越谷市
越谷市(こしがやし)は埼玉県の南東部にある人口約34万人の市。人口はさいたま市、川口市、川越市、所沢市についで県内第5位。2018年7月1日現在341,787人。中核市、業務核都市、保健所政令市に指定されている。
Contents
概要
江戸時代に日光街道の宿場町の一つである越ヶ谷宿として栄えた街であり、埼玉県の東南部に位置する。利根川東遷事業までは元荒川の右岸側が武蔵国埼玉郡、左岸側が下総国葛飾郡であり、国境を跨ぐ形で宿場町が整備されていた。右岸側の越ヶ谷町と左岸側の大沢町に跨る形で宿場町があったものの、両町の伝馬機構は一体化されており、交通上は両町を合わせて越ヶ谷宿とされていた。
大宮台地と下総台地にはさまれた中川流域の沖積平野にあり、市域の大半は平地である。元荒川、中川、綾瀬川、古利根川、新方川(千間堀)、逆川など、多くの河川が市内に流れていることから、「水郷こしがや」と呼ばれる[1]。江戸から北に約25kmにあり、東北や上信越方面との中継地点でもあった越谷は交通の要衝として舟運が発達し、江戸時代末期までは多数の河岸場が整備されていた。
1899年に東武鉄道の伊勢崎線が開業し、日光街道の西側に並行する形で市域を南北に縦断している。1954年に2町8村が合併して越谷町となり、1958年に市制施行されて越谷市となった。1962年に伊勢崎線が日比谷線と直通運転を開始した後は、東京のベッドタウンとして急激に都市化が進んだ。中心市街地から離れた春日部市との市境周辺もニュータウンが開発され、1967年にせんげん台駅が開業した。1973年に武蔵野線が開業したことにより、浦和方面へのアクセスが飛躍的に向上した。両路線の乗換駅は新越谷駅と南越谷駅であり、駅名が異なるが徒歩連絡が可能である。
都市化によって水田の遊水機能が低下したことにより、バブル時代には治水対策が急務とされた。そのため、1996年から越谷レイクタウンが市の南東部に整備され、2008年に越谷レイクタウン駅が開業した。越谷レイクタウンの地区内には、広大かつ平坦な土地を活かして、日本最大級のショッピングセンターであるイオンレイクタウンが開業した。イオンレイクタウンは年間約5,000万人を集客しており、この数字は東京ディズニーリゾートの年間入園者数を約2,000万人程度上回る。
中心市街地は越谷駅東口周辺とされているが、イオンレイクタウンの開業以降は商業面での影響が大きく、イトーヨーカドー越ヶ谷店が2009年に閉店した。2012年に駅前再開発事業が行われて越谷ツインシティが開業した後は、商店街の空洞化にある程度の歯止めがかかり、越谷駅の乗降人員も増加傾向にある。越谷駅東口周辺は市役所や埼玉県の地域機関が集積しており、銀行の支店が数多く出店している。
「越ヶ谷のシラコバト」は1956年に国の天然記念物に指定されているが、これは戦中の食糧難による乱獲により、一時的に生息地が埼玉鴨場周辺のみになったことによる。シラコバトは1965年に県の鳥に、1988年に市の鳥に定められた。2000年頃までは個体数が増加して生息地も拡大してきたが、都市化の影響で餌場となる養鶏場が減少し、鳥インフルエンザの影響で養鶏場の野鳥対策が行われた影響などにより個体数が減少し、絶滅危惧種に指定されている。
隣接している自治体・行政区
地形
本市の地形はほぼ全域に渡って低平地で、平均海抜は5メートルほどであり、市街地と郊外部の水田から構成される[2]。水はけが悪く、古くから大雨により度々水害を受けてきた地域である。
湖沼
高度成長期以前は水田が多かった本市であるが、高度経済成長以降に都市化が進行し、水田面積が減少したことにより遊水・保水能力が低下したため、1980年代には多雨時の浸水被害が頻発していた。
このため抜本的な治水対策が求められるようになり、1991年(平成3年)に大吉調節池が、2014年(平成26年)に大相模調節池が整備された。いずれも調整池であり、通常時は地域住民のレクリエーションや憩いの場として活用されている。
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河川
本市を流れる一級河川はすべて利根川水系である。東端に中川と大落古利根川、南端に綾瀬川と古綾瀬川が流れており、中央に新方川と元荒川の一級河川を始めとする多数の河川が流れている。大落古利根川、新方川、元荒川は当市で中川と合流する。
歴史
略史
縄文時代中期・縄文海進の頃は海となっていたが、弥生時代には市域の陸地化が始まった。見田方遺跡の存在からもわかるように、越谷の市域では、遅くとも古墳時代後期(6世紀頃)には人が定住を始めていた。
越谷市の市域のうち元荒川より南側の地域は古来より武蔵国埼玉郡に属し、平安時代の1040年~1045年(長久・寛徳年間)野与党の一族越ヶ谷太郎や小相模次郎が定住、野与党の氏神久伊豆神社(うじがみひさいずじんじゃ)が建てられたと伝えられる。元荒川以北の地域は戦国期までは下総国葛飾郡下河辺荘のうち新方庄に属する地域で、一帯は南北朝期までは藤原秀郷の子孫である下野国小山氏の一門、下河辺氏によって開発された八条院領の寄進系荘園であった。
江戸時代初期の1683年(貞享3年)、また一説によれば寛永年間(1622年-1643年)に太日川より西の地域を武蔵国に編入したのに伴い、元荒川より北の地域が武蔵国に編入された。
江戸時代には、日光街道の宿場、越ヶ谷宿として栄えた。1625年(寛永2年)に三宮・大道・大竹・恩間が岩槻藩領になり、1662年(寛文2年)以降、見田方・南百・千疋・四条・麦塚・柿ノ木が東方忍藩領になる。あとの地域はいわゆる「天領」であり、関東郡代の支配地域であった。
市町村名の由来
「越ヶ谷」は「越(腰)の谷」の意で、「こし」は「山地や丘陵地の麓付近」の意、「谷」は「低地」の意であると思われる。つまり、「大宮台地の麓にある低地」を指す地名であると推測される。
「越谷」の地名は、1954年、合併により越谷町が成立した際に、合併前の越ヶ谷町と区別するために「ヶ」を取って「越谷町」としたことに由来する。したがって、旧越ヶ谷町にあたる越谷市の中央部の地名は、現在「越谷市越ヶ谷」であり、それ以外の「こしがや」が付く地名は、越谷町成立以降に出来た地名なので、「南越谷」「北越谷」「東越谷」などのように「ヶ」が入らない。同様の理由で「越ヶ谷高等学校」には「ヶ」が入り、「越谷北高等学校」「越谷南高等学校」などには「ヶ」が入らない[3]。
「国民健康保険発祥」の地
旧越ヶ谷町が1935年(昭和10年)に発足させた、一般住民を対象とした日本初の健康保険制度「越ヶ谷順正会」は、1938年(昭和13年)の国民健康保険法(旧法)施行よりも3年早く発足している。このため、越谷市は「越ヶ谷順正会」を「国民健康保険の発祥」と称しており、国民健康保険法施行10周年を記念して、1948年(昭和23年)には「越ヶ谷順正会」を顕彰する「相扶共済の碑」が、現在の市役所敷地内に立てられている。
町の財政建て直しと滞納税を一掃するために、有志が無尽講を設立した。そして病気が貧困の大きな原因となっていることから、その無尽講の利益で設立された。当時、勤労者を対象とした健康保険制度はあったが、農漁業、自営業者を対象とした健康保険制度はまだ無かった。
政令指定都市構想
2001年に埼玉県東南部都市連絡調整会議が発足し、越谷市・草加市・八潮市・三郷市・吉川市・松伏町の5市1町での市町村合併、政令指定都市への移行が検討されている。2010年には政令指定都市実現に向けた報告書[4]がまとめられた。
年表
越谷町成立前
- 1602年(慶長7年) - 日光街道越ヶ谷宿が取り立てられる。
- 1604年(慶長9年) - 越ヶ谷御殿を造成。
- 1657年(明暦3年) - 明暦の大火により江戸城が焼失。越ヶ谷御殿を解体。
- 1869年(明治2年)1月28日 (旧暦) - 武蔵知県事・宮原忠治の管轄区域をもって大宮県が発足(県庁は日本橋馬喰町)。ほか市域では岩槻県・忍県・六浦県・小菅県に属した村もあり。
- 1869年(明治2年)9月29日 (旧暦) - 県庁が浦和に移転し、大宮県から浦和県に改称。
- 1871年(明治4年)11月14日 (旧暦) - 浦和県・忍県・岩槻県の3県が合併して埼玉県が誕生。
- 1897年(明治30年)12月11日 - 合資会社鈴木銀行が越ヶ谷町に設立。
- 1898年(明治31年)11月29日 - 越谷貯蓄銀行が越ヶ谷町に設立。
- 1899年(明治32年)8月27日 - 東武伊勢崎線が開通。越ヶ谷駅(現・北越谷駅)が大沢町に、蒲生駅が蒲生村に開業[5]。
- 1908年(明治41年) - 埼玉鴨場が開設。
- 1913年(大正2年) - 越ヶ谷町・大沢町に電灯線が引かれる。
- 1919年(大正8年)11月20日 - 大沢町に所在した越ヶ谷駅が武州大沢駅に改称[6]。
- 1920年(大正9年)4月17日 - 伊勢崎線越ヶ谷駅(現・越谷駅)が越ヶ谷町に開業[7]。
- 1926年(大正15年)10月1日 - 伊勢崎線大袋駅が大袋村に開業[8]。
越谷町への合併、市制施行後
- 1954年(昭和29年)11月3日 - 越ヶ谷町・大沢町・新方村・桜井村・大袋村・荻島村・出羽村・蒲生村・大相模村・増林村の2町8村が合併し、越谷町となる。人口は4万4595人。
- 1955年(昭和30年)11月3日 - 草加町から旧川柳村の一部にあたる井原、麦塚、上谷が境界を変えて越谷町に編入される。
- 1956年(昭和31年)12月1日 - 越ヶ谷駅が越谷駅に、武州大沢駅が北越谷駅に改称。
- 1958年(昭和33年)11月3日 - 市制施行により、越谷市となる。市制施行は全国で543番目、埼玉県で22番目で、人口は4万8318人。
- 1960年(昭和35年)9月 - 人口が5万人を突破。
- 1965年(昭和40年)10月1日 - 埼玉県東部清掃組合(現:東埼玉資源環境組合)が発足。
- 1967年(昭和42年)
- 1969年(昭和44年)5月 - 埼玉県越谷保健所が開設。
- 1971年(昭和46年)6月 - 人口が15万人を突破。
- 1972年(昭和47年)8月 - 戦後初の花火大会を開催。
- 1973年(昭和48年)4月1日 - 国鉄武蔵野線が開通。南越谷駅が開業。
- 1974年(昭和49年)7月23日 - 伊勢崎線新越谷駅が開業。武蔵野線南越谷駅との乗換駅となる。
- 1976年(昭和51年)
- 1月 - 越谷市立病院が開院。
- 9月 - 人口が20万人を突破。
- 1977年(昭和52年)4月 - 越谷春日部バイパスが開通。
- 1978年(昭和53年)11月3日 - 市制施行20周年。市民憲章、市の木、市の花、市の歌が制定される。
- 1979年(昭和54年)
- 1980年(昭和55年)4月 - 獨協埼玉高等学校が開校。
- 1985年(昭和60年)
- 1988年(昭和63年)11月3日 - 市制施行30周年。シラコバトが市の鳥に制定される。
- 1989年(平成元年)8月30日 - 越谷駅西口が開設。
- 1994年(平成6年)
- 1995年(平成7年)9月 - キャンベルタウン野鳥の森が開園。
- 1996年(平成8年)12月27日 - 人口が30万人を突破。
- 1997年(平成9年)3月25日 - 伊勢崎線越谷駅以南が高架複々線化。新越谷駅が準急(現在の区間急行に相当)停車駅となる。
- 1999年(平成11年)
- 2001年(平成13年)3月28日 - 伊勢崎線北越谷駅以南が高架複々線化。
- 2003年(平成15年)4月1日 - 特例市に指定される。
- 2004年(平成16年)10月2日 - 東埼玉道路の一般部が供用を開始。
- 2005年(平成17年)8月1日 - 越谷市斎場の供用を開始。
- 2008年(平成20年)
- 3月15日 - 武蔵野線越谷レイクタウン駅が開業。
- 10月2日 - 国内最大級のショッピングセンターとして、イオンレイクタウンがグランドオープン。
- 2009年(平成21年)4月1日 - 景観行政団体に指定される。
- 2010年(平成22年)4月1日 - 埼玉県越谷保健所が廃止され埼玉県春日部保健所の管轄となる。
- 2012年(平成24年)9月15日 - 越谷ツインシティがグランドオープン。
- 2013年(平成23年)10月26日 - 大袋駅が橋上駅になり、西口が開設。市内すべての駅でバリアフリー化が完了。
- 2014年(平成26年)11月17日 - ご当地ナンバーとして越谷ナンバーを導入。
- 2015年(平成27年)4月1日 - 中核市に指定される[9]。越谷市保健所を開設する。開設に伴い、埼玉県春日部保健所の管轄から越谷市が除かれる。また、埼玉県食肉衛生検査センター越谷分室が越谷市食肉衛生検査所に再編される。
人口
越谷市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政
歴代市長
- 初代 - 第3代 : 大塚伴鹿(1958年11月19日 - 1970年10月1日、3期)
- 第4代 : 島村平市郎(1970年11月9日 - 1973年10月10日、1期)
- 第5代 : 黒田重晴(1973年11月11日 - 1977年11月10日、1期)
- 第6代 - 第10代 : 島村慎市郎(1977年11月11日 - 1997年11月10日、5期)
- 第11代 - 第13代 : 板川文夫(1997年11月11日 - 2009年11月10日、3期)
- 第14代 - : 高橋努(2009年11月11日 - 現職)
市の主な施設
- 北部出張所(恩間)
- 南部出張所(南越谷一丁目)
- 中央市民会館
- 北部市民会館
- 越谷コミュニティーセンター
- 男女共同参画支援センターほっと越谷
- しらこばと職業センター
- 地域子育て支援センター
- 収集業務センター
- 資源化センター
- 越谷市農業技術センター
- 越谷市住まいの情報館
- 教育センター
- 越谷市科学技術体験センター(ミラクル)
- 越谷市立第一・第二体育館
- 北体育館
- 南体育館
- 西体育館
- 総合体育館
- 越谷市民球場
- 総合公園
- 緑の森公園越谷市弓道場
- 越谷市民プール
- 越谷市立図書館
- 越谷市保健所
- 越谷市動物管理センター
- 越谷市食肉衛生検査所
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科学技術体験センターミラクル
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越谷市保健所
国の出先機関
- さいたま地方検察庁越谷支部
- 越谷区検察庁
- さいたま地方法務局越谷支局
- 越谷税務署
- 日本年金機構越谷年金事務所
- 越谷公共職業安定所(ハローワーク越谷)
- 国土交通省江戸川河川事務所中川出張所
- 宮内庁埼玉鴨場
- Koshigaya ku, Public Prosecutor's Office 1.JPG
さいたま地方検察庁越谷支部・越谷区検察庁・さいたま地方法務局越谷支局
県の出先機関
- 越谷県税事務所(越谷合同庁舎内)
- 越谷県土整備事務所(越谷合同庁舎内)
- しらこばと公園管理事務所
- 越谷建築安全センター(越谷合同庁舎内)
- 越谷環境管理事務所(越谷合同庁舎内)
- 越谷児童相談所
- 東部地域療育センター
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埼玉県越谷合同庁舎
その他機関
- 東埼玉資源環境組合第一工場(清掃工場)
広域行政
- 東埼玉資源環境組合:草加市、吉川市、八潮市、三郷市、松伏町とともに可燃ごみ処理及びし尿処理を行っている。
- 埼玉県都市競艇組合:飯能市、加須市、本庄市、東松山市、狭山市、春日部市、羽生市、鴻巣市、深谷市、上尾市、草加市、入間市、朝霞市、さいたま市とともに戸田競艇の主催など事務を行っている。
- 越谷・松伏水道企業団:松伏町とともに上水道及び下水道(使用料徴収のみ)事業を行っている。
- 協議会
- 埼玉県東南部都市連絡調整会議:草加市、三郷市、八潮市、吉川市、松伏町とともに公共施設の相互利用、図書館の広域利用、重症心身障害児施設中川の郷療育センターの共同設置、埼玉県東南部地域公共施設予約案内システム(まんまるよやく)の運営を行っている。また、政令指定都市移行を目標とした合併に関する会議を開催や構成する自治体の住民が参加できる事業を開催している。
ナンバープレート
ご当地ナンバーである越谷ナンバー(埼玉運輸支局)が交付される。
司法
裁判所
- Koshigaya Summary Court 1.JPG
さいたま地方裁判所越谷支部・さいたま家庭裁判所越谷支部・越谷簡易裁判所
立法
市議会
- 定数:32名
- 任期:2015年(平成27年)5月14日~2019年(平成31年)5月13日[10]
- 議長:橋詰昌児(公明党越谷市議団)
- 副議長:島田玲子(自由民主党越谷市議団)
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表) |
---|---|---|
自由民主党越谷市議団 | 6 | ◎野口佳司、伊藤治、金井直樹、島田玲子、服部正一、清田巳喜男 |
公明党越谷市議団 | 6 | ◎守屋亨、岡野英美、橋詰昌児、竹内栄治、瀬賀恭子、畑谷茂 |
立憲民主党と無所属の会 | 6 | ◎後藤孝江、髙橋幸一、福田晃、橋本哲寿、細川威、松田典子 |
自治みらい | 4 | ◎白川秀嗣、菊地貴光、辻浩司、山田裕子 |
越谷刷新クラブ | 4 | ◎松島孝夫、武藤智、浅古高志、畔上順平 |
日本共産党越谷市議団 | 3 | ◎宮川雅之、山田大助、工藤秀次 |
保守無所属の会 | 3 | ◎大野保司、江原千恵子、小林豊代子 |
計 | 32 |
埼玉県議会
- 選挙区:東第8区(越谷市)
- 定数:4名
- 任期:2015年(平成27年)4月30日~2019年(平成31年)4月29日
氏名 | 会派名 |
---|---|
浅井明 | 自由民主党埼玉県議会議員団 |
藤林富美雄 | 埼玉県議会公明党議員団 |
山本正乃 | 立憲・国民・無所属の会 |
金子正江 | 日本共産党埼玉県議会議員団 |
衆議院
- 任期 : 2017年(平成29年)10月22日 - 2021年(平成33年)10月21日(「第48回衆議院議員総選挙」参照)
選挙区 | 議員名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
埼玉県第3区(越谷市、草加市) | 黄川田仁志 | 自由民主党 | 3 | 選挙区 |
山川百合子 | 立憲民主党 | 1 | 選挙区 |
経済
金融機関
越谷市に本社を置く主な企業
特産物
- くわい(県内1位の生産量)
- ねぎ(深谷市、熊谷市、本庄市に次ぐ県内4位の生産量[11])
- 小松菜(県内6位の生産量[12])
- チューリップ
- 越谷だるま
- 越谷雛人形
- 越谷甲冑
- 鴨ねぎ鍋(こしがや鴨ネギ鍋)(地域特産ブランドとして売り出されている。)
姉妹都市
地域
町名・大字
- 桜井地区
-
- 大字大里
- 大字下間久里
- 大字上間久里
- 大字大泊
-
- 大字平方
- 平方南町
- 千間台東1 - 4丁目
- 新方地区
-
- 大字弥十郎
- 大字大吉
- 大字向畑
- 大字北川崎
-
- 大字大杉
- 大字大松
- 大字船渡
- 弥栄町1 - 4丁目
- 増林地区
-
- 大字花田
- 大字増林
- 大字増森
-
- 大字中島
- 東越谷1 - 10丁目
- 中島1 - 3丁目
-
- 増林1 - 3丁目
- 増森1、2丁目
- 花田1 - 7丁目
- 大袋地区
-
- 大字恩間
- 大字大竹
- 大字大道
-
- 大字三野宮
- 大字恩間新田
- 大字袋山
-
- 大字大林
- 大字大房
- 千間台西1 - 6丁目
- 荻島地区
-
- 大字野島
- 大字小曽川
- 大字砂原
- 大字南荻島
-
- 大字西新井
- 大字北後谷
- 大字長島
- 川柳地区
-
- 伊原1、2丁目
- 川柳町1 - 5丁目
- レイクタウン7丁目
- 大相模地区
-
- 大字西方
- 相模町1 - 7丁目
- 大成町1、2、6 - 8丁目
- 東町1 - 3、5丁目
-
- 流通団地1 - 4丁目
- 西方1、2丁目
- レイクタウン1 - 6、8、9丁目
- 南越谷地区
-
- 新越谷1丁目
- 瓦曽根3丁目
- 南越谷2 - 5丁目
- 蒲生茜町
-
- 東柳田町
- 元柳田町
- 赤山町3 - 5丁目
健康
- 平均年齢:43.83歳(男42.96歳、女44.69歳) [平成26年1月1日現在]
- 地域保健
- 越谷市保健所
- 越谷市夜間急患診療所(内科・小児科(内科的疾患のみ))
- 越谷市保健センター
- 主な病院
-
- 獨協医科大学越谷病院
- 会田病院
- 慶和病院
- 越谷北病院
- 越谷誠和病院
- 十全病院
- 順天堂大学医学部附属順天堂越谷病院
- 新越谷病院
- 南越谷病院
- 南埼玉病院
- 越谷市立病院
- 北辰病院
教育
- 小学校
- 中学校
- 高等学校
- 専門学校
- 特別支援学校
- 短期大学
-
- 埼玉東萌短期大学
- 埼玉県立大学短期大学部(廃止)
- 大学
地域情報
消防
警察
- 東部機動センター
- 少年サポートセンター東分室越谷相談室(2018年4月2日春日部相談室が埼玉県越谷合同庁舎内へ移転)
- 越谷警察署
- 越谷駅前交番
- 南越谷駅前交番
- 蒲生交番
- 北越谷駅前交番
- 大袋交番
- せんげん台駅前交番
- 千間台西交番
- 赤山交番
- 大相模交番
- 荻島交番
- 弥十郎交番
- 出羽駐在所
- 増林駐在所
- 新方駐在所
交通
鉄道路線
バス
タクシー
タクシーの営業区域は県南東部交通圏で、春日部市・草加市・久喜市・八潮市などと同じエリアとなっている。
かつて通っていた鉄道
道路
- 構想がある主な道路
- 事業化候補路線となっている核都市広域幹線道路のルート上に位置している。
観光
- 越谷レイクタウン
- 越ヶ谷久伊豆神社
- 照蓮院:武田勝頼の遺児で、瓦曽根村まで落ち延びたものの間もなく病没した千徳丸の供養塔がある。
- 宮内庁埼玉鴨場
- 千疋屋発祥の地(千疋屋総本店の「千疋」とは武蔵国埼玉郡千疋の郷(現在の越谷市東町4丁目付近)を指す。)
- キャンベルタウン野鳥の森・大吉公園
- 花田苑・こしがや能楽堂
- 見田方遺跡
- しらこばと水上公園
- 越谷梅林公園:毎年3月上旬に「梅まつり」が開催される。
- 越谷総合公園
- 出羽公園
- 越谷市科学技術体験センター
- 国民健康保険発祥の地の碑(越谷市役所敷地内)。
- ホタル観賞の夕べ :毎年7月中旬頃、花田苑にて行われる。
- 越谷花火大会:毎年7月下旬から8月上旬の土曜日、市役所前(葛西用水河川敷)にて開催。
- 南越谷阿波踊り:日本三大阿波踊りの一つ。毎年8月下旬頃に3日間開催。
- シラコバト:越谷付近に生息している。国の天然記念物。
越谷(市)にちなんだ作品
越谷(市)を舞台・背景とした作品
- 帝王
- とっても!ラッキーマン (ガモウひろし) - 主人公・追手内洋一が蒲生地区在住。
- バクマン。(大場つぐみ・小畑健) - 「谷草市」(越谷+草加)。アニメ版では新越谷駅周辺が背景で使用されている。
- 球詠(マウンテンプクイチ) - 主要登場人物の所属する野球部は「新越谷高校」という高校の部活という設定。越谷レイクタウンの調整池も描かれている。
- 小林さんちのメイドラゴン - 越谷市内の実際の風景が使われている。ただし、地名は「朧塚(Oborozuka)」という架空のものに置き換えられている。
- 越谷サイコー - NHKさいたま放送局制作のテレビドラマ。全編越谷市がロケ地になっている。
越谷(市)の地名・名称を使っている作品
- クレヨンしんちゃん(臼井儀人) - 隣市の春日部市が舞台であるが、アクションデパートの店員に越谷順子という人物が登場。また、「西こしがや駅」という架空の駅等も出てくる。
- バカバカしいの!(ガモウひろし) - 越谷駅から電車で5分のところにある椎野王国という架空の王国が舞台。
- 咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A (小林立・五十嵐あぐり)- 阿知賀女子がインターハイの2回戦で対戦する高校の1校が「越谷女子高校」。
出身有名人
政治
学者
- 飯島澄男:物理学者、カーボンナノチューブ発見者
- 越谷吾山:日本語方言学者
- 関口安義:文学研究者
スポーツ
- 三沢光晴:プロレスラー
- Hikaru:プロレスラー
- 原学:プロレスラー
- 謙吾:総合格闘家
- 八子大輔 :バレーボール選手
- 金子美里 :バレーボール選手
- 三森大貴:プロ野球選手(福岡ソフトバンクホークス・内野手)
- 野原祐也:プロ野球選手(阪神タイガース・外野手→富山GRNサンダーバーズ選手兼任コーチ)
- 広池浩司:元プロ野球選手(広島東洋カープ・投手)
- 本柳和也:元プロ野球選手(オリックス・バファローズ・投手)
- 鈴木健:元プロ野球選手(西武ライオンズ、東京ヤクルトスワローズ・内野手)
- 菊地光将:プロサッカー選手(大宮アルディージャ)
- 比嘉厚平:プロサッカー選手(モンテディオ山形)
- 島村毅:プロサッカー選手(湘南ベルマーレ)
- 大若松好弘:元大相撲力士
- 雷昊充敏:元大相撲力士
- 貴月芳将匡:元大相撲力士
- 貴斗志将吏:元大相撲力士
- 阿炎政虎:大相撲力士
- 三ノ宮卯之助:江戸時代の力持ち
- 大野拓弥:騎手
- 波形純理:テニスプレーヤー
- 星奈津美:競泳選手
- 若井友和:オートレース選手
芸能
- ATSUSHI:歌手(EXILE)
- 益若つばさ:ファッションモデル
- かとうれいこ:女優
- 荻野由佳:アイドル(NGT48)
- 小林香菜:アイドル(元AKB48)
- 多田愛佳:アイドル(元HKT48)
- 中島早貴:アイドル(元℃-ute)
- 五味美保:シンガーソングライター
- 杉林沙織:女優
- 中島めぐみ:元タレント
- MORISHINS':シンガーソングライター
- 結城安浩:シンガーソングライター
報道
その他
ゆかりのある人物
- 梶田隆章:ノーベル物理学賞受賞。市内在住
- 小林麻耶:元TBSアナウンサー。小2から小5の2学期までを当市で過ごす。
- 小林麻央:女性タレント。小林麻耶の妹。
- 佐藤健:俳優。市内の越谷北高校卒。
- 村田雄浩:俳優。小学5年生より当市で育つ。
- 柳浩太郎:俳優
- 市川由紀乃:演歌歌手。中1より当市で過ごす。[13]
- 板倉俊之:お笑い芸人(インパルス)。市内にある獨協埼玉高校卒。
- 原哲夫:漫画家
- 森川ジョージ:漫画家
- 山田玲司:漫画家。市内在住。
- ガモウひろし:漫画家。市内在住でペンネームの由来が市内の地名「蒲生」が由来。
- 角間惇一郎:一般社団法人GrowAsPeople代表理事。拠点が越谷市
- 武田幸三:キックボクサー。中学のとき、東京から当市に引っ越してきた。
- りゅうこうじ:ミュージシャン。C-C-Bのドラマー。熊本県に移住する前の数年を当市で過ごす。
- 望月たけし:俳人。新俳句人連盟副会長。市内在住で越谷市俳句連盟会長。
脚注
- ↑ こしがや川学(カワナビ)!! - 越谷市
- ↑ 日本気象学会「越谷市に見られるヒートアイランド強度」
- ↑ 越谷の歴史 - ウェイバックマシン(2007年9月3日アーカイブ分) - 越谷市
- ↑ 5市1町合併に関する調査研究 報告書
- ↑ 「運輸開業免許状下付」『官報』1899年8月31日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ↑ 「地方鉄道停車場名改称」『官報』1919年12月5日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ↑ 「地方鉄道停車場設置」『官報』1920年5月4日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ↑ 「地方鉄道駅設置」『官報』1926年10月15日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ↑ 地方自治法第二百五十二条の二十二第一項の中核市の指定に関する政令の一部を改正する政令新旧対照条文
- ↑ 任期満了日一覧 - 埼玉県
- ↑ 平成18年度『埼玉県農林水産統計年報』
- ↑ 平成18年度『埼玉県農林水産統計年報』
- ↑ 『広報こしがや』(平成29年冬号)
参考文献
- 『図典 日本の市町村章』 小学館、2007年。ISBN 978-4-09-526311-3。
外部リンク
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