やす子や死んでもう何十年になるげ」と元治が言及。</ref><ref group="注" name="58th_story"/>であるが、馴染みの水商売の女性を家に招いたり<ref group="注">第8・14話。</ref>、亜美や藍子が弟子入りした際には上機嫌になるなど女好きである。一方で輪島塗修業を始めた孫の圭太に対しては師弟関係として厳しく接する。2007年5月に[[脳梗塞]]を発症したことから<ref group="注" name="99th_story">第99話。</ref>、現役引退を宣言<ref group="注" name="105th_story"/>。2015年にまさえと再婚<ref group="注" name="133rd_story">第133話。</ref>。
 
: 職人修業時代には破門を言い渡される度に文のところへ駆け込み世話になったほどで頼みごとも断れない関係である<ref group="注">第30話。</ref>。遊び仲間であった元治とは文を巡り関係がこじれて以来、犬猿の仲であるが<ref group="注">第8話。</ref>、彼の製塩引退の心情を察し、二人で酒を酌み交わすなど友情が回復している描写もある<ref group="注">第110・111話。</ref>。
 
; 紺谷やす子(こんたに やすこ)
 
: 演 - [[藤本喜久子]]
 
: 第83・84話に登場。数十年前に他界したかおるの妻で仏壇に飾られた写真での出演。
 
: 生前について元治は「べっぴん」、文は「穏やかで懐が深く料理上手」と評する<ref group="注" name="83rd_story">第83話。</ref>。
 
; 紺谷まさえ(こんたに まさえ)
 
: 演 - [[ひし美ゆり子]]
 
: 第133・146・149・156話に登場。かおるの後妻でかなえの母。
 
; 紺谷博之(こんたに ひろゆき)
 
: 演 - [[板尾創路]]
 
: 圭太の父で弥太郎の息子。1957年3月1日生まれ<ref group="注">第85話 希と圭太の結婚届の証人欄で確認。</ref>で激怒するなど感情が昂ると能登弁訛りで話しグルグル歩き回る癖を持つ<ref group="注">第37話で初出。ただし、第107話で激怒が演技で本心ではないと歩き回らないことを希に見抜かれる。</ref>。
 
: 幼少時に漆かぶれによる高熱で重体となった際に弥太郎が息子である自分よりも漆や塗師屋としての体裁を心配したことから軋轢が生じ家業を継がず地方公務員になった<ref group="注">このため希との結婚で圭太に釘を刺すシーン(第83話)や年季明け式(第84話)で弥太郎の家(紺谷漆器)を訪れても敷居は決して跨がなかったが、自身が5代目紺谷弥太郎を襲名すると宣言した以降は敷居を跨いだ(第106話)。</ref>。また圭太に対しても高校3年生の時に輪島塗職人を目指すと決めた際には猛反対し大学進学を勧め、2006年春の希へ求婚と塗師屋の後継問題で揉めた際には「希の夢を邪魔するな」と釘を刺す<ref group="注" name="83rd_story"/>。一方で希に対しても直属の部下時代は公私混同した仕事ぶりに苦言を呈し影で酷評。圭太と入籍する際にはネガティブな発言を繰り返す<ref group="注" name="85th_story"/>。
 
: 仕事面では、外浦村役場勤務時の1994年には参加者不足を理由に夏祭りの中止を勧め元治たちと対立する。その直後に石川県庁への出向転勤を経て、2001年に外浦村合併後の輪島市役所へ復職。2002年の時点では輪島市役所産業振興課課長。2006年春には部長に昇進<ref group="注" name="85th_story"/>。このように何ら欠点がない様子から「次期市長候補」とキミ子に噂され、2015年に立候補し当選する<ref group="注" name="149th_story">第149話。</ref>。
 
; 紺谷直美(こんたに なおみ)
 
: 演 - [[藤吉久美子]]
 
: 第105話より登場。圭太の母で博之の妻。
 
: 生家も塗師屋であることから、圭太の5代目弥太郎襲名を聞き自ら希の女将修業を買って出るが<ref group="注" name="106th_story">第106話。</ref>、圭太との結婚に関して何ら相談無く勝手に決めたこと<ref group="注" name="105th_story">第105話。</ref>・その後の生活も嫁としての自覚がないこと・期待していた博之と圭太の関係改善がはずれる<ref group="注" name="107th_story">第107話。</ref>などの理由も含め希に対しては厳しく接する。しかし反面で圭太と博之には優しく甘い。
 
 
==== 紺谷漆器職人 ====
 
; 中谷修(なかたに おさむ)
 
: 演 - 九内健太
 
: 職人を目指す圭太の兄貴分的存在。後述する経営コンサルタント安西隼人の画策により退職。
 
; 井田和彦(いだ かずひこ)
 
: 演 - 塩山誠司
 
: リーダー格職人。
 
: [[#矢野陶子|矢野陶子]]同様に仕事柄出会いが無いことに悩んでいる。
 
: なお塩山は輪島ことば指導と兼任。井田役で出演の際には「井田和彦(輪島ことば指導)」でクレジットされる。
 
; 川端京子(かわばた きょうこ)
 
: 演 - [[田根楽子]]
 
: 圭太と亜美の年季明け式目前に恋人からプロポーズされ[[神戸市|神戸]]へ行くことを藍子に明かし2006年春に退職<ref group="注" name="80th_story"/>。
 
; {{Anchors|岡野亜美}}岡野亜美(おかの あみ)
 
: 演 - [[梶原ひかり]]
 
: 彼氏と別れたばかりで人生にヤル気を失くした移住体験ツアー参加者として第25話より登場。「何となく」の理由で参加し、極度の偏食ぶりや希の作ったミルフィーユや輪島塗が何層にも塗りを重ねる理由を問いかけて周囲をいらだたせる。しかしその後「重ねる」ことの意味についてさらに深い疑問を抱くようになり、希から層の数が違うミルフィーユを何度も試食させてもらう。
 
: 意味を理解すると同時に輪島塗職人となる決意を固め弥太郎に弟子入りする。圭太が一旦破門されている間に弟子入りしたため僅かな期間差ながら姉弟子となる。2006年春に圭太と同時に年季明けを迎える<ref group="注" name="84th_story"/>。
 
; 田中悟(たなか さとる)
 
: 演 - [[小野了]]
 
: 第133話から登場。2015年に入社した従業員。
 
 
==== 輪島市役所関係者 ====
 
; 輪島市長
 
: 演 - [[酒向芳]]
 
: 第18話より登場。
 
; 若林キミ子(わかばやし きみこ)
 
: 演 - [[根岸季衣]]
 
: 第18話より登場。輪島市役所へ派遣されている清掃員で徹の先輩かつ指導係。役所内や地域の人々の事情に精通<ref group="注">希と圭太の結婚のみならず、博之が式場探しの情報収集をしていたこと(第85話)。博之が5代目紺谷弥太郎を襲名宣言した本当の理由(第106話)などを把握。</ref>しており、市長とは[[タメ口]]で会話をするほどに親しく、新谷や徹からは「裏市長」と称される<ref group="注">第19話 希に対して新谷が「この人裏市長だよ」ささやくシーンがある。</ref>。
 
; 新谷浩介(しんがい こうすけ)
 
: 演 - [[山本圭祐]]
 
: 第19話より登場。輪島市役所職員。産業振興課移住定住班に所属する希の先輩。
 
; 広瀬裕子(ひろせ ゆうこ)
 
: 演 - [[南千尋]]
 
: 輪島市役所職員。希が職員採用試験の願書を取りに行った際の窓口担当者として登場。希の就職時には産業振興課に所属する先輩。
 
 
==== プチ・ソルシエール従業員・顧客 ====
 
; {{Anchors|沢沙耶}}沢沙耶(さわ さや)
 
: 演 - [[飯豊まりえ]]
 
: 第133話より登場。当初は常連客だったが、同店のアルバイト募集で採用された従業員。
 
: 「[[#料理の巨人|料理の巨人]]」で対戦する大悟を見て以来パティシエに憧れ、さらに希が大悟の元で修業したことを知って弟子入りを志願した。しかし両親からはパティシエになることを反対されて美容学校へ進学しており、通学せずに店で働いていたことを希に諭され、親を説得して退学。本格的な修業をはじめる。
 
: 実務面では接客のほか希の助手も務めており、希が棄権したコンクール用の「ドゥ・ヴィ」を会場へ持ち込んだ際には最後のデコレーションを行う<ref group="注">第144話 沙耶自身が言及。</ref>など作成にも関与する。またスマホで希が作成するケーキの動画撮影も担当する。
 
; 橋本朝子(はしもと あさこ)
 
: 演 - [[細野今日子]]
 
: 第124話より登場。開店時からの常連客。当初は絶賛するが<ref group="注" name="124th_story">第124話。</ref>、価格の高さに購入を我慢するようになる<ref group="注" name="125th_story">第125話。</ref>。マルジョレーヌも価格の高さに当初は購入を躊躇うが、食べたいという気持ちから購入する<ref group="注" name="126th_story">第126話。</ref>。
 
; {{Anchors|波多野都}}波多野都(はたの みやこ)
 
: 演 - [[本上まなみ]]
 
: 第128話に登場。妊娠中に輪島観光で来店した雑誌編集者<ref group="注">第132話 本人のブログに記載。</ref>。
 
 
==== その他の輪島市の人々 ====
 
;{{Anchors|小野}}小野
 
: 演 - [[諏訪太朗]]
 
: 希が高校時代アルバイトしていた「[[#朝市食堂まいもん|朝市食堂まいもん]]」のマスター。
 
: 2007年店を畳み希へ譲渡しケーキ屋開業を提案する<ref group="注" name="114th_story">第114話。</ref>。
 
; 担任(たんにん)
 
: 演 - 水野直
 
: 第2・3週のみに登場。希たちが通学していた高校の担任教師。
 
; 田中光男(たなか みつお)
 
: 演 - [[田中卓志]]([[アンガールズ]])
 
: 第13話に登場。2001年の夏祭りでマキと知り合った恋人。
 
; かなえ
 
: 演 - [[橋本マナミ]]
 
: 第14・82・133話に登場。スナック「崖っぷち」のママ。輪島塗やその工房を見るため弥太郎宅を訪れていたところに弟子入り志願しに来た圭太と顔を合わせる。
 
; {{Anchors|京極ミズハ}}京極ミズハ(きょうごく みずは)
 
: 演 - [[内田慈]]
 
: 第19 - 24話に登場。本名は山田典子(やまだ のりこ)。2002年3月に東京から輪島市へ移住してきた[[シタール]]奏者。
 
: 移住定住班に対して家の前に[[御裾分け]]の野菜を置かれる風習に馴染めず苦情を入れる。自身のソロコンサートの企画と運営を希に丸投げするなどわがままばかりの押し付けについて希から叱責される。しかし提案を受け入れて地域の春祭りで演奏を披露し成功を収め、希に感謝の言葉をかける。
 
; 福田裕司(ふくだ ゆうじ)
 
: 演 - [[つぶやきシロー]]
 
: 第31話に登場。[[栃木県]]からの移住者。能登産食材による料理を提供する「[[農場|農園]][[レストラン]]福田」の経営者。元治が製造した塩も使用する。
 
; 葛西(かさい)
 
: 演 - [[星田英利]]
 
: 第99・106 - 108話に登場。輪島塗の蒔絵師。圭太の力量を疑問視し、フランス陶器とのコラボレーションとなる陶胎漆器計画に反対する。しかし圭太の熱意に負けて最終的には協力する<ref group="注" name="108th_story">第108話。</ref>。
 
; 遠藤忠雄(えんどう ただお)
 
: 演 - [[渡辺哲]]
 
: 第106 - 108・134・146・149話に登場。輪島漆器組合長。
 
; 古川麻由子(ふるかわ まゆこ)
 
: 演 - [[筧美和子]]
 
: 第115 - 118話<ref group="注">第115話は見合い用写真としてのみ、第117話は回想シーンでの出演。</ref>に登場。洋一郎の見合い相手。一子への思いが強すぎる洋一郎を察して縁談を断る<ref group="注" name="116th_story">第116話。</ref>。
 
; 古川千佳子(ふるかわ ちかこ)
 
: 演 - [[藤あや子]]
 
: 第116 - 118話<ref group="注">第117話は回想シーンでの出演。</ref>に登場。麻由子の母。麻由子と洋一郎の見合いに同行するも慎一郎に一目惚れしてしまい後日見合いを行う。しかし慎一郎の亡妻への思いを察し茶飲み友達として付き合うことになる<ref group="注" name="118th_story">第118話。</ref>。
 
; 福島(ふくしま)
 
: 演 - [[小杉幸彦]]
 
: 第122・123話に登場。みのりの同僚の融資担当職員。
 
 
=== 横浜の人々 ===
 
==== 池畑家の人々 ====
 
; {{Anchors|池畑大悟}}池畑大悟(いけはた だいご)
 
: 演 - [[小日向文世]]
 
: [[パティスリー|フランス菓子店]]「[[#マ・シェリ・シュ・シュ|マ・シェリ・シュ・シュ]]」のオーナーパティシエ。横浜生まれ<ref group="注" name="57th_story"/>で2006年の時点で58歳<ref group="注">第86話 輪子が言及。</ref>。輪子とは子連れ同士での再婚<ref group="注" name="shop_name">第59話 42歳の時点でパティシエだった先妻を亡くしていたことが明らかになる。また店名は先妻に由来する。</ref><ref group="注" name="ikehata_saikon"/><ref group="注" name="ikehata_famiiy">大悟と美南。輪子と大輔。大輔と美南の間には血縁関係がない。</ref>。パティシエとして華やかな経歴<ref group="注" name="daigo_history">第57話 高校卒業後19歳で老舗[[ホテル]]に就職。22歳で渡仏し修業。32歳で帰国。46歳でパティシエ界の[[ワールドカップ]]的存在となる[[クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー|クープデュモンド]]で優勝。</ref>を持ち、フランスでは希の祖母であるロベール幸枝の下で修業<ref group="注" name="88th_story"/>。「[[巨匠]]」とも呼ばれる反面、頑固な上にプライドが高く些細なことでも機嫌を悪くする性格<ref group="注" name="daigo_mondai">第40話 常連客が他店のケーキを持って店前を通っただけで閉店。常連客がいつも買う[[モンブラン (ケーキ)|モンブラン]]を偶々買わなかったけで小一時間問い詰める。常連客が来店しなくなると店頭で待ち伏せして理由を問い正そうとする。再開店したかと思ったら30分で閉店などと常連客が説明した。</ref>のため[[#マ・シェリ・シュ・シュ|後述]]する問題点がある。極度のあがり症<ref group="注">「料理の巨人」リハーサルで発覚し、輪子が言及(第58話)。また師匠である幸枝が帰国し来店するだけでも緊張し、新作ケーキのルセットで使用する食材量を間違える・普段は好物である珍が作る激辛料理を受けつけなくなる・[[ぎっくり腰]]を誘発するなどの描写がある(第86 - 88話)。</ref>であるためマスコミを嫌い出演を断り続けてきたが、倒産の危機に瀕した際には店の存続のためと割り切り雑誌取材やテレビ出演を受諾する<ref group="注" name="57th_story"/>。
 
: 希とは第16話でロールケーキ甲子園審査員の1人として出会い、彼女の作品を酷評し冷たくあしらう。弟子入りも当初は門前払いにするが、考案したルセットを浅井へ譲ったことによる解雇<ref group="注" name="48th_story"/>や[[#料理の巨人|料理対決番組]]でのメレンゲ作りを経て正式に認める<ref group="注" name="60th_story">第60話。</ref>。やがて希の才能を見出してスーシェフに抜擢<ref group="注" name="79th_story"/>し、フランス修業を命ずるまでになる<ref group="注" name="97th_story"/>。2015年、陶子から話を聞き能登を訪れ<ref group="注">第144 - 145話。希が横浜で修行していた頃から、能登の食材の新鮮さに驚き夢中になり、8年経った2015年に希の店を訪れ、桶作家に滞在し夕食後。台所で食材を研究していた。</ref>、希を世界パティシエコンクール日本予選にエントリーさせ<ref group="注">第145 - 147話。</ref>、ライバルとして自身もエントリーする<ref group="注" name="152nd_story"/>。
 
; {{Anchors|池畑輪子}}池畑輪子(いけはた わこ)
 
: 演 - [[りょう]]
 
: 第39話より登場。大悟の後妻<ref group="注" name="ikehata_saikon">第66話 先妻と死別し菓子を作れなくなった大悟の復帰トレーニングに徹夜で付き合ったものの途中で寝てしまう。翌朝目を覚ましたときに大悟から「おはよう」と言われ恋に落ち再婚に至ったという輪子のセリフがある。</ref><ref group="注" name="ikehata_famiiy"/>。横浜中華街の路地裏にある中国料理店「[[#天中殺|天中殺]]」オーナーで趣味は[[麻雀]]。別料金で請け負う[[占い]]が得意で行列が出来るほどの評判である。
 
; {{Anchors|池畑大輔}}池畑大輔(いけはた だいすけ)
 
: 演 - [[柳楽優弥]]
 
: 第42話より登場。池畑夫妻の長男。大悟の連れ子<ref group="注" name="ikehata_famiiy"/>で趣味は[[釣り]]。2002年の時点で28歳<ref group="注">第43話 「28にもなってフラフラしてる」という美南のセリフがある。</ref>。[[司法書士]]で<ref group="注">美南のセリフ(第64話)ならびに魔女姫のナレーション(第69話)。</ref>、取引先からも「若いのに頼りになる」と評価されている<ref group="注" name="69th_story">第69話。</ref>が、友人の事務所で半年働き必要な金を得てあとの半年は遊んで暮らす生活を送る自由人である<ref>[http://www.nhk.or.jp/mare/cast/03.html#daisuke NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP 登場人物紹介 池畑大輔] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150519133815/http://www.nhk.or.jp/mare/cast/03.html |date=2015年5月19日 }}に記載。</ref>。血の繋がらない妹・美南の自身に対する恋心に気付いて以降は距離を置くため家族とは天中殺建物内2階で別居状態にある{{Refnest|group=注|「上に家族住んどるがに…自分だけ別に暮らして自由に生活して」(第63話 希のセリフ)ならびに「お前が中学生の頃『そうかな』って思う事があって…だから家を出て一人で暮らした」(第65話 大輔のセリフ)ならびに<ref name="tenchusatsu_special">[http://www.nhk.or.jp/mare/special/0715_1.html NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP 輪子の店「天中殺」] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150715213144/http://www.nhk.or.jp/mare/special/0715_1.html |date=2015年7月15日 }}より。</ref> }}。[[クリスマス]]前の繁忙期にはマ・シェリ・シュ・シュを手伝う。
 
: 希入寮初日の深夜に酔って部屋へ上がり込み、彼女に一目惚れしてファーストキスを奪ったことがきっかけで、後述する理由から「[[#ゴン太|ゴン太]]」の別称が付く。
 
: [[幼稚園]]児時代に体験した初恋相手の[[幼稚園教員]]の影響から[[方言]]を使う女性に弱い<ref group="注" name="45th_story"/>。このため能登弁を語る希にちょっかいを出し、ケーキ創作のヒントを与えたり<ref group="注" name="45th_story"/>気分転換に外へ連れ出したりする<ref group="注" name="68th_story">第68話。</ref>。2003年のバレンタインデー直前には希に告白し交際を申し込む<ref group="注" name="63rd_story">第63話。</ref>。パティシエとしての感性を磨く外食への誘いや密かな気遣いで希の心を惹きつけるも、[[パプアニューギニア]]に住む知人が経営する民宿を手伝うことになり交際は保留<ref group="注" name="72nd_story">第72話。</ref>。同年9月に帰国し希の気持ちを確かめ交際を開始するが<ref group="注" name="76th_story">第76話。</ref>、それまでの間に[[#紺谷圭太|圭太]]への片思いを自覚した希に交際解消を求められる<ref group="注" name="77th_story">第77話。</ref>。2番目の存在でも良いと交際継続を希望するが、輪島塗展示での2人の様子を見て身を引くことを決断<ref group="注" name="78th_story">第78話。</ref>。以後は、圭太の嫉妬心を煽りつつ<ref group="注">圭太が結婚指輪を希に渡そうとした瞬間に取り上げ希の指にはめる(第85話)。希が圭太へ悩みの相談電話中に邪魔しアドバイスをする(第93話)。</ref>友人の立場で希を支える。
 
: 2015年、能登を訪れ圭太と一徹に失踪中の徹を目撃したことを伝える<ref group="注" name="148th_story"/>。
 
; 池畑美南(いけはた みなみ)
 
: 演 - [[中村ゆりか]]
 
: 第43話より登場。池畑夫妻の長女。輪子の連れ子<ref group="注" name="ikehata_famiiy"/>で2002年の時点で大学生。横浜中華街で[[太極拳]]を教えており希や大輔を投げ飛ばすほどの技量を持つ<ref group="注" name="66th_story">第66話。</ref>。クリスマスは家族一緒で過ごせないなど多少の不満を持ちながらも、大悟の仕事に誇りを持ち積極的にマ・シェリ・シュ・シュで接客を手伝う。同い年の希に親近感を持ち親切に接し「希ちゃん」「美南ちゃん」と呼び合うほど親しくなる<ref group="注" name="57th_story"/>。
 
: 幼い頃から大輔に対して密かに想いを寄せ結婚願望を抱くものの2003年に彼の思いを知り失恋する<ref group="注" name="66th_story" />。このため希とは一時的には険悪な関係になったこともある<ref group="注" name="66th_story" /><ref group="注" name="76th_story" />。
 
: 2006年春の大学卒業後は、引き続きマ・シェリ・シュ・シュで接客を手伝いながら兄と同じく司法書士を目指す<ref group="注" name="80th_story">第80話。</ref>。
 
: 2015年夏、司法書士試験に失敗し、婚約者とは婚約解消となってしまうという不幸に見舞われ、輪子の占いを頼りに高志と能登へ。紆余曲折の末、高志と交際がスタート<ref group="注">『まれ〜また会おうスペシャル前編 僕と彼女のサマータイムブルース』にて。後編では、「[[#プチ・ソルシエール|プチ・ソルシエール]]」を手伝っている。</ref>。
 
 
==== マ・シェリ・シュ・シュならびに天中殺の従業員・関連業者 ====
 
; 浅井和也(あさい かずや)
 
: 演 - [[鈴木拓]](ドランクドラゴン)
 
: 第40話より登場。希の先輩パティシエ。勉強熱心であるが仕事の腕前はいつまで経っても上達せず以前の修業先は6年で解雇。さらには年下で仕事歴が自分よりも短い陶子には呼び捨てにされ部下の立場に甘んじ、後に希にも彼女がスーシェフに抜擢されたため追い抜かれる。しかし希に対しては陶子の手前から距離を置こうとするが、熱意と押しに弱く質問に対して丁寧に答えるなど面倒見がいい。
 
: 2007年、客足が落ち込んだ「[[#Petiti Sorciere|プチ・ソルシエール]]」を手伝うために能登へ訪れる。大悟から「そろそろ行き詰る頃だから行ってこい、腹を括ったら帰って来い」という話を伝えて横浜に戻る<ref group="注" name="125th_story"/>。
 
; {{Anchors|矢野陶子}}矢野陶子(やの とうこ)
 
: 演 - [[柊子]]
 
: 第40話より登場。希の先輩でスー・シェフ・パティシエ(二番手)。[[アラサー]]<ref group="注">第62話 希が見せた人生計画書に27歳で結婚と書かれていたことに対し「とうの昔に通り過ぎた」と言及。</ref>であるが、朝から晩まで多忙な職業柄から男性との出会いも無く何年も恋人がいない<ref group="注">クリスマス時期のパティシエの多忙度について「陶子さんだって、もうずっとカレシいない」という美南のセリフならびに「キスしたの何年前だっけ」と悲嘆に暮れる(第43話)。出会いの無さを希に問われ激怒し「どこで出会うのよ?朝から晩まで働いて」という陶子自身が言及(第62話)など多数の描写がある。</ref>。このため[[イケメン]]好きで出会いに心をときめかせる<ref group="注">イケメンパテイシェである西園寺の名を聞きうっとりする(第57話)。担当の[[宅配便]]業者(演 - [[康本将輝]])にひと目ぼれするが[[ウェディングリング|左手薬指の指輪]]を発見し態度を急変(第61話)。マ・シェリ・シュ・シュに来店した圭太に夢中になる(第74話)などの描写がある。</ref>ほか、休日には精力的に[[合コン]]へ参加する<ref group="注">過去には浅井の友人らとの(第61話)。希・美南に同行した珍がセッティングした大学生らとの(第62話)合コンへ参加するほか、合コン用に新たなドレスを購入したり19歳と[[年齢詐称]]することもある(第62話)。</ref>。
 
: 過去に根性論を振りかざす人間から痛い目にあったトラウマとパティシエの常識を全く知らない希の言動に苛立ち、毛嫌いした上でぞんざいに扱う。
 
: 2006年春、ステータスホテルのデザート部門シェフに引き抜かれ<ref group="注">第80話 陶子自身が発言。</ref>マ・シェリ・シュ・シュを退職<ref group="注" name="79th_story"/>。その後はフランス修業を経て2015年には'''スーパーパティシエTOKO'''<ref name="toko_again">[http://www.nhk.or.jp/mare/special/0908_1.html NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP 陶子、再び] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150910002150/http://www.nhk.or.jp/mare/special/0908_1.html |date=2015年9月10日 }}</ref>の名称でメディアへ露出し、希が開業後初めて挑むコンクールの審査員を務める<ref group="注" name="140th_story">第140話</ref>。
 
; 植田弥生(うえだ やよい)
 
: 演 - [[福田彩乃]]
 
: 第80話より登場。陶子の退職による欠員補充募集で採用された希の後輩従業員。希同様に[[地方公務員]]<ref group="注">第80話 「元区役所勤務」と弥生自身が発言。</ref>からの転職者。並外れた不器用<ref group="注">第80話 ボールに入っていたグラニュー糖をボールごと溢す。リンゴの皮も満足に剥けない。さらには大悟が作ったケーキに指で穴を開けて怒りを買う。</ref>であり、大悟から解雇を通告されるが希の機転で回避<ref group="注" name="84th_story"/>。
 
: 性格は真面目で素直だが、酒に酔うと著名人の[[物真似]]<ref group="注">第85話 天中殺でのシーンで演じる福田のレパートリーから[[滝川クリステル]]・[[YOU (タレント)|YOU]]・[[ボビー・オロゴン]]を実演。</ref>をする。
 
; 珍文棋(ちん ぶんき)
 
: 演 - [[孫成順]]
 
: 第39話より登場。[[中華人民共和国|中国]]に妻と娘を残し[[単身赴任]]する<ref group="注">第104話 珍が自身で発言。</ref>「[[#天中殺|天中殺]]」料理人で激辛[[四川料理]]<ref group="注">[[担担麺|担々麺]](第39話)・[[麻婆豆腐]](第41話)・[[酸辣湯|酸辣湯麺]](第42話)・[[回鍋肉]](第43話)・[[青椒肉絲]](第45話)・海老[[餃子]]ならびに[[チャーハン|五目炒飯]](第55話)などを供するが、珍自身がセリフで「激辛+料理名」を言うのが[[お約束]]になっている。</ref>が得意。同僚である高志の言いたいことを察し通訳代わりをする。
 
: 大悟から恋愛経験をするよう命じられた希から合コンのセッティングを頼まれ、知り合いの大学生(演 - [[秋元龍太朗]]・[[大倉士門]]・[[磯村勇斗]]<ref group="注">第62話 合コンのシーンで池田(秋元)・佐竹(大倉)・平井(磯村)と自己紹介する。</ref>)を紹介する。
 
; {{Anchors|浜田}}浜田(はまだ)
 
: 演 - [[泉谷しげる]]
 
: 第68・72・73話に登場。「マ・シェリ・シュ・シュ」で使用する[[鶏卵]]を卸す[[養鶏]]場「[[#花鳥風月|花鳥風月]]」の経営者。
 
: 希が産み立てと時間経過した鶏卵の味の違いを指摘したため敏感な味覚の持ち主であることに気が付き、大悟に伝える<ref group="注" name="73rd_story">第73話。</ref>。
 
 
==== マ・シェリ・シュ・シュ顧客 ====
 
; 米田信二(よねだ しんじ)
 
: 演 - [[市川しんぺー]]
 
: 第40 - 41話に登場。閉店したマ・シェリ・シュ・シュで希が出会った[[バツイチ]]の会社員。離婚した妻に同行して[[シンガポール]]へ移住する娘に同店の「[[#シャポー・アン・コトン|シャポー・アン・コトン]]」を食べさせたいと伝言を依頼する。結果的に大悟が店を開けたことから娘と来店し願いが叶う。
 
; 米田麻衣子(よねだ まいこ)
 
: 演 - [[石井心咲]]
 
: 第41話に登場。米田信二の娘。
 
; 役名なし
 
: 演 - [[和泉ちぬ]]・[[藤本静]]
 
: 第40話から登場。「マ・シェリ・シュ・シュ」の常連客。閉店・再開を繰り返す度に来店しまた大悟が「料理の巨人」に出演した際にはスタジオ応援に駆けつける。
 
: 希に対しては同店の問題点<ref group="注" name="daigo_mondai"/>を説明したほか、退職の際に大悟が「[[#レ・キャトル・サン・クー|レ・キャトル・サン・クー]]」について電話で感想を聞いていた事を明かす<ref group="注" name="104th_story"/>。
 
; 岸川節子(きしかわ せつこ)
 
: 演 - [[高田敏江]]
 
: 第43 - 44・47・72・104話に登場。「マ・シェリ・シュ・シュ」常連客の老婦人。商品の入れ忘れミスをした入店したての希に対し寛容に許し優しい言葉をかける。クリスマスケーキを購入した際には1人暮らしであることを希に打ち明ける。
 
; 浅井の彼女(あさいのかのじょ)
 
: 演 - [[酒井瞳]]
 
: 「マ・シェリ・シュ・シュ」店頭で仕事上がりの浅井にバレンタインチョコレートを渡したことを機に交際を開始。第67・69話では浅井の携帯内[[写メール]]画像でのみの出演。第78話では友人らと輪島塗展示会に来場する。
 
; 榊原良治(さかきばら りょうじ)
 
: 演 - [[船越英一郎]]
 
: 第85 - 87・89・90話に登場。妻の美里が自身のブランド嗜好を理由に離婚の準備をしていると考え回避させるため「マ・シェリ・シュ・シュ」へオリジナルケーキの制作を依頼する。
 
; 榊原美里(さかきばら みさと)
 
: 演 - [[藤田朋子]]
 
: 第90話に登場。良治の妻で彼と反対に庶民嗜好。良治を愛しているが、妹から義弟へ仕掛ける[[ドッキリ]]の小道具として自分たち夫婦の離婚届を用意し誤解を与える。
 
: 良治に連れられ「マ・シェリ・シュ・シュ」に来店し、希特製の駄菓子ケーキを食する。
 
; 女性客(じょせいきゃく)
 
: 演 - [[川村エミコ]]([[たんぽぽ (お笑いコンビ)|たんぽぽ]])
 
: 第92話に登場。「マ・シェリ・シュ・シュ」が定休日と知らず犬を連れて来店。ブロガーのわんこと待ち合わせ中の希たちから人違いされる。
 
 
==== その他の横浜の人々 ====
 
; 三島(みしま)
 
: 演 - [[大高洋夫]]
 
: 第39話に登場。希がパティシエになろうとした原点となる5歳の誕生日に食べたバースデーケーキを当初製造したと考えられていた<ref group="注">第38話 徹の記憶を元に一徹がインターネットで調べた結果、店の外観から「この店」ではないかという結論が導き出されたため。</ref>「シェ・ミシマ」のオーナーシェフ。
 
: 希を面接でパティシエとして採用するが、同店のケーキを食したところ違和感を持たれ辞退される。
 
; 鶴巻(つるまき)
 
: 演 - [[大竹浩一]]
 
: 「マ・シェリ・シュ・シュ」を担当する[[信用金庫]]職員。第55話では融資打ち切りを、第57話では上司(演 - [[小川あつし]])と一緒に早期返却を通告する。
 
 
=== 移住体験ツアー参加者 ===
 
; {{Anchors|安西隼人}}安西隼人(あんざい はやと)
 
: 演 - [[六角精児]]
 
: 第25 - 29話:経営コンサルタントであるが本業を伏せ人生に疲れ能登での暮らしに癒しを求めたふりをして参加。輪島塗に興味を示し、圭太から工程や内部事情を聞き出す。後日、塗師屋「八島」に工程で伝統を排除した効率化プランを持ちかけて手を組み、各塗師屋から職人の引き抜きを行う。
 
: 引き続き輪島滞在中に徹が企画した貝殻ビジネスにも興味を示し、自身も所有する[[携帯電話]]を徹に貸す他スポンサーを紹介する。
 
: 第97・98話:2007年5月<ref group="注">第98話 逮捕を報じるネットニュース記事画面に2007年5月12日のタイプスタンプ。</ref>の時点で47歳<ref group="注" name="anzai_taiho">第97話 逮捕を報じるモニター内画像のテロップで確認。</ref>。自身が代表取締役を務めるインターネットコンサルティング会社「インタードア」の[[粉飾決算]]が明るみになり逮捕される<ref group="注" name="anzai_taiho"/>。また徹が経営する会社の融資保証人になっていたことから、徹の2回目の自己破産ならびに会社清算の原因も作る。過去の回想シーンならびに劇中ニュース画面のみでの出演。
 
; 山中道夫(やまなか みちお)
 
: 演 - [[平川和宏]]
 
: 第25話に登場。妻に先立たれ子供は独立しており、老後はのんびり田舎で暮らしたいと考え参加。移住は息子に反対され断念。
 
; 高槻賢治(たかつき けんじ)
 
: 演 - [[和知龍範]]
 
: 第25話に登場。東京で[[デイトレード]]を行い生計を立てている。ネット上の株取引だけで十分に利益を上げられているため生活費が安く抑えられネット回線がきちんと使える土地を探して参加したが、最終的には[[沖縄県|沖縄]]へ移住。
 
: 職業を知った徹と一徹から強い興味を示される。その後は本人の登場はないものの一徹とはインターネットを利用した交流があり、デイトレードの指南も行っていた<ref group="注" name="51st_story"/>。
 
; 岡野亜美(おかの あみ)
 
: [[#紺谷漆器職人|紺谷漆器職人]][[#岡野亜美|岡野亜美]]を参照。
 
 
=== 「料理の巨人」関係者 ===
 
; 坂本(さかもと)
 
: 演 - [[長谷川公彦]]
 
: 第56 - 57話に登場。徹が勤務するWEB制作会社の取引相手であるグルメ雑誌記者<ref group="注">第57話 徹の携帯電話には「マガジンホーム 坂本」と表示される。</ref>。マ・シェリ・シュ・シュを取材するが、大悟の頑固ぶりに嫌味を発し激怒させる。後日、大悟について詳しく調べて経歴と人柄を料理対決番組「[[#料理の巨人|料理の巨人]]」プロデューサーに紹介。大悟が同番組に出演するきっかけを作る<ref group="注" name="57th_story">第57話。</ref>。
 
; 西園寺一真(さいおんじ かずま)
 
: 演 - [[黄川田将也]]
 
: 第57 - 60話に登場。若手の新進パティシエ。マスコミに頻繁に登場し「パティシエ界のプリンス」と異名がつくほど人気を得ている。
 
: グルメ雑誌のインタビュー記事<ref group="注">第57話 大悟の激怒で一旦はボツとなったマ・シェリ・シュ・シュの取材から趣旨を変更し、西園寺に同店のケーキを試食させることで坂本が記事化した。</ref>で大悟を「生きた化石」、試食したマ・シェリ・シュ・シュのケーキを「終わってる味」と嘲り挑発する<ref group="注" name="57th_story"/>。大悟と対戦し敗北後、大悟に憧れていたことを打ち明け潔く負けを認める<ref group="注" name="60th_story"/>。
 
; 道上(みちがみ)
 
: 演 - [[AMEMIYA]]
 
: 第58 - 60話に登場。[[ディレクター]]。
 
; AD(エーディー)
 
: 演 - [[須田邦裕]]
 
: 第58 - 60話に登場。[[アシスタントディレクター]]。
 
; 主催者(しゅさいしゃ)
 
: 演 - [[山口馬木也]]
 
: 第60話に登場。番組内で「主催者」を名乗る設定の出演者。
 
; [[司会]](しかい)
 
: 演 - [[福澤朗]]<ref group="注" name="akira_fukuzawa">第15 - 16話は'''司会者'''、第60話では'''司会'''でクレジットされるほか、同一人物であるかは不明。</ref>
 
: 第60話に登場。司会兼実況。
 
; 審査員(しんさいん)
 
: 演 - [[辻口博啓]]<ref group="注">製菓指導も担当するため「審査員(製菓指導)」とクレジット。</ref>・[[服部幸應]]・[[友吉鶴心]]・[[大乃国康|芝田山親方]]
 
: 第60話に登場。
 
 
=== カップスイーツバトル関係者 ===
 
; 仙道(せんどう)
 
: 演 - [[シソンヌ]]じろう
 
: 第91・93 - 96話に登場。広告代理店「フューチャー企画」社員。「わんこのスイーツ工房」の人気に着目し、一子にカップスイーツ対決を持ちかける。
 
: 対決が出来レースになっていることを一子に明かすも洋一郎の撮影した動画を見た彼女が翻意したため変更を余儀なくされる<ref group="注" name="96th_story"/>。
 
; 五十嵐(いがらし)
 
: 演 - [[飯田基祐]]
 
: 第94 - 96話に登場。大手コンビニチェーン「Cショップ」広告販促部長。
 
: 対決終了後に一子のケーキ商品化について、後になり希の作成したものが[[口コミ]]で人気急上昇したことや一子のルセットが他人の物だと判明したため難しいと判断する<ref group="注" name="96th_story"/>。
 
; 司会(しかい)
 
: 演 - [[なだぎ武]]<ref group="注" name="nadagi_nakamura">第95話 なだぎ・中村とも「司会(アシスタント)+実名」を名乗るシーンがある</ref>
 
: 第95・96話に登場。カップスイーツ対決の司会者。
 
; 役名なし
 
: 演 - [[中村萌子]]<ref group="注" name="nadagi_nakamura"/>
 
: 第95・96話に登場。カップスイーツ対決のアシスタント。
 
 
=== 「@ my dream」元社員 ===
 
; 井上(いのうえ)
 
: 演 - [[村上純]]([[しずる]])
 
; 木俣(きまた)
 
: 演 - 佐藤哲夫([[パンクブーブー]])
 
; 小平(こだいら)
 
: 演 - 黒瀬純(パンクブーブー)
 
: 以上3名は第116 - 118話に登場。会社倒産後に能登を訪問。徹も倒産の被害者と思い全員再就職したと嘘をつく<ref group="注" name="117th_story">第117話。</ref>。
 
; {{Anchors|山口}}山口(やまぐち)
 
: 演 - [[池田一真]](しずる)
 
: 第116 - 119話に登場。当初は上述3名と共に行動を共にするが、倒産失業により一家離散に追い込まれた反面で希のケーキ店開業計画等前向きな徹に憤慨。嫌がらせとして外浦中にいたずらを行い、津村家に手を及ぼすことを仄めかし「報いを受けろ」と徹を脅迫する<ref group="注" name="117th_119th_story">第117 - 119話。</ref>。
 
 
=== 世界パティシエコンクール日本予選関係者 ===
 
; 審査員(しんさいん)
 
: 演 - [[住田隆]]
 
: 第152・153話に登場。審査のみならず予選の進行も担当。
 
; 審査員長(しんさいんちょう)
 
: 演 - 辻口博啓<ref group="注">製菓指導も担当するため「審査員長(製菓指導)」とクレジット。</ref>
 
: 第153話に登場。
 
; 清掃員(せいそういん)
 
: 演 - [[ブンシリ]]
 
: 第152話に登場。山本の偽名で同じ仕事をする徹を探す。
 
; 記者(きしゃ)
 
: 演 - [[朝霧涼]]
 
: 第153話に登場。優勝した大悟に取材を申し込む。
 
 
=== その他の人々 ===
 
; 勝浦マコト(かつうら まこと)
 
: 演 - [[ナガセケイ]]
 
: 一子をモデルに[[スカウト (勧誘)|スカウト]]したカリスマスカウトマン。しかし、その後に詐欺容疑で逮捕される。写真のみの出演。
 
; 三瓶(さんぺい)
 
: 演 - [[三瓶]]
 
: 当初は上述した勝浦マコトが特集されていた雑誌「月刊エンタテインメント!」の表紙で写真のみの出演<ref group="注">2001年当時にブレイク。</ref>。
 
: 第69話では一子が大阪の同僚(演 - [[向里憂香]]・[[岩井挙士朗]]・[[久保龍一]])らと立ち寄った飲食店で偶然居合わせた芸能人客として出演。
 
; 芸者(げいしゃ)
 
: 演 - [[奥山奈々]]
 
: 第8・107話に登場。希たちが初めて弥太郎の工房に訪れた際に弥太郎が連れていた「金沢一べっぴん」の[[芸妓|芸者]]。
 
; 安達ゆかり(あだち ゆかり)
 
: 演 - [[光宗薫]]
 
: 第15・16・140話に登場。ロールケーキ甲子園の出場者。希の作品を褒め自分の作品を卑下するものの優勝する。
 
; 司会者(しかいしゃ)
 
: 演 - 福澤朗<ref group="注" name="akira_fukuzawa"/>
 
: 第15 - 16話に登場。希が出場したロールケーキ甲子園北陸大会の司会者。
 
; 役名なし
 
: 演 - [[塩田勝]]
 
: 第15話に登場。希が出場したロールケーキ甲子園北陸大会の受付担当者。
 
; 篠山巻信(しのやま まきのぶ)
 
: 演 - [[篠山輝信]]
 
: 第25話に登場。希が企画した「移住体験ツアー」を放送した地元[[ケーブルテレビ]]局のローカル番組「WAJIMA MANDE」のレポーター。
 
; 四谷(よつや)<ref group="注">本放送時は役名のクレッジトはなかったが、「[[#総集編|総集編 前編]]」ならびに『[[NHKウイークリーステラ]]』2015年7月10日号「プレーバック企画 こんなところにあの人が!?」で四谷とクレジットされた。</ref>
 
: 演 - [[直江喜一]]
 
: 第29話に登場。安西が徹に紹介した貝殻ビジネスのスポンサー関係者。
 
; ナイツ
 
: 演 - [[ナイツ (お笑いコンビ)|ナイツ]](塙宣之・土屋伸之)
 
: 第58話に登場。「料理の巨人」放送のため希・大悟らが訪れたMHKテレビ<ref group="注" name="mhk_tv">第57話 坂本が徹に電話をかけるシーンで確認。</ref>の廊下ですれ違う。
 
; 浅井の彼女
 
: 演 - [[酒井瞳]]
 
: 第78話に登場。パティシエ・浅井和也の彼女。
 
; ユイ
 
: 演 - [[江守沙矢]]
 
: 第87話に登場。一子の同僚キャバ嬢。
 
; 木下(きのした)
 
: 演 - [[スマイリーキクチ]]
 
: 第93話に登場。一子が勤めるキャバクラの常連客。
 
; 店員(てんいん)
 
: 演 - [[皆川尚義]]
 
: 第93話に登場。一子が勤めるキャバクラの店員。一子を訪ねてきた希を面接志望者と勘違いする。
 
; ニュースキャスター
 
: 演 - [[七緒はるひ]]
 
: 第97・98話に登場。安西逮捕のニュース原稿を読むキャスター。声のみの出演。
 
; アンドレ
 
: 演 - [[アルノ・L]]
 
: 第100・101・107・108話に登場。フランス人アートディレクター。コラボレーションの打切りを告げに紺谷漆器を訪れるが、希が作成した[[パリ・ブレスト]]を輪島塗の皿に乗せて持て成したことをきっかけ<ref group="注">第101話 アンドレ自身が趣を感じ、圭太から互いに引き立てあう作品を仕上げたい意気込み聞かされるなど複合要因もある。</ref>に計画を見直す。
 
; 渡辺(わたなべ)
 
: 演 - [[本田大輔]]
 
: 第100・101・107・108話に登場。アンドレの[[通訳]]。
 
; 司会者(しかいしゃ)
 
: 演 - [[クリス・ペプラー]]・[[黒田有彩]]
 
: 第119話に登場。little voiceが出演した音楽番組「mp(ミュージック・パレード)」の司会者<ref name="mp">[http://www.nhk.or.jp/mare/special/0814_1.html NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP mp ミュージック・パレード舞台裏に潜入 高志のバンドTV出演] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150816171046/http://www.nhk.or.jp/mare/special/0814_1.html |date=2015年8月16日 }}</ref>。
 
; 沢葉子(さわ ようこ)
 
: 演 - [[峯村リエ]]
 
: 第135話に登場。沙耶の母親。珠洲市で美容院を営み沙耶に継がせたいと考えていたため従業員として採用した希に対して怒り苦情を言う。
 
; 前田千里(まえだ ちさと)
 
: 演 - [[森脇英理子]]
 
: 第140話に登場。「ママさんパティシエ洋菓子コンクール」の出場者。希の作品を褒め自分の作品を卑下するものの優勝する。
 
 
=== スピンオフ出演者 ===
 
; 大山(おおやま)
 
: 演 - [[山中聡]]
 
: スピンオフ(前編)に登場。little voiceマネージャー。
 
; 栗林仁子(くりばやし にこ)
 
: 演 - [[清野菜名]]
 
: スピンオフ(後編)に登場。[[#蔵本一子|蔵本一子]]に性格がよく似た女性。
 
: 洋一郎とは、[[ソーシャルネットワークサービス|SNS]]「フェイスノート」で知り合う。
 
: [[ハンドルネーム]]は、「'''みいっ子'''」。
 
: 一子に似せるため、[[ロングヘア]]の[[かつら (装身具)|カツラ]]で変装していた。
 
; 猪俣雄二(いのまた ゆうじ)
 
: 演 - [[渋谷謙人]]
 
: スピンオフ(後編)に登場。
 
: 仁子の元カレ。いわゆる「'''だめんず'''」。
 
 
== 作品設定 ==
 
=== キャラクター ===
 
; {{Anchors|魔女姫}}<!-- 人物・希、ロベール幸枝、スタッフ節からリンクあり。[[Template:Anchors]]参照。 -->魔女姫(まじょひめ)
 
: 戸田恵子によるナレーションの語り手という設定の[[人形]]。番組開始時や場面転換時にアニメ画像で登場する。語りの際の一人称は「わたくし」。
 
: 希の宝物で、帽子の上に[[ティアラ]]をつけた[[魔女]]をかたどった手のひら大の木製人形。5歳時のバースデーケーキに徹が添えたプレゼントだが、元々は母方祖母の幸枝がフランスでのパティシエ修業時代に持っていたキッチンウィッチと呼ばれる魔女人形<ref group="注">第34話 [[ヨーロッパ]]では家族の幸せや料理が美味しくなる願いを込めて台所にぶら下げる風習があると幸枝が説明する。</ref>であることが判明する。幸枝はこの人形に弱音を吐いて厳しい修業に耐えていたが、引っ越し時に紛失する。その後は海外[[骨董品|アンティーク]]商品として日本国内に流通。徹に偶然買われて希の手元に渡る。やがて幸枝は能登を訪れこの人形と再会し、娘との和解ならびに希の真の夢への目覚めを導くという数奇な運命のモチーフとなった。
 
: 人形のコンセプトとして、かわいらしさだけが独り歩きしないようにどこか違和感があり希の祖母を連想させるものを目指したほか、水玉模様の個性的な服などは美術家の[[草間彌生]]をイメージした<ref>[http://www.sankei.com/premium/news/150417/prm1504170010-n1.html 【「まれ」の舞台裏】(4)「土屋太鳳=希」の宝物「魔女姫」のモデルは…意外な“あの人”] 産経ニュース 2015年5月11日閲覧</ref>。
 
; {{Anchors|ゴン太}}ゴン太(ごんた)
 
: 本作品では以下に示す2つの意味合いがある。
 
:# [[#寺岡家の人々|寺岡家]]で[[ペット]]として飼われている[[柴犬]]{{Refnest|group=注|ゴン太役の犬は[[動物タレント|ペットモデル]]のイチロー。土屋が本作の前年に出演していた『[[花子とアン]]』で、村岡家で飼われていたテルを演じた<ref>[http://www.nhk.or.jp/mare/special/0527_1.html NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP 寺岡真人役塚地武雅「ゴン太先輩」] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150528135715/http://www.nhk.or.jp/mare/special/0527_1.html |date=2015年5月28日 }}</ref><ref name="tao_blog_20150527">[http://ameblo.jp/tao-tsuchiya/entry-12031874587.html 土屋太鳳オフィシャルブログ『たおのSparkling Days』「憧れの…!」](2015年5月27日)</ref>。}}。
 
:# 希が言い始めた[[#池畑大輔|池畑大輔]]の別称<ref group="注">希以外にも徹・藍子・元治・文がこの呼称を使う。</ref>。出会い頭にファーストキスを奪われショックを受けたものの、上述したゴン太から顔を舐められたと思えば良いと考えついたことが理由である<ref group="注">第43話。</ref>。
 
; {{Anchors|little voice}}little voice(リトル ボイス)
 
: [[#二木高志|二木高志]]が[[ボーカル]]兼[[アコースティック・ギター]]を務めるロックバンド。他のメンバーは岡本啓祐([[ドラムス]])・宮田岳([[ベース (弦楽器)|ベース]])・澤竜次([[エレクトリック・ギター]])で、高志役の渡辺大知が所属する[[黒猫チェルシー]]のメンバーでもある<ref>[http://www.nhk.or.jp/mare/special/0428_2.html 高志のバンドはホントのバンドメンバー] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150501162725/http://www.nhk.or.jp/mare/special/0428_2.html |date=2015年5月1日 }} NHK連続テレビ小説「まれ」2015年4月28日閲覧</ref>。
 
: 第26話で岡本・宮田が高志のバンド仲間として2002年夏の帰省に同行し「サロン はる」でライブを行う。little voiceの名称は2003年9月時点の第77話でワンマンライブ告知のチラシで初めて使われ、第78話でライブを敢行。2007年にメジャーデビューし、第119話で音楽番組「mp(ミュージック・パレード)」でテレビ初出演。この時からメンバーとして澤が加わると共にオープニングでもlittle voiceとして出演者クレジットされた<ref name="mp"/>。
 
: 黒猫チェルシーの事実上変名ユニットであり、[[#劇中歌|劇中歌]]の「涙のふたり」「ここで会おう」をlittle voice名義でシングルCDをリリースし、インストアイベントやライブツアーも行うほか<ref name="sma_little_voice"/>、『[[MUSIC JAPAN]]』などの音楽番組にも出演する。
 
; {{Anchors|紺谷弥太郎}}紺谷弥太郎(こんたに やたろう)
 
: 後述する[[#紺谷漆器|紺谷漆器]]の当主が代々[[襲名]]する[[名跡]]。本作では以下の2名が名乗る。
 
:* [[#紺谷かおる|紺谷かおる]]:4代目
 
:* [[#紺谷圭太|紺谷圭太]]:5代目
 
:<!-- この「:」は削除しないでください。[[Help:箇条書き]]参照 -->
 
; {{Anchors|ベルサイユのばら}}ベルサイユのばら(べるさいゆのばら)
 
: [[フランス革命]]当時のフランスを舞台にした、人気少女マンガ。
 
: 『まれ また会おうスペシャル後編〜一子の恋』にて、[[#蔵本一子|蔵本一子]]が自身と[[#角洋一郎|角洋一郎]]の関係を主要登場人物の[[オスカル・フランソワ|オスカル]]と[[アンドレ・グランディエ|アンドレ]]にたとえて、「プチ・ソルシエール」店内のアクリルボードを使い、人物相関図を書いて表していた。
 
 
=== 架空の地域・組織など ===
 
; {{Anchors|外浦}}外浦(そとら)
 
: 能登半島にある架空の小さな[[漁村]]。主人公の希をはじめとする津村家や桶作家・蔵本家・寺岡家・角家などが居住生活する。
 
: 地名は能登半島の[[日本海]]に面した海岸を指す「外浦」に由来しており、街並などの外景は輪島市[[大沢町 (輪島市)|大沢町]]でロケ撮影が行われた<ref>{{Cite web |author=渡辺一貴 |date=2015-03-28 |url=http://www.sankei.com/premium/news/150328/prm1503280018-n1.html |title=(1) スタッフを惚れさせた「まれ」子役「11歳・来夢」の“目力”と“プロ根性” |publisher=[[産経ニュース]] |accessdate=2015-05-17}}</ref>。
 
: 自治体としての設定は津村家が移住してきた1994年は独立した'''外浦[[村]]'''、2001年に[[日本の市町村の廃置分合#平成の大合併|合併]]で輪島市に編入され'''輪島市外浦町'''である。
 
: [[集落]]としての設定では実際に能登地方で行われる伝統行事<ref group="注">8月の夏祭り(第6話)・輪島大祭への[[能登キリコ祭り|キリコ]]参加(第12話)・[[正月]]の[[あまめはぎ|アマメハギ]](第50 - 51話)など。</ref>のほか、土地柄・風習面では以下に示すものが取り入れられた。
 
:# 外部から来た人々を「[[まれびと]]」として歓迎し優しく接する文化や「'''能登はやさしや土までも'''<ref group="注">「能登という土地は土までも優しいのだから、人はいかばかりか」という意味。</ref>」の言葉で表現される気質。これらは第25話で設定が活かされたが、一方で第1週での東京から移住してきたばかりの津村家への対応などに見られるように外部から来た者に対する排他的意識が存在する面も描かれた。
 
:# 第56話で藍子のセリフなどに反映された能登に根差して生きる人を「'''土の人'''(つちのひと)」、外部から来ていずれ去ってゆく人を「'''風の人'''(かぜのひと)」と呼ぶ文化<ref name="nhk_seisaku_20140424" />。
 
:# 伝統的に女性が働き者であるため夫である男性は楽ができる「'''とと楽'''(ととらく)」文化。このため外浦の既婚男性たちは仕事をそこそこに仲間同士での会話を楽しむことができる<ref>[http://www.nhk.or.jp/mare/cast/02.html#noto_m NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP 登場人物紹介 能登の人々] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150519194111/http://www.nhk.or.jp/mare/cast/02.html |date=2015年5月19日 }}</ref>。
 
:# [[#京極ミズハ|京極ミズハ]]を巡るエピソードなどに反映された農作物などを近所の人々同士で御裾分けし合う習慣。
 
:<!-- この「:」は削除しないでください。[[Help:箇条書き]]参照 -->
 
; {{Anchors|サロン はる}}サロン はる
 
: [[#蔵本一子|蔵本一子]]の母・はるが経営する美容院。従業員はオーナーのはるとエステティシャン兼ネイリストの小原マキの2名のみである。
 
: 美容院としてのみではなく、外浦地区住人の寄合所的な意味合いで雑談の場、徹と藍子の結婚20周年パーティー<ref group="注">第35話。</ref>の準備会場になるなど、文字通り「サロン」としても機能する。
 
; {{Anchors|紺谷漆器}}紺谷漆器(こんたに しっき)
 
: [[江戸時代]]から代々続く[[輪島塗]]の[[塗師]]屋(ぬしや)。2003年時点では[[#紺谷かおる|圭太の祖父である4代目]]<ref group="注" name="yataro_4th"/>[[#紺谷弥太郎|紺谷弥太郎]]の下、少数精鋭4人の職人により輪島塗漆器の製造ならびに補修を行う。このため屋内には江戸時代に製造された漆器も当時の状態のまま保存される。
 
: 2002年までは都内の[[デパート]]で毎年展示販売会を行うなど積極的な営業も行っていたが、需要の低下から2003年は開催直前にキャンセルされ危機的状況に陥る。しかし会場を横浜に移して[[イタリア料理|イタリアン]]・[[#天中殺|天中殺]]の中国料理・[[#マ・シェリ・シュ・シュ|マ・シェリ・シュ・シュ]]のケーキなどとのコラボレーションを実施したほか、フランス陶器と輪島塗双方の良さを融合させた陶胎漆器にチャレンジするなど輪島塗の新たな[[概念|コンセプト]]を提案模索する<ref group="注">第73 - 78・100 - 101・108話。</ref>。2015年に圭太が5代目弥太郎を襲名し当主に就任。
 
: 輪島塗指導担当で4代目弥太郎(かおる)のキャラクターモデルとなった大崎庄右エ門<ref name="syoemon_ohsaki">[http://www.nhk.or.jp/mare/special/014.html NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP 塗師屋 大崎庄右エ門さん] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150620075755/http://www.nhk.or.jp/mare/special/014.html |date=2015年6月20日 }}</ref>が経営する「大崎漆器<ref>[http://www.osakisyoemon.jp/ 大崎漆器]</ref>」をモデルにしており、「住前職後」と呼ばれる道路に面した前部を弥太郎の住居や奥を仕事場とする構造を持つ建物外景ならびに一部の屋内シーンは国の[[登録有形文化財]]に登録された<ref name="syoemon_ohsaki"/>大崎漆器でのロケ撮影である。
 
;{{Anchors|朝市食堂まいもん}}朝市食堂まいもん(あさいちしょくどう まいもん)
 
: 希が高校時代アルバイトしていた朝市通りから奥に入った場所にある食堂<ref name="maimon_syokudoh">[http://www.nhk.or.jp/mare/special/0415_1.html NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP 希のバイト先 朝市食堂まいもん] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150802163428/http://www.nhk.or.jp/mare/special/0415_1.html |date=2015年8月2日 }}</ref>。マスターは[[#小野|小野]]。名称的には食堂であるものの[[喫茶店]]的要素や[[酒]]類も提供することから[[居酒屋]]機能も持ち合わせる。
 
: セットは倉庫を改装した設定にしたことから名残として[[トラス]]柱が店内に露出するほか、[[リヤカー]]を改造したテーブルや魚を納める木箱によるカウンターなどに廃品の再用が随所に見られる。またキリコの模型や照明には[[漁船]]で使われていたランブを使用するなど輪島らしさの演出が加えられる<ref name="maimon_syokudoh"/>。
 
: 2007年秋の閉店後は希へ譲渡され後述する「Petite Sorciere」が開店する。
 
;{{Anchors|Petite Sorciere}}Petite Sorciere(プチ・ソルシエール)
 
: 徹が企画プロデュースを行い希がオーナーパティシエを務めるケーキ店<ref name="Petite_Sorciere">[http://www.nhk.or.jp/mare/special/0822_1.html NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP 希のケーキ屋 Petite_Sorciere] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150824170958/http://www.nhk.or.jp/mare/special/0822_1.html |date=2015年8月24日 }}</ref>。上述する「朝市食堂まいもん」を改装し、2007年11月11日に開店。店名はフランス語で「'''[[#魔女姫|魔女姫]]'''<ref group="注">直訳は「'''小さな魔女'''」。</ref>」を意味するほか、本来の読みは「'''プティットゥ・ソルシエール'''」であるものの一子の提言する「わかりやすさ」から通称名がそのまま採用され<ref group="注" name="124th_story"/>、'''橋本朝子'''をはじめとする地元常連客からは「'''プチソル'''」と略して呼ばれる。また店のホームページは一徹が制作し管理する。
 
: 商品のうち主力となる生ケーキにはいずれも能登産食材を使用しており、開店当初は中島菜の「ジャン・ドゥ・ラ・テール(420円)」「モンブラン・ドゥ・ノト(450円)」ブルーベリームースとフロマージュを合わせた「レゾリュシオン(380円)」いちごムースとコンフィチュールにタルトを合わせた「レーヌ・デ・フレーズ(350円)」の4品とされた<ref name="tsujiguti_blog_20150822">[http://ameblo.jp/h-tuji/entry-12064236265.html 辻口博啓オフィシャルブログ「辻口日記」まれ【プチ・ソルシエール】]</ref>。しかし高価格と商品名のわかりにくさによる客足離れから赤字になったため「能登[[カボチャ]]の[[カスタードプディング|プリン]](250円)」「イチゴの[[ショートケーキ]](300円)」「シュークリーム(180円)」「[[#マルジョレーヌ|マルジョレーヌ]](450円)」へリニューアルを実施<ref name="Petite_Sorciere"/><ref group="注" name="126th_story">第126話。</ref>。また焼き菓子やイートインでもサーブされる藍子お気に入りの「珠洲の[[コーヒー]]」ならびにミニキリコや輪島塗などの民芸品のほか、「元治の塩」も1袋600円で販売する<ref name="Petite_Sorciere"/>。
 
: 開業資金は当初の試算では1000万円とされたが<ref group="注" name="121st_story">第121話。</ref>、ショーケースや厨房機器を中古にすることで600万円まで圧縮するものの銀行からの融資を断られたことから、能登産食材を使用することにより奥能登農業組合からの融資を出願する<ref group="注" name="122nd_story"/>。しかし貸付審査担当者であるみのりが、経費削減などの問題点指摘や生ケーキは4種類に限定するなどの条件を提示したために18回の計画改訂を実施。最終的に350万円の融資が認可され<ref group="注" name="123rd_story">第123話。</ref>、希と圭太の貯金100万円と合わせた450万円で開業する<ref group="注" name="124th_story"/>。このため内装は「朝市食堂まいもん」時代のものを極力活かしつつ赤と白をイメージカラーにしたリフォームは希・圭太・一子・洋一郎・一徹・みのり・小野が施工。厨房機器は業務用のみならず冷蔵庫やオーブンは家庭用の中古品を使用。また希のパティシエ服も「マ・シェリ・シュ・シュ」時代の「Mare Tsumura」のネームが入ったもので新たにみのりの手によって店名ロゴが刺繍される<ref name="Petite_Sorciere"/>。
 
;{{Anchors|移住定住班}}移住定住班(いじゅうていじゅうはん)
 
: 高校卒業後の希が就職した輪島市役所で配属されたセクション。紺谷博之が課長を務める産業振興課の下部組織で班員は希と新谷浩介の2人のみである。
 
: 主な業務内容は他地域から輪島市へ転入した移住者からの相談・輪島市での起業・就職に補助金支給の対応<ref group="注">第124話 横浜から帰郷した希の「プチ・ソルシエール」開店も補助金支給適用となり、新谷に礼を言うシーンがある。</ref>・移住者への定期訪問など。また移住検討をする人たちをターゲットに「移住体験ツアー」も実施した<ref group="注">第25話。</ref>。
 
; {{Anchors|うみねこ座}}うみねこ座(うみねこざ)
 
: [[#蔵本はる|蔵本はる]]がリーダーを務める外浦の女性たちによる[[コーラス・グループ]]。メンバーは藍子・文・久美・マキのほか、[[エキストラ]]数名(演 - [[葛城ゆい]]ほか)が演じる。
 
; {{Anchors|LIVE GATES}}LIVE GATES(ライブ・ゲーツ)
 
: [[#津村徹|徹]]が[[2003年]]1月から勤務{{Refnest|group=注|藍子との離婚問題が浮上していた2002年の年末に徹は就職の誘いを受ける(第50話)。一旦は断ることにしたものの藍子の決意は固く離婚(第75話)に合意した上で就職する(第54話)。}}する東京のWEB制作会社。経営者は徹が失踪していた間に手を染めて失敗したIT事業を一緒にしていた友人。主な業務内容はホームページ制作代行ならびに運営管理で、同年9月からは徹が企画した[[グルメサイト]]「'''まいもんネット'''」も運営する<ref group="注" name="79th_story"/>。
 
; {{Anchors|@ my dream}}@ my dream(アット・マイ・ドリーム)
 
: 「まいもんネット」の成功により徹が2006年春に独立し起業した都内のIT企業<ref group="注" name="88th_story"/>。会社[[ロゴタイプ|ロゴ]]は[[白熱電球]]の中に@マークがデザインされるほか、社名には津村家の4人(徹・藍子・希・一徹)の最初の一文字が組み込まれる。
 
: 主な業務内容はLIVE GATESから承継した「まいもんネット」の企画運営で、新たにライブ[[ストリーミング]]も実施する{{Refnest|group=注|第95・96話<ref name="c_shop_battle">[http://www.nhk.or.jp/mare/special/0718_1.html NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP 舞台裏に潜入 カップスイーツバトル] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150720012035/http://www.nhk.or.jp/mare/special/0718_1.html |date=2015年7月20日 }}</ref>。}}。
 
: 2007年5月、起業時の融資保証人である[[#安西隼人|安西隼人]]が自身の経営する「インタードア」での粉飾決算が明るみになり逮捕されたため、新たな融資元を探すものの見つからず徹が自己破産する形で連鎖[[倒産]]。
 
:<!-- この「:」は削除しないでください。[[Help:箇条書き]]参照 -->
 
; {{Anchors|マ・シェリ・シュ・シュ}}<!-- あらすじ、人物・大悟からリンクあり。[[Template:Anchors]]参照。 -->MA CHERIE CHOU CHOU(マ・シェリ・シュ・シュ)
 
: [[#池畑大悟|池畑大悟]]がオーナーパティシエを務めるフランス菓子店。店名はフランス語で「'''最愛の人'''」という意味<ref group="注" name="57th_story"/><ref group="注" name="shop_name"/>。設定上はフランス修業から帰国後に先妻と横浜市内の後に「シェ・ミシマ」の店舗となる場所で創業<ref group="注" name="daigo_cake_hiwa"/><ref group="注">第59話 徹のリサーチで判明。</ref>。希5歳時のバースデーケーキを発注された翌[[1989年]]に先妻の死去で一旦閉店。5年のブランクを経た[[1994年]]に「天中殺」から徒歩圏内である横浜市[[中区 (横浜市)|中区]][[山手 (横浜市)|山手]]の丘中腹で再開店した<ref group="注" name="daigo_cake_hiwa"/><ref name="blog17">[http://www.nhk.or.jp/drama-blog/4440/216798.html まれ#17 大悟の店「マ・シェリ・シュ・シュ」](2015年5月16日) NHKドラマトピックスブログ 2015年5月23日閲覧</ref>。
 
: 大悟の頑固かつ気難しい性格<ref group="注" name="daigo_mondai"/>から気に入らないことがあると店を畳み<ref group="注">第45話 店を畳んでいる間は輪子から「働かざる者食うべからず」と言われ「天中殺」で給仕のアルバイトをする。</ref>、気が向くと再開を繰り返すものの商品の完成度は高く店はクリスマスケーキの予約に行列ができるほどの人気を博す。その反面で味や食材にも拘り過ぎて原価割れを起こすこともあり、さらに不定期な営業であるため収支面で難がある。このため金融機関から融資を断られるなど経営面での問題も多い<ref group="注" name="55th_story"/>。
 
: スタジオセットは、大悟と同年代のオーナーパティシエ店舗をリサーチした上で製菓指導担当の辻口博啓が監修。横浜らしい異国情緒を大切にしながら西洋文化と開放感のある空間からガラス張りとした大きな洋館の一部という設定でデザインされた<ref>[http://www.nhk.or.jp/mare/special/0709_1.html NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP 大悟の店「マ・シェリ・シュ・シュ」] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150711043938/http://www.nhk.or.jp/mare/special/0709_1.html |date=2015年7月11日 }}</ref>。またセットには実際の店舗同様な厨房機器やショーケースを使用する<ref name="blog17" />。
 
; {{Anchors|天中殺}}<!-- 人物・池畑輪子・珍文棋からリンクあり。[[Template:Anchors]]参照。 -->天中殺(てんちゅうさつ)
 
: 大悟の妻・[[#池畑輪子|輪子]]がオーナーを務める激辛メニューのみしか存在しない[[中国料理]]店<ref name="tenchusatsu_special"/>。従業員は珍と高志の2名で、大悟が経営するマ・シェリ・シュ・シュとは「たとえ夫婦であってもお互いの店については干渉しない」と輪子は公言<ref group="注" name="45th_story">第45話。</ref>するが、後述する寮や賄いのほかにマ・シェリ・シュ・シュへ対する融資の[[担保]]物件となっている<ref group="注" name="55th_story">第55話。</ref>。
 
: 設定上は横浜中華街の路地裏に存在。異世界に迷い込んだような違和感と[[カンフー映画]]に登場するような空間をテーマに赤・銀の2色をコーディネートしたデザインが特徴のセット<ref name="tenchusatsu_special"/>は、3階建てで以下の設定がされる。
 
:* 1階:店舗。客席はカウンター・テーブルに設置。フロア中心部は輪子のスペースとし副業の占いや趣味の麻雀が行われる<ref name="tenchusatsu_special"/>。実際に調理が可能な厨房はグレー1色でコーディネートされる<ref name="tenchusatsu_special"/>。またマ・シェリ・シュ・シュ従業員に[[賄い料理|賄い]]も提供する<ref group="注" name="42nd_story"/>。
 
:* 2階:元々は4つの宴会場であったが、不況による客足低下から[[アパート]]4室へリフォームを実施<ref name="tenchusatsu_special"/>。マ・シェリ・シュ・シュ従業員に寮として格安で賃貸<ref group="注" name="42nd_story"/><ref>[http://www.nhk.or.jp/mare/cast/03.html#wako NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP 登場人物紹介 池畑輪子] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150519133815/http://www.nhk.or.jp/mare/cast/03.html |date=2015年5月19日 }} 2015年5月23日閲覧。</ref><ref group="注">第56話 「店員専用料金は30,000円だが、一度解雇された希には65,000円の通常料金を適用」と輪子が言及。</ref>することから深夜帰宅も考慮し、各部屋にミニキッチン・共用のシャワールーム・ロビーに[[洗濯機]]ならびに[[衣類乾燥機]]を完備する<ref name="tenchusatsu_special"/>。
 
:* 3階:大輔を除いた池畑家が居住する<ref name="tenchusatsu_special"/>。
 
:<!-- この「:」は削除しないでください。[[Help:箇条書き]]参照 -->
 
;{{Anchors|花鳥風月}}花鳥風月(かちょうふうげつ)
 
: 第68話で希が大輔に連れられ訪れた養鶏場。「マ・シェリ・シュ・シュ」で使用する鶏卵を卸しており、経営者の[[#浜田|浜田]]によれば取引は大輔の幼少期からで大悟も気分転換によく訪れる。
 
: 素材にまで拘る大悟が指定する鶏卵は高品質かつ美味であるが1個100円<ref group="注">第69話 希がセリフで言及。</ref>と高価格である。これは自然溢れる環境下で[[ニワトリ]]を[[放牧#フリーレインジ|放し飼い]]し自由に産卵させるためである。
 
;{{Anchors|料理の巨人}}料理の巨人(りょうりのきょじん)
 
: 大悟が西園寺と出演したMHKテレビ<ref group="注" name="mhk_tv"/>が制作する架空の料理対決番組。[[1993年]] - [[1999年]]に[[フジテレビジョン]]系列で放送されていた『[[料理の鉄人]]<ref group="注">「料理の巨人」審査員役のうち服部幸應は解説者で、辻口博啓は挑戦者で『料理の鉄人』の出演経歴がある。</ref>』の[[オマージュ]]的[[パロディ]]である<ref group="注">主催者(『料理の鉄人』では主宰)の「私の記憶が確かならば…」のセリフ・巨人(鉄人)と挑戦者の対決形式で双方にキャッチフレーズを付ける(大悟は「眠れる巨匠」、西園寺は「スイーツ界の貴公子」)・テーマ食材(「料理の巨人」では[[ユズ|柚子]])を使用し制限時間(60分)以内で調理を終える・審査員によって勝者を決定などの類似点がある反面、90分の[[生放送]]であること・巨人がレギュラー出演者でない・何品作ってもいいが制限時間内に調理が終了できなければ失格となるルール・勝者には賞金が支給されるなどの相違点がある。</ref><ref name="blog20"/><ref>木俣冬 [http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150607/E1433609766788.html 「料理の鉄人」のパロディが「まれ」60話](2015年6月7日)エキサイトレビュー 2015年7月20日閲覧</ref>。
 
: 番組セットは通常ドラマには使用しない[[NHK放送センター#テレビスタジオ|CT-102スタジオ]]に組んだほか<ref name="blog20"/>、大悟が計量秤を使用せず手で掴み測るシーンは製菓指導の辻口博啓が『料理の鉄人』出演時に実際行ったエピソードによるものである<ref name="blog20">[http://www.nhk.or.jp/drama-blog/4440/219309.html まれ#20 「料理の巨人」対決!](2015年6月6日) NHKドラマトピックスブログ 2015年6月6日閲覧</ref>。
 
;{{Anchors|まんでマンデー}}まんでマンデー
 
: 石川県を放送エリアとする架空のテレビ局「石川毎朝テレビ」が制作する[[ローカル番組|ローカル]][[情報番組]]<ref name="toko_again"/>。司会者は[[ダンディ坂野]]で、[[入江慎也]]([[カラテカ (お笑いコンビ)|カラテカ]])や[[#矢野陶子|陶子]]が出演する。
 
: 2005年以降毎年[[母の日]]を記念して「ママさんパティシエ洋菓子コンクール」を実施する<ref group="注" name="140th_story"/>。
 
;{{Anchors|わんこのスイーツ工房}}わんこのスイーツ工房(わんこのスイーツこうぼう)
 
: 「マ・シェリ・シュ・シュ」のケーキを食し高額なことに疑問を抱いた一子が憂さ晴らしを兼ねて開設したブログ。コンビニ店頭の商品など手頃で美味しいスイーツを推奨し、高級スイーツを批判する論調が共感を呼び人気となる。安上がりで美味しいスイーツのレシピを自身の考案として掲載するが、ネタ元はキャバクラ店常連客の料理研究家から仕入れたものである。
 
: ハンドルネームのワンコは本名の「一」を英訳 (One) したもので、記事やコメント文末に「ワン」と入れるほか画面の所々に黒い犬のイラストを表示する。またプロフィール欄に血液型B型のOLと記載する。
 
 
=== 作中に登場する主な菓子 ===
 
本作では、[[#放送日程|週のサブタイトル]]はエピソードに関わると同時にテーマとなるお菓子の名前が付帯する<ref>{{Cite web |url=http://www.nhk.or.jp/mare/special/sweets.html |title=今週のスイーツ |work=NHK連続テレビ小説「まれ」 |publisher=日本放送協会 |accessdate=2015-10-01 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150928113210/http://www.nhk.or.jp/mare/special/sweets.html |archivedate=2015年9月28日 |deadlinkdate=2018年3月 }}も参照のこと。</ref>。
 
 
; 魔女姫[[バースデーケーキ]](第1・26週)
 
: 徹が仕事で立ち寄った横浜で大悟に発注した希5歳時のバースデーケーキ<ref group="注" name="daigo_cake_hiwa">第152話 大悟が言及。</ref>。ネーミングは同日に徹が購入した魔女姫をトップにデコレーションしたことに由来する。
 
: 希にとって「家族の幸せ」を象徴するケーキで後にパティシエを目指す原点。徹と自身10歳の誕生日にはじめて自力で作ったケーキはこの幸福を思い出して作成したもので、後に世界パティシエコンクール日本予選で作成するケーキやウエディング&バースデーケーキなどのモチーフともなる。
 
; [[シュークリーム]](第2週)
 
: 当初作成された物は、焼き上がったシュー生地の底から[[カスタードクリーム]]を入れる定番タイプ。低予算をモットーとする希は、無塩[[バター]]の代用に[[サラダ油]]を、カスタードクリームは全卵を使用する。
 
: 次に作成された物は、一子が「上が切れて帽子みたいになっている」と表現するシュー生地上部を切り分け間にカスタードクリームを挟み入れるタイプ。これは彼女が幼い頃に家族旅行で訪れた東京で食べた思い出の形を再現したもので、同時に東京が好きになった原点でもある。
 
; {{Anchors|幸せ貧乏家族}}幸せ貧乏家族(第3週)
 
: 希が「[[ロールケーキ]]甲子園」出場のため作成。自身の資金不足から「美味しさと節約」をテーマにし無料で手に入る能登産食材<ref group="注">[[イチジク]]・[[サツマイモ|能登芋]]・[[クリ|栗]]・[[カキノキ|柿]]など。</ref>をふんだんに使用する。
 
: 試作品は味覚面で好評であったものの見た目が地味だったことから、ケーキ外側にイチジクの[[ジャム]]を塗り、揚げた[[素麺]]でデコレーションするもの「ロールケーキ甲子園」では落選。審査員だった大悟からは「貧乏くさい」と酷評された。
 
: 第16週で一子が作成する[[#カップスイーツ|カップスイーツ]]にコンセプトならびに名称を盗用される。
 
; [[桜餅|桜もち]](第4週)
 
: 文が作る桶作家長男・哲也の好物。鮮やかなピンク色が特徴。皮をフライパンで焼き、皮・こし[[餡]]に隠し味として「元治の塩」を使用する。
 
; [[ミルフィーユ]](第5週)
 
: 移住体験ツアー客へのもてなしとして希が作成。亜美の輪島塗の層を重ねる意味への疑問を解く鍵にもなる。
 
; [[キャロットケーキ]](第6・15週)
 
: 幸枝が[[ニンジン]]嫌いだった幼い藍子のために作ったケーキ。藍子にとって母との思い出の味である。後に徹と藍子の結婚20周年パーティーに出されるケーキとして、赤い花の大きな[[飴細工]]の土台部分として幸枝が作る予定であったものの当日姿を消したため急遽希が作成する。
 
: さらに2006年、徹が藍子へ再プロポーズする際に希指導の下で徹が作成し持参する。
 
; {{Anchors|シャポー・アン・コトン}}シャポー・アン・コトン(第7週)
 
: マ・シェリ・シュ・シュで販売するケーキ(プチガトー<ref group="注">フランス語で「小さな菓子」。一般には一人用のケーキを意味する。「プチガトー」はこの週のタイトルの一部である。</ref>)の一種。フランス語で「綿帽子」という意味。大悟がケーキ嫌いの子供のためにリサーチをし試行錯誤を重ね作成。
 
; [[クリスマスケーキ]](第8週)
 
: 当初大悟が考えていたルセットが漏洩したため閉店騒動が発生。さらに希の不用意な発言から従業員個々で新たなルセットを考案することになった結果、陶子による試作品と以下の2品が作成された。
 
:; 浅井(希)作 試作品
 
:: 希が考案したものの陶子からルセット作成禁止を言われたことから浅井名義として作成。「元治の塩」を隠し味に入れた[[クッキー]]を砕き[[チョコレート]]をからめた生地と能登大納言[[アズキ|小豆]]とチョコレートの[[ムース (食品)|ムース]]を合わせる。家族で祝うクリスマスをテーマとし、正統派フランス菓子では使わない[[マルチパン|マジパン]]製の家族人形をトッピングする。大悟から「幼稚園ケーキ」「素材のうまさを殺している」と酷評される。
 
:; 大悟作 能登大納言小豆と塩田の塩を使ったクリスマスケーキ
 
:: 大悟が上述試作品のコンセプトを継承し素材を活かした上でリメイクした一品。能登大納言小豆の入ったアーモンド風味生地に塩[[キャラメル]]のクリームとムースを合わせ全体をチョコレートムースでまとめる。表面は光沢のあるチョコレートソースで仕上げる。トップには予約者の家族構成に合わせた絵柄が型押しされたバニラとチョコのクッキーならびに[[金箔]]でくるんだ能登大納言小豆がデコレーションされる。
 
:: しかし高コストゆえに原価割れを起こしてしまい[[信用金庫]]からの融資打切り通告がされるなどマ・シェリ・シュ・シュを倒産の危機に導いた要因のひとつにもなり、このことが後の「料理の巨人」出演にもつながる。
 
:<!-- この「:」は削除しないでください。[[Help:箇条書き]]参照 -->
 
; エンゲージケーキ(第9週)
 
: 希がみのりと一徹の婚約パーティー用として作成した大きな[[ウェディングケーキ]]風の一品。能登が好きで、一徹と子沢山で楽しい家族を作りたい夢を持つみのりの思いに合わせ、希がマジパン人形などをデコレーションした。
 
; [[メレンゲ (菓子)|メレンゲ]][[ホットケーキ|パンケーキ]](第10週)
 
: 大悟が「[[#料理の巨人|料理の巨人]]」出演時に予定されていなかった6品目として作成。大悟が幼かった美南に手伝わせ、美南と輪子のために初めて作った一品で、自身の菓子作りへの情熱を振るい起こさせた家族への感謝の思いを込めている。
 
: 製造過程で急遽希を手伝いに呼びメレンゲを作らせる<ref group="注">大悟は上述したクリスマスケーキのルセットを浅井に譲ったことを理由に希を試用期間終了後に一旦解雇しているが(第48話)、その後も横浜に戻りメレンゲ作りの練習を繰り返していたことを把握している(第58話)。</ref>。希は何度もダメ出しされるものの最終的には合格となり、パティシエとしての弟子入りを許される。
 
; 塩チョコレート(第11週)
 
: 希が美南のために考えた[[バレンタインデー]]用チョコレート。甘いものが苦手な人に贈りたいという美南の要望から[[テンパリング]]したチョコレートに[[種実類|ナッツ]]や[[ドライフルーツ]]を乗せその上から「元治の塩」を振りかける。
 
; [[ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ]](第12週)
 
: 「マ・シェリ・シュ・シュ」オリジナルの定番ケーキ。直訳すると「『愛してる』『俺も愛していない』」という意味の[[フレンチ・ポップス]]タイトルから引用された商品名と曲<ref group="注">この週の[[#劇中歌|劇中歌]]でもある。</ref>のテーマでもある「大人の恋の駆け引き」をイメージした一品で、希が大悟から初めて一貫した作成を命じられたケーキ<ref group="注">第67話。</ref>。
 
: しかし希はテーマの理解ができない上にケーキの要となるカスタードクリーム(クレーム・パティシエール)の製造が上手く出来ず練習で手首を傷めるなど行き詰る。ようやく完成させるものの大悟からは「小学生の初恋」と評され半額のアウトレット品としての発売を許される<ref group="注">第71話。</ref>。
 
: 価格は2003年時点では500円だが<ref group="注" name="73rd_story"/>、2006年時点では450円にダウンした<ref group="注" name="85th_story"/>。
 
; {{Anchors|レ・キャトル・サン・クー}}レ・キャトル・サン・クー(第13・15週・まれまた会おうスペシャル前編)
 
: 元は上述した希が作成するジュ・テーム・モワ・ノン・プリュのアウトレット品で、数か月後に商品名変更の上で正式販売へ移行<ref group="注" name="73rd_story"/>。
 
: 商品名称の直訳は「400回の殴打・大騒ぎ」という意味で、[[1959年]]の[[フランス映画]]『[[大人は判ってくれない]]』の原題である。
 
: 価格はアウトレット時が250円、正式販売開始の2003年では300円<ref group="注" name="73rd_story"/>、2006年時点では400円へアップしマ・シェリ・シュ・シュで売上ナンバー1を記録する日もある<ref group="注" name="85th_story"/>。
 
: ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュとの相違は以下の点にある。
 
:* 見た目上の特徴となる網[[タイツ]]に見立てたトッピングのチョコレートをパステルカラーで刷毛模様の円形チョコ数枚へ変更。
 
:* 食材面では子どもでも食べやすいように[[パスティス]]入りビターチョコムース→ミルクチョコムースへ、[[ゼリー|ジュレ]]素材を[[サクランボ]]→[[イチゴ]]へ変更。
 
:<!-- この「:」は削除しないでください。[[Help:箇条書き]]参照 -->
 
; フィエルテ(第13週)
 
: フランス語で「プライド」という意味。[[カカオ]]64%のチョコレートを使ったムースの中に濃厚なキャラメルを含むケーキである。
 
: 横浜で開催された[[#紺谷弥太郎|紺谷弥太郎]]の輪島塗展示会に同行した圭太が持参した蒔地の皿に合うケーキとして選定され希が作成する設定がなされた。また[[コラボレーション]]では蒔地にあわせるため側面には食用[[金]]粉を使ったチョコレートパーツを附帯させたほか、蒔地も風合いを生かすために食用金粉で[[枯山水]]をイメージした渦巻きを描くなどのアレンジが加えられた。
 
: 展示会当日の準備搬入中に浅井が転倒し全壊<ref group="注">第77話。</ref>。作り直すにも食材となるカカオ64%のチョコレートの在庫が底をつく絶望的状況に陥る。しかし希はカカオ77%と48%のチョコレートを調合させ作り出すことを考案し陶子と試行錯誤を繰り返した末に成功。浅井・美南・圭太の助けも借り時間ギリギリに完成させた<ref group="注" name="78th_story"/>。
 
; サプライズケーキ(第14週)
 
: 退職する陶子に大悟が贈ったケーキ。トップには大悟自らクリームで「お疲れさま」と書いたチョコレート製メッセージプレートがデコレーションされる。
 
: 週のサブタイトルでもあるメッセージプレートの文字入れはパティシエにとって練習を強いられる難しい作業であり、その後のエピソードで希は弥生への指導に苦労することになる。
 
; [[大福餅|豆大福]](第14週)
 
: 弥太郎が悩みを抱えると大福を食する習性から妻・やす子が手作りしていた菓子。
 
: 圭太と希の遠距離結婚を頑として反対する弥太郎の下へ桶作夫妻が訪問し、文が生前やす子に作り方を教えてもらった大福を差し入れ元治が説得。弥太郎を黙認に導く<ref group="注" name="84th_story"/>。
 
; ウェディングケーキ(第15週)
 
: 希と圭太の結婚祝ケーキ。ケーキ全体は一徹とみのりが作成したものだが、高志・洋一郎も作成に参加。前週のテーマとなったメッセージプレートがトップにデコレーションされるほか、能登名産の[[羊羹]]も食材に使用する<ref group="注" name="85th_story"/>。
 
; [[駄菓子]]バースデーケーキ(第15週)
 
: 榊原が妻との離婚を回避したいために希へ作成を依頼したケーキ。妻の嗜好が「高級志向ではなく駄菓子が好き」なことから食材ならびにトッピングに駄菓子を多数使用する。幸枝の助けを借りて完成<ref group="注" name="90th_story"/>。
 
; {{Anchors|カップスイーツ}}カップスイーツ(第16週)
 
: 大手コンビニチェーン「Cショップ」での販売権を賭けた対決用として以下のプラスチックカップ入りスイーツ2品が作成された。
 
:; 希作 ちょっぴりハレの日
 
:: 販売価格は350円。高級感と格調高く高貴なイメージをモチーフにショコラパーツをトッピング。紫をイメージカラーにしていることから[[クロスグリ|カシス]]ムースや[[ブルーベリー]]ジュレなどを重ねる。
 
:; 一子作 [[#幸せ貧乏家族|幸せ貧乏家族]]
 
:: 販売価格は99円。商品名称ならびにコンセプトはかつて希が「ロールケーキ甲子園」へ出場した際に作成したものからの盗用。家庭でも手に入れやすい食材を使用し、[[醤油]]味[[ブラン・マンジェ]]をメインに[[みたらし団子|みたらし]][[タレ]]や[[抹茶]]ジュレなどを合わせる。
 
:<!-- この「:」は削除しないでください。[[Help:箇条書き]]参照 -->
 
; パリ・ブレスト(第17週)
 
: 菓子としての詳細は[[パリ・ブレスト]]も参照。アンドレが紺谷漆器を訪れ輪島塗とフランス陶器とのコラボレーション打ち切りを示唆した際に希がもてなし用として作成。
 
: 表面の粉[[砂糖]]は日仏の友好と融合をイメージする白・赤にするほか、[[レモン]]クリームを使用するなどのアレンジが加えられる<ref group="注" name="102nd_story">第102話。</ref>。
 
; 横浜ロールケーキ(第17 - 18週)
 
: 「マ・シェリ・シュ・シュ」退職の条件として自身に「美味い」と言わせるロールケーキをテーマに大悟が命じ、希が同店で身に付けた技やコンセプトを反映させ作成した一品<ref group="注" name="102nd_story"/>。
 
: 大悟が味に納得しなかったことから数種類が作成<ref group="注" name="103rd_story"/>されたが、最初に作成された仕上げにチョコレートを上掛けしたタイプ<ref group="注" name="102nd_story"/>が最後に再び作成された<ref group="注" name="104th_story">第104話。</ref>。
 
; じゃがいもガレット(第19週)
 
: 菓子としての詳細は[[ガレット]]も参照。希が[[ホットプレート]]で焼いて作成したものは、生地を[[クレープ]]にしたスイーツタイプと[[蕎麦]]粉を使用した食事タイプの2種類。生地の下味ならびに[[ジャガイモ|じゃがいも]]のボイルに元治の塩を使用する。
 
; ウィークエンド(第20週)
 
: 希が慎一郎と千佳子の見合いの席用として作成した[[パウンドケーキ]]。作り置きしても[[週末]]まで日持ちし大切な人と共に食べることができることが名称の由来である<ref>{{Cite web |url=http://recipe.cotta.jp/blogger/special_detail.php?recipe_id=1167 |title=辻口博啓シェフの基本のスイーツレシピ「ウィークエンド」 |publisher=cotta |accessdate=2015-08-16}}</ref>。
 
: 作成過程で希がスカイパウダーと称するレモンの皮を頭上からすり下ろす技を見せるが、これは「料理の巨人」で西園寺が実演した技の再現である<ref group="注" name="118th_story">第118話。</ref>。
 
; {{Anchors|マルジョレーヌ}}マルジョレーヌ(第21 - 22・24週)
 
: 赤字続きのため他の生ケーキをわかりやすい名称と価格下げを行った中でも希が妥協せずに拘ったフランスのホテルが発祥となるケーキ<ref name="tsujiguti_blog_20150822"/>。食材に暖かい[[バター]]と冷たい[[クリーム (食品)#生クリーム|生クリーム]]を使用するため製造には高度なテクニックが必要とされる。希は仕上げとなるココアパウダーの上に店のロゴマークとなる「魔女姫の帽子」を粉砂糖で描くアレンジを加える。
 
: 高価格のため当初は不振であったものの継続販売するうちにファンを増やし、産休再開店後は波多野都による紹介をきっかけに県外からも客を呼び寄せる主力商品となる。
 
: 2015年に開催された母の日記念「ママさんパティシエ洋菓子コンクール」用に能登産イチゴを食材に追加したアレンジバージョンを作成参戦したが、陶子から「オリジナリティがない」「新しい味への追求がない」と酷評された。
 
; {{仮リンク|クッサン・ド・リヨン|fr|Coussin de Lyon}}(第22週)
 
: 産休明けの再オープンから新たに作成した[[リヨン]]の銘菓。[[ガナッシュ]]をマジパンで包みリヨンの名産品である絹織物の[[クッション]](クッサン)をかたどる。
 
; [[タルト・タタン|タルトタタン]](第23週)
 
: [[タルト (洋菓子)|タルト]]本来の作り方を失敗した結果から誕生したフランスの伝統菓子。失敗を極度に恐れる匠のために希が家族と一緒に作成した。
 
; ドゥ・ヴィ(第24週)
 
: 母の日記念「ママさんパティシエ洋菓子コンクール」敗退後、次のコンクール用に作成したオリジナルケーキ。名称は「2つの人生({{lang-fr|Deux vies}})」を意味し、母親とパティシエの両立をテーマにしたものである。
 
: 希は母親=[[母乳]]という観点から[[うま味]]成分のひとつ[[グルタミン酸]]に注目し、これを高濃度で含有する昆布を食材に使用。一方でパティシエを表す食材としてチョコレートを組み合わせる。
 
; 世界パティシエコンクール日本予選出品作品(第25 - 26週)
 
: 規定により5時間30分の制限時間で作成するプチガトー(同一品5点)・焼き菓子・[[工芸菓子|ピエス・モンテ]](飴細工)・{{仮リンク|アントルメ|fr|Entremet}}(ホールケーキ1点)の4種を持ち込んだ60cm×40cm以内の台に展示して技術を競う。
 
: 希は試作段階で制限時間内での完成に困難を極めたが、試行錯誤をした結果クリア。全体のテーマを「夢」としてカッコ内のサブテーマを持つ以下の作品を圭太が作成した輪島塗の台に載せて出品し予選5位となる<ref>{{Cite web|url=http://www.nhk.or.jp/mare/petitesorciere/blog/blog-20150803.html|title=プチ・ソルシエール公式ブログ『魔女姫のお城から』「コンクールのケーキをご紹介」|work=NHK連続テレビ小説「まれ」|publisher=日本放送協会|accessdate=2015-10-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150927214329/http://www.nhk.or.jp/mare/petitesorciere/blog/blog-20150803.html|archivedate=2015年9月27日|deadlinkdate=2018年3月}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.nhk.or.jp/mare/special/0923_1.html|title=希、世界への挑戦。「世界パティシエコンクール日本予選 舞台裏に潜入!」|work=NHK連続テレビ小説「まれ」|publisher=|accessdate=2015-10-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150927141750/http://www.nhk.or.jp/mare/special/0923_1.html|archivedate=2015年9月27日|deadlinkdate=2018年3月}}</ref>。
 
:;プチガトー(輪島塗)
 
::煎った漆の実をミルクで[[抽出]]した[[茶]]のキャラメルムースにショコラムースを合わせる。
 
:;焼き菓子(能登の塩)
 
::バナナとキャラメルのケーキにバターと塩を飾る。
 
:;ピエスモンテ(祭)
 
::能登大祭のキリコをイメージした工芸菓子。
 
:;アントルメ(家族)
 
::すべて[[バラ科]]の植物である[[アンズ|杏]]・[[ウメ|梅]]・[[バラ]]・アーモンドを食材として使用し家族を表現。トップにデコレーションされる魔女姫は、会場で終了直前に大悟から徹についての話を聴かされ急遽マジパンで作成した予定外のものである。
 
:<!-- この「:」は削除しないでください。[[Help:箇条書き]]参照 -->
 
; しっぱいおっぱい世界一ケーキ(第26週)
 
: コンクールに挑戦する希の応援を目的に匠・歩実・徹志が、みのりの助けを借りながら作成したケーキ。
 
: トッピングには希と圭太の顔をかたどった砂糖菓子ならびに「しっぱいおっぱい世界一」とチョコペンで書かれたクッキー製メッセージプレートをデコレーションする。
 
; ウエディング&バースデーケーキ(第26週)
 
: 希が自身の結婚式ならびに4人(徹・希・匠・歩実)の誕生日用に作成。一徹&みのりのエンゲージケーキをベースに夢の原点となった5歳時のバースデーケーキをモチーフにして、それと同じく魔女姫人形のほかに白い花に見立てた飴細工とフルーツをデコレーションする。
 
; プチ・ソルシエール(第26週)
 
: 世界パティシエコンクール日本予選終了後に希が作成販売した店名と同名の新作ショートケーキ(プチガトー)。こちらも魔女姫バースデーケーキをモチーフにしており、トッピングとして白い花びらをイメージした飴細工と魔女姫をデコレーションする。
 
 
=== オープニング ===
 
オープニングのコンセプトは以下に示すイメージを縦横に織りなすことを目指した。
 
#能登にある「[[まれびと]]信仰<ref group="注">外部から訪れる人を歓待する考え方。</ref>」を基にした人や文化が海から訪れる考え方。
 
#夢を叶えてパティシエとなった希が大きなケーキを全身で作る姿を表現した土屋太鳳によるダンス{{Refnest|group=注|[[日本女子体育大学|大学]]でダンスを専攻している土屋の身体能力を活かしたいと考えたスタッフが、土屋に1分半「全身でケーキを作るイメージを“即興”で踊ってください」と依頼したもので土屋はセッティング合間の30分でイメージを作りダンスシーンを撮影した<ref name="sankei1544-1">{{Cite news|date=2015-04-04|url=http://www.sankei.com/premium/news/150404/prm1504040019-n1.html|title=【「まれ」の舞台裏】(2) 土屋太鳳、オープニングのダンスは“即興”だった…海も踊りも凄い、現場は息をのんだ|newspaper=産経ニュース|publisher=The Sankei Shimbun & SANKEI DIGITAL|accessdate=2015-05-25}}</ref>。}}。
 
#そのケーキを求めて集まる人々<ref name="sankei1544-1" />。
 
 
この結果映像的には以下の形で構成される。
 
#ローアングルに設定されたカメラを白の[[ノースリーブ]][[ワンピース]]を着用した希役の土屋太鳳が飛び越えるとホワイトバックになりタイトルロゴが表示される。続いてタイトルロゴを同じ位置にした[[クッキー]]や[[アイシング]]であしらった辻口博啓製作のデコレーションケーキ<ref>[http://www.h-tsujiguchi.jp/topics/media/16113/ まれ:オープニングケーキ] 辻口博啓オフィシャルサイト 2015年4月4日閲覧</ref>へ切り替わり「連続テレビ小説」のクレジットが消えると土屋がクリームを指ですくって口にする。
 
#[[琴ヶ浜海岸 (石川県)|琴ヶ浜海岸]]での土屋のダンス・ドラマの舞台となる能登の空撮や伝統文化・様々なケーキの映像。
 
#土屋と約200人のエキストラ<ref name="sankei1544-1"/>が能登の自然の中を走り、ケーキを中心に様々な能登の産物が添えられた大きなテーブルに集合する。
 
 
[[アバンタイトル]]の有無にかかわらずタイトルロゴの右上には連続テレビ小説のクレジットが入る。アバンタイトルがある回では連続テレビ小説クレジットを基本的に画面下部に表示し、タイトルに魔女姫のイラストを添付する(初回はアバンタイトルなしでのスタートであったが、これは2009年度後期『[[ウェルかめ]]』以来である)。
 
 
さらに出演者テロップは以下の特徴がある。
 
*「出演」表記は省略。
 
* 表記スタイルは役名+出演者名もしくは出演者名で画面下側となるが、津村(紺谷<ref group="注" name="mare_kontani"/>)希(土屋太鳳<ref group="注">ただし、第1 - 5話は少女期のため松本来夢。</ref>)・津村徹(大泉洋)・津村藍子(常盤貴子)・桶作元治(田中泯)・桶作文(田中裕子)は、任意の位置に表示され画面中央に向かってスライドする。
 
 
なお、再放送を含めた月曜日は『[[カーネーション (テレビドラマ)|カーネーション]]』『[[純と愛]]』『[[あまちゃん]]』『[[マッサン]]』などと同様にスタッフがクレジットされるためオープニングテーマがハーフコーラス分追加されたロングバージョンとなるほか、5月12日放送の第38話<ref group="注" name="37_38_noto_story"/>と9月26日放送の最終話(第156話)では「連続テレビ小説 まれ」のタイトルロゴ表示後そのまま本編に入り、出演者クレジット<ref group="注">第156話では横エンドロール。</ref>を別表示とした上でテーマ曲をエンディングとした。
 
 
また第18週以降は以下のリニューアルを実施した<ref name="op_renewal">[http://www.nhk.or.jp/mare/special/0729_1.html NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP キャストの歌声にのせてタイトルバックリニューアル] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150731014316/http://www.nhk.or.jp/mare/special/0729_1.html |date=2015年7月31日 }} 2015年7月30日閲覧</ref>。
 
; 画面右側へオープニングテーマ歌詞のテロップ表示
 
: 7月27日放送の第103話から8月1日放送の第108話まで実施。
 
; オープニングテーマの歌唱者・歌詞変更<ref name="marezora_kashi">[https://www.nhk.or.jp/mare/rel/wanted.html NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP オープニングテーマ2番の歌詞7月29日より放送開始] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150701081532/https://www.nhk.or.jp/mare/rel/wanted.html |date=2015年7月1日 }}</ref><ref>{{Cite web|url= http://www.oricon.co.jp/news/2056560/full/ |title= 『まれ』OP曲、一般公募の2番の歌詞が決定 29日から放送 |publisher= ORICON STYLE |date= 2015-07-24 |accessdate= 2015-07-24 }}</ref>
 
: 7月29日放送の第105話以降は歌唱を楽曲クレジット実施の上で能登主要キャスト17名の合唱<ref name="op_renewal"/>へ変更。
 
: 歌詞を第105 - 108話まで2番に変更して放送。8月3日放送の第109話以降は奇数話([[月曜日|月]]・[[水曜日|水]]・[[金曜日|金]])が1番、偶数話([[火曜日|火]]・[[木曜日|木]]・[[土曜日|土]])が2番で交互に放送。
 
; 画像の一部差し替え<ref name="op_renewal"/><ref name="marezora_kashi"/>
 
: 7月29日放送の第105話から今まで希一人で走っていたカットなどの一部を能登で新たに撮影された4組の夫婦(圭太・希/徹・藍子/一徹・みのり/元治・文)によるものへ差し替え。さらに9月21日放送の第151話からワンカット差し替えを実施<ref name="op_lastweek">[http://www.nhk.or.jp/mare/special/0921_1.html NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP タイトルバック撮影秘話] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150924160953/http://www.nhk.or.jp/mare/special/0921_1.html |date=2015年9月24日 }} 2015年9月21日閲覧</ref>。
 
 
==== オープニングテーマ ====
 
; 希空〜まれぞら〜([[主題歌]])
 
: 作曲:澤野弘之(本作音楽担当)
 
: 作詞:土屋太鳳<ref name="oricon2015218">{{Cite news |title=【まれ】朝ドラ史上初、ヒロイン作詞のテーマ曲 土屋「つながりたい」 |url=http://www.oricon.co.jp/news/2048793/full/ |date=2015-02-18 |newspaper=ORICON STYLE |publisher=オリコン |accessdate=2015-05-07}}</ref>(1番)/谷上<ruby><rb>碧</rb><rp>(</rp><rt>あおい</rt><rp>)</rp></ruby>・谷上<ruby><rb>雪</rb><rp>(</rp><rt>ましろ</rt><rp>)</rp></ruby><ref name="op_renewal"/>(2番)
 
: ヒロイン役の土屋が作詞した経緯は、本人のブログに「輪島塗を見ていたら能登の夕日が見えた」という記載をスタッフが発見。センスを見込んで依頼したものであり<ref name="sankei1544-1" />、2番の歌詞は一般公募<ref name="oricon201551">{{Cite web|url= http://www.oricon.co.jp/news/2052329/full/ |title= 『まれ』OP曲、2番の歌詞を一般公募 朝ドラ史上初の試み |publisher= ORICON STYLE |date= 2015-05-01 |accessdate= 2015-05-07 }}</ref>で寄せられた12,722作の中から選出した。これら作詞にまつわるエピソードはいずれも連続テレビ小説史上初である。
 
: 楽曲スタイルはオリジナル[[合唱曲]]である。後述するサウンドトラックには[[小林未郁]]歌唱による「Song of ..」「Because of you」「Gray to Blue」のそれぞれ異なる英語バージョン3曲が収録される<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=Dc3_RoP-nq4 YouTube Sony Music (Japan)公式チャンネル 澤野弘之 NHK連続ドラマ小説「まれ」オリジナルサウンドトラック ダイジェスト]</ref>。
 
:また第143・144話ではうみねこ座、最終話(第156話)では出演者による歌唱が行われた。
 
 
=== エンディング ===
 
日めくり[[カレンダー]]形式で[[市橋織江]]が撮影したヒロイン土屋太鳳の写真を掲出する。ただし、日によっては魔女姫人形などヒロイン以外の場合もある。土曜日放送分<ref group="注">第26週のみ金曜日。</ref>のみ画面左下隅に市橋をクレジット表示。スピンオフ後編のエンディングでは、[[2015年]][[8月23日]]に開催、土屋も参加していた「[[能登キリコ祭り|輪島大祭]]」の写真が紹介された。
 
 
今作は写真の一般公募は行われなかった。
 
 
=== 劇中歌 ===
 
; [[喝采 (曲)|喝采]]
 
: 第4話 - 歌唱:中川翔子([[作詞]]:[[吉田旺]]・[[作曲]]:[[中村泰士]])
 
; [[能登半島 (石川さゆりの曲)|能登半島]]
 
: 第5・48話 - 歌唱:中川翔子(作詞:[[阿久悠]]・作曲:[[三木たかし]])
 
; また会おう
 
: 第18・26・54・66・72・123話 - 歌唱:渡辺大知ほか(作詞・作曲:渡辺大知<ref>[http://www.nhk.or.jp/drama-blog/4440/214720.html まれ#11 高志が歌った!! そして今夜は「ケータイ大喜利」にまれチーム参戦!!] (2015年4月18日) NHKスタッフブログ 2015年5月1日閲覧</ref>)
 
; I am here
 
: 第24話 - 歌唱:内田慈(作詞・作曲:minakumari<ref>[http://www.nhk.or.jp/drama-blog/4440/215331.html まれ#13 文さんクイズ!! 渡辺大知君INスタジオパーク] (2015年4月25日) NHKスタッフブログ 2015年5月1日閲覧</ref>)
 
; [[時の流れに身をまかせ]]
 
: 第37話 - 歌唱:[[テレサ・テン]](作詞:[[荒木とよひさ]]・作曲:三木たかし)
 
; [[切手のないおくりもの]]
 
: 第38話 - 歌唱:うみねこ座(作詞・作曲:[[財津和夫]])
 
; [[甘い運命]]
 
: 第42話 - 歌唱:清水富美加(作詞:[[UA (歌手)|UA]]・作曲:[[朝本浩文]])
 
; [[島人ぬ宝]]
 
: 第50話 - 歌唱:[[BEGIN (バンド)|BEGIN]](作詞・作曲・[[編曲]]:BEGIN)
 
: 2002年[[大晦日]]のシーンで桶作家のテレビに[[第53回NHK紅白歌合戦]]での「[[島人ぬ宝]]」歌唱映像が流れる2次使用の形態で出演。
 
; [[ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ|Je t'aime… moi non plus]]
 
: 第67話 - 72話 - 歌唱:[[春野寿美礼]]<ref name="haruno">{{Cite web |date= |url=http://www.sonymusic.co.jp/artist/sumireharuno/discography/MHCL-2554 |title=“まれ”のケーキ 「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」 |publisher=ソニーミュージックエンタテインメント |accessdate=2015-08-11}}</ref>(作詞・作曲:[[セルジュ・ゲンスブール|Serge Gainsbourg]])
 
; [[木綿のハンカチーフ]]
 
: 第70話 - 歌唱:中川翔子(作詞:[[松本隆]]・作曲:[[筒美京平]]・編曲:筒美京平・[[萩田光雄]])
 
: オリジナルの[[太田裕美]]歌唱バージョンに合わせてマキ役の中川が歌うスタイルが採られた。
 
; [[イージュー★ライダー]]
 
: 第70話 - 歌唱:柳楽優弥(作詞・作曲:[[奥田民生]])
 
; [[Can You Keep A Secret?]]
 
: 第71話 - 歌唱:柳楽優弥(作詞・作曲:[[宇多田ヒカル]])
 
; 涙のふたり
 
: 第78・95・113・119・126・スピンオフ第1話 - 歌唱:little Voice(作詞・作曲:渡辺大知)
 
; [[上を向いて歩こう]]
 
: 第38・119話 - 歌唱:田中泯・田中裕子ほか(作詞:[[永六輔]]・作曲:[[中村八大]])
 
; [[こんにちは赤ちゃん#歌謡曲|こんにちは赤ちゃん]]
 
: 第128話 - 歌唱:山﨑賢人(作詞:永六輔・作曲:中村八大)
 
; [[愛は勝つ]]
 
: 第140話 - 歌唱:うみねこ座(作詞・作曲:[[KAN]])
 
; [[津軽海峡・冬景色]]
 
: 第144話 - 歌唱:中川翔子(作詞:阿久悠・作曲:三木たかし)
 
; [[グッバイ (黒猫チェルシーの曲)|アンラッキーガール]]
 
: スピンオフ・第1話 - 歌唱:渡辺大知(作詞・作曲:渡辺大知)
 
 
== 放送日程 ==
 
サブタイトルには、原則としてその週のエピソードに関わるお菓子の名称が付帯する。
 
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:90%; margin:0em 0em 1em 0em;"
 
!style="width:2em;"|週
 
!style="width:6em;"|回
 
!style="width:12em;"|放送日
 
!style="width:6em;"|編
 
!style="width:16em;"|サブタイトル
 
!style="width:8em;"|演出
 
|-
 
|1||1 - 6||3月30日 - 4月4日||rowspan="6"|能登編<br />(第1部)||魔女姫バースデーケーキ||rowspan="3"|渡辺一貴
 
|-
 
|2||7 - 12||4月6日 - 4月11日||告白シュークリーム
 
|-
 
|3||13 - 18||4月13日 - 4月18日||[[卒業]]ロールケーキ
 
|-
 
|4||19 - 24||4月20日 - 4月25日||さよなら桜もち||rowspan="3"|一木正恵
 
|-
 
|5||25 - 30||4月27日 - 5月2日|||情熱ミルフィーユ
 
|-
 
|6||31 - 36||5月4日 - 5月9日||母娘キャロットケーキ
 
|-style="border-top:solid 4px #99f;"
 
|7||37 - 42||5月11日 - 5月16日||rowspan="11"|横浜編<br /><ref group="注" name="37_38_noto_story"/><ref group="注" name="9th_week_story"/>||横浜激辛プチガトー||渡辺一貴
 
|-
 
|8||43 - 48||5月18日 - 5月23日||危機的クリスマスケーキ||rowspan="2"|西村武五郎
 
|-
 
|9||49 - 54||5月25日 - 5月31日||再出発エンゲージケーキ
 
|-
 
|10||55 - 60||6月1日 - 6月6日||逆転一発パンケーキ||一木正恵
 
|-
 
|11||61 - 66||6月8日 - 6月13日||泥沼恋愛チョコレート||渡辺一貴
 
|-
 
|12||67 - 72||6月15日 - 6月20日||官能カスタードクリーム||西村武五郎
 
|-
 
|13||73 - 78||6月22日 - 6月27日||運命カカオ64%||川上剛
 
|-
 
|14||79 - 84||6月29日 - 7月4日||絶体絶命メッセージプレート||一木正恵
 
|-
 
|15||85 - 90||7月6日 - 7月11日||[[下克上]]駄菓子ケーキ||渡辺一貴
 
|-
 
|16||91 - 96||7月13日 - 7月18日||絶縁コンビニスイーツ||西村武五郎
 
|-
 
|17||97 - 102||7月20日 - 7月25日||究極選択パリブレスト||一木正恵
 
|-style="border-top:solid 4px #99f;"
 
|18||103 - 108||7月27日 - 8月1日||rowspan="9"|能登編<br />(第2部)<ref group="注" name="103_104_yokohama_story"/>||親心ロールケーキ||村橋直樹
 
|-
 
|19||109 - 114||8月3日 - 8月8日||潮時じゃがいもガレット||渡辺一貴
 
|-
 
|20||115 - 120||8月10日 - 8月15日||男たちのウィークエンド||西村武五郎
 
|-
 
|21||121 - 126||8月17日 - 8月22日||復活マルジョレーヌ||一木正恵
 
|-
 
|22||127 - 132||8月24日 - 8月29日||出産クッサンベイビー||保坂慶太
 
|-
 
|23||133 - 138||8月31日 - 9月5日||いっぱい失敗タルトタタン||渡辺一貴
 
|-
 
|24||139 - 144||9月7日 - 9月12日||女たちのジレンマムース||西村武五郎
 
|-
 
|25||145 - 150||9月14日 - 9月19日||秒読みコンクールケーキ||一木正恵
 
|-
 
|26||151 - 156||9月21日 - 9月26日||希空ウエディングケーキ||渡辺一貴
 
|-style="border-top:solid 4px #99f;"
 
!colspan="6"|平均視聴率 19.4%<ref name="sponichi_20150928"/>(視聴率は[[ビデオリサーチ]]調べ、[[関東地方|関東地区]]・世帯・リアルタイム)
 
|}
 
 
=== 放送日程変更 ===
 
*4月1日(第3話再放送) - [[第87回選抜高等学校野球大会]]決勝戦中継生放送のため12:15開始予定とされていたが、降雨により試合開始が13:30となったことから通常の放送時間に放送。
 
*5月29日(第53話再放送) - [[2015年の口永良部島噴火]]報道特別番組のため[[九州]]・沖縄エリアのみ翌30日12:30 - 12:45に放送。
 
*8月6日(第112話本放送) - [[広島平和記念式典]]中継のため[[中国地方|中国]]エリアは7:45 - 8:00、他エリアは当初8:35 - 8:50放送予定とされたが中継延長のため8:39 - 8:54に放送。
 
*8月25日・26日(第128話本放送・再放送/第129話本放送) - [[平成27年台風第15号|台風15号]]報道特別番組のため九州・沖縄エリアでは、本来は第128話再放送となる25日12:45 - 13:00を同話本放送、26日8:00 - 8:15を第128話再放送、引き続き8:15 - 8:30を第129話本放送に変更。
 
 
=== キャッチアップ放送 ===
 
*4月19日 0:55 - 1:55 - 『[[NHKとっておきサンデー]]』内で放送中の20分ダイジェスト「まれ1週間」1 - 3週分を放送。第3週は先行放送となるためNHKとっておきサンデー枠では事実上再放送。
 
 
=== 総集編 ===
 
; 前編(第1 - 11週)
 
: 2015年6月13日・総合16:30 - 17:59
 
: 再放送 6月15日・総合0:55 - 2:24
 
: 再々放送 10月12日・総合8:15 - 9:43
 
: 10月18日・BSプレミアム13:00 - 14:30
 
; 後編(第12 - 26週)
 
: 2015年10月12日・総合9:50 - 11:19
 
: 10月25日・BSプレミアム13:00 - 14:30
 
 
=== スピンオフ ===
 
2015年9月11日にNHKより[[スピンオフ#作品制作におけるスピンオフ|スピンオフ]]ドラマ『'''ザ・プレミアム まれ〜また会おうスペシャル〜'''』(ザ・プレミアム まれ またあおうスペシャル)の制作ならびに放送が発表された<ref name="spin_off_mare">[http://www.crank-in.net/entertainment/news/38870 『まれ』スピンオフドラマ放送決定] クランクイン 2015年9月11日</ref>。[[NHK BSプレミアム]]の[[ザ・プレミアム]]枠での放送となる。
 
 
本編は50分、残り4分は土屋がドラマのクランクアップ後に能登を訪れて取材した「まれ能登紀行」が放送されている。
 
 
;前編「僕と彼女のサマータイムブルース」(ぼくとかのじょのサマータイムブルース)<ref>[http://www.nhk.or.jp/bs-blog/600/229623.html 無口な高志のガンバリをぜひ見てください! ~「まれ」また会おうスペシャル 前編「僕と彼女のサマータイムブルース」~ BY 川上剛] - NHK BSオンライン SPECIAL COLUMN、2015年10月16日</ref>
 
:2015年10月24日19:00 - 19:54(BSプレミアム)
 
:2015年11月15日13:00 - 13:54(BSプレミアム・再放送)
 
:2015年12月23日16:05 - 16:59(総合)
 
:脚本:池谷雅夫
 
:出演:渡辺大知・中村ゆりか・土屋太鳳・山﨑賢人・葉山奨之・門脇麦・高畑裕太・りょう・[[山中聡]]
 
:「まれ能登紀行」:過酷!塩づくりを守る家
 
;後編「一子の恋〜洋一郎25年目の決断〜」(いちこのこい よういちろう25ねんめのけつだん)
 
:2015年10月31日19:00 - 19:54(BSプレミアム)
 
:2015年11月15日13:55 - 14:49(BSプレミアム・再放送)
 
:2015年12月23日17:00 - 17:54(総合)
 
:脚本:篠﨑絵里子
 
:出演:清水富美加・高畑裕太・土屋太鳳・山﨑賢人・葉山奨之・門脇麦・渡辺大知・中村ゆりか・[[清野菜名]]・[[渋谷謙人]]
 
:「まれ能登紀行」:輪島塗の誇りを受け継ぐ
 
 
== スタッフ ==
 
* 脚本 - [[篠崎絵里子|篠﨑絵里子]]
 
* 音楽 - [[澤野弘之]]<ref name="about">{{Cite web |url=http://www.nhk.or.jp/mare/about.html |title=ドラマについて |publisher=NHK連続テレビ小説「まれ」 |accessdate=2015-03-31 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150408051259/http://www.nhk.or.jp/mare/about.html |archivedate=2015年4月8日 |deadlinkdate=2018年3月 }}</ref>
 
* 語り - [[戸田恵子]]
 
** [[#魔女姫|魔女姫人形]]の声という設定。
 
* 副音声解説 - [[松田佑貴]]
 
* 「まれ1週間/5分でまれ」ナレーター - [[守本奈実]](NHKアナウンサー)
 
** 第24週のみ[[森花子]](同上)が担当
 
* 制作統括 - 高橋練
 
* プロデューサー - 長谷知
 
* 演出 - 渡辺一貴・一木正恵・西村武五郎・川上剛・村橋直樹・保坂慶太
 
* 製菓指導 - 辻口博啓
 
* 輪島ことば指導 - 塩山誠司
 
* 塩田作業指導 - 角花豊
 
* 輪島塗指導 - 稲木正伸・大崎庄右エ門
 
* 理容指導 - 中川勝利
 
* 合唱指導 - [[河合夕子]]
 
* 太極拳指導 - 内田愛
 
* 占い指導 - 八木智美
 
* フランス語指導 - 杉山利恵子
 
* 裁縫指導 - 小林操子
 
* 医事指導 - 内山真一郎
 
* 新生児育児指導 - 酒井シヅ
 
* ポスター・エンド撮影 - [[市橋織江]]
 
* 衣装コーディネスト - 高山エリ・会田梨恵
 
* 美術 - 西川彰一
 
* 編集 - 佐藤秀城
 
* 技術 - 大須賀弘之
 
* 音響効果 - 佐々木敦生
 
* 記録 - 岡崎正亮
 
* 撮影 - 大和谷豪
 
* 音声 - 井上裕一
 
* 美術進行 - 佐藤綾子
 
* 照明 - 木村中哉
 
* 映像技術 - 吉永勇
 
* 撮影協力 - 石川県・石川県輪島市・神奈川県横浜市
 
 
== 関連番組 ==
 
以下には特に関連の深い番組のみを挙げる<ref>[http://www.nhk.or.jp/mare/rel/index.html#container お知らせカレンダー] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150928064238/http://www.nhk.or.jp/mare/rel/index.html |date=2015年9月28日 }}</ref>。
 
 
=== 開始前 ===
 
* まれのレシピブック(2015年3月26日・総合)
 
* もうすぐ連続テレビ小説「まれ」
 
* [[NHKプレマップ]]
 
**以上2015年3月中随時<ref group="注">5月に横浜編の予告も放送。</ref><ref group="注">8月末には、9月分(最終章)の予告も放送。</ref>(総合・BSプレミアム) ドラマの見どころ・メイキング映像・レシピブックのほか「もうすぐ…」ではヒロインオーディション映像を放送。
 
=== 期間中 ===
 
* [[LIFE!〜人生に捧げるコント〜]]
 
**「LIFE!まれコラボSP」(2015年5月7日・総合) - ゲスト:土屋太鳳・大泉洋・田中泯・清水富美加 レギュラー:塚地武雅
 
* まだ間に合う!まれ(2015年5月9日・総合10:55 - 11:20<ref group="注">再放送は10日00:55 - 01:20であるが、近畿・[[四国]]・[[九州]]は本放送時が別番組のため再放送が初回扱いとなる。</ref> / BSプレミアム17:30 - 55)
 
** 能登編まとめならびに横浜編の先出し。希の子供時代を演じた松本が横浜編収録中の土屋を訪問ならびにインタビューを放送。
 
* [[金とく]]
 
**「まれ旅! 能登はやさしや土までも<ref>[http://www.nhk.or.jp/nagoya/kintoku/archives/2015/20150515/index.html NHK名古屋放送局「金とく」公式HP まれ旅! 能登はやさしや土までも]</ref>」(2015年5月24日・総合00:05 - 00:48<ref group="注">本番組は[[中部地方|中部地区]]7県([[静岡県]]・[[愛知県]]・[[岐阜県]]・[[三重県]]・[[福井県]]・石川県・[[富山県]])限定の[[NHK名古屋放送局|名古屋放送局]]制作ローカル番組。「まれ旅! 能登はやさしや土までも」はこの7県のみ2015年5月15日20:00 - 20:43に総合枠で放送されたことから全国放送では再放送となる。</ref>) - ゲスト:篠井英介・清水富美加・ガッツ石松・高畑裕太
 
* 「まれファン感謝祭in石川〜まんで、ありがとう!スピンオフ放送直前SP〜」(2015年10月17日・BSプレミアム19:00 - 30)
 
** 2015年9月20日に、金沢市で開催されたイベントを編集したうえで放送。24日・31日のスピンオフ情報も放送。司会:[[越塚優]]、リポーター:[[鹿島綾乃]](左記の2名は、NHKアナウンサー)、ゲスト:土屋太鳳、清水富美加、高畑裕太、塩山誠司(方言指導)、柳澤秀夫(NHK解説委員)<ref group="注">総合の後番組『[[あさイチ]]』出演者。</ref>、金沢市立千坂小学校合唱団(テーマ曲「希空〜まれぞら〜」合唱)
 
 
=== 終了後 ===
 
* [[第66回NHK紅白歌合戦]] - ゲスト審査員(土屋太鳳、大泉洋)、『[[あさイチ]]』MC[[有働由美子]]アナ&[[井ノ原快彦]]とのトークの後、藤あや子『[[曼珠沙華 (アルバム)|曼珠沙華]]』曲紹介。
 
* [[ザ・プレミアム]]「[[土屋太鳳]]が行く![[欧州]]スイーツ紀行〜[[パリ]]・[[アルザス]]・[[ウィーン]]〜」- リポーター:土屋太鳳(初回:2016年2月13日、21:00-22:30、再放送:2016年12月26日、16:00-17:30 NHK BSプレミアム)<ref>[http://www4.nhk.or.jp/thepremium/ ザ・プレミアム(日本放送協会)]、2015年12月28日閲覧</ref><ref>[http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3303/2283117/index.html 番組公式サイト] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20160216024247/http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3303/2283117/index.html |date=2016年2月16日 }}</ref><ref>[http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3303/2283117/index.html NHKドキュメンタリー公式サイト(日本放送協会)] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20160216024247/http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3303/2283117/index.html |date=2016年2月16日 }}2016年12月19日閲覧</ref>
 
:ドラマの題材になったケーキ・スィーツの本場・[[ヨーロッパ]]を、土屋が取材した模様を1時間半にわたり放送
 
 
== イベント ==
 
=== 放送前 ===
 
* [[北陸新幹線]]開業イベント 上り始発列車[[かがやき (新幹線)|かがやき]]500号[[金沢駅]]出発式<ref>[http://ameblo.jp/tao-tsuchiya/entry-12001358824.html# 土屋太鳳オフィシャルブログ『たおのSparkling days』「北陸新幹線が、生まれました!!!」](2015年3月14日)</ref>(2015年3月14日・土屋太鳳)
 
* 「もうすぐ!“まれ”スペシャルトークショー」(2015年3月29日・輪島キリコ会館前広場 ゲスト:篠井英介・清水富美加)
 
 
=== 期間中 ===
 
* 「スタジオパーク『まれ』展」(2015年4月4日 - 7月16日・[[NHKスタジオパーク]])
 
* [[石川県警察|石川県警]][[輪島警察署]][[一日署長]]<ref name="tao_blog_20150527"/>(2015年5月27日・土屋太鳳)
 
* 『YOKOHAMA☆GIRLS FESTIVAL 2015』[[横浜DeNAベイスターズ]]対[[広島東洋カープ]]試合前トークイベント・始球式(2015年6月20日・[[横浜スタジアム]] ゲスト:清水富美加)
 
* 能登ふるさと博オープニングイベント<ref>[http://ameblo.jp/shu--ko/day-20150704.html# 柊子オフィシャルブログ『柊のパズル』「さよなら。」](2015年7月4日)</ref>(2015年7月4日・輪島マリンタウン トークショーゲスト:[[柊子]])
 
* 輪島市合併10周年記念事業 中川翔子の音返し巡業 in 輪島<ref>{{Cite web |url=http://www.city.wajima.ishikawa.jp/article/2015041500028 |title=輪島市合併10周年記念事業『中川翔子の音返し巡業 in 、輪島』販売中 |publisher=輪島市 |date=2015-05-21 |accessdate=2015-07-12 |deadlinkdate=2018年3月 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20150713000149/http://www.city.wajima.ishikawa.jp/article/2015041500028 |archivedate=2015年7月13日 }}</ref>{{Refnest|group=注|中川翔子オフィシャルブログ『[[しょこたん☆ぶろぐ]]』で当日のセットリスト<ref>[http://ameblo.jp/nakagawa-shoko/entry-12049744954.html しょこたん☆ぶろぐ ライブイン能登輪島]}</ref>ならびにアンコールで観客とオープニングテーマ「希空〜まれぞら〜」合唱<ref>[http://ameblo.jp/nakagawa-shoko/entry-12049746803.html しょこたん☆ぶろぐ 能登輪島のみなさま大合唱!希空]</ref>についての記事で本作との関連を言及。}}(2015年7月12日・輪島市文化会館)
 
* NHK横浜感謝祭「まれ」ファンミーティング<ref>{{Cite web |url=https://pid.nhk.or.jp/event/PPG0266541/ |title=NHK横浜感謝祭・「まれ」ファンミーティング開催
 
|publisher=[[日本放送協会]] |date=2015-08-21 |accessdate=2015-09-14|deadlinkdate=2015-11-20}}</ref>(2015年9月13日・[[横浜赤レンガ倉庫]] ゲスト: 土屋太鳳・中村ゆりか・柊子・鈴木拓・渡辺大知)
 
* 「まれファン感謝祭in石川〜まんで、ありがとう!〜」(2015年9月20日・[[北陸電力会館 本多の森ホール|金沢・本多の森ホール]])
 
* 最終回特別イベント「まれフェス」(2015年9月26日・輪島市文化会館、ゲスト:高畑裕太、塩山誠司、九内健太。最終回・総合再放送の視聴イベント)
 
 
=== 終了後 ===
 
* いしかわスイーツ博2015(2015年10月17日 - 10月18日・石川県政記念しいのき迎賓館、ゲスト:鈴木砂羽、清水富美加)
 
 
== 反響・関連ニュース ==
 
=== 視聴率 ===
 
* ビデオリサーチ調べの平均視聴率(世帯・リアルタイム)は、初回が関東地区で21.2%、関西地区で20.7%を記録。初回視聴率20%超えは、関東地区では2013年度前期『[[あまちゃん]]』から5作連続維持<ref>{{Cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/03/31/kiji/K20150331010083430.html|title=朝ドラ「まれ」初回視聴率は21.2%!5作連続大台超え発進|publisher=スポニチアネックス|date=2015-03-31|accessdate=2015-06-26}}</ref>、関西地区では2003年度後期『[[てるてる家族]]』以来となった<ref>{{Cite news|url=http://www.sankei.com/west/news/150331/wst1503310019-n1.html|title=関西ではマッサン超え!NHK連ドラ「まれ」初回視聴率20.7%|publisher=[[産経新聞]]|date=2015-03-31|accessdate=2015-06-26}}</ref>。単独での最高視聴率は4月7日放送第8話の22.7%である<ref name="sponichi_20150928">[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2015/09/28/kiji/K20150928011220790.html 「まれ」期間平均は19.4%] [[スポーツニッポン|スポニチアネックス]] 2015年9月28日閲覧</ref>。
 
* しかし、第3週以降で週間平均視聴率20%超えを達成した週は第13・22・24週のみで平均18 - 20%を推移し、結果として期間全体の平均視聴率は19.4%<ref name="sponichi_20150928"/>。期間平均視聴率20%を割り込んだのは、2012年度後期『[[純と愛]]』以来5作ぶりとなった<ref>{{Cite news|url=http://www.sankei.com/entertainments/news/150928/ent1509280004-n1.html|title=NHK朝ドラ「まれ」、平均視聴率19.4% 5作品ぶりに20%割れ|publisher=産経ニュース|date=2015-09-28|accessdate=2015-09-28}}</ref><ref group="注">その後、週間平均視聴率20%割れを記録したのは、翌年放映の2016年後期『[[べっぴんさん]]』まで現れなかった。</ref>。
 
 
=== 作品の批評 ===
 
放送開始間もない時点では、連続テレビ小説の中でも直近に放送された[[現代劇]]の『あまちゃん』との共通点を[[泉麻人]]・[[水島宏明]]・[[木村和久]]などが指摘した<ref>{{Cite news|url=http://mainichibooks.com/sundaymainichi/column/2015/05/03/post-71.html|title=「あまちゃん」と「まれ」をハシゴする 泉麻人のテレビ探偵 第53回|publisher=[[サンデー毎日]]|accessdate=2015-06-26}}</ref><ref>{{Cite news|url=http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20150401-00044438/|title=早くもハマる人が続出!『あまちゃん』と『まれ』11の共通点 |publisher=YAHOO!ニュース|accessdate=2015-06-26}}</ref><ref>{{Cite news|url=http://nikkan-spa.jp/854920|title=NHK朝ドラ『まれ』の今後の展開に期待すること|publisher=日刊[[SPA!]]|accessdate=2015-07-04}}</ref><ref>{{Cite news|url=http://www.news-postseven.com/archives/20150520_322600.html|title=『まれ』『あまちゃん』と共通点多いのは若い視聴者狙いか|publisher=[[女性セブン]]|accessdate=2015-06-26}}</ref>。
 
 
物語中盤を越えた8月頃には、希が急にパティシエを辞め塗師屋の女将修業をするなどの第18週以降の展開に対する批判も出た。
 
 
コラムニストの桧山珠美は、脚本の篠﨑絵里子が実力派で作風は真面目な社会派の傾向があると評価するものの、『あまちゃん』を踏襲したコミカルな路線をNHKが要求したため不得手なことをやらされコミカルさが「悪ふざけ」に堕してしまったと分析した<ref>{{Cite news |title= 「まれ」迷走で批判も 脚本家・篠崎絵里子氏だけが悪いのか? |newspaper=[[日刊ゲンダイ]] |date=2015-08-07 |url=http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/162459 |accessdate=2015-08-28}}</ref>。
 
 
金子則男は[[R25 (雑誌)|web R25]]で、希の妊娠・出産に際し、地道で計画的なはずの希が店の経営も軌道に乗らないうちに子供を作ってしまうキャラクター設定の崩壊や、[[つわり]]など妊娠時期の描写を軽く扱っているなどの批判がネット上で相次いだと伝えたが、それだけ熱心な視聴者が多いとの見解も示した<ref>{{Cite web|author=金子則男|date=2015-08-26|url=http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20150826-00044466-r25|title=朝ドラ『まれ』 妊娠&出産で批判|publisher=web R25|accessdate=2015-08-28|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150827094659/http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20150826-00044466-r25|archivedate=2015年8月27日|deadlinkdate=2018年3月}}</ref>。
 
 
[[カトリーヌあやこ]]は『[[週刊朝日]]』のテレビ評で、『あまちゃん』『花子とアン』など朝ドラの近作と比較し、魅力的な男性キャラクターがヒロインらに寄せる思いの描写や場のスパイスとなる人物などの「[[萌え]]」の要素に欠けていると評し、「萌え」を見つけようにもヒロインのライフコースが転々としてブレすぎているとも述べた<ref>{{Cite journal |和書|author =カトリーヌあやこ |authorlink =カトリーヌあやこ |title =「まれ」に足りないのは「あまちゃん」にあった“萌え” |date =2015-09-11 |publisher =[[朝日新聞出版]] |journal =週刊朝日 |volume = |issue =2015年9月18日号 |pages = |url =http://dot.asahi.com/wa/2015090900152.html |accessdate = 2015-09-14}}</ref>。
 
 
「エキレビ!」で本作の全話レビューを連載する[[木俣冬]]も同様の指摘をしている<ref name="kimata2015914">{{Cite web |author=木俣冬 |date=2015-09-14 |url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150914/E1442162038309.html |title=10分でわかる「まれ」はなぜつっこまれるのか「まれ」144話 |work=エキレビ! |publisher=エキサイト |accessdate=2015-09-14}}</ref>。彼女は本作の物語構造を、キーワードの「地道にコツコツ」の如く輪島塗やミルフィーユのようにエピソードが重なってゆくものであるとした。だがその展開は、主人公が夢に対し異を唱えるキャラクターのため心地よいものとは限らず、立ち止まったり引き返したりを繰り返す「グズグズ」した重なりのため今一つ視聴率が伸びないのではないかと分析した<ref name="kimata201561">{{Cite web |author=木俣冬 |date=2015-06-01 |url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150601/E1433090830610.html |title=いまひとつ視聴率が伸びないが、奮闘は讃えたい。NHK朝ドラ「まれ」おさらい |work=エキレビ! |publisher=エキサイト |accessdate=2015-09-14}}</ref>。しかし、そのいびつも含めて現実の人生に近い表現であるとして、挑戦的なものを感じ評価している<ref name="kimata201561" />。また主人公の希については、「好きな人を含めた周囲の人々に応援され望んだ夢をすぐに叶える」というこれまでの朝ドラヒロイン像に対する[[批評]]的表現があり<ref>{{Cite web |author=木俣冬 |date=2015-05-26 |url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150526/E1432585881749.html |title=朝ドラヒロインへの批評のような「まれ」49話 |work=エキレビ! |publisher=エキサイト |accessdate=2015-09-14}}</ref>、時には未熟さゆえに徹底的にあさはかな人物に描かれているという<ref>{{Cite web |author=木俣冬 |date=2015-06-26 |url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150626/E1435254280096.html |title=徹底的にあさはかに描かれる主人公「まれ」76話 |work=エキレビ! |publisher=エキサイト |accessdate=2015-09-14}}</ref>。第142話に関しては、8年間多数の役割を両立し勤勉さで平和と幸福を築いてきたはずの希が、なぜかある瞬間から根拠のない自信と欲望だけが先走り、感性の干からびた人間の堕落の象徴になってしまったとして「142話かけてものすごくおそろしい[[ディストピア|デストピア]]化する世界を描いていた」という「[[ツッコミ|つっこみ]]」をしている<ref>{{Cite web |author=木俣冬 |date=2015-09-11 |url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150911/E1441891805744.html |title=こんなヒロインを描くとは…とことん朝ドラ革命です「まれ」142話 |work=エキレビ! |publisher=エキサイト |accessdate=2015-09-14}}</ref>。そしてこのような場当たり的な希の生き方が視聴者に疑問や不満を抱かせているが、最終的展開に衝撃を持たせるためではないかと推察した<ref name="kimata2015914" />。最終回後、本作では主人公の下積みの苦労、また[[戦争]]や[[震災]]なども含めた不幸が奇妙なほど描かれず、夢の実現をテーマとする物語の定石が[[ショートカットキー|ショートカット]]されているため視聴者の一部には違和感を与えたことを伝えつつ、夢は必ず叶うものなのか、特別なことを成さなくてはならないのか、などを常に問いかけるものであったとし、製作陣はすべて計算の上であると分析した。また定石の物語は見る者を自分の頭で考えさせないが、本作は視聴者それぞれに考えさせるものであり、このような作品が生まれた背景は、放送当時[[戦後]]70年を迎えた日本社会が、再生の夢に向かいガツガツ努力してきたが、それが必ずしも幸せをもたらしていない惨状にあり、それらを身をもって実感している世代の物語を描く日本の精神性の大きな分岐点であったと総括した<ref>最終回後批評の出典。{{Cite web |author=木俣冬 |date=2015-09-27 |url=http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150927/E1443288912737.html |title=総括。惨状の日本から生まれたドラマ「まれ」最終回 |work=エキレビ! |publisher=エキサイト |accessdate=2015-10-02}}</ref>。
 
 
[[山下柚実]]は、辛口の感想や批評的な意見が目立ったことについて「一般的な常識や生活習慣からの逸脱」「エピソードの未回収」「職人や風土の描き方」「主人公に対する共感ポイントの不足」を挙げ、つっこみ所満載だったからこそ「一言いいたい」人が続出したと分析。その上で本作の最大の功績は、ネットを介した市民参加型をドラマの領域にも広め、ドラマ批評に多くの一般市民を動員したことかもしれないと推測した<ref>{{Cite news |title= NHK朝ドラ『まれ』「ネット掲示板の盛況」が最大の功績か |publisher=NEWSポストセブン|date=2015-09-12 |url=http://www.news-postseven.com/archives/20150912_350018.html?PAGE=1#container |accessdate=2015-09-14}}</ref>。
 
 
ライターでドラマ評論家の成馬零一は[[サイゾー|Real sound]]で、パソコンや携帯電話等2000年以後安価で普及したデジタル機器を駆使した描写や、小型カメラで撮影された映像が躍動感があり現代的と評価。また、6か月を通して起承転結を組み立てる篠崎の脚本を見事と評価し、この手法が朝ドラの一般視聴者に理解されなかったと見解を示した<ref>{{Cite web |author=成馬零一 |date=2015-09-24 |url=http://realsound.jp/movie/2015/09/post-205.html |title=朝ドラ『まれ』はなぜ批判されたのか? 映像と脚本からその真価を検証 |accessdate=2015-09-27}}</ref>。
 
 
NHK広報部視聴者局から発表された平成27年9月視聴者対応報告によれば、主人公を演じる土屋太鳳の明るさをはじめ出演俳優への好感意見などが少数ながらも寄せられた一方で、騒がしい作風や主人公がケーキ職人修行で努力する姿の少なさ、キスシーンや本作終盤で登場した「失敗[[乳房|おっぱい]]世界一」というセリフが不快感を与えるなど視聴者に対する配慮不足、ケーキ職人にも関わらず髪をまとめず職場を動く主人公が清潔感に欠けるなど、多くの批判意見が寄せられた<ref>{{Cite web |date=2015-09 |url=https://www.nhk.or.jp/css/report/pdf/1509.pdf |title=視聴者対応報告 |format=PDF |pages=8-9 |publisher=日本放送協会 |accessdate=2016-12-02}}</ref>。
 
 
=== 経済への影響 ===
 
[[興能信用金庫]]による中小企業景況調査によれば、本作放送が開始された2015年4 - 6月期のデータでは能登地方の観光業における業況判断指数 (DI) はプラス61.9となり、前期の同年1 - 3月期のマイナス30.4から大幅に改善。漆器業でもマイナス17.6からプラス20.0への躍進がみられた。北陸新幹線金沢延伸開業と本作の放送による効果と分析された<ref>{{Cite news|title=能登地区の観光業、大幅改善 興能信金が景況調査|newspaper=[[北國新聞]]|date=2015-08-16|url=http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20150816301.htm|accessdate=2015-08-19|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150924041805/http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20150816301.htm|archivedate=2015年9月24日|deadlinkdate=2018年3月}}</ref>。
 
 
=== コラボレーション ===
 
* [[銀座コージーコーナー]]で2015年4月4日より本作のライセンス商品3品を販売<ref>{{Cite news|url=http://www.sankei.com/economy/news/150401/prl1504010063-n1.html|title=4月4日より、連続テレビ小説「まれ」ライセンス商品3品を順次発売|publisher=産経ニュース|date=2015-04-01|accessdate=2015-07-21}}</ref>。
 
* [[横浜市営バス]]では観光スポット周遊バス「[[あかいくつ]]」7台に2015年3月29日から放送終了の同年9月末まで本作の[[ラッピング車両|ラッピング]]を施工して運行<ref>{{Cite web |url=http://www.city.yokohama.lg.jp/koutuu/kigyo/newstopics/2014/news/n20150325-8718-01.html |title=NHK連続テレビ小説「まれ」放映に合わせ「あかいくつ」にラッピング! |publisher=横浜市交通局 |date=2015-03-24 |accessdate=2015-03-31}}</ref>。
 
* [[横浜高速鉄道]]では[[NHK横浜放送局]]の協力を得て2015年6月6日から同年9月26日までの予定で[[横浜高速鉄道Y500系電車|Y500系電車]]1編成に本作のラッピングを施工して運転<ref>[http://www.mm21railway.co.jp/topics/pdf/news%20release_nhk_mare_web_0604.pdf 横浜高速鉄道 NEWS RELEASE 連続テレビ小説「まれ」レッピングトレイン運行スタート]{{リンク切れ|date=2018年3月 |bot=InternetArchiveBot }}</ref>。
 
* [[のと里山海道]][[別所岳サービスエリア|別所岳SA]]([[七尾市]]) − [[越の原インターチェンジ|越の原IC]]([[穴水町]])下り区間1,200mで70km/h走行した際にオープニングテーマ「希空〜まれぞら〜」が約1分間流れる「[[メロディーロード|おとのみち]]」を2015年6月に施工<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/articles/ASH637367H63PJLB01D.html|title=石川)のと里山海道に「おとのみち」「まれ」主題歌|newspaper=[[朝日新聞]]|date=2015-06-14|accessdate=2015-06-26}}</ref><ref>{{Cite news|url=http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20150612401.htm|title=「まれ」の曲とドライブ 里山海道「おとのみち」完成|newspaper=[[北國新聞]]|date=2015-06-12|accessdate=2015-07-15|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150715092956/http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20150612401.htm|archivedate=2015年7月15日|deadlinkdate=2018年3月}}</ref>。
 
* 石川県観光振興課などがPRのため[[能登空港]]2階ロビーに「[[#朝市食堂まいもん|朝市食堂まいもん]]」のセットを再現したほか、小道具の一部や出演者等身大パネルを2015年9月26日までの予定で展示<ref>{{Cite news|url=http://mainichi.jp/select/news/20150711k0000e040243000c.html|title=「朝ドラ:気分はヒロイン? 空港に「まれ」のセット再現|newspaper=毎日新聞|date=2015-07-11|accessdate=2015-07-14|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150714020017/http://mainichi.jp/select/news/20150711k0000e040243000c.html|archivedate=2015年7月14日|deadlinkdate=2018年3月}}</ref><ref>{{Cite news|url=http://www.yomiuri.co.jp/life/travel/tnews/20150615-OYT8T50003.html|title=「まれ」の世界へようこそ、のと里山空港…石川|newspaper=YOMIURI ONLINE|date=2015-06-15|accessdate=2015-07-14}}{{リンク切れ|date=2015年11月}}</ref>。
 
* [[#紺谷漆器|紺谷漆器]]のモデルとなった大崎漆器に番組終了後も常設展示を行う「まれ」ギャラリーを開設<ref>{{Cite news|url=http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20150923401.htm|title=塗師屋にまれギャラリー 輪島のモデル漆器店、放送終了後も誘客|newspaper=[[北國新聞]]|date=2015-09-23|accessdate=2015-09-23|archiveurl=https://web.archive.org/web/20150923004619/http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20150923401.htm|archivedate=2015年9月23日|deadlinkdate=2018年3月}}</ref>。
 
* 番組放送期間中に[[ありあけのハーバー]]、[[ホテルニューグランド]]内「ザ・カフェ」、[[カバン]]店のキタムラK2など横浜地元店において、本作にちなんだ期間限定商品が発売された<ref>{{Cite news|url=http://www.welcome.city.yokohama.jp/ja/tourism/hottopics/2015/04.php|title=横浜が舞台の連続テレビ小説「まれ」を楽しむ横浜巡り |publisher=公益財団法人 横浜観光コンベンション・ビューロ|date=2015-06-04|accessdate=2016-05-08}}</ref>。
 
* [[2016年]]4月、いろは橋のたもとに『輪島ドラマ記念館』がオープン。ドラマセットや、衣装、使用されていた道具などが展示されている。
 
* 2016年10月、ヒロインを務めた[[土屋太鳳]]が、輪島[[観光大使]]および[[白米千枚田]]オーナー制度特別名誉会員に就任した。
 
 
=== 受賞 ===
 
*[[TVnavi|月刊TVnavi]]
 
**「第12回 ドラマ・オブ・ザ・イヤー2015夏」(2015年7-9月期)新人俳優賞([[高畑裕太]])
 
*[[Yahoo! JAPAN#Yahoo!検索大賞|Yahoo!検索大賞]] 2015・ドラマ部門賞<ref>{{cite web|url=http://mantan-web.jp/2015/12/09/20151209dog00m200010000c.html|title=Yahoo!検索大賞:“今年の顔”に三代目JSB 大賞受賞に「全ての方に感謝」|publisher=MANTAN WEB|date=2015-12-09|accessdate=2015-12-09}}</ref>
 
* 第6回ロケーションジャパン大賞(2015年)<ref>{{cite web|url=http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20160113/CK2016011302000025.html|title=「まれ」輪島市にロケ大賞・市観光課「とても驚き」」|publisher=中日新聞|date=2016-01-13|accessdate=2016-01-13}}{{リンク切れ|date=2018年3月 |bot=InternetArchiveBot }}</ref>
 
* 第40回[[エランドール賞]]新人賞([[土屋太鳳]])(2016年)<ref>{{Cite web|url= http://www.producer.or.jp/elandor/view/290 |title= エランドール賞歴代受賞者一覧 |publisher= 一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会 |accessdate= 2016-01-21 }}</ref>
 
 
== 関連商品 ==
 
=== 映像商品 ===
 
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:100%; margin:0em 0em 0em 1em 0em;"
 
!colspan="8"|連続テレビ小説「まれ」完全版 BOX1
 
|-
 
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|-
 
|rowspan="7"|第1 - 6週||rowspan="7"|NSDX-20952||rowspan="7"|NSBX-20949||rowspan="7"|3
 
|-
 
|rowspan="2"|{{0}}1||{{0}}1||{{0}}{{0}}1 - {{0}}{{0}}6||「魔女姫バースデーケーキ」
 
|-
 
|{{0}}2||{{0}}{{0}}7 - {{0}}12||「告白シュークリーム」
 
|-
 
|rowspan="2"|{{0}}2||{{0}}3||{{0}}13 - {{0}}18||「卒業ロールケーキ」
 
|-
 
|{{0}}4||{{0}}19 - {{0}}24||「さよなら桜もち」
 
|-
 
|rowspan="2"|{{0}}3||{{0}}5||{{0}}25 - {{0}}30||「情熱ミルフィーユ」
 
|-
 
|{{0}}6||{{0}}31 - {{0}}36||「母娘キャロットケーキ」
 
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|colspan="8"|2015年{{0}}8月21日発売 ([[NHKエンタープライズ]])
 
|}
 
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:100%; margin:0em 0em 0em 1em 0em;"
 
!colspan="8"|連続テレビ小説「まれ」完全版 BOX2
 
|-
 
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|rowspan="11"|第7 - 16週||rowspan="11"|NSDX-20953||rowspan="11"|NSBX-20950||rowspan="11"|5
 
|-
 
|rowspan="2"|{{0}}4||{{0}}7||{{0}}37 - {{0}}42||「横浜激辛プチガトー」
 
|-
 
|{{0}}8||{{0}}43 - {{0}}48||「危機的クリスマスケーキ」
 
|-
 
|rowspan="2"|{{0}}5||{{0}}9||{{0}}49 - {{0}}54||「再出発エンゲージケーキ」
 
|-
 
|10||{{0}}55 - {{0}}60||「逆転一発パンケーキ」
 
|-
 
|rowspan="2"|{{0}}6||11||{{0}}61 - {{0}}66||「泥沼恋愛チョコレート」
 
|-
 
|12||{{0}}67 - {{0}}72||「官能カスタードクリーム」
 
|-
 
|rowspan="2"|{{0}}7||13||{{0}}73 - {{0}}78||「運命カカオ64%」
 
|-
 
||14||{{0}}79 - {{0}}84||「絶体絶命メッセージプレート」
 
|-
 
|rowspan="2"|{{0}}8||15||{{0}}85 - {{0}}90||「下剋上駄菓子ケーキ」
 
|-
 
||16||{{0}}91 - {{0}}96||「絶縁コンビニスイーツ」
 
|-style="border-top:solid 3px #c00;"
 
|colspan="8"|2015年10月23日発売 (NHKエンタープライズ)
 
|}
 
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:100%; margin:0em 0em 0em 1em 0em;"
 
!colspan="8"|連続テレビ小説「まれ」完全版 BOX3
 
|-
 
!style="width:6em;"|収録内容
 
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|-
 
|rowspan="11"|第17 - 26週||rowspan="11"|NSDX-20954||rowspan="11"|NSBX-20951||rowspan="11"|5
 
|-
 
|rowspan="2"|{{0}}9||17||{{0}}97 - 102||「究極選択パリブレスト」
 
|-
 
||18||103 - 108||「親心ロールケーキ」
 
|-
 
|rowspan="2"|10||19||109 - 110||「潮時じゃがいもガレット」
 
|-
 
||20||115 - 120||「男たちのウィークエンド」
 
|-
 
|rowspan="2"|11||21||121 - 126||「復活マルジョレーヌ」
 
|-
 
||22||127 - 132||「出産クッサンベイビー」
 
|-
 
|rowspan="2"|12||23||133 - 138||「いっぱい失敗タルトタタン」
 
|-
 
||24||133 - 138||「女たちのジレンマムース」
 
|-
 
|rowspan="2"|13||25||145 - 150||「秒読みコンクールケーキ」
 
|-
 
|26||151 - 156||「希空ウエディングケーキ」
 
|-style="border-top:solid 3px #c00;"
 
|colspan="8"|2015年12月18日発売 (NHKエンタープライズ)
 
|}
 
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:100%; margin:0em 0em 0em 1em 0em;"
 
!colspan="6"|連続テレビ小説「まれ」スピンオフ
 
|-
 
!style="width:15em;"|収録内容
 
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!style="width:10em;"|Blu-ray版 品番
 
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!style="width:4em;"|編
 
!style="width:20em;"|サブタイトル
 
|-
 
|rowspan="2"|まれ〜また会おうスペシャル〜||rowspan="2"|NSDX-20954||rowspan="2"|NSBS-21318||rowspan="2"|1||前編||「僕と彼女のサマータイムブルース」<br />「まれ能登紀行〜過酷!塩づくりを守る家」
 
|-
 
|後編||「一子の恋〜洋一郎25年目の決断〜」<br />「まれ能登紀行〜輪島塗の誇りを受け継ぐ」
 
|-style="border-top:solid 3px #c00;"
 
|colspan="6"|2016年{{0}}1月22日発売 (NHKエンタープライズ)
 
|}
 
 
=== 音楽商品 ===
 
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:100%; margin:0em 0em 1em 0em;"
 
!colspan="4"|NHK連続テレビ小説「まれ」オリジナルサウンドトラック
 
|-
 
!style="width:3em;"|No.
 
!style="width:16em;"|タイトル
 
!style="width:16em;"|タイトル読み
 
!style="width:12em;"|楽曲スタイル
 
|-
 
|1||希空〜まれぞら〜||マレゾラ||[[ボーカル]]
 
|-
 
|2||MWp||エム ダブリュー ピー
 
|rowspan="2"|[[器楽曲|インストルメンタル]]
 
|-
 
|3||THANKS||サンクス
 
|-
 
|4||mio MARE||ミオ マーレ||rowspan="2"|ボーカル
 
|-
 
|5||BECAUSE||ビコーズ
 
|-
 
|6||Mt氏||ヤマシ||インストルメンタル
 
|-
 
|7||Blume im Meer||ブルーメ イン メア||ボーカル
 
|-
 
|8||AM8||エーエムエイト||rowspan="2"|インストルメンタル
 
|-
 
|9||Otto64||オットロシ
 
|-
 
|10||Song of ..||ソング オブ||ボーカル
 
|-
 
|11||ERAM||エラム||rowspan="2"|インストルメンタル
 
|-
 
|12||FMD||エフエムディー
 
|-
 
|13||The Best for You||ザ ベスト フォーユー||ボーカル
 
|-
 
|14||ROtu9中||ロックチュウ||rowspan="2"|インストルメンタル
 
|-
 
|15||n48||ヌシヤ
 
|-
 
|16||Because of you||ビコーズ オブ ユー||ボーカル
 
|-
 
|17||PFsignal||ピアノシグナル||rowspan="3"|インストルメンタル
 
|-
 
|18||I II III IV||イチニサンヨン
 
|-
 
|19||4D||フォーディー
 
|-
 
|20||Gray to Blue||グレイ トゥ ブルー||ボーカル
 
|-
 
|colspan="4"|2015年4月29日発売 ([[ソニー・ミュージックレコーズ]]・SRCL-8806)<br />※初回仕様限定版は以下の特典付<br />「『魔女姫』オリジナルステッカー」・「まれ」タイトルロゴステッカー・「魔女姫人形」
 
|-style="border-top:solid 3px #c00;"
 
!colspan="4"|NHK連続テレビ小説「まれ」オリジナルサウンドトラック2
 
|-
 
|colspan="4"|2015年7月15日発売 (ソニー・ミュージックレコーズ・SRCL-8867)
 
|-style="border-top:solid 3px #c00;"
 
!colspan="4"|NHK連続テレビ小説「まれ」オリジナルサウンドトラック3〈完結編〉
 
|-
 
|colspan="4"|2015年9月2日発売 (ソニー・ミュージックレコーズ・SRCL-8901)
 
|-style="border-top:solid 3px #c00;"
 
!colspan="4"| 涙のふたり/ここで会おう-バンドver.- [[#little voice|little voice]]
 
|-
 
!style="width:3em;"|No.
 
!colspan="2" style="width:32em;"|タイトル
 
!style="width:12em;"|楽曲スタイル
 
|-
 
|1||colspan="2"|涙のふたり||rowspan="2"|ボーカル
 
|-
 
|2||colspan="2"|ここで会おう-バンドver.-
 
|-
 
|3||colspan="2"|涙のふたり||rowspan="2"|インストルメンタル
 
|-
 
|4||colspan="2"|ここで会おう-バンドver.-
 
|-
 
|colspan="4"|2015年8月12日発売 (ソニー・ミュージックレコーズ・SRCL-8894)<br />※初回仕様のみlittle voiceワンマンライブフライヤー封入<ref name="sma_little_voice">[[ソニー・ミュージックアーティスツ]]NEWS [http://www.sma.co.jp/news/detail/s/48282 NHK「まれ」より高志バンド"little voice" CDデビュー&TOUR決定!] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20150923111051/http://www.sma.co.jp/news/detail/s/48282 |date=2015年9月23日 }}</ref>
 
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!colspan="4"|“まれ”のケーキ「ジュテーム・モワ・ノン・プリュ」春野寿美礼
 
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|1||colspan="2"|Je t'aime... moi non plus||rowspan="3"|ボーカル
 
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|2||colspan="2"|行かないで
 
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|3||colspan="2"|[[男と女#音楽|男と女 Un homme et une femme]]
 
|-
 
|4||colspan="2"|Je t'aime... moi non plus||rowspan="3"|インストルメンタル
 
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|5||colspan="2"|行かないで
 
|-
 
|6||colspan="2"|男と女 Un homme et une femme
 
|-
 
|colspan="4"|2015年8月26日発売([[ソニー・ミュージックダイレクト]]・MHCL-2554)<br />劇中ジャケット仕様・ドラマ関連写真入りブックレット<ref name="haruno"/>
 
|-style="border-top:solid 3px #c00;"
 
!colspan="4"|「[[グッバイ (黒猫チェルシーの曲)|グッバイ]]」黒猫チェルシー
 
|-
 
!style="width:3em;"|No.
 
!colspan="2" style="width:32em;"|タイトル
 
!style="width:12em;"|楽曲スタイル
 
|-
 
|1||colspan="2"|グッバイ||rowspan="3"|ボーカル
 
|-
 
|2||colspan="2"|Teenage Hero
 
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|3||colspan="2"|アンラッキーガール
 
|-
 
|colspan="4"|2016年2月3日発売([[ソニー・ミュージックレコーズ]])<br />初回生産限定盤:SRCL-8969〜70(特典DVD:「little voice presents 黒猫といく類まれなツアー」(9月25日@渋谷STAR LOUNGE)ダイジェスト映像
 
封入特典:「little voice presents 黒猫といく類まれなツアー」(9月25日@渋谷STAR LOUNGE)ライブ写真<br />通常版:CDのみ SRCL-8971
 
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=== 書籍 ===
 
{|class="wikitable" style="text-align:center; font-size:100%; margin:0em 0em 1em 0em;"
 
!colspan="5"|NHKドラマガイド・連続テレビ小説 まれ
 
|-
 
!style="width:4em;"|No.
 
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!style="width:8em;"|発売元
 
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|-
 
|Part1||rowspan="2"|篠﨑絵里子<br>NHKドラマ制作班||2015.03.25||rowspan="2"|[[NHK出版]]||ISBN 978-4-14-923571-4
 
|-
 
|Part2||2015.07.25||ISBN 978-4-14-923572-1
 
|-style="border-top:solid 3px #c00;"
 
!colspan="5"|NHK連続テレビ小説 まれ([[小説化|ノベライズ]])
 
|-
 
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!style="width:4em;"|著者
 
!style="width:8em;"|発売日
 
!style="width:8em;"|発売元
 
!style="width:16em;"|ISBN
 
|-
 
|上(第{{0}}1週 - 第12週)||rowspan="2"|篠﨑絵里子<br />丸山智(上)<br />田渕高志(下)||2015.03.31||rowspan="2"|NHK出版||ISBN 978-4-14-005660-8
 
|-
 
|下(第13週 - 第26週)||2015.08.25||ISBN 978-4-14-005661-5
 
|-style="border-top:solid 3px #c00;"
 
!colspan="5"|オリジナル楽譜シリーズ NHK連続テレビ小説「まれ」希空〜まれぞら〜
 
|-
 
!style="width:12em;"|作詞
 
!style="width:12em;"|作曲
 
!style="width:8em;"|発売日
 
!style="width:8em;"|発売元
 
!style="width:16em;"|ISBN
 
|-
 
|土屋太鳳||澤野弘之||2015.04.18||NHK出版||ISBN 978-4-14-055347-3
 
|-style="border-top:solid 3px #c00;"
 
!colspan="5"|NHK連続テレビ小説 まれ お菓子レシピブック
 
|-
 
!colspan="2" style="width:24em;"|著者
 
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!style="width:8em;"|発売元
 
!style="width:16em;"|ISBN
 
|-
 
|colspan="2"|辻口博啓・NHKドラマ制作班||2015.08.08||NHK出版||ISBN 978-4-14-199217-2
 
|-style="border-top:solid 3px #c00;"
 
!colspan="5"|NHK連続テレビ小説 まれ 写真集
 
|-
 
!style="width:6em;"|撮影
 
!style"width:6em;"|モデル
 
!style="width:8em;"|発売日
 
!style="width:8em;"|発売元
 
!style="width:16em;"|ISBN
 
|-
 
|市橋織江||土屋太鳳||2015.09.16||NHK出版||ISBN 978-4-14-407212-3
 
|-style="border-top:solid 3px #c00;"
 
!colspan="5"|[[NHKウイークリーステラ]] 臨時増刊 10月31日号<br />NHK連続テレビ小説 まれ メモリアルブック
 
|-
 
!colspan="2" style="width:4em;"|発売元
 
!style="width:8em;"|発売日
 
!style="width:24em;"|編集協力
 
!style="width:16em;"|ISBN
 
|-
 
|colspan="2"|[[NHKサービスセンター]]||2015.09.14||style="background-color:#ccc;"|&nbsp;||[[JANコード]] 4910233061050
 
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!colspan="5"|連続テレビ小説 まれ ファンブック
 
|-
 
!colspan="2" style="width:4em;"|著者
 
!style="width:8em;"|発売日
 
!style="width:24em;"|編集協力
 
!style="width:16em;"|ISBN
 
|-
 
|colspan="2"|洋泉社||2015.09.11||NHKエンタープライズ||ISBN 4-8003-0759-7
 
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== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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=== 注釈 ===
 
 
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=== 出典 ===
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== 外部リンク ==
 
*[http://www9.nhk.or.jp/asadora/detail/092mare/story/ NHK連続テレビ小説一覧「まれ」あらすじ]
 
*[http://www9.nhk.or.jp/asadora/detail/092mare/cast/ NHK連続テレビ小説一覧「まれ」キャスト]
 
*[http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009050286_00000 連続テレビ小説 まれ - NHK名作選(動画・静止画) NHKアーカイブス]
 
 
 
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2018/8/6/ (月) 06:05時点における版

まれ』は、2015年平成27年度)上半期にNHK総合テレビジョンBSプレミアムで放送された日本のテレビドラマで、連続テレビ小説第92シリーズの作品である。

企画・制作

能登地方に家族と移住し育ったヒロイン津村希(つむら まれ)がパティシエを目指して成長してゆく物語。脚本は篠﨑絵里子が執筆するオリジナル作品で[1][2]石川県輪島市に存在すると設定された架空の地域である外浦村(そとら むら)と神奈川県横浜市を舞台に繰り広げられる[1][2][3]

2014年(平成26年)4月24日にNHK放送センターで行われた制作発表では[4]、「ドラマを通してパティシエという職業に重ね合わせ人々に喜びを与えることを念頭に制作に取り組む」と制作統括の高橋練が表明した[1]

なおパティシエはフランス語で菓子製造人を意味する男性名詞であり、女性名詞ではパティシエールとなるが、本作ではわかりやすさを配慮してパティシエに統一された[5]

脚本の篠崎絵里子によれば、大まかなストーリー構想として、最初の打ち合わせでプロデューサーから、篠崎が2008年に出版した、経験を元にして夜逃げ家族の姿を描いた小説『転がるマルモ』のような話にしてみないかと持ちかけられたという[6]

主役となる津村希役オーディション[3][7]には2,020人が応募[8]し、同年7月31日に『花子とアン』出演中だった土屋太鳳に決定と発表された[9]。土屋の朝ドラ出演は2011年の『おひさま』2014年の『花子とアン』に次ぐ3作目[8]。また本作のヒロインは活発なイメージを持つキャラクターとされたことから、役作りのためにロングヘアを40cmカットした[10][11]

2014年10月7日 - 同月29日までの輪島市及び隣接する珠洲市での第1次ロケでクランクイン[12]。2015年8月20日にNHK放送センターでの収録でクランクアップ[13]

ロケ地

ロケーション撮影の大半は、作品の舞台地となる輪島市・珠洲市・横浜市中区ならびに西区で行われたが、一部シーンは以下の自治体や施設で撮影された。

東京都
渋谷区神南 みんなの広場ふれあいホール - 第95・96話 コンビニスイーツバトル会場[14]
神奈川県
横浜市青葉区新石川 MELONDIAあざみ野[15] - 第15・16話 ロールケーキ甲子園北陸大会会場
横浜市鶴見区鶴見中央 パティスリーラプラス[16] - 第39話 「シェ・ミシマ」
小田原市早川 箱根ターンパイク - 第68話 希・大輔・高志の休日ドライブシーン[17]
小田原市久野 春夏秋冬[18] - 第68・72・73話 浜田が経営する養鶏場「花鳥風月」


脚注


  1. 1.0 1.1 1.2 平成27年度前期 連続テレビ小説「まれ」制作のお知らせ”. NHK (2014年4月24日). . 2014閲覧.
  2. 2.0 2.1 “NHK朝ドラ、15年春は「まれ」 能登と横浜が舞台”. 日本経済新聞. (2014年4月24日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG2404F_U4A420C1CR8000/ . 2014閲覧. 
  3. 3.0 3.1 “来春の朝ドラは「まれ」ケーキ職人を目指す”. スポーツ報知. (2014年4月24日). オリジナル2014年4月24日時点によるアーカイブ。. http://archive.is/3Y8If . 2014閲覧. 
  4. 来春の連続テレビ小説「まれ」能登など舞台”. NHK (2014年4月24日). 2014年4月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2014閲覧.
  5. NHK連続テレビ小説「まれ」公式HP 登場人物紹介 ロベール幸枝
  6. 朝ドラ『まれ』脚本家が明かす「希の父・徹のモデルは私の父でした」 『女性自身』2015年9月22日号 49-51頁。
  7. “NHK連続テレビ小説 : 輪島舞台にパティシエになる夢描く”. 毎日新聞. (2014年4月24日). オリジナル2014年4月25日時点によるアーカイブ。. http://archive.is/Ratvz . 2014閲覧. 
  8. 8.0 8.1 “朝ドラ「まれ」ヒロインに土屋太鳳 大役射止め吉高由里子も涙”. スポーツ報知. (2014年7月31日). オリジナル2014年11月9日時点によるアーカイブ。. http://archive.is/AHc0m . 2014閲覧. 
  9. ヒロインは土屋太鳳さん!平成27年度前期 連続テレビ小説「まれ」”. NHK DRAMAトピックス (2014年7月31日). . 2014閲覧.
  10. “朝ドラヒロイン・土屋太鳳、役作りで髪バッサリ!「しっかり修業します」”. ORICON STYLE. (2014年9月8日). http://www.oricon.co.jp/news/2041884/full/ . 2014閲覧. 
  11. “土屋太鳳、朝ドラ役作り40cm髪バッサリ”. スポーツニッポン. (2014年9月9日). http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20140909-1363800.html . 2015閲覧. 
  12. “次期朝ドラ『まれ』クランクイン 晴天に雨男・大泉洋もホッ”. ORICON STYLE. (2014年10月9日). http://www.oricon.co.jp/news/2043118/full/ . 2014閲覧. 
  13. “土屋太鳳主演朝ドラ「まれ」涙のクランクアップ 山崎賢人ら同級生メンバー集結で完走”. modelpress. (2015年8月20日). http://mdpr.jp/news/detail/1514305 . 2015閲覧. 
  14. 引用エラー: 無効な <ref> タグです。 「c_shop_battle」という名前の引用句に対するテキストが指定されていません
  15. はまれぽ.com ヨコハマ名場面特別編 ロケ地めぐり『まれ』編 16.MELONDIAあざみ野
  16. はまれぽ.com ヨコハマ名場面特別編 ロケ地めぐり『まれ』編 2.洋菓子店「パティスリーラプラス」
  17. NHK横浜放送局「まれ」ご当地サイト 特集04 池畑大輔役柳楽優弥
  18. 小田原箱根経済新聞 小田原の養鶏場「春夏秋冬」で朝の連続ドラマ撮影 2015年6月16日