飯田市

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ファイル:IidaCity.jpg
南部伊那谷と飯田市街

飯田市(いいだし)は、長野県南部に位置するである。

概要

人口順で長野市松本市上田市に次ぐ長野県内第4位の市である(いずれも平成27年国勢調査より[PR 1])。県内の市の中で最も南に位置しており経済的には愛知県の主要都市と結びつきが強い。2005年(平成17年)に下伊那郡上村南信濃村を編入した。

伊那谷を流れる天竜川沿いに位置する中心市街は13世紀に飯田城が築かれた地で、江戸時代には飯田藩城下町として、また三州街道(塩の道)の宿場町として栄えた。近代以降は製材業・製糸業が興り、のちに精密機械工業が発達した。りんご並木の街、人形劇の街としても知られ、城下町の面影を残す町並や保存された伝統芸能の多さから「南信州の小京都」とも呼ばれる[PR 2]

地理

地形

気候

中央高地式気候太平洋側気候を併せ持つ。寒冷な長野県内では最も温暖な気候であり、冬季に真冬日になることは少なく、日照時間が長い。飯田特別地域気象観測所(標高516.4m)の1月の平均最低気温は-3.8℃と、飯田市内の南信濃(標高407m)の-3.6℃と共に長野県ではかなり高い。日中の最高気温も飯田が6.5℃、南信濃が7.1℃と、長野県で最も高い。冬季は放射冷却で冷え込むことがあり、1954年1月27日には過去最低の-16.5℃を観測している。市街地では-10度以下になることは極めて少なくなったが、2012年2月3日には21世紀に入って最も低い-12.2℃を観測しており、同日に飯田市からほど近い飯島町で-14.1℃を観測するなど、郊外では現在でも氷点下15度近くまで下がることもある。冬季の降雪量は少なく20cm前後の積雪が最深積雪となる年が多いが、南岸低気圧により時に激しい降雪が見られる。平成26年豪雪の2014年2月15日にはそれまでの記録(2001年1月27日の56cm)をはるかに上回る81cmの積雪を記録した。なお旧南信濃村地区については同地区の標高が高い地域[注 1]を中心に雪雲が南アルプスへぶつかり大雪を降らせるため豪雪地帯に指定されている。

夏季は暑く、過去最高気温は37.7℃(1942年8月2日)で、2007年8月16日には2番目の記録となる37.6℃を観測しているなど、猛暑日になることもしばしばである。特に南部の天竜川流域周辺地域は全国的にも酷暑地域で、アメダスの南信濃では県内最高となる39.1℃(2013年8月12日)を観測している。ただし、日中は暑くとも朝晩は涼しくなるため、夜間の最低気温が25℃以上となる熱帯夜を記録したことは無かったが、2018年7月17日に25.6℃を記録し、観測史上初となる熱帯夜となった[1]

飯田市は2002年5月27日に中心部から外れた馬場町にあった飯田測候所時代(標高482m)からより中心部の高羽町に移転して飯田特別地域気象観測所(標高516m)となった現在でも、観測の歴史が古いことから東日本の平均気温算出地点となっている。

飯田特別地域気象観測所(高羽町)1981-2010年平均の気候資料
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 19.7(67.5) 21.1(70) 26.2(79.2) 31.4(88.5) 33.2(91.8) 34.6(94.3) 37.4(99.3) 37.7(99.9) 36.1(97) 30.6(87.1) 26.1(79) 20.9(69.6) 37.7(99.9)
平均最高気温 °C (°F) 6.5(43.7) 7.5(45.5) 11.4(52.5) 18.5(65.3) 22.9(73.2) 26.1(79) 29.4(84.9) 31.1(88) 26.6(79.9) 20.4(68.7) 14.3(57.7) 8.7(47.7) 18.6(65.5)
日平均気温 °C (°F) 0.8(33.4) 2.1(35.8) 5.6(42.1) 11.7(53.1) 16.4(61.5) 20.3(68.5) 23.9(75) 25.1(77.2) 21.2(70.2) 14.4(57.9) 8.2(46.8) 3.2(37.8) 12.8(55)
平均最低気温 °C (°F) -3.8(25.2) -2.7(27.1) 0.3(32.5) 5.9(42.6) 10.7(51.3) 15.7(60.3) 19.9(67.8) 20.6(69.1) 17.1(62.8) 10.1(50.2) 3.7(38.7) -1.5(29.3) 8.0(46.4)
最低気温記録 °C (°F) -16.5(2.3) -15.2(4.6) -11.9(10.6) -5.1(22.8) -0.9(30.4) 3.9(39) 10.1(50.2) 10.9(51.6) 4.6(40.3) -2.0(28.4) -7.5(18.5) -13.7(7.3) -16.5(2.3)
降水量 mm (inches) 62.6(2.465) 77.4(3.047) 136.6(5.378) 127.3(5.012) 158.4(6.236) 203.1(7.996) 216.0(8.504) 138.8(5.465) 218.5(8.602) 133.6(5.26) 86.8(3.417) 52.4(2.063) 1,611.5(63.445)
降雪量 cm (inches) 23(9.1) 19(7.5) 6(2.4) 0(0) 0(0) 0(0) 0(0) 0(0) 0(0) 0(0) 0(0) 8(3.1) 57(22.4)
湿度 66 62 58 61 66 71 75 71 76 77 75 71 69
日照時間 176.7 164.1 178.4 186.6 193.8 151.4 168.4 200.1 140.2 151.8 144.8 162.0 2,018.2
出典: 気象庁
南信濃の気候資料
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C (°F) 16.2(61.2) 21.5(70.7) 24.4(75.9) 31.0(87.8) 34.5(94.1) 36.1(97) 38.0(100.4) 39.1(102.4) 36.3(97.3) 32.3(90.1) 24.4(75.9) 22.0(71.6) 39.1(102.4)
平均最高気温 °C (°F) 7.1(44.8) 8.7(47.7) 12.8(55) 19.1(66.4) 23.4(74.1) 26.2(79.2) 29.7(85.5) 31.3(88.3) 27.1(80.8) 21.0(69.8) 15.1(59.2) 9.6(49.3) 19.26(66.67)
平均最低気温 °C (°F) -3.6(25.5) -3.1(26.4) 0.3(32.5) 5.4(41.7) 10.6(51.1) 15.5(59.9) 19.2(66.6) 20.1(68.2) 16.8(62.2) 10.2(50.4) 3.6(38.5) -1.6(29.1) 7.78(46.01)
最低気温記録 °C (°F) -12.1(10.2) -12.0(10.4) -7.9(17.8) -3.8(25.2) 1.2(34.2) 8.4(47.1) 12.9(55.2) 12.8(55) 7.2(45) -0.8(30.6) -4.3(24.3) -8.9(16) -8.9(16)
降水量 mm (inches) 62.9(2.476) 78.3(3.083) 146.3(5.76) 138.6(5.457) 172.0(6.772) 233.4(9.189) 241.3(9.5) 179.5(7.067) 246.0(9.685) 162.6(6.402) 95.3(3.752) 58.0(2.283) 1,814.2(71.425)
日照時間 138.5 144.5 159.0 176.4 182.7 148.2 164.7 202.8 147.4 145.9 135.9 140.0 1,886
出典: 気象庁

隣接する自治体・行政区

長野県

静岡県

飯田市
雨温図説明
123456789101112
 
 
63
 
7
-4
 
 
77
 
8
-3
 
 
137
 
11
0
 
 
127
 
19
6
 
 
158
 
23
11
 
 
203
 
26
16
 
 
216
 
29
20
 
 
139
 
31
21
 
 
219
 
27
17
 
 
134
 
20
10
 
 
89
 
14
4
 
 
52
 
9
-2
気温(°C
総降水量(mm)
出典:気象庁

地域

ファイル:Iida city center area Aerial photograph.1976.jpg
飯田市中心部周辺の空中写真。1976年撮影の5枚を合成作成。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。

地区

全20地区に地域自治区が設定されている。特に旧飯田町と旧上飯田町の5地区は地元では「旧市内」あるいは「丘の上」と呼ばれている。

  • 橋北(きょうほく) - 旧飯田町
    旧市内の北東に位置し、市道「柳通り」が地区の東西を貫く。地区の西側にはかつての長姫城の城壁であった寺院が数多く残るが、旧市内では最も住民の高齢化が進んでいる。
  • 橋南(きょうなん) - 旧飯田町
    旧市内の南東に位置し、旧市内のメインストリートである商店街が連なる。2002年以降再開発が進み、新しい商業ビルが建てられた。
  • 羽場(はば) - 旧上飯田町
    旧市内の南西に位置する。地区内には農園が多い。猿庫の泉はこの地区の山際にある。
  • 丸山(まるやま) - 旧上飯田町
    羽場地区の北側に位置する、閑静な住宅街の地区。
  • 東野(ひがしの) - 旧上飯田町
    橋北地区の北西、丸山地区の東に位置する。全国でも珍しいラウンドアバウトが2箇所あり、一つは飯田大火後の道路整備の際に桜並木通りの交差点に、もう一つはその西側300mの東和町交差点(飯田郵便局前)に2013年に設置されている。地区内には「大宮諏訪神社」があり御柱祭の年に「お練り祭り」(式年大祭)を行う。
  • 座光寺(ざこうじ) - 旧座光寺村
    市の最も北東にあり、上郷地区および元善光寺を中心に発展してきた地区で、別名「麻績の里」。
  • 松尾(まつお) - 旧松尾村
  • 竜丘(たつおか) - 旧竜丘村
  • 三穂(みほ) - 旧三穂村
    川路地区の西にある地区で、小高い丘の窪みにある。地区内には旧小笠原家書院(伊豆木陣屋)があり、地区内を三遠南信道が貫く。
  • 下久堅(しもひさかた) - 旧下久堅村
    天竜川の東側にある地区で、南側は龍江地区、北側は喬木村ツアー・オブ・ジャパンのコースはこの地区の道路を使用する。
  • 伊賀良(いがら) - 旧伊賀良村
    鼎地区の南西にある。中央道飯田ICと飯田バイパスが地区内を貫き、運送業のターミナルや商業店舗が多い。また、山側の農道沿いには貧乏神神社がある。
  • 山本(やまもと) - 旧山本村
    伊賀良地区の南西にあり、阿智村に隣接する。七久里神社の「裸祭り」は奇祭として有名。2007年に飯田山本ICが供用開始され、中央道へのアクセスの利便性が向上した。
  • 川路(かわじ) - 旧川路村
    竜丘地区の南、天竜川西岸。天龍峡名勝として名高く、現在かつての景観を取り戻すべく運動が進められている。
  • 上久堅(かみひさかた) - 旧上久堅村
    下久堅地区のさらに山側にある地区。地区内にある神之峰(かんのみね)にはテレビとFMラジオのサテライト局がある。
  • 千代(ちよ) - 旧千代村
    1957年に国内初(世界ではアメリカ合衆国に継いで2例目)となるタカアシガニ属の化石種「チヨガニ」(学名:Macrocheira yabei)が千代小学校校庭から発見された。
  • 龍江(たつえ) - 旧竜江村
  • 鼎(かなえ) - 旧鼎町
  • 上郷(かみさと) - 旧上郷町
    上郷、鼎の両地区には郊外型の大型店が出店している。
    2027年開通予定のリニア中央新幹線の駅が設置される予定[PR 4]
  • 上村(かみむら) - 旧上村
    合併で飯田市に吸収された地区で、下栗地籍は「日本のチロル」と呼ばれる。しらびそ高原からの赤石山脈の景観が知られており、しらびそ高原の少し南には御池山クレーターがある。
  • 南信濃(みなみしなの) - 旧南信濃村
    上村と同様、合併で飯田市に吸収。この2地区は「遠山郷」とも呼ばれ、猪肉など独自のジビエ文化がある。市街地とは山を一つ隔てていて気候も異なり、冬は市街地よりも温暖であるが雪も多い。
飯田市の地域自治区[PR 5]
地域自治区名 区域
橋北 大門町、桜町、伝馬町、大王路、小伝馬町、江戸町、仲ノ町、二本松、馬場町、浜井町、江戸浜町、東栄町、東中央通
橋南 中央通り1丁目、中央通り2丁目、中央通り3丁目、中央通り4丁目の一部、松尾町1丁目、松尾町2丁目、松尾町3丁目、松尾町4丁目の一部、通り町、通り町3丁目大横、通り町4丁目大横、本町3丁目大横、本町4丁目大横、知久町3丁目大横、知久町4丁目大横、本町、知久町、扇町、銀座、大久保町、長姫町、主税町、追手町、常盤町、南常盤町、水の手町、愛宕町、箕瀬町
羽場 大通、曙町、旭町、羽場坂町、白山通り、松川町、羽場町、砂払町、羽場権現、羽場仲畑、羽場赤坂、羽場上河原、正永町、大休、上飯田の一部
丸山 丸山町、白山町、滝の沢、今宮町
東野 東和町、吾妻町、鈴加町、錦町、東新町、諏訪町、宮ノ上、宮の前、中央通り4丁目の一部、松尾町4丁目の一部、元町、高羽町、上飯田の一部
座光寺 座光寺
松尾 松尾上溝、松尾久井、松尾水城、松尾新井、松尾寺所、松尾明、松尾清水、松尾城、八幡町、松尾代田、毛賀、松尾常盤台
下久堅 下久堅下虎岩、下久堅知久平、下久堅南原、下久堅小林、下久堅稲葉、下久堅柿野沢、虎岩
上久堅 上久堅、上久堅戊
千代 千代、千栄
龍江 龍江
竜丘 駄科、長野原、時又、桐林、上川路、嶋
川路 川路
三穂 伊豆木、立石、下瀬
山本 山本、竹佐、箱川、久米、久米中
伊賀良 育良町、下殿岡、上殿岡、三日市場、北方、大瀬木、中村
鼎下山、鼎東鼎、鼎西鼎、鼎下茶屋、鼎中平、鼎上茶屋、鼎切石、鼎上山、鼎一色、鼎名古熊
上郷 上郷黒田、上郷飯沼、上郷別府
上村 上村
南信濃 南信濃和田、南信濃八重河内、南信濃南和田、南信濃木沢

歴史

出来事

ファイル:USA-R198-63 Central Iida, Nagano 1947-09-22.jpg
1947年、飯田大火で焼失した中心市街地
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成(1947年9月22日撮影)。
  • 1554年(天文23年) - 武田信玄が鈴岡城へ侵攻し攻め落とす。
  • 1884年(明治17年) - 飯田事件が起きる。
  • 1923年(大正12年) - 伊那電気鉄道線(現在のJR東海飯田線)延伸、飯田駅が開業。
  • 1947年(昭和22年)4月20日 - 飯田大火で旧市街地の大半を消失。
  • 1953年(昭和28年)11月8日 - 大火をきっかけに整備された防火帯にりんご並木の植樹が始まる。
  • 1961年(昭和36年)6月27日 - 三六災害が発生。死者・行方不明者15人(飯田市内)。
  • 1975年(昭和50年)8月23日 - 中央自動車道延伸開通。飯田インターチェンジ供用開始。
  • 1979年(昭和54年)8月 - 「人形劇カーニバル飯田」の第1回大会が開催される(現「いいだ人形劇フェスタ」)。
  • 1989年(平成元年)8月 - アフィニス文化財団共催のクラシック音楽祭「アフィニス夏の音楽祭」の第1回大会開催。以後、2008年まで20回開催された。
  • 1999年(平成11年) - 三六災害と同等の洪水が発生。堤防の整備によって被害はごくわずかに。
  • 2005年(平成17年)5月 - ツアー・オブ・ジャパンの1ステージとして「南信州ステージ」の開催が始まる。
  • 2006年(平成18年)4月6日 - 大分県豊後高田市観光まちづくり株式会社と「パワーアップ協定」を締結。
  • 2014年(平成26年)2月15日 - 平成26年豪雪により1897年(明治30年)の観測開始以降最大の81cmの積雪を観測。


沿革

人口

飯田市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より

行政

ファイル:Iidacity1.jpg
飯田市役所旧本庁舎

2015年(平成27年)1月5日には市役所新庁舎(A棟・B棟)での業務を開始した[PR 6][PR 7][PR 8]。2016年(平成28年)1月4日には耐震改修工事を行った市役所旧庁舎(C棟)での業務を開始した。

市長

  • 牧野光朗(第9代市長 2004年10月28日就任 4期目)
    • 2008年10月、市長選で再選
    • 2012年10月、市長選に無投票で3選
    • 2016年10月、市長選に無投票で4選

歴代市長

  • 臨時市長代理 小西吉太郎 (1937)
  • 初代市長 野原文四郎 (1937〜1939)
  • 第2代市長 市瀬泰一 (1939〜1941)
  • 第3代市長 遠山方景 (1941〜1946)
  • 第4代市長 高田茂 (1947〜1955)
  • 第5代市長 松井卓治 (1955〜1968)名誉市民
  • 第6代市長 清水重美 (1968〜1972)
  • 第7代市長 松澤太郎 (1972〜1988)
  • 第8代市長 田中秀典 (1988〜2004)

議会

議会

  • 定数 23人(任期 2017年4月27日まで)
  • 会派(五十音順、2013年4月28日現在)
会派のぞみ…10人
会派みらい…3人
公明党…3人
市民パワー…3人
日本共産党…3人
無会派…1人

衆議院

選挙区 議員名 党派名 当選回数 備考
長野県第5区(飯田市、伊那市駒ヶ根市上伊那郡下伊那郡 宮下一郎 自由民主党 5 選挙区

国家機関

司法機関

行政機関

経済

本社機能を置く主な企業

姉妹都市・提携都市

海外

友好都市

国内

提携都市

その他

都市会議
TASKIプロジェクト(中部環境先進5市サミット)

Tajimi、Anjo、Shinshiro、Kakegawa、Iidaの5都市の頭文字から「TASKI」

小京都
  • 日本の旗南信小京都」として全国京都会議に過去に加盟していたが脱退した。しかし、観光都市として「南信の小京都」と時折称されている。

教育

短期大学

高等学校

中学校

小学校

  • 丸山小学校
  • 追手町小学校
  • 浜井場小学校
  • 座光寺小学校
  • 松尾小学校
  • 竜丘小学校
  • 三穂小学校
  • 伊賀良小学校
  • 山本小学校
  • 下久堅小学校
  • 川路小学校
  • 千代小学校
  • 千栄小学校
  • 龍江小学校
  • 上久堅小学校
  • 鼎小学校
  • 上郷小学校
  • 上村小学校
  • 和田小学校

交通

ファイル:飯田商工会館 2014.9.10 - panoramio.jpg
高速バスが発着する飯田商工会館

飯田市への交通手段としては鉄道の飯田線、高速道路の中央道などがあるが、飯田線は単線の地方交通線であり特急豊橋方面へ向かう「伊那路」のみで、東京名古屋へ向かう高速バスに大きな比重がかかっている。2027年にリニア中央新幹線の長野県駅が飯田市上郷飯沼付近に設置予定[PR 9]

鉄道

市の中心となる駅:飯田駅

JR logo (central).svg東海旅客鉄道(JR東海)

バス路線

一般路線バス
高速バス

道路

ファイル:Nagano pref road 15 in Tōwa-chō.jpg
飯田市中心市街地の通り
高速道路
一般国道
主要地方道
一般県道

名所・旧跡・観光

名所・旧跡

城郭
寺社
  • 元善光寺
    現在長野市にある善光寺阿弥陀三尊は当初ここに祭られていた。
  • 開善寺
    山門、画文帯四仏四獣鏡、絹本著色八相涅槃図が国の重要文化財に指定されている。
  • 鳩ヶ嶺八幡宮
    木造誉田別尊坐像が国の重要文化財、鳩ヶ嶺八幡宮本殿、鳩ヶ嶺八幡宮随神門が市の有形文化財に指定されている。
  • 文永寺
    石室・五輪塔が国の重要文化財、梵鐘が県宝に指定されている。
  • 愛宕稲荷神社
    桜の名所。一本桜として「清秀桜」(せいしゅうざくら、市指定文化財)と「千代蔵桜」(ちよぞうざくら)がある。
宿場

観光

観光スポット
美術館

名産物

行事

スポーツ

近年は自転車ロードレースに力を入れている。UCI公認のレースであるツアー・オブ・ジャパン(TOJ、毎年5月に開催)や実業団 (JBCF) 大会を誘致(2005年-2009年)したり、シクロクロスなどのレースを開催し、自転車競技やバイコロジーを通した地域の活性化・観光客の誘致を図っている。また、これに伴う形で実業団自転車チームとしては全国初の地域密着型のホームタウン構想を実現、自転車業界のみならず各方面から注目を集めた。

しかし2010年にJBCFのレース(TOJとは異なり、天龍峡の北東にある別のコースを使用していた)が消滅し(この年からは近隣の松川町松川IC近隣のコースでJBCFのレースが行われたがこれも2年で消滅した)、しらびそ高原へのヒルクライムレースも2010年をもって消滅、2013年現在はTOJ南信州ステージが飯田市で開催される唯一の自転車レースとなっている。

飯田市を本拠地とするチーム

主な出身者

(五十音順)

マスメディア

フリーペーパーは『週刊いいだ』(信濃毎日新聞系)、『飯田ホームニュース』(中日新聞系)が存在し、毎週木曜日に発行している。

かつて存在したマスメディア

  • 信州日報社 - 飯田下伊那の地元ローカル紙は分裂と合併を繰り返してきた。『信州日報』と『南信州』の全国でも珍しい2紙体制が確立したのは1956年(昭和31年)で、その後50年以上にわたり両社が共存してきたが、2013年11月に『信州日報』が「休刊」・経営破綻となり、現在は『南信州』が唯一の地元ローカル紙となっている。

脚注

注釈

  1. アメダスの南信濃は標高が低く、気温が高いために豪雪地帯ではなく飯田市街地とほぼ同じ気候である。

出典

自主公表された情報源・公式サイト・プレスリリース

関連項目

外部リンク

  • [{{#property:P856}} 公式ウェブサイト]
  • 南信州ナビ(飯田市周辺の観光ポータルサイト)