ミュージックスクランブル
ミュージックスクランブル | |
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ジャンル | 音楽番組 |
放送方式 | 収録放送 |
放送期間 | 1992年4月 - |
放送時間 | 10分 |
制作 | ニッポン放送 |
ネットワーク | NRN |
パーソナリティ | 箱崎みどり |
『ミュージックスクランブル』は、ニッポン放送が完パケ制作して裏送りし、ニッポン放送以外のNRN系列30局で平日の昼間に放送されている帯番組。
開始当初は『東芝EMIミュージックスクランブル』(とうしばイーエムアイミュージックスクランブル)と題し、東芝EMI(現・ユニバーサルミュージック・EMI Records Japanレーベル)所属演歌歌手の新曲・推薦曲のみ流していたが、冠スポンサーの東芝EMIの撤退以降、レコード会社を問わず曲を掛けるようになっている。
なお、ニッポン放送は『ミュージックスクランブル』と同じ楽曲及び本編前後に全ネット局共通で放送されるCM(カウキャッチャー、HH)を、『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』内の「お便りいきなり大笑い」枠で放送している。
番組内容
月曜日から金曜日まで同一の歌謡曲を2曲放送し、間にパーソナリティーが季節の話題などを話す。流す楽曲は演歌が中心だが、2015年以降はJ-POPのナンバーや韓流アーティストの曲が放送されることが以前よりも多くなってきている。一曲につき2週間サイクルで入れ替わることが基本。
東芝EMI協賛のころは同社所属の歌手・麻生詩織(現・麻生しおり)、峠恵子が司会を勤めていた。東芝EMI撤退後は、ニッポン放送のアナウンサーが担当するようになり、山本剛士がパーソナリティになってからは、「あなたの街の小自慢(こじまん)・プチ自慢」というテーマでリスナーから投書を募っており、後任の箱崎みどりも踏襲している。このテーマは2008年6月以降、1週間ごとに地域を変えて紹介(北海道/東北・中部・近畿/中国/四国・九州(沖縄含む)の順。この番組をネットしていない関東は飛ばしているが、radikoプレミアム開始以降、地方局で聞く関東在住リスナーの投稿があり、その場合は中部地方の週に組み入れられる[1]。)する形に変わり、毎週月曜 - 木曜は「あなたの街の小自慢(こじまん)・プチ自慢」、金曜は対象地域の方言を紹介する「方言の金曜日」を曲の間に紹介している。
なお、この投書を読む際に山本や箱崎は「○○県××市△△町(時にはその次の大字地名まで)」などと詳細に投稿者の住所を紹介するのが特徴。番組で投稿を紹介されたリスナーにはニッポン放送のオリジナルグッズがプレゼントされる(主なものとしては、フジサンケイグループのロゴとニッポン放送の社名ロゴが刻印された、ベルト部分が透明な『スケスケ腕時計』や同じくロゴの入った『歩数計付AMラジオ』など)。
パーソナリティ
- 箱崎みどり(ニッポン放送アナウンサー、 2017年10月2日 - )
過去
- 塚越孝(2006年3月31日放送分まで、のちにフジテレビに移籍したが2012年逝去)
- 金曜日の放送時には、放送のない土日の分も合わせて「こんにちは、こんにちは、こんにちは」と3回挨拶するのが恒例となっていた。
- 麻生詩織
- 峠恵子
- 山本剛士(ニッポン放送アナウンサー)
- 麻生詩織の後任として初登場(第1期)。一旦は塚越孝に担当を譲ったが、2006年3月に塚越がフジサンケイグループの再編でフジテレビへの移籍に伴い降板したため、山本が番組に復帰(第2期)した。第1期と第2期途中の2007年9月28日放送分までは山本元気と名乗っていたが、2007年10月1日放送分からは放送上本名の山本剛士として務めていた。報道記者に異動のため2017年9月29日をもって降板。
- 2009年9月14日から18日までは同じニッポン放送アナウンサーの吉田尚記(よしだ ひさのり)が代役として担当
- 2012年8月13日から24日までは同じニッポン放送アナウンサーの増田みのり(ますだ みのり)が代役として担当
テーマ曲
- 東芝EMI提供時代はcoba「SARA」(1991年のアルバム『シチリアの月の下で』に収録)。当時cobaは東芝EMIに所属していた。2017年9月29日までは (開始時期不明)CASIOPEA「WONDER QUEST」(2001年のアルバム『MAIN GATE』に収録)。
ネット局
全て月曜 - 金曜の放送。放送時間の早い順から記載。
現在
放送対象地域 | 放送局 | 放送時間 | 備考 |
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中京広域圏 | CBCラジオ | 12:20 - 12:30[2] | |
長崎県 佐賀県 |
長崎放送(NBC) NBCラジオ佐賀 |
12:35 - 12:44 | |
山梨県 | 山梨放送(YBS) | 12:40 - 12:49 | |
新潟県 | 新潟放送(BSN) | 12:50 - 13:00 | |
鹿児島県 | 南日本放送(MBC) | 13:10 - 13:20 | |
熊本県 | 熊本放送(RKK) | 13:15 - 13:25 | 「塚原まきこの福ミミラジオ」内 |
北海道 | 北海道放送(HBC) | 13:40 - 13:50 | 「カーナビラジオ午後一番!」内 [3] |
宮城県 | 東北放送(TBC) | 14:40 - 14:50 | 「ロジャー大葉のラジオな気分」内 |
福島県 | ラジオ福島(rfc) | 15:15 - 15:25[4] | 「かっとびワイド」内 |
長野県 | 信越放送(SBC) | 15:30 - 15:40 | 「情報わんさかGO!GO!ワイド らじ☆カン」内 |
島根県 鳥取県 |
山陰放送(BSS) | 15:40 - 15:50 | 「午後はドキドキ!」内 |
秋田県 | 秋田放送(ABS) | 16:00 - 16:10 | |
山口県 | 山口放送(KRY) | 16:05 - 16:15 | |
沖縄県 | ラジオ沖縄(ROK) | 16:10 - 16:20 | |
香川県 | 西日本放送(RNC) | 16:20 - 16:30 | |
大分県 | 大分放送(OBS) | ||
青森県 | 青森放送(RAB) | 16:25 - 16:35 | |
富山県 | 北日本放送(KNB) | 16:30 - 16:40 | |
福井県 | 福井放送(FBC) | ||
岡山県 | 山陽放送(RSK) | ||
高知県 | 高知放送(RKC) | ||
徳島県 | 四国放送(JRT) | ||
宮崎県 | 宮崎放送(MRT) | ||
石川県 | 北陸放送(MRO) | 16:35 - 16:45 | |
和歌山県 | 和歌山放送(wbs) | 16:40 - 16:50 | |
山形県 | 山形放送(YBC) | 16:50 - 17:00 | |
岩手県 | IBC岩手放送 | 17:15 - 17:25 |
過去
放送対象地域 | 放送局 | 放送時間 | 備考 |
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福岡県 | 九州朝日放送(KBC) | 14:05 - 14:15 | 自社制作コーナー「金の卵」[5] |
広島県 | 中国放送(RCC) | 16:20 - 16:30 | 一時期のみ[6] |
近畿広域圏 | 朝日放送(ABC) | 16時台 | 「元気イチバン!!芦沢誠です」内 珍ニュースクイズ終了後[7] |
愛媛県 | 南海放送(RNB) | 13:30 - 13:40 | 「TIPS」内 2016年9月打ち切り[8]。 |
静岡県 | 静岡放送(SBS) | 17:50 - 18:00 | 「GOGOワイドらぶらじ」内 2017年3月打ち切り。[9] |
- 5局ともCMは放送している。
前番組
- 「ミュージックスクランブル」との差異はクイズと懸賞の有無だけで、番組形式は殆ど同一と言ってよい。即ち、「クラウンレコード1万円クイズ」が冠スポンサーの日本クラウンの降板により一旦終了(1992年頃)した事に伴い、放送枠もそのままに、前者の代替として開始されたのが当「(東芝EMI)ミュージックスクランブル」である。
脚注
- ↑ 大抵は月曜日
- ↑ 毎年1月2日・3日は東京箱根間往復大学駅伝競争実況中継がある為、14:20 - 14:30に放送。
- ↑ 番組サイトのタイムテーブルでは13:35からと記載されているが、実際はニュース・道路情報・天気予報の後、しばらくの間トークやメッセージテーマなどお送りし、13:40から放送する。
- ↑ 2015年3月27日までは15:25 - 15:35に放送していた。
- ↑ 「PAO〜N」内で2006年3月まで放送していた。紹介楽曲に関しては「ガブリナ」と「PAO~N」の中で1曲ずつ放送するが、時間のある時はフルコーラスで流す場合もある。
- ↑ 紹介楽曲に関しては以前「田中俊雄→寺内優→長谷川努の歌謡曲一本勝負」(11:55 - 12:00)と「本名正憲のきょうもゴゴイチ」(12時台)の中で一曲ずつ放送。その後、『歌謡曲一本勝負』は火曜 - 金曜 21:50 - 21:55に移動し2曲紹介する形式になった。2016年4月からは『サウンドセレクション』とタイトルが変わるが、内容は『歌謡曲一本勝負』と同一。担当も長谷川が継続する。
- ↑ なお、本番組でかかる曲はラジオ大阪にて、1曲目が10:20頃、2曲目が14:40頃共にCM枠内で流れる。
- ↑ (2016年10月以降の)当番組内でかかる曲の扱いについては不明
- ↑ (2017年4月以降の)当番組でかかる曲は18:15 - 18:20の「ミュージックブレイク」で流れる。