福神海山
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テンプレート:Infobox Seamount 福神海山(ふくじんかいざん)または福神岡ノ場(ふくじんおかのば)とは、北緯21度56分 東経143度28分座標: 北緯21度56分 東経143度28分に位置する海底火山である。
戦前から日本の漁師には鰹の漁場として知られており、東京の南方約1,550km、火山列島南硫黄島の南東約340km[1]、マリアナ諸島北端ファラリョン・デ・パハロス島の北西約210kmの地点に位置している。
年表
- 1951年(昭和26年)8月 - 10月:海底噴火が起こり、硫黄の噴出と黄色の変色水が確認される。
- 1973年(昭和48年)9月27日:静岡県の漁船、第一稲荷丸が海底爆発と高さ3mの水柱を目撃。
- 1973年(昭和48年)10月30日:朝日新聞社機「早風」が福神海山の噴火を目撃。
- 1974年(昭和49年)3月20日:鹿児島県の漁船、第六鶴丸が変色水を目撃。音響測深により同海域の水深が3mまで隆起していることが判明する。
- 1977年(昭和52年):正式に福神海山と命名される。
- 1982年(昭和57年)12月15日:変色水が目撃される。以後、現在(2010年(平成22年)6月)に至るまで火山活動は観測されていない。
- 1994年(平成6年)5月:海上保安庁の測量船「昭洋」による調査が行われる。最浅水深43mと判明[1]。