高柳良一
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たかやなぎ りょういち 高柳 良一 | |
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生誕 | 1964年1月31日(60歳) |
高柳 良一(たかやなぎ りょういち、戸籍上の表記は髙栁 良一、1964年1月31日 - )は日本の元俳優、編集者。現在はニッポン放送の総務部長。身長178cm。東京都出身。
人物・経歴
慶應義塾高等学校在学中の1981年、(旧)角川春樹事務所の『ねらわれた学園』制作に際して行われた、薬師丸ひろ子の相手役オーディションに選ばれ、同作でデビューを果たす。その後も角川映画においてヒロインの相手役を多く務めた。
1986年、慶應義塾大学法学部卒業とともに俳優業から引退。同年4月、角川書店に入社し、雑誌『野性時代』の編集などを担当。宮脇俊三の『インド鉄道紀行』の取材に編集者として同行していた。1994年に角川書店を退社。その後ニッポン放送に入社し、現在は総務部長である。
俳優業からは引退して久しいが、ニッポン放送入社後には雑誌『ログアウト』『ザ・スニーカー』などにエッセイを連載したこともある。
2008年12月20日にフジテレビ系列で放送された『決定!!芸能界100人アンケート 今見たい聴きたいベストヒット!』の「もう一度会いたい俳優」のコーナーに出演。ニッポン放送の営業促進部で副部長を務めていると紹介される。2014年1月7日にフジテレビ系列で放送された『芸能人今でもスゴい!懐かしの100人すべて見せます生放送スペシャル!』に出演。 2011年5月7日に有楽町でおこなわれた『時をかける少女』の上映会後の大林宣彦と原田知世のトークイベントに客席から参加し、28年ぶりとなる3人の「3ショット」も披露した[1]。原田によると今でも高柳とは家族ぐるみでの親交があるという。
出演作品
映画
すべて(旧)角川春樹事務所作品。
- ねらわれた学園(1981年7月公開、東宝) - 関耕児 役
- 時をかける少女(1983年7月公開、東映) - 深町一夫 役
- 里見八犬伝(1983年12月公開、東映) - 太田正春 役
- 少年ケニヤ(1984年3月公開、東映) - ワタル 役 ※アニメ
- 天国にいちばん近い島(1984年12月公開、東映) - タロウ・ワタナベ 役
- 友よ、静かに瞑れ(1985年6月公開、東映セントラルフィルム) - 小宮豊 役
- 彼のオートバイ、彼女の島(1986年4月公開、東宝) - 小川敬一 役
- キャバレー(1986年4月公開) - レストランウェイター 役
ドラマ
- セーラー服と機関銃(1982年、フジテレビ) - 渡辺周平 役
- ねらわれた学園(1982年、フジテレビ) - 関耕児 役
- 私は負けない!ガンと戦う少女(1983年、TBS)
- アイコ17歳(1984年、TBS) - 塚田貞夫 役
ビデオクリップ
- あこがれ座〜NORIKO'85〜(1985年、日本コロムビア)
エピソード
- 慶應義塾高校時代に漢文の教師であった瞳みのるに映画出演の相談をしている。ちなみに映画『時をかける少女』では、岸部一徳に漢文を習い、実生活では瞳みのるに漢文を習うという、ザ・タイガースつながりの稀有な経験をしている。
- 『時をかける少女』で未来人である深町一夫役を演じた際、監督の大林宣彦は高柳にあえて「棒読み」調のセリフ回しをするよう演技指導したという。
- 角川書店の編集者時代、担当編集者として鉄道紀行家の宮脇俊三と一緒にインドに鉄道旅行をする。詳細は「インド鉄道紀行(角川書店 1990年4月30日 ISBN 9784048832540)」に掲載。宮脇は同著で高柳のことを「物静かで俳優経験者のようには見えない」と書いている。
- 『時をかける少女』でも共演した角川映画の女優だった津田ゆかりと結婚したという情報がネット上で広まっているが誤りであり、大林宣彦の著書「A MOVIE」には、映画『ねらわれた学園』のクラスメート役の共演者と結婚したとある。
脚注
- ↑ “28年の“時をかけて”大林監督&原田知世が次回作の約束 “深町君”もサプライズ登場”. oriconキャリア (oricon ME). (2011年5月8日) . 2017閲覧.
外部リンク
- 高柳良一の全仕事 - 本人によるプロフィール、エッセイ等。
- テンプレート:Puboo(本人著のエッセイ本)
典拠レコード: