六戸町
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六戸町(ろくのへまち)は、青森県上北郡の東南部に位置する町である。一面が平坦な地形にて形成されており、目立った高山・湖沼はない。十和田湖を源流とする奥入瀬川が東西を流れ、流域には農地が広がる。積雪は多くなく年間を通して穏やかな気候である。
Contents
地理
上北郡の東南部に位置する。町の南部の東西を十和田湖を源流とする奥入瀬川が流れる。
中北部は、三本木原と呼ばれる台地であり、奥入瀬川から十和田市法量にて分岐した人工河川・稲生川(三本木原用水路)が、東流している。
北部の三沢市との境界付近には、姉沼川の支流も流れている。
歴史
古来、「六戸」という地名は、単独の村の呼称ではなく、現六戸町域以外のおいらせ町や三沢市南部も含めた、奥入瀬川(旧称・相坂川)流域一帯を指した呼称であったという説がある。
(各村名は、大字として存続。)
- 1948年(昭和23年)2月11日 - 上北郡三沢村へ村域の一部(大字犬落瀬字古間木など)を移管。
- 1957年(昭和32年)10月1日:町制施行により六戸町となる。
- 2007年(平成19年):町制施行50周年を迎える。
- 2017年(平成29年):町制施行60周年を迎える。
行政
平成の大合併において、下田町・百石町(現・おいらせ町)との合併を目指して協議会を設立したが、特例債の運用方針を巡って対立し、離脱した。
産業
農業
おいらせ農業協同組合(JAおいらせ)六戸支店がある。
(十和田市に本店を置き、2008年(平成20年)4月に発足した「十和田おいらせ農業協同組合」とは別である)。
工業
観光
県南地方随一の桜の名所として有名。主にヤマザクラが植栽されている。
郵便
- 六戸郵便局 (84094)
- 七百簡易郵便局 (84779)
その他
近年では、太陽光発電サイト(いわゆるメガソーラー施設)の建設・設置が相次いでいる。
姉妹都市・提携都市
地域
大字
- 犬落瀬(いぬおとせ)
- 折茂(おりも)
- 上吉田(かみよしだ)
- 下吉田(しもよしだ)
- 小平(こだいら)
- 鶴喰(つるばみ)
- 柳町(やなぎまち)
- 金矢(かなや)一~三丁目
- 小松ケ丘(こまつがおか)一~六丁目
人口
六戸町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
- 平成27年国勢調査における前回調査からの人口増減率は1.78%の増加で、県全体4.74%の減少を大きく上回るばかりでなく、県内40市町村で1位だった。なお県内で増加となったのは当町とおいらせ町のみである[1]。
所轄警察署
- 十和田警察署管内
- 六戸駐在所
所轄消防署
- 十和田地域広域事務組合六戸消防署
教育
高等学校
- 青森県立六戸高等学校
- 青森県立三本木農業高等学校及び青森県立十和田西高等学校との統合が予定されている。
中学校
小学校
小学校(統廃合前)
- 七百小学校(合併し開知小学校へ)
- 昭陽小学校(合併し開知小学校へ)
- 長谷小学校(六戸小学校に統合)
- 柳町小学校(六戸小学校に統合)
- 折茂小学校(六戸小学校に統合)
幼稚園・保育所
医療機関
金融機関
- 青い森信用金庫六戸支店
- おいらせ農業協同組合六戸支店
隣接する自治体
交通
バス
鉄道
道路
- 自動車専用道路
- 第二みちのく有料道路:六戸ジャンクション(六戸インターチェンジ)
- 八戸自動車道経由で三沢市の古牧温泉への最寄出入り口である。
- 上北自動車道:六戸三沢インターチェンジ
- 第二みちのく有料道路:六戸ジャンクション(六戸インターチェンジ)
- 県道
- 道の駅
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
(町指定文化財)
- 熊野神社:文室綿麻呂の家臣笹野尚盛により844年創建。
- 今熊神楽:350年の歴史がある。
- 上吉田南部駒踊り:上吉田地区に古くから伝わる踊り。騎馬武者による野馬取りになぞらえて舞踊化。
- 鶴喰鶏舞:鶴喰地区に伝わる舞踊。
- 舘野公園春祭り
- 六戸秋まつり(9月第1金・土・日曜日)
- メイプルタウンフェスタ(11月第1土・日曜日)
- サテライト六戸(青森競輪場場外車券売場)
- 郷土資料館〔犬落瀬字柴山〕[5]
特産品
郷土料理
出身著名人
- 37代木村庄之助(大相撲立行司)
- 洗平竜也(光星学院高等学校→東北福祉大学→中日):元プロ野球、社会人野球「硬式野球クラブ東海REX」選手(投手)
- 寺山修司 本籍地が旧六戸村(記念館などは三沢市内に存在する)
脚注
関連項目
外部リンク
典拠レコード: