カネ美食品
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カネ美食品株式会社(カネみしょくひん、英: Kanemi Co., Ltd.)は、愛知県名古屋市緑区に本社を置く食品加工会社。
概要
同社は「ユニー・ファミリーマートホールディングス」の関連会社であり、同グループに属するアピタ・ピアゴ・サークルKサンクス・ファミリーマート各店に向けて弁当や惣菜を製造する外販事業と、ユニー店舗内で惣菜店を運営するテナント事業が二本柱となっている。そのため、その収益の殆どをユニーに依存している。
その他、自社でフランチャイジーとして愛知県弥富市にサークルKを1店舗(名四弥富店)を運営している。また、かつて子会社により運営されていた飲食店「寿司御殿赤池本店」、寿司店「回転割烹寿司御殿」を計3店舗展開している。
本社所在地近郊地域(中京圏)では、研修の中で新入社員たちが集団で登山を行う模様を映した同社のテレビCMが放送されている。
沿革
- 1971年(昭和46年)
- 1972年(昭和47年)
- 5月 - 「株式会社鮨の美也古」を吸収合併し、総合惣菜店舗としてチェーン展開を開始
- 7月 - 名古屋市南区に「本社」を新設・移転
- 1975年(昭和50年)10月 - 名古屋市天白区に「本社」を新設・移転するとともに、「本社工場」及び「配送センター」を新設
- 1986年(昭和61年) - 弁当等の納品業務の拡大を目的として、愛知県三河地方をエリアとする100%子会社の「株式会社サンショク」(資本金1,000万円)を設立
- 1991年(平成3年) - 弁当等の納品業務の拡大を目的として、岐阜・長野をエリアとする100%子会社の「株式会社デリカパレット多治見」(資本金1,000万円)を設立
- 1992年(平成4年) - 100%子会社の「株式会社サンショク」及び「株式会社デリカパレット多治見」を吸収合併
- 2000年(平成12年)4月 - 名古屋市港区に100%子会社の「株式会社 港炊飯センター」(資本金2,000万円)を設立し、炊飯事業の業務を移管
- 2000年(平成12年)10月18日 - 株式を店頭公開(現在のジャスダック)
- 2002年(平成14年)10月 - ユニーの株式追加取得によりユニーの関連会社となる
- 2005年(平成17年)4月 - 名古屋市天白区に100%子会社の「株式会社 エスジーダイニング」(資本金5,000万円)を設立
- 2007年(平成19年)6月 - 伊藤忠商事株式会社と業務提携。同月、第一屋製パンから松戸工場・三田工場を譲受
- 2011年(平成23年)
- 2013年(平成25年)
- 2016年(平成28年)12月15日 - ナガイから秋田工場を譲受[1]
- 2017年(平成29年)7月 - ユニー・ファミリーマートホールディングス株式会社による当社株式の追加取得により、同社の子会社となる。
- 2017年(平成29年)11月 - 「上尾工場」新設
店舗ブランド
- Kanemi (カネミ) - 総合総菜店(寿司・弁当・サラダ・揚物)
- 料治 - テイクアウト焼き鳥・串焼きの併設コーナー
- 上海天翔楼 - 中華総菜の併設コーナー
- 味美彩 - おこわ・炊き込みご飯の併設コーナー
- K-STAGE (ケイステージ) - 洋風総菜店
- easion (イーション) - 洋風総菜店
- 寿司御殿 - テイクアウト寿司店
- ez mart (イーズマート) - 首都圏の東急ストア店舗内などに展開している総合惣菜と洋風惣菜の融合店
- ease deli (イーズデリ) - 首都圏のオオゼキ店舗内に展開している小型総合惣菜店
所在地
- 本社 - 名古屋市緑区
- 東京事務所/東京キッチン - 川崎市宮前区
- Kanemiスタジオ - 東京都江戸川区
- 天白工場 - 名古屋市天白区
- 十一屋工場 - 名古屋市港区
- 岡崎工場 - 愛知県岡崎市
- 東海工場 - 愛知県東海市
- 多治見工場 - 岐阜県多治見市
- 羽島工場 - 岐阜県羽島郡笠松町
- 袋井工場 - 静岡県袋井市
- 京都工場 - 京都府八幡市
- 京都南工場 - 京都府綴喜郡井手町
- 三田工場 - 兵庫県三田市
- 新潟工場 - 新潟県新潟市江南区
- 埼玉工場 - 埼玉県狭山市
- 上尾工場 - 埼玉県上尾市
- 松戸工場 - 千葉県松戸市
- 横浜工場 - 神奈川県厚木市
- 秋田工場 - 秋田県秋田市土崎港
脚注
- ↑ 事業譲受けに関する契約締結のお知らせ(カネミ・ニュースリリース(2016年10月31日))(変更)「事業譲受けに関する契約締結のお知らせ」の一部変更について(カネミ・ニュースリリース(2016年12月15日))
外部リンク
- 公式ウェブサイト (日本語)