イエメン・アラブ共和国

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イエメン・アラブ共和国(イエメン・アラブきょうわこく、العربية: الجمهوريّة العربية اليمنية‎, ラテン文字転写: al-Jumhūrīyah al-`Arabīyah al-Yamanīyah)、通称北イエメン(きたイエメン)は、1962年から1990年までの間現在のイエメン西部に存在した国家。首都はサナア1918年に前身のイエメン王国オスマン帝国から独立し、1958年アラブ連合共和国との間でアラブ国家連合を構成するが、1961年シリアが独立したことに伴いアラブ連合共和国が崩壊したため解消した。1962年に王制が打倒され、汎アラブ主義を掲げた新政府が成立するが、サウジアラビアに亡命政府を樹立した王制派との間で1970年まで内戦が続いた。1990年5月22日イエメン人民民主共和国(南イエメン)と統合し、イエメン共和国となった。

通称の北イエメンは1967年イギリス領だったイエメン東部が独立しその首都アデンがサナアのほぼ真南に位置したことから国号を南イエメン人民共和国としたことに由来する。

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