セブンスデー・アドベンチスト教会
セブンスデー・アドベンチスト教会( -きょうかい、英: Seventh-day Adventist Church、SDA)は、アメリカの再臨待望運動において1843年-1844年にキリストが再臨すると予告して起こったキリスト教系宗教組織。セブンスデー・アドベンチスト教会は自らをプロテスタント教会と位置付けており[1]、宗教分類学的にはキリスト教系の新宗教に分類される[2][3][4]。
『キリスト教大事典』652頁(教文館、昭和48年9月30日 改訂新版第二版)では、プロテスタントと位置づけず、一方で異端(キリスト教系の新宗教)とも位置づけず、冒頭文で単に「アメリカに始ったキリストの再臨と安息日厳守を主張する教派」としている。
名称の「セブンスデー」は週の第七日(現在の土曜日)の安息日を、「アドベンチスト」はキリストの再臨を待ち望む者を意味することから、日本では安息日再臨派また第七日の再臨教会と呼ばれることもある。
Contents
- 1 教義
- 1.1 信仰の大要
- 1.2 教会の特徴
- 1.3 セブンスデー・アドベンチスト教会が信じる「唯一性」
- 1.4 伝統的キリスト教との違い
- 1.4.1 再臨日の特定
- 1.4.2 イエス・キリストは天使ミカエルである
- 1.4.3 イエス・キリストは全能の神ではない
- 1.4.4 サタンが私たちの罪と不義を負う者である
- 1.4.5 エレン・G・ホワイトは「主の使者」であり、「つねに信頼のおける真理のみなもと」であると宣言している
- 1.4.6 エレン・G・ホワイトの著作における霊感の質や程度は、聖書のそれと同じである
- 1.4.7 「病気の原因は罪である」とキリストが教えている
- 1.4.8 黙示録の十四万四千人は安息日(土曜礼拝)を守る者であり、日曜礼拝者は「獣の刻印」を受けている
- 1.4.9 霊魂消滅説を主張、地獄を否定している
- 1.4.10 聖日を第七日安息日とし、各時代のすべての人間が守るべきとする
- 1.4.11 調査審判
- 2 エホバの証人への影響
- 3 「異端」であるかどうかの見解
- 4 歴史
- 5 ロシアでの布教活動禁止
- 6 派生・分派した組織
- 7 脚注
- 8 関連項目
- 9 外部リンク
教義
セブンスデー・アドベンチスト教会は自身を『聖書主義に立つキリスト教・プロテスタントの教会』『聖書に示されている神の愛による救いを全人類に伝え、その愛を、人々の必要に応えるさまざまな活動を通して実践しようとしている』と述べている[1]。
信仰の大要
セブンスデー・アドベンチスト教会は信仰の大要として28の項目を宣言している[1]。
- 神の言葉:旧新約聖書は、書かれた神の言葉である
- 三位一体:父と子と聖霊の三つの位格からなるひとりの神がいます
- 父なる神:父なる神は、すべてのものの創造者
- 子なる神:子なる神は人間の肉の姿をとってイエス・キリストとなられた
- 聖霊なる神:聖霊なる神は、創造と受肉とあがないのみわざにおいて、父なる神と子なる神とともに働かれた
- 創造:神は万物の創造者である
- 人間の本性:人間は、神のかたちに造られ、個性をそなえ、思考し行動する力と自由を持っている
- 大いなる戦い:すべての人間はキリストとサタンの大いなる戦いに巻き込まれている
- キリストの生涯と死と復活:キリストの生涯とその苦難・死・復活をとおして、人間の罪をあがなう唯一の方法を提供された
- 救いの体験:限りない愛とあわれみをもって、神は、罪を知らないキリストをわれわれのために罪とされた
- キリストにある成長:イエスは、十字架の死によって悪の力に勝利された
- 教会:教会は、イエス・キリストを主としてまた救い主として信じ告白するものの共同体である
- 残りの民とその使命:普遍的な教会は、キリストを真に信じるすべてのものからなる
- キリストのからだにおける一致:教会は、あらゆる国民・部族・国語・民族から召し出された多くの肢体を持つひとつのからだである
- バプテスマ:バプテスマによって、われわれは、イエス・キリストの死と復活を信じる信仰を言い表し、罪に死に新しい命に生きる決意を表明する
- 聖餐式:聖餐式は、主であり救い主であるイエス・キリストを信じる信仰の表明
- 霊の賜物と奉仕:神はどの時代にも、神の教会の会員すべてに霊の賜物を与えておられる
- 預言の賜物:主の使者としての彼女(エレン・G・ホワイト)の著書は、つねに信頼のおける真理のみなもとであって、教会を慰め、導き、教え、その過ちを正す
- 神の律法:神の律法の大原則は、十戒に具体化され、キリストの生涯に明らかとなっている
- 安息日:神の不変の律法の第4条は、 この7日目安息日を休息として礼拝と奉仕の日として守るよう求めている
- 管理者としての務め:われわれは、時間や機会、才能や資産、地の恩恵や資源を神から委ねられた、神の管理者である
- クリスチャンの行動:われわれは、天の原則に調和して考え、感じ、行動する敬虔な民であるように召されている
- 結婚と家庭:結婚は、エデンにおいて神によって制定され、愛の交わりにおける男女の生涯にわたる結合として、イエスによって認められた
- 天の聖所におけるキリストの奉仕:キリストは昇天してわれわれの大祭司となり、仲保の働きを開始された
- キリストの再臨:キリストの再臨は、祝福に満ちた教会の望みであり、福音の壮大な頂点である
- 死と復活:罪の支払う報酬は死である
- 千年期と罪の終わり:千年期とは、第一の復活と第二の復活にはさまれた、1000年にわたる、キリストと聖徒たちの天における支配のことである
- 新しい地:そこには神ご自身が民とともに住まわれ、苦しみや死とは過ぎ去る
教会の特徴
- 患難後携挙説をとり、患難前携挙説を否定する[5]。
- 土曜安息日の遵守のため、仕事・公立学校の授業や試験も欠席するよう指導する[6]。
- 飲酒喫煙・麻薬類や刺激物(カフェイン類や香辛料を含む場合がある)を避けたり、菜食主義などを推奨する[6]。
- イースター(復活祭)を祝う教会は少数派である[6]。
- かつては十字架をシンボルに用いることに消極的であった[6]。
- 礼拝で聖書以外に、同教会が「主の使者」とするエレン・G・ホワイトの著書を朗読することがある[6]。
セブンスデー・アドベンチスト教会が信じる「唯一性」
元来、セブンスデー・アドベンチスト教会は1984年ごろ存在していた文書において、自身のみが唯一の真の教会であると自称していた[7][8]。唯一の真の教会の条件として以下を挙げており、同教会のみがそれに当てはまるとしていた。
- 十戒をすべて守る
- 1798年以後に現れた教会
- 預言の賜物を持っている
- 三天使の使命を全世界に宣伝している
その後それらの文書を対外的に抹消し、プロテスタントとの融和を表明する方向に転換した[9]。そしてセブンスデー・アドベンチスト教会は自らを「聖書主義に立つキリスト教・プロテスタントの教会」とし「その教えは多くの点において、プロテスタント諸教会と共通しています。」としている[1]。しかし同時に教団の公式サイトにおける主張からは、従来とかわらない自身の教会の「唯一性」を信じている点が浮き彫りになっている。
以下の主張により、『エレン・G・ホワイトの著作=セブンスデー・アドベンチスト教会の終末観』であることが理解できる。
- エレン・G・ホワイトの著作は、アドベンチスト教会に与えられた預言の霊の賜物です[10]。
- 彼女が終末時代に神から与えられたメッセンジャーであるという確信を得ていただくために書かれました[11]。
- さらに神様は、神の民を励ますためにエレン・ハーモンという17 歳の少女を選ばれました(後のエレン・ホワイト)[12]。
以下の主張により、「預言の霊=ホワイトの著作」とその終末観を持つセブンスデー・アドベンチスト教会の「唯一性」への信仰を伺うことができる。
- 聖書や証の書(ホワイトの著作)の内容を正しく反映していないさまざまな独自の解釈、また奇抜な教えを耳にすることがありますが、しっかりと私たちの教会が教える理解を身につけていきたいと思います[13]。
- また聖書の預言、特に黙示録14章6~14節に述べられているその出来事に対する備えに関する特別なメッセージである聖書の真理を宣べ伝えることへの召命と責任が我々に課せられました[14]。
プロテスタントとの融和を表明し、相違点を積極的に強調しなくなったが、それでも最もはっきりプロテスタント教会および主流派キリスト教会と相違する点として宣言・表明されている見解が以下である。
セブンスデー・アドベンチストはまた、自分たちの預言的見解の正当性を確信している。それによれば、人類は今、終わりの時に生きている。アドベンチストは、聖書の預言に基づいて、この地球がキリストの再臨の直前に前例のない混乱に直面すると信じている。その時には、第七日安息日が論争点となる。そのとき、世界の諸宗教は、中心的な役割を果たす。主要なキリスト教団体と共に、神と安息日の教えに反対する勢力と同盟すると、私たちは考える[15]。 — セブンスデー・アドベンチストのローマ・カトリック観に関する声明 - セブンスデー・アドベンチスト教団公式サイト
尾形守は著書[16]において異端の見分け方として「聖書以外の啓示や霊の語りかけを重んじ、聖書以外の信仰の基準や教典を持つ」ことを記し、井出定治は著書[17]において異端の共通点として「聖書以外の啓示を持つ」「黙示録的表象の強調」を挙げている。また辻川宏は著書[7]において異端の特徴の一つとして「排他的で、自分たちこそ正しいと主張する」点を挙げている。
伝統的キリスト教との違い
1843年から始まった、起源の新しいセブンスデー・アドベンチスト教会には以下のように伝統的キリスト教と多くの点で教義に違いがある。
再臨日の特定
ウィリアム・ミラーはキリストの再臨を1843年3月21-1844年3月21日の間と特定し、再臨待望集会は100以上の場所で開かれ、熱狂的な雰囲気であった。また一方でその特定は多くの人々を恐怖におとしいれ、財産を売るものもでてきた。ミラー派に加わった牧師・教会員たちは(異端として)自分たちの教会から追放され、エレン・G・ホワイトは所属していたメソジスト教会から(異端として)教籍を剥奪される結果を招いた。しかし、再臨は起こらず、今度は翌年1844年10月22日だと主張しその日も何の変化もなく、彼らの失望は非常に大きかった。その後、セブンスデー・アドベンチスト教会の指導者たちは「キリストは天の聖所に再臨した」のであり、日時は正しく場所が違っただけであり「預言は成就した」と説明した[18][7][9][19] 。
イエス・キリストは天使ミカエルである
エレン・G・ホワイトは著書の複数の箇所においてキリストと大天使ミカエルを同一としている[20]。『初代文集』[21]164ページ[22]と、『各時代の希望』[23]421ページ[24]の2書の対照にて確認することができる。
セブンスデー・アドベンチスト教会による『預言の声聖書講座 第2部 第5課-6.天における戦い』においてもキリストは大天使ミカエルであると言及されている[25]。
イエス・キリストは全能の神ではない
エレン・G・ホワイトは著書において『人としてのキリスト・イエスは全能の主なる神ではありませんでした』と言及している[27]。
サタンが私たちの罪と不義を負う者である
エレン・G・ホワイトは著書において『罪はサタンに最終的に配置される[28]』『キリストはこれらすべての罪をサタンに置く[29]』『彼らの罪は罪の創始者に移されます[30]』と記し、罪の贖いがキリストの十字架で完成されておらず、最終的にサタンが私たちの罪と不義を負うとする。
エレン・G・ホワイトは「主の使者」であり、「つねに信頼のおける真理のみなもと」であると宣言している
セブンスデー・アドベンチスト教会の公式サイトにて宣言している[1]。
エレン・G・ホワイトの著作における霊感の質や程度は、聖書のそれと同じである
『エレン・G・ホワイトの著作の霊感と権威 /*否定(Denials)1』に明記されている[31]。
「病気の原因は罪である」とキリストが教えている
エレン・G・ホワイトが見た45分間の健康改革の「幻」をもとに書かれた『ミニストリー・オブ・ヒーリング』p.94には、「病の原因は罪」という章があり、『キリストは、彼らが神の律法を犯すことによって病気を招いたのだということ、健康は服従によってのみ保たれるのだということをお教えになった』と書かれている[32]。
しかし新約聖書『ヨハネによる福音書』9:3では、キリストは病と罪について『本人が罪を犯したのでもなく、また、その両親が犯したのでもない。ただ神のみわざが、彼の上に現れるためである。』と語っている[33]。
黙示録の十四万四千人は安息日(土曜礼拝)を守る者であり、日曜礼拝者は「獣の刻印」を受けている
エレン・G・ホワイトはヨハネの黙示録7:4に記されている「十四万四千人」「神の印」に関して、著作『教会への証8巻』(p117)において『神のしるし、または神の印は第七日の安息日、すなわち創造主の記念日の遵守に表わされている。……獣の刻印はこの反対である。それは週の第一日の遵守である。』と記し[34]、さらには『教会への証6巻』(p350)においては『十のすべての戒めの中で第四条の戒めだけが偉大なる律法制定者、すなわち天と地の創造主の印を含んでいる。』と言及[35]。黙示録の十四万四千人は『安息日(土曜)礼拝を守る者である』と断定し、日曜礼拝者をヨハネの黙示録13:16-17にて言及されている『獣の刻印(The mark of the beast)を受けた者』と断定している。
霊魂消滅説を主張、地獄を否定している
罪人が絶滅、消滅するとし、地獄、火の池での永遠の刑罰を否定する教理は霊魂消滅説(絶滅説)と呼ばれる。キリスト教弁証家のアルノビウスが4世紀にこの説を説いたが、一般には受け入れられず、第5ラテラノ総会議(1513年)にて異端とされた[36]。セブンスデー・アドベンチスト教会はこの教理を支持しており、「地獄というのは墓にすぎない」とする[16]。死後の状態について、人間は魂と肉体を分けることのできない存在であり、肉体の活動が停止すると同時にすべての精神活動も停止し、よみがえりの時まで無意識の眠りの状態にあるとする(伝道の書9:5、ヨハネによる福音書5:28-29)[37]。死んだら魂が天国か地獄に行くということを信じない[9]。エレン・G・ホワイトの著書『大論争』[38]535ページ[39]、『初代文集』[40]221ページに記されている[41]。
伝統的プロテスタント信仰について書かれたハロルド・リンゼル、チャールズ・ウッドブリッジ共著『聖書教理ハンドブック』[42]の51ページでは、地獄を否定することは非常に危険である、として以下の四点が明記されている。
- 聖書の明白な教えを否定し、聖書の真実性と権威に異議を唱える
- 主イエスの教えを偽りであるとして拒否する
- 天国、キリスト教信仰の主要な教理に関しての聖書の教えを損なう
- キリスト教会は2千年間偽りを宣べ伝えてきたことになる
また同書[42]384ページでは、絶滅説(霊魂消滅説)は地獄に関する誤った見解であり、地獄に関する真理を否定することは、聖書のその他の教えに対しても疑問をいだくことであると述べている。
エル・ベルコフ著『改革派神学通論』[43]374ページでは、絶滅説(霊魂消滅説)について、「死」「壊滅」「死滅」などの名称が絶滅を指示すると推定することは恣意である、とし、反証聖句として伝道12章7節、マタイ25章46節、ローマ2章8-10節、黙示14章11節、20章10節を挙げている。
マイヤー・パールマン著『聖書教理の研究』[44]629ページでは霊魂必滅論(霊魂消滅説)について「まちがった考え方」としている。霊的な死は神から離れることである、と解説している。
日本ルーテル教団伝道委員会の要請により執筆された轟勇一著『100の質問』[45]222ページでは、死後の魂の状態について具体的に教団名を挙げて「決して再臨主義者たち(「エホバの証人」や「セブンスデー・アドベンチスト教会」など)の言うように、無意識の昏睡状態におちたりということはない」と記されている。
聖日を第七日安息日とし、各時代のすべての人間が守るべきとする
公式サイトにて言及[37]。さらにエレン・G・ホワイトは著作『原稿27』(1899年)において『神の印を額に受ける人々は、神の第4条の戒めである安息日を守らなければならない。これは、真の安息日の代わりに人が作った制度を受け入れた不忠実な者から彼らを区別するものである。神の休みの日の遵守は、神に仕えない者と仕える者とを区別する印である。』と言及し、安息日(現在の土曜日)礼拝者をヨハネの黙示録7:4に記されている「神の印」を受けた者とし、日曜礼拝者を「神に仕えない者」「人が作った制度を受け入れた(神に)不忠実な者」としている[46]。
キリスト教における重要な事項である『キリストの復活[47]』『弟子に復活のキリストが現れた日[48]』『ペンテコステ[49]』が起こった日はすべて日曜日である。
伝統的プロテスタント信仰について書かれたヘンリー・シーセン著『組織神学』[50]p397では『宗教改革者のジョン・ノックス、マルティン・ルター、ジャン・カルヴァンらは、主日(日曜礼拝)は旧約聖書の安息日と、同一視されてはならない、と言った。』と指摘している。
さらに同書p557においてシーセンはDM Canright の見解を紹介し、使徒たちはユダヤ人なのであるから、エデンの園で与えられ以後長きにわたって守られてきた契約のしるし(安息日)を、セブンスデー・アドベンチスト教会が主張するような「異教徒のローマ人によって」「キリストの死後数百年経ってから」変更したなどと考えるのは実に愚かであるとし、主日(日曜礼拝)の起源は「使徒によって」「キリストの復活を記念し」「主の承認のもとに日を変えた」という根拠に立って初めて十分に説明できるとしている。
また、宗教改革者のジャン・カルヴァンは著書[51]において、主日(日曜礼拝)と安息日について次のように述べている。
- 『従ってこの日(安息日)を迷信的に遵守することは、キリスト者から遠ざけられねばならない。』
- 『旧約の安息日は廃止された』
- 『ユダヤ人によって守られた日は捨てられた。(それが迷信を駆逐する良策だったからである。)その代わりに、この用のために他の一日が制定されたのである。つまりこれは、教会の秩序と平和とを守り保つために必要である。』
調査審判
セブンスデー・アドベンチスト教会特有の信仰の一つに「調査審判」がある[52]。
彼らがキリストの再臨を予告した1844年10月22日に実際には再臨が起こらなかったことから、その後に教団は「調査審判」という教義を発表した。1844年10月22日にキリストは贖罪の業を続けるために天上の聖所に入られ、その日から人類に対する調査審判が始まったとする。イエス・キリストは今、誰が救われて天国に入りうる資格があるかどうかを検定するために調査中であるとしている。福音派の尾形守による著書では、セブンスデー・アドベンチスト教会のこの教義は全く聖書的根拠がないと指摘されている[16]。
エホバの証人への影響
チャールズ・テイズ・ラッセルはキリスト教系の新宗教であるエホバの証人を設立する前に、セブンスデー・アドベンチスト教会についたり離れたりしていた[53]。その中で後に彼の教義体系の中核になるものをつかんでいき、セブンスデー・アドベンチスト教会の本の中の「地獄というのは墓にすぎない」という教義を借用して、永遠の刑罰の教えに反対し「地獄」(マルコによる福音書9:43-48)の存在を否定した(霊魂消滅説[54][16]。この教理はキリスト教弁証家のアルノビウスが4世紀にこの説を説いたが、第5ラテラノ総会議(1513年)にて異端とされた[36])。他にも類似する教理として「イエス・キリストは天使ミカエルである」とすること[55][26][20]、「自分たちこそ14万4千人の選民である」とすること[55]などの黙示録的表象の強調[17]、「聖書以外の啓示や霊の語りかけを重んじ、聖書以外の信仰の基準や教典を持つ」ことなどが挙げられる[16]。
「異端」であるかどうかの見解
キリスト教界において、「異端(ないしキリスト教系の新宗教)」として位置付けるかどうかの見解に違いがある。
「異端」としない見解
- キリスト新聞社が発行する『キリスト教年鑑』(2006年版)[56]では、エホバの証人、モルモン教、統一教会は収録されていないが、他のキリスト教各派と共にセブンスデー・アドベンチスト教会も収録されている。
- 大和カルバリーチャペル主任牧師の大川従道は、公の場でキリスト教の各教派について祈祷する際には同時にセブンスデー・アドベンチスト教会についても祈り、キリスト教に含める態度を繰り返し表明している[57]。
- 日本基督教団総会議長であり、元・聖ヶ丘教会牧師である山北宣久はセブンスデー・アドベンチスト教会を「兄弟姉妹」と表現し、セブンスデー・アドベンチスト教会を支持・推薦している[9]。
- 日本福音同盟理事長であり淀橋教会主管牧師の峯野龍弘はセブンスデー・アドベンチスト教会の書籍において「心からの敬意と賛辞を贈ります」とセブンスデー・アドベンチスト教会を称賛する態度を表明している[9]。
- クリスチャン・トゥデイは会長の峯野龍弘がセブンスデー・アドベンチスト教会の支持を対外的に表明しているため、記事内では異端救出に関する記事であえてセブンスデー・アドベンチスト教会名誉牧師を正統派と扱い取り上げたり[58]、同教会が行うセミナーの広告宣伝を記事として掲載する[59]など、積極的にセブンスデー・アドベンチスト教会を支持する記事を頻繁に掲載している。
- 大阪城東福音教会牧師の青木保憲は、セブンスデー・アドベンチスト教会の信者を主人公とした映画「ハクソー・リッジ」に関する記事において、セブンスデー・アドベンチスト教会について『(異論はあるだろうが)安息日以外のキリスト教教理に関しては、他の保守系キリスト教とほとんど変わりない』『セブンスデー・アドベンチスト教会が米国に認められて(いる)』と言及し、「キリスト教」内に入れる考えを明確に表明している[60]。
- 本郷台キリスト教会牧師・池田 博はセブンスデー・アドベンチスト教会の書籍において「SDA教会(セブンスデー・アドベンチスト教会)の皆様の福音に対する、真摯な姿勢、御言葉に対して深く学ぶ姿勢」等とコメントし、セブンスデー・アドベンチスト教会を称賛する態度を表明している[9]。
- セブンスデー・アドベンチストがオブザーバーとして参加している世界教会協議会の公式サイトでは「保守的な福音主義」と紹介されている[61]。
- カトリック教会においては、「福音主義のプロテスタント」として分類されている[62][63]。
- 越川弘英の著書[64]でプロテスタントとして扱われている。
- キリスト新聞の記事[65]で異端とは特に言及されていない。
- 同じ地域にあるカトリック教会や聖公会と合同祈祷会を開催しているケースがある[66]。
- 日本聖書協会のウェブサイトのリンク集に、セブンスデー・アドベンチスト教会へのリンクが掲載されているほか[67]、『「聖書全巻リレー通読」を実施された教会』として紹介されており[68]、「異端」としての扱いは受けていない。
- 日本キリスト教連合会に加盟している[69]。
- 福音派の牧師Walter Ralston Martin は当初、同教会を異端とする立場であったが、1957年にキリスト教として認める認識を表明した[70]。
「異端」とする見解
- いのちのことば社の発行する「クリスチャン情報ブック」では日本全国8,000のプロテスタント教会情報を掲載しているが、 セブンスデー・アドベンチスト教会は除外されている[71]。
- 東京基督教大学 国際宣教センター・日本宣教リサーチの『JMR調査レポート(2017年4月)』[72]では「教義上あるいは信仰の実践上、キリスト教もしくはプロテスタントの一派と見なすことが困難とされるグループや教会の1つ」として、イエス之御霊教団、萬国福音教団、聖書研究会(実際には統計に入れられており、聖書研究会は東京基督教大学支援会員であるという。詳細不明)、基督心宗教団、復元イエス・キリスト教団、真イエス教会日本総会、アメン教団、日本基督召団、地元に在って合一である立場に立つ教会、原始福音(キリストの幕屋)、同仁キリスト教団と共にセブンスデー・アドベンチスト教会を挙げている。
- 東京基督教大学附属の共立基督教研究所による『宣教ハンドブック Q&A130』[55]では、「キリスト教の異端と宗派」の章にてエホバの証人、モルモン教、統一教会と共にセブンスデー・アドベンチスト教会を挙げ、通常のキリスト教の教派とは区別されなくてはならない、としている。
- キリスト教福音派牧師の尾形守による著書『異端見分けハンドブック』[16]では異端とキリスト教の根本的な違いは「霊の違い」であるとし、異端は悪霊による惑わしの教えであるとする。その聖句として、第一ヨハネ4:1-3、黙示録16:13、第一テモテ4:1をあげている。また異端の見分け方として、「聖書以外の啓示や霊の語りかけを重んじる」「聖書以外の信仰の基準を持つ」ことなどを挙げており、同書のp. 12にセブンスデー・アドベンチスト教会は「異端とみなされている団体」と明記されている。さらにp168以降ではセブンスデー・アドベンチスト教会の教理的問題点として「1844年にキリストの再臨があると主張したこと」「安息日(土曜日)礼拝を守らなければ真の教会ではないとすること」「1844年から天においてキリストの調査審判が始まったとすること」「霊魂不滅・地獄の否定」を挙げている。
- ホサナ・キリスト教会牧師・辻川宏による著書『異端ポケットシリーズ4』[7]では異端であるかについては両論あるが異端であるとし、教義的問題点として「真の教会はSDAのみとする」「安息日を守ることは永遠の生死にかかわるとする」「霊魂不滅・地獄の否定」「贖罪は調査審判中である」を挙げている。
- セブンスデー・アドベンチスト教会の元信者で三育学院の神学生だった、山本杉広(和歌山ゴスペルライトセンター創設牧師)は、『異端ポケットシリーズ6』[73]で、信者であった頃の自身の体験を告白している。
- 日本イエス・キリスト教団顧間、荻窪栄光教会元老牧師を務めた森山諭牧師は著書『現代日本におけるキリスト教の異端』[74]のp69にてセブンスデー・アドベンチスト教会が「携挙を信じない」点を指摘し、p70にて「再臨を指定した異端」として統一教会とともに同教会を取り上げている。
- 韓国の「国際宗教問題研究所」発行の月刊誌「現代の宗教 (現代宗教)」や韓国のクリスチャン・トゥデイ(日本の同名紙とは別団体)では統一教会、喜びのニュース宣教会、セブンスデー・アドベンチスト教会の北朝鮮との関わり方の共通点を「北朝鮮に進出する異端者たち」と題して取り上げている[75]。
- 元日本宗教学会会長の宗教学者である井門富二夫は『カルトの諸相 キリスト教の場合』においてセブンスデー・アドベンチスト教会をモルモン教等と同様の「キリスト教系の新宗教」と位置づけ、また終末を特定化し、社会不安をあおりたてた行為は逸脱的かつ反社会的(カルト的)と批判されている、と述べている[2]。
- J.G.メルトン の編集する『アメリカのカルト百科事典』では、セブンスデー・アドベンチスト教会は『既成のカルト』の項に分類されている[4]。
- E.ケァンズ著『基督教全史』[76]ではセブンスデー・アドベンチスト教会をモルモン教、クリスチャン・サイエンスと同様に『非正統説の分派(異端)』として取り上げている。
- バーナード・ラムは著書『聖書解釈学概論』[77]において、セブンスデー・アドベンチスト教会、モルモン教、クリスチャン・サイエンス、エホバの証人に対し『聖書のほかに人間の声を加える諸教派に反対する』と述べている。
- バプテスト派の牧師John R. Rice は著書『False Doctrines(偽りの教義)』[78]で「セブンスデー・アドベンチスト教会(SDA)の教義は誤っている」としている。
- 元・英国国教会聖職者であり、キリスト教異端史研究者であるD.クリスティ・マレイは『異端の歴史』の中でセブンスデー・アドベンチスト教会を異端として取り挙げている[3]。
- プロテスタント牧師Anthony A. Hoekemaは著書『The Four Major Cults:Christian Science, Jehovah's Witnesses, Mormonism, Seventh-day Adventism』にてセブンスデー・アドベンチスト教会を『四大カルトのひとつ』としている[79]。
- 牧師だったセブンスデーアドベンチスト教会を去り、バプテストの牧師となったDM Canright [80]はセブンスデー・アドベンチスト教会に対し最も厳しい批評家の1人である。
- キリスト教神学者のJ.K.Van Baalenはカルトに関する著作においてセブンスデー・アドベンチスト教会を取り上げている[81]。
- 教会歴史学教授であるJohn Gerstnerは著書においてセブンスデー・アドベンチスト教会を異端として解説している[82]。
対話
セブンスデー・アドベンチストと世界福音同盟との対話が2007年8月に行われた[83][84]。双方が互いに、共通する信仰内容があることを確認した一方、同意がみられなかった点があることを確認した上で、今後の協力関係を発展させることで合意した共同声明が発表された[85]。
歴史
1800年代前半に北米で起こった再臨待望運動を源としている。中心人物であるウィリアム・ミラーが、1843年にイエス・キリストの再臨の日を特定して予告した。ミラー派に加わった牧師・教会員たちは(異端として)自分たちの教会から追放され、後に「教団に与えられた預言者」とされるエレン・G・ホワイトも同様に、所属していたメソジスト教会から(異端として)教籍を剥奪される結果を招いた。
ミラーはキリストの再臨を1843年3月21-1844年3月21日の間と特定し、再臨待望集会は100以上の場所で開かれ、熱狂的な雰囲気であった。運動は拡大の一途を辿り、一時参加者の数は6万人に達したと言われている[55]。また一方でその特定は多くの人々を恐怖におとしいれ、財産を売るものもでてきた[19]。1843年が近づくにつれ、フィラデルフィアやボストンでは、ディオニソス的酒宴といってもよい自暴自棄的乱痴気騒ぎが開かれた[18]。しかし、再臨は起こらず、今度は翌年1844年10月22日だと主張し、彼らは再び熱狂的にその日の到来を待った。ある者は仕事を放棄し、屋根や山の上に登って天を仰いだ。しかし、その日も何の変化もなく、彼らの失望は非常に大きかった。その後、セブンスデー・アドベンチスト教会の指導者たちは「キリストは天の聖所に再臨した」のであり、日時は正しく場所が違っただけであり「預言は成就した」と説明した[7][16]。
社会心理学者レオン・フェスティンガーによると、ミラーの預言失敗後も、ミラーの同調者は自分たちの計算ミスを数え立てて、預言の日を次々と変え、時が過ぎゆくうちに不協和に悩む人々の心を落ち着かせていったという。しかし同時に世間的現実に引き戻そうとする強制から精神不安定となり、精神障害者施設に収容された患者は、ボストン近郊だけでも170人以上もいたと報告されている(『カルトの諸相 キリスト教の場合』p152)[2]。
その混乱の中に起こった、ミラーの支持者であるエレン・G・ホワイト夫人らを中心とした彼らの中の小さなグループは、ミラーの解釈の何が間違っていたか研究し、ホワイト夫人の「啓示の証言」と新たな聖書解釈を元に「第7日安息日の遵守とキリストの再臨とは深く結びついている」と解釈した[12]。その解釈によって、土曜日を安息日にするという意味で、セブンスデー・アドベンチスト教会が発足した[86][9][6]。
その後米国で宗教団体として正式に組織されたのは1863年であり、現在209の国々で活動している。その後世界中に広がり、過去30年間では、10年毎に倍増する成長を逐げ、信徒数2000万人を越えている。福音宣教活動に加え、発展途上国においてはADRA(アドラ)という支援活動を行っている。日本における正式な活動は、1896年、ヒルズバーグ大学の学長を辞し、来日したグレンジャー教授によって開始された。第二次大戦中に再臨信仰が治安維持法に触れて宗教弾圧を受け、全牧師・有力信徒が検挙され教会は解散させられたが、戦後回復し今日に至っている。日本のセブンスデー・アドベンチスト教会は、100を超える教会と、1万5千人余の信徒を有している。また教会活動とあわせて、東京衛生病院を通じた病院伝道、三育学院を通した学校伝道など、教育、医療、食品、出版、放送、福祉など諸事業を行っている[1][16]。
ロシアでの布教活動禁止
ロシア政府はセブンスデー・アドベンチスト教会を「過激活動対策法」の対象団体としている。これは布教活動を禁止し、宗教的なパンフレットの配布を制限する法律である。他の対象団体としてはエホバの証人、モルモン教がある[87]。
派生・分派した組織
セブンスデー・アドベンチスト教会から派生・分派した組織として以下がある。
- IMS セブンスデーアドベンチスト教会(国際宣教協会SDA改革運動,IMS SDARM)
- セブンスデーアドベンチスト改革運動(SDA改革運動,SDARM)
- サンライズ・ミニストリー
- SOSTV Japan Mission(ライトフォーライフ・ミニストリー,生命の光)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 セブンスデー・アドベンチスト教団とは? - セブンスデー・アドベンチスト教団公式サイト
- ↑ 2.0 2.1 2.2 井門富二夫『カルトの諸相 キリスト教の場合』岩波書店1997年
- ↑ 3.0 3.1 『異端の歴史』教文館1997年
- ↑ 4.0 4.1 J.G.メルトン (1992). Encyclopedic Handbook of Cults in America. Garland.
- ↑ The Secret Rapture—Is It True?-Signs of the Times
- ↑ 6.0 6.1 6.2 6.3 6.4 6.5 八木谷涼子『なんでもわかるキリスト教大事典』p211-215,朝日新聞出版,2012年
- ↑ 7.0 7.1 7.2 7.3 7.4 辻川宏『異端ポケットシリーズ4』オリーブ社
- ↑ 『預言の声通信講座』本科23課、29課-セブンスデー・アドベンチスト教会
- ↑ 9.0 9.1 9.2 9.3 9.4 9.5 9.6 白石尚『そこが知りたいSDA 57のQ&A - 現代のセブンスデー・アドベンチスト教会』福音社2007年
- ↑ エレン・ホワイトをどう読むか - セブンスデー・アドベンチスト教団公式サイト
- ↑ 『エレン・ホワイト その生涯とメッセージ』山形正男著 - セブンスデー・アドベンチスト教団公式サイト
- ↑ 12.0 12.1 2 セブンスデー・アドベンチストの芽生え - セブンスデー・アドベンチスト教団公式サイト
- ↑ 『終末時代に起こる諸事件』山形正男著 - セブンスデー・アドベンチスト教団公式サイト
- ↑ 他のキリスト教会および宗教団体との関係 - セブンスデー・アドベンチスト教団公式サイト
- ↑ セブンスデー・アドベンチストのローマ・カトリック観に関する声明 - セブンスデー・アドベンチスト教団公式サイト
- ↑ 16.0 16.1 16.2 16.3 16.4 16.5 16.6 16.7 尾形守『異端見分けハンドブック』プレイズ出版
- ↑ 17.0 17.1 井出定次『異端とは何か』いのちのことば社1982年
- ↑ 18.0 18.1 Joseph.S.O'Leary (1994). Arguing the Apocalypse. Oxford U.P..
- ↑ 19.0 19.1 「アドベンティスト」世界大百科事典 第2版,平凡社,1993年
- ↑ 20.0 20.1 Jesus the Archangel Michael?- Ellen G. White Estate
- ↑ 英: Early Writings
- ↑ Ellen G. White:Early Writing,p.164
- ↑ 英: The Desire of Ages
- ↑ Ellen G. White:The Desire of Ages,p.421
- ↑ 預言の声聖書講座 第2部 第5課-6.天における戦い
- ↑ 26.0 26.1 み使いの頭ミカエルとはだれですか — ものみの塔 オンライン・ライブラリー
- ↑ Jesus Was not God Almighty?- Ellen G. White Estate
- ↑ Ellen G. White:The Great Controversy,p.422.
- ↑ Ellen G. White:The Great Controversy,p.485.
- ↑ Ellen G. White:Testimonies for the Church, Vol5.p475.
- ↑ エレン・G・ホワイトの著作の霊感と権威 /*否定(Denials)1- セブンスデー・アドベンチスト教団公式サイト
- ↑ エレン・G・ホワイト『ミニストリー・オブ・ヒーリング』福音社2005年
- ↑ 新約聖書『ヨハネによる福音書』9章3節
- ↑ Ellen G. White:Testimonies for the Church, vol. 8 p. 117.
- ↑ Ellen G. White:Testimonies for the Church, vol. 6 p. 350.
- ↑ 36.0 36.1 『キリスト教大事典 改訂新版第9版』教文館1988年
- ↑ 37.0 37.1 Q、キリスト教の諸教会の間で、教派によって教えが異なるのはどのような点ですか? それらの点に関するアドベンチストの立場はどのようなものですか?- セブンスデー・アドベンチスト教団公式サイト
- ↑ 英: The Great Controversy
- ↑ Ellen G. White: The Great Controversy, p. 535.
- ↑ 英: Early Writings
- ↑ Ellen G. White: Early Writings, p. 221.
- ↑ 42.0 42.1 ハロルド・リンゼル、チャールズ・ウッドブリッジ共著『聖書教理ハンドブック』いのちのことば社1962年
- ↑ エル・ベルコフ著『改革派神学通論』活水社書店1952年
- ↑ マイヤー・パールマン著『聖書教理の研究』日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団出版部1959年
- ↑ 轟勇一著『100の質問』コンコーディア社1963年
- ↑ (Ellen G. White: Manuscript 27, 1899) Seventh-day Adventist Bible Commentary, vol. 7, p. 970.
- ↑ 新約聖書『マタイによる福音書』28章1節 - 6節、他
- ↑ 新約聖書『ヨハネによる福音書』20章26節、他
- ↑ 新約聖書『使徒言行録』2章1節 - 42節
- ↑ ヘンリー・シーセン著『組織神学』聖書図書刊行会1961年
- ↑ ジャン・カルヴァン『信仰の手引き』25-26頁、新教出版社1956年
- ↑ 信仰の大要-24.天の聖所におけるキリストの奉仕- セブンスデー・アドベンチスト教団公式サイト
- ↑ なにゆえキリストの道なのか(32)聖書を教える“エホバの証人”はキリスト教ではないのか 正木弥:クリスチャン・トゥデイ
- ↑ ものみの塔への疑問 -JWTC エホバの証人をキリストへ
- ↑ 55.0 55.1 55.2 55.3 『宣教ハンドブック Q&A130』共立基督教研究所 いのちのことば社1991年
- ↑ 『キリスト教年鑑』(2006年版)キリスト教年鑑編集委員会、キリスト新聞社
- ↑ キリスト者の一致「主を喜ばせる大切なこと」 エンパワード21全日本大会:クリスチャン・トゥデイ
- ↑ 異端・カルトシリーズ(8)異端・カルトに入らせないための最大の予防策とは?:クリスチャン・トゥデイ
- ↑ 東京都:スマホ伝道セミナー 2月11日、12日:クリスチャン・トゥデイ
- ↑ 「ハクソー・リッジ」からひもとく、根本主義的キリスト教の限界性と超越性:クリスチャン・トゥデイ
- ↑ Seventh-day Adventist Church - The World Council of Churches
- ↑ Apostolic Journey to the Orient, Homily of John Paul II, 9 May 1984 - バチカン公式サイト
- ↑ 2012年キリスト教一致祈祷週間小冊子,P51 (PDF) (2015年1月26日時点のアーカイブ) - カトリック中央協議会が配布している冊子
- ↑ 『礼拝探訪 神の民のわざ』第8章 礼拝は土曜日に セブンスデー・アドベンチスト教会の礼拝
- ↑ 国連人権理事会 「宗教の中傷」反対決議に懸念高まる 2009年4月18日(2009年4月30日時点のアーカイブ)
- ↑ 東京小金井市内11教会が一致祈祷会--クリスマスには共通の教会案内(2015年5月1日時点のアーカイブ) - クリスチャン新聞 2010年02月21日号
- ↑ おすすめリンク集(日本聖書協会)
- ↑ 「聖書全巻リレー通読」を実施された教会の方々(日本聖書協会)
- ↑ 日本キリスト教連合会加盟団体
- ↑ Walter Ralston Martin (1960). The Truth About Seventh-Day Adventism. Zondervan.
- ↑ 「クリスチャン情報ブック」クリスチャン新聞編、いのちのことば社
- ↑ 『JMR調査レポート(2017年4月)』
- ↑ 山本杉広 『異端ポケットシリーズ6/「体験」セブンスデー・アドベンチスト教会』オリーブ社
- ↑ 森山諭『現代日本におけるキリスト教の異端』p69-70,ニューライフ出版社,1976年
- ↑ 北朝鮮に進出する異端者たち:クリスチャン・トゥデイ(韓国)
- ↑ 『基督教全史』p565-566聖書図書刊行会1957年
- ↑ バーナード・ラム『聖書解釈学概論』p232聖書図書刊行会1963年
- ↑ John R. Rice (1994). False Doctrines. Sword of the Lord Publishers.
- ↑ Anthony A. Hoekema (1963). The Four Major Cults:Christian Science, Jehovah's Witnesses, Mormonism, Seventh-day Adventism. Eerdmans. ISBN 0-85364-094-7.
- ↑ "Life of Mrs. E.G. White - Her Claims Refuted", by DM Canright, 1919
- ↑ Baalen,Jan Karel van (1962). The chaos of cults; a study of present-day isms. Eerdmans (Wm.B.) Publishing Co ,U.S..
- ↑ John Gerstner (1978). The Teachings of Seventh-Day Adventism. Baker Pub Group.
- ↑ アドベンチストと福音同盟が共通ゴール目指す声明発:クリスチャントゥデイ
- ↑ アドベンチスト教会、WEAと神学的対話 共同声明発表へ:クリスチャントゥデイ
- ↑ Joint Statement of the World Evangelical Alliance and the Seventh-day Adventist Church (PDF)、左記共同声明英文の私訳→世界福音同盟およびセブンスデー・アドベンチスト教会による共同宣言(2007)(上田彰)
- ↑ 大山武俊『セブンスデー・アドベンティスト』「新キリスト教辞典」p.851
- ↑ 「ロシア政府、エホバの証人を「過激主義団体」に指定へ」-ハフィントンポスト誌,2017.4.8.
関連項目
企業
教育
- 学校法人三育学院(関連学校法人)
医療
作品
外部リンク
- 日本セブンスデー・アドベンチスト教団
- 福音社
- Seventh-Day Adventist Church
- Japan Union Conference of Seventh-Day Adventist Church