2005年の日本プロ野球

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2005年の日本プロ野球(2005ねんのにほんぷろやきゅう)では、2005年日本プロ野球(NPB)における動向をまとめる。

NPB以外の動向については2005年の野球を参照。

できごと

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

  • 9月9日 - 巨人対中日戦(東京ドーム)の先発は巨人が42歳の工藤公康、中日が40歳山本昌で、40歳代が共に先発投手となったのはNPB史上2度目、セ・リーグでは初[25]
  • 9月10日 - 阪神は対広島戦(甲子園)で球団新記録の21得点[8]
  • 9月15日 - 阪神の今岡誠が対巨人戦(東京ドーム)で球団新記録のシーズン4本目の満塁本塁打[8]
  • 9月21日 - 阪神は対中日戦でNPB新記録のシーズン1127奪三振[8]
  • 9月23日 - 阪神のジェフ・ウィリアムスが今季70試合目の登板で、1シーズンに同一球団から2人(藤川球児が75試合登板)が70試合登板は史上初[8]
  • 9月25日 - ソフトバンクは対西武戦(インボイス)に4対2で勝利し、リーグ戦1位を確定[26][27]
  • 9月25日 - 楽天は成績不振を理由に、監督の田尾安志を解任を発表[28]
  • 9月25日 - ロッテは小野晋吾が今季10勝目で、同一球団から2桁勝利6人はNPBタイ記録
  • 9月27日 - 村上ファンドによる阪神タイガースの親会社の阪神電気鉄道の株の大量取得が発覚[4]
  • 9月28日 - パ・リーグのシーズン公式戦全日程が終了。1位は福岡ソフトバンクホークス。新規参入の楽天は38勝97敗1分、最下位で1年目を終えた。楽天の勝率.281は2リーグ制以降の新球団の1年目の成績ではワースト記録[29]
  • 9月29日 - セ・リーグ、阪神が2年ぶり5度目のリーグ優勝。また、藤川球児投手がこの日の登板でシーズン最多登板の新記録を達成した。
  • 9月29日 - オリックスの監督の仰木彬が辞任[30]

10月

  • 10月1日 - 阪神の赤星憲広がセ・リーグ新記録の3年連続60盗塁[8]
  • 10月1日 - 中日の岩瀬仁紀が対広島戦(ナゴヤドーム)でNPB新記録のシーズン46セーブを達成。
  • 10月3日 -高校生を対象としたプロ野球ドラフト会議が開催。36年ぶりに分割開催となった[31]
  • 10月5日 - 阪神はシーズン公式戦最終戦の対横浜戦に3対2で勝利し、球団タイ記録のシーズン87勝"[32]。阪神の今岡誠は球団新記録のシーズン147打点[8]
  • 10月5日 - ヤクルトの古田敦也が対中日戦(神宮)の8回に高橋聡文からNPB史上27人目の通算1000打点[7]
  • 10月5日 - 巨人は、退任した堀内恒夫監督の後任として、原辰徳前監督の復帰を発表した。
  • 10月5日 - 阪神電気鉄道の筆頭株主となった村上ファンドが、阪神タイガースの株式公開を提案していた事が判明。阪神電鉄側はこれを拒否、球界・関西財界も反対の姿勢を見せる。
  • 10月6日 - ヤクルトの青木宣親が対中日戦(神宮)の1回裏に、佐藤充からセ・リーグ新記録のシーズン193安打[7]
  • 10月7日 - オリックスは、退任した仰木彬監督の後任として、中村勝広GMが監督に就任する事を発表した。
  • 10月8日 - ファーム日本選手権(スカイマーク)はロッテが阪神に7対5で勝利し、初優勝達成、MVPはロッテの辻俊哉[33]
  • 10月9日 - パ・リーグのプレーオフの第1ステージの第2試合(千葉マリン)でロッテが西武に3対1で勝利し2連勝で第2ステージ進出決定[4][34]
  • 10月11日 - ヤクルトの青木宣親が対横浜戦(神宮)の1回裏に門倉健からNPB史上2人目、セ・リーグ初のシーズン200安打[7]1994年イチロー(当時オリックス)以来、プロ野球史上2人目。
  • 10月13日 - 楽天TBS(当時の東京放送)の筆頭株主になり、経営統合を提案した事から、東北楽天ゴールデンイーグルス横浜ベイスターズの2球団保持という、野球協約に抵触する問題が発生。阪神タイガースの上場問題を含め、球界再々編問題が急浮上した。
  • 10月14日 - セ・リーグのシーズン公式戦全日程が終了[4]。巨人は62勝80敗4分と、球団創設以来ワースト記録となる80敗を記録してシーズンを終えた。
  • 10月14日 - ヤクルトの青木宣親はセ・リーグ史上最多のシーズン202安打とし、シーズン165単打とマルチ安打62回はそれぞれセ・リーグ新記録[7]
  • 10月16日 - 横浜の新監督に大矢明彦が就任 [10]
  • 10月17日 - パ・リーグのプレーオフの第2ステージの第5戦(ヤフードーム)でロッテがソフトバンクに3対2で勝利し、3勝2敗でパ・リーグ優勝決定[35]。31年ぶり5度目のリーグ優勝で、千葉ロッテマリーンズになってからは初めての優勝となる。またボビー・バレンタイン監督は史上初の日米優勝監督となった。ソフトバンクは前年の雪辱を果たすことはできなかった。
  • 10月18日 - ヤクルトは、退任した若松勉監督の後任として、古田敦也捕手が現役を続行したまま監督に就任する事が正式に決定したと発表。NPBでの選手兼任監督(プレイングマネージャー)は野村克也(当時南海ホークス)以来29年ぶりとなる[7]
  • 10月21日 - 広島は、退任した山本浩二監督の後任として、元広島の内野手でマイナーリーグ3Aバファローのマーティ・ブラウン前監督が監督に就任する事を発表した。広島の外国人監督は31年ぶり。
  • 10月22日 - 第56回日本シリーズ千葉マリンスタジアムで開幕。ロッテが10-1の大量リードで迎えた7回裏1死無走者で濃霧のため試合が中断、そのままコールドゲームとなった。日本シリーズの試合がコールドゲームになったのは4例目だが、勝敗が決したのは史上初。また濃霧でコールドゲームになったのも初めて。
  • 10月26日 - 日本シリーズ第4戦(甲子園)が行われ、ロッテが阪神を3対2で勝利し、4連勝のストレート勝ちで31年ぶり3回目の日本一達成。4連勝のストレート勝ちはロッテとしては前身を通じて球団史上初で、シリーズとしては2002年の巨人以来、3年ぶり。ボビー・バレンタイン監督は外国人監督初の日本シリーズ優勝監督となった。

11月

12月

レギュラーシーズン

本年度よりセ・パ交流戦の導入につき、セ・リーグは146試合(レギュラーシーズン22回総当たり・110試合、交流戦6回総当たり・36試合)、パ・リーグは136試合(レギュラーシーズン20回総当たり・100試合、交流戦はセと同文)となった。パ・リーグは上位3チームのプレーオフトーナメントを並行採用。

テンプレート:2005年のセントラル・リーグ順位表

テンプレート:2005年のパシフィック・リーグ順位表

セ・パ交流戦

  • 優勝:千葉ロッテマリーンズ
MVP: 小林宏之(ロッテ)

パシフィック・リーグプレーオフ

テンプレート:2005年のパシフィック・リーグプレーオフ第1ステージ テンプレート:2005年のパシフィック・リーグプレーオフ第2ステージ

日本シリーズ

テンプレート:2005年の日本シリーズ

個人タイトル

  セントラル・リーグ パシフィック・リーグ
タイトル 選手 球団 成績 選手 球団 成績
最優秀選手 金本知憲 阪神   杉内俊哉 ソフトバンク  
最優秀新人 青木宣親 ヤクルト   久保康友 ロッテ  
首位打者 青木宣親 ヤクルト .344 和田一浩 西武 .322
本塁打王 新井貴浩 広島 43本 松中信彦 ソフトバンク 46本
打点王 今岡誠 阪神 147点 松中信彦 ソフトバンク 121点
最多安打 青木宣親 ヤクルト 202本 和田一浩 西武 153本
盗塁王 赤星憲広 阪神 60個 西岡剛 ロッテ 41個
最高出塁率 福留孝介 中日 .430 松中信彦 ソフトバンク .412
最優秀防御率 三浦大輔 横浜 2.52 杉内俊哉 ソフトバンク 2.11
最多勝利 黒田博樹
下柳剛
広島
阪神
15勝 杉内俊哉 ソフトバンク 18勝
最多奪三振 三浦大輔
門倉健
横浜
横浜
177個 松坂大輔 西武 226個
最高勝率 安藤優也 阪神 .688 斉藤和巳 ソフトバンク .941
最優秀救援投手 岩瀬仁紀 中日 46S 小林雅英 ロッテ 29S

ベストナイン

  セントラル・リーグ パシフィック・リーグ
守備位置 選手 球団 選手 球団
投手 黒田博樹 広島 杉内俊哉 ソフトバンク
捕手 矢野輝弘 阪神 城島健司 ソフトバンク
一塁手 新井貴浩 広島 J.ズレータ ソフトバンク
二塁手 荒木雅博 中日 堀幸一 ロッテ
三塁手 今岡誠 阪神 今江敏晃 ロッテ
遊撃手 井端弘和 中日 西岡剛 ロッテ
外野手 青木宣親 ヤクルト M.フランコ ロッテ
赤星憲広 阪神 宮地克彦 ソフトバンク
金本知憲 阪神 和田一浩 西武
指名打者   松中信彦 ソフトバンク

オールスター戦

パシフィック・リーグ 5対6 セントラル・リーグ
セントラル・リーグ 5対3 パシフィック・リーグ

誕生

2005年の野球を参照

死去

2005年の野球を参照

出典

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 ソフトバンク刊「王貞治監督 ホークス14年の軌跡」78ページ
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 パシフィック・リーグ略史(2001年~)パ・リーグ公式サイト
  3. ベースボールマガジン社刊「日本プロ野球事件史1934-2013」57ページ
  4. 4.00 4.01 4.02 4.03 4.04 4.05 4.06 4.07 4.08 4.09 4.10 4.11 4.12 4.13 4.14 4.15 4.16 中日新聞社刊「中日ドラゴンズ70年史」202ページ
  5. ベースボール・マガジン社刊 週刊ベースボール別冊青葉号「楽天主義。東北楽天ゴールデンイーグルス応援BOOK」6-7ページ
  6. 【3月27日】2005年(平17) 楽天、歴史的1勝の翌日は歴史的大敗スポーツニッポン公式サイト
  7. 7.00 7.01 7.02 7.03 7.04 7.05 7.06 7.07 7.08 7.09 7.10 7.11 7.12 球団のあゆみ2000年代ヤクルト球団公式サイト
  8. 8.00 8.01 8.02 8.03 8.04 8.05 8.06 8.07 8.08 8.09 8.10 8.11 タイガースヒストリー2005-2009阪神球団公式サイト
  9. 週刊ベースボール2012年4月30日号107ページ
  10. 10.0 10.1 10.2 10.3 10.4 10.5 ベースボール・マガジン社刊「ホエールズ&ベイスターズ60年の軌跡」27ページ
  11. 11.0 11.1 11.2 中日新聞社刊「中日ドラゴンズ70年史」284ページ
  12. 記録メモ(個人投手編) パ・リーグ公式サイト
  13. 週刊ベースボール2013年12月30日号64ページ
  14. 前年消滅の近鉄とは対戦機会無し
  15. 15.0 15.1 記録メモ(個人打者編) パ・リーグ公式サイト
  16. 6月23日】2005年(平17) 満身創痍…野村謙二郎 ようやくたどり着いた2000本安打スポーツニッポン2009年6月11日配信
  17. 巨人軍年表巨人球団公式サイト
  18. 【7月30日】2005年(平17) 40歳5連勝 お前が生まれる前からプロでメシ食っとるんや!スポーツニッポン2008年7月28日配信
  19. 日刊スポーツ出版社プロ野球B級ニュース事件簿【平成版】-エーッ、ウソッ、アリャリャ……170連発- 174ページ
  20. 週刊ベースボール2012年4月30日号32-35ページ「記録の手帳」
  21. 前年消滅の大阪近鉄バファローズからは未勝利
  22. 日外アソシエイツ刊「日本スポーツ事典トピックス1964-2005」512ページ
  23. 毎日新聞2013年9月27日スポーツ面
  24. 日外アソシエイツ刊「日本スポーツ事典トピックス1964-2005」513ページ
  25. 【9月9日】2005年(平17) 工藤公康VS山本昌 55年ぶりの40代対決スポーツニッポン2009年9月1日配信
  26. パ・リーグはプレーオフ勝利チームが優勝チーム
  27. 週刊ベースボール2013年10月7日号42-43ページ
  28. 【9月30日】2005年(平17) 楽天・三木谷オーナー、ノムさん獲りを正式表明スポーツニッポン2007年9月21日配信
  29. スポーツニッポン2013年9月27日関西版4面
  30. 30.0 30.1 【12月15日】2005年(平17) ユニホーム脱いでわずか3カ月足らず…仰木彬前監督死去スポーツニッポン2009年12月1日配信
  31. ベースボール・マガジン社刊「プロ野球ドラフト全史 2012最新版」74ページ
  32. 【10月5日】2005年(平17) 下柳剛、37歳で“初体験”!61年ぶりの記録更新スポーツニッポン2008年10月02日配信
  33. ファーム日本選手権NPB公式サイト
  34. 2005年10月9日 (日)NPB公式サイト
  35. 【10月17日】2005年(平17) 解任から10年 バレンタイン監督、栄冠勝ち取るスポーツニッポン2008年10月15日配信
  36. ベースボール・マガジン社刊「プロ野球ドラフト全史 2012最新版」76ページ
  37. 週刊ベースボール2011年12月12日号39ページ

脚注

テンプレート:各年の日本プロ野球 テンプレート:2005年の日本プロ野球各チーム