「水不足」の版間の差分
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水不足(みずぶそく)とは、水利用が十分に行えなくなること。水不足が起こることで、食糧危機が起こる。
Contents
各国の状況と対策
日本
日本では、旱魃などにより発生し、農業用水の取水制限や水道水の給水制限などが行われる。河川が少ない離島(一例として、硫黄島自衛隊基地など[1])や降水量の少ない瀬戸内海沿岸地域、人口が急増した福岡市などが慢性的に悩まされる問題である。
- ため池 - 全国各地
- 長距離用水路 - 愛知県愛知用水、香川県香川用水等
- ダム - 東京都小河内ダム、高知県早明浦ダム等
- 海水淡水化プラント - 沖縄県北谷町、福岡県福岡市等
- パイプライン輸送(海底送水管等) - 兵庫県赤穂市~姫路市家島町、広島県竹原市~大崎上島町等、兵庫県神戸市垂水区~淡路島(明石海峡大橋に併設)
- 節水コマの無料配布 - 福岡県福岡市等
- 減圧給水
- 昭和39年東京渇水 - 1964年(昭和39年)に東京都で起きた渇水。通称「東京オリンピック渇水」「東京砂漠」。
- 昭和53-54年福岡市渇水 - 1978年(昭和53年)から1979年(昭和54年)にかけて、福岡県福岡市で起きた渇水。
- 昭和56-57年沖縄渇水 - 1981年(昭和56年)から1982年(昭和57年)にかけて、沖縄県で起きた渇水。日本で最も長い期間の給水制限が実施された。
- 平成6年渇水 - 1994年(平成6年)に起きた渇水。西日本を中心として各地で給水制限が実施された。
中国
戦略による水断ち
自然的な水不足とは異なり、籠城をしている敵軍の水源を断ち(包囲戦)、人為的に水不足にさせ、自軍の戦力を削らず、相手方の降伏を誘うために行われる(例として、野洲河原の戦いなど)。限定的空間に閉じ込められている相手に行われ、海上戦であっても、船舶に搭載されている水が枯渇するような状況を作られれば(例として、船を陸に近づけさせず、水を補給させない)、水不足となる。時間的に余裕がある状況で用いられる戦略である。