日本選手権シリーズ

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日本選手権シリーズ
開催中の大会:
2017年の日本シリーズ
開始年 1950
主催 日本野球機構(NPB)
参加チーム数 2
加盟国 日本の旗 日本
前回優勝 福岡ソフトバンクホークス(2年ぶり8回目)
最多優勝 読売ジャイアンツ(22回)
サイト 公式サイト
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日本選手権シリーズ(にほんせんしゅけんシリーズ、にっぽんせんしゅけんシリーズ、通称:日本シリーズ)は、毎年10月 - 11月ごろに日本のプロ野球セントラル・リーグパシフィック・リーグのそれぞれのクライマックスシリーズの勝者が対戦して「日本一」のタイトルを決めるカップ戦である。正式名称はプロ野球日本選手権シリーズ試合

また、日本シリーズという呼称ではないが1リーグ時代に春季優勝チームと秋季優勝チームが対戦して年間チャンピオンを決める試合もあった。通常は1950年を初回の日本シリーズとし、本項においても1950年以降の試合について述べる。

運営概要

クライマックスシリーズから日本シリーズ進出までの道のり(2007年以後)

テンプレート:Round8 seed

(H)-そのステージのホームチーム
(☆)-隔年でホーム4:ビジター(アウェー)3の配分が異なる。(基本的に第1戦主管球団がホーム4、第3戦主管球団がホーム3の割合)
2004-06年まではパ・リーグのみプレーオフ(優勝決定トーナメント)を実施し、その優勝チームと、レギュラーシーズンのみのセ・リーグの優勝チームが日本シリーズ進出
  • ゲームは7試合(番勝負参照)で西暦の奇数年はパ・リーグの出場チーム、西暦の偶数年はセ・リーグの出場チームの本拠地で第1・2戦と6・7戦を開催、第3・4・5戦は対戦チームの本拠地で開催する。但し、過去に例外はあった(→#変則的な開催日程)。先に4勝したチームが日本一となり終了、以降の試合は行われない。また、引き分けなどがあり第8戦にもつれこんだ場合、第8戦は第7戦の翌日に第7戦の球場で行い(過去は1986年の1回のみ)、それでもどちらのチームも4勝に満たない場合は、更に移動日を1日挟んで、第3戦 - 第5戦で使用された球場で、どちらかが4勝を挙げるまで試合を行う。
  • 雨天等で中止になった場合は、2006年までは移動日を含め全ての日程が順延となっていたが、2007年からは屋外球場で行われる場合の雨天中止時は、第1戦 - 第5戦、および第2戦と第3戦の間の移動日・休養日はその分日程を順延するが、第5戦と第6戦の間の移動日・休養日は原則として設けない事に変更された[注 1][注 2](但し、出場2チームの本拠地が離れていて、当日移動が難しいと判断された場合は移動日を設ける場合がある[注 3])。
  • 延長戦は、第7戦までは延長12回まで、第8戦以降は回数無制限(試合時間は一律無制限)が現行のルールである(2018年から)。1966年までは日没まで(但し全試合ナイトゲームで開催された1964年は22時30分以降新しいイニングに入らない)、1967年 - 1981年は17時30分以降新しいイニングに入らない、1982年からは試合開始から4時間半を経過した時点で新しいイニングに入らないとなっていた。しかし、1986年のシリーズが、第1戦が延長14回引き分けで、第8戦まで行われたことをきっかけに、1987年から第7戦までは18回まで、第8戦以降は回数無制限となった。ナイトゲームが開催されるようになった1994年から2017年は、第7戦までは延長15回まで[注 4]に短縮された。サスペンデッドゲームは適用しない。
    • 2011年 - レギュラーシーズンで用いられた節電・省エネのための「3時間30分打ち切りルール」は使用しない。2011年の第1試合はデーゲームとなるが、延長は従来通り15回までの打ち切りとする。
  • 両チームはシリーズ開始日の前々日までに「出場有資格者選手」(最大40人)の名簿を提出する。公示後はこれを変更することはできない。ベンチ入り選手の人数は公式戦と同じく最大25人で、試合ごとに有資格者の中から選ぶ。
  • 指名打者制度は1984年までは採用せず、1985年から隔年による採用(1985年は全試合採用、1986年は全試合採用せず)としていたが、1987年からはパ・リーグの出場チームの本拠地球場でのみ採用されている。
  • 審判は6人制が採用される。審判員は日本野球機構(NPB)審判部から選ばれた合計8人の審判員で運営されていたが、2015年から合計7人の審判員で運営される。
  • レギュラーシーズンやクライマックスシリーズと異なり、全試合日本野球機構(NPB)主催である。入場料収入の一部は球団に分配され、さらに選手らにも第4戦までのものを基準に分配される[2]
  • 2005年 - 2008年2011年 - 2013年[注 5]は優勝したチームが、ユーラシア地区(日本・韓国・中国[注 6]・台湾・オーストラリア[注 7]・ヨーロッパ[注 8])のプロ野球ナンバーワンを決定する『アジアシリーズ』に、2009年2010年は韓国シリーズ優勝チームと戦う『日韓クラブチャンピオンシップ』に日本代表として参加した。

第2次戦力外通告は原則クライマックスシリーズ終了の翌日から日本シリーズ終了の翌日までだが、日本シリーズ出場チームは期限が4日間延長される。

表彰

賞金・賞品は2017年のもの。

優勝チーム賞
最高殊勲選手賞(MVP)
敢闘選手賞
優秀選手賞(3人)
ホームラン賞
  • 各試合のホームランを打った選手に対して『SMBCデビットホームラン賞』として、SMBCから賞金3万円が贈呈される。
    • なお2015年は『ミドすけホームラン賞(『ミドすけ』とは、冠スポンサー・三井住友銀行(SMBC)のマスコットキャラクターのこと)』として、SMBCから賞金3万円と「ミドすけ」のぬいぐるみが手渡されていた。2014年は、SMBC(2011年から2013年まではコナミ)から賞金(5万円)が贈呈された。
特別協賛賞

2011年から2013年までは特別協賛(冠スポンサー)のコナミより、上記賞とは別に以下の賞が追加された。

  • 「みんなで選ぶコナミ賞」(賞金400万円・2011年は賞金300万円)
  • 「ドリームナイン賞」(賞金100万円・2011年は賞金200万円)
  • BASEBALL HEROES賞」(賞金100万円・2011年は賞金200万円)
  • パワフルプロ野球賞」(賞金100万円・2012年より)
  • プロ野球スピリッツ賞」(賞金100万円・2012年より)

「みんなで選ぶコナミ賞」は大会期間中に、コナミの大会特別公式サイト・コナミが携帯電話サイトで展開するソーシャルネットワークゲームサイト『プロ野球ドリームナイン』・アーケードゲーム『BASEBALL HEROES』の成績閲覧ページやゲーム機からのファン投票によって行い、大会終了時の表彰式で表彰選手を発表するものである(2011年は各ゲームからの投票で「ドリームナイン賞」・「BASEBALL HEROES」賞を選んだ)。

出場資格者

  • 出場有資格者は、原則として8月31日までに出場球団(すなわち、両リーグクライマックスシリーズ優勝球団)の支配下登録されている選手のうち、その中から40人までを選ぶ。
  • ベンチ入りメンバーは以下を原則とする。
    • 監督1名
    • 監督以外のコーチ8名以内
    • 選手25名以内
    • マネジャー、トレーナー、スコアラー、通訳、広報、用具担当者各1名
    以上の名簿を第1戦開催前々日正午までに主催団体の日本野球機構コミッショナーに書類を提出しなければならない。この提出した名簿をコミッショナーが公示した後は原則として変更することができないものとする。
    ただし、監督・コーチと選手兼任である人については、選手の数に含まれるものとみなす。
    また通訳が2か国語以上必要な場合、通訳を2名登録することができる。
  • ブルペン捕手の登録は1試合2名までとして、各試合ごとの出場選手名簿に記載する。ただしベンチ入りは不可。[3]

リーグとしての対戦成績

(2017年終了時点)

通算成績は読売ジャイアンツの9連覇などもあり、セントラル・リーグがリードしているが、21世紀になってからはパシフィック・リーグが12勝5敗とセントラル・リーグを圧倒している(2017年終了時点)。

チーム別成績

  • 太字の項目は最多数を表す。球団の列のソートボタンで元の順序に戻る。
  • 松竹は大洋(現・DeNA)に、近鉄はオリックスにそれぞれ吸収合併されたため記録としては※特記事項となる。
球団 出場 優勝 敗退 試合 勝利 敗戦 引分 勝率 最新出場年度 最新優勝年度 決定球場
(対戦相手) (対戦相手) (当時球場名)
01/巨人 34 22 12 198 109 87 2 .556 2013年(楽天) 2012年(日本ハム) 東京ドーム
02/西武(西鉄) 21 13 8 130 68 60 2 .531 2008年(巨人) 2008年(巨人) 東京ドーム
03/ソフトバンク (南海・ダイエー) 17 8 9 99 48 50 1 .490 2017年(DeNA) 2017年(DeNA) 福岡ヤフオク!ドーム
04/ヤクルト 7 5 2 41 24 17 0 .585 2015年(ソフトバンク) 2001年(近鉄) 明治神宮野球場
05/オリックス (阪急) 12 4 8 70 31 37 2 .456 1996年(巨人) 1996年(巨人) グリーンスタジアム神戸
06/ロッテ (毎日・大毎) 6 4 2 32 17 14 1 .548 2010年(中日) 2010年(中日) ナゴヤドーム
07/日本ハム(東映) 7 3 4 41 19 21 1 .475 2016年(広島) 2016年(広島) MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島
08/広島 7 3 4 48 20 25 3 .444 2016年(日本ハム) 1984年(阪急) 広島市民球場
09/中日 10 2 8 60 23 36 1 .390 2011年(ソフトバンク) 2007年(日本ハム) ナゴヤドーム
10/DeNA (大洋・横浜) 3 2 1 16 10 6 0 .625 2017年(ソフトバンク) 1998年(西武) 横浜スタジアム
11阪神 6 1 5 36 13 22 1 .361 2014年(ソフトバンク) 1985年(西武) 西武ライオンズ球場
12楽天 1 1 0 7 4 3 0 .571 2013年(巨人) 2013年(巨人) 日本製紙クリネックススタジアム宮城
13/近鉄 4 0 4 26 10 16 0 .385 2001年(ヤクルト) 02/日本一経験なし / 現存しない球団
14/松竹 1 0 1 6 2 4 0 .333 1950年(毎日) 01/日本一経験なし / 現存しない球団
  • 2004年以降シーズン勝率2位以下で日本シリーズに出場したチーム(いわゆる 「下克上」で勝ち上がったチーム)は6例ある(2004年の西武・2005年のロッテ・2007年の中日・2010年のロッテ・2014年の阪神・2017年のDeNA)。そのうち、シーズンの首位チームとは5ゲーム差以内であった4例(2014年の阪神・2017年のDeNA以外)は日本一を達成している。2010年のロッテはレギュラーシーズンの勝率第3位(2.5ゲーム差)ながら、クライマックスシリーズを制して本大会に出場して優勝という記録を残している。2014年の阪神(7ゲーム差の2位)が「下克上」で日本シリーズ出場したチームとしては初の敗退となった。
  • クライマックスシリーズが導入された2007年以降、日本シリーズ出場球団がセ・パ両方とも「下克上」であった事例は、2017年シーズン終了時点でまだ起きていない。
  • 1973年から1982年にかけてパ・リーグで施行された前後期制時代に、年間勝率が首位ではないチームがリーグ優勝した例は4例(1973年の南海・1975年の阪急・1979年の近鉄・1982年の西武)あり、うち日本一を達成した例は1975年の阪急・1982年の西武である。また1973年の南海は年間勝率が3位であり、それ以外の3例は全て年間勝率が2位であった[注 9]
  • 過去には巨人や西武などの常勝時代もあったが、1990年から1992年の西武3連覇以降は2014年・2015年のソフトバンクまで同一チームの連続日本一がなかった。またセ・リーグ所属球団の日本一連覇は1979年から1980年に広島が連覇したのが最後であり、セ・リーグ球団の日本一連覇自体も巨人と広島のみが成し遂げている[注 10]
  • 現存する12球団において、阪神タイガース千葉ロッテマリーンズの2球団は、まだ本拠地球場での日本一を達成していない(阪神は1985年西武ライオンズ球場で、ロッテは1974年中日スタヂアム2005年阪神甲子園球場2010年ナゴヤドームでそれぞれ日本一を達成している。なお、ロッテの前身である毎日時代の1950年はまだフランチャイズ制度が未確立であった)。
  • 同一チームの本拠地での連勝記録は、1970年第1戦から1973年第5戦にかけて巨人が達成した本拠地10連勝が両リーグを通じて最多、パシフィック・リーグ記録は2011年第7戦以降2017年第6戦まで本拠地9連勝のソフトバンク(継続中)、次いで1987年第2戦-1991年第1戦の西武、および1995年第5戦-2015年第3戦のヤクルトによる本拠地8連勝。
  • 同一リーグによる連続日本一は(同一チームではない場合も含む)セ・リーグは9年連続(1965年 - 1973年)で、パ・リーグは5年連続(2013年 - 2017年)が最高である。
    • 同一チームの連続日本一の最高記録はセ・リーグは9年連続(巨人1回)であり、パ・リーグは3年連続(阪急1回、西鉄・西武3回)である。
  • 2013年に楽天が優勝したことにより、現存する12球団は最低1回は日本一を経験したことになる。なお、出場経験のある消滅球団はいずれも敗退している(セに於ける松竹1回、パに於ける近鉄4回)ため、歴代の日本一球団はいずれも現存する球団になっていることとなる。
  • 楽天は1度の出場で優勝したため、日本シリーズ敗退の経験がない唯一の球団になっている。なお、DeNAは2017年に敗退するまで2回以上日本シリーズに出場した球団では唯一の敗退経験のない球団だった。
  • 2017年シーズン終了時点で、最も日本一から遠ざかっている広島(33年)と、その次に遠ざかっている阪神(32年)はともに、最後の日本一以後に出場した日本シリーズでは3連続で敗退している(広島は1986・1991・2016年、阪神は2003・2005・2014年)。
  • 巨人はセ・リーグで唯一、現存するパ・リーグ6球団全てと消滅した近鉄を加えた7球団と、西武はパ・リーグで唯一、現存するセ・リーグ6球団全てと日本シリーズで対戦している。
  • 2015年に優勝した福岡ソフトバンクは、日本プロ野球において史上初めて監督交代を経験した日本シリーズ連覇球団となった(2014年は秋山幸二、2015年は工藤公康)。
  • 2017年にDeNAが出場したことにより、21世紀になってからセ・リーグの6球団は全て1度は日本シリーズに出場したことになった。一方、オリックスは12球団で唯一、21世紀になってから日本シリーズ出場がない。
  • 工藤公康は監督として出場したシリーズで全て優勝している[4]

各年の日本シリーズ

セントラル・リーグ所属チーム パシフィック・リーグ所属チーム
成績 星取表
開催年 勝利チーム 優勝回数 1 2 3 4 5 6 7 8 相手チーム 勝利監督 最高殊勲選手 敢闘賞 決定球場
(MVP)
1 1950年 パ-ロ/毎日 01/初優勝 4 2 セ-横/松竹 ゆあさ/湯浅禎夫 へつとう/別当薫 --- 大阪球場
2 1951年 セ-巨人 01/初優勝 4 1 パ-ソフトバ/南海 みすはら/水原茂 みなみむら/南村不可止 --- 後楽園球場
3 1952年 セ-巨人 連続/02年連続 02回目 4 2 パ-ソフトバ/南海 みすはら/水原茂 へつしよ/別所毅彦 --- 後楽園球場
4 1953年 セ-巨人 連続/03年連続 03回目 4 1 2 パ-ソフトバ/南海 みすはら/水原茂 かわかみ/川上哲治 みのはら/簑原宏 大阪球場
5 1954年 セ-中日 01/初優勝 4 3 パ-西/西鉄 あまち/天知俊一 すきした/杉下茂 おおした/大下弘 中日スタヂアム
6 1955年 セ-巨人 ぶり/02年ぶり 04回目 4 3 パ-ソフトバ/南海 みすはら/水原円裕 へつしよ/別所毅彦 とかわ/戸川一郎 大阪球場
7 1956年 パ-西/西鉄 01/初優勝 4 2 セ-巨人 みはら/三原脩 とよた/豊田泰光 いなお/稲尾和久 後楽園球場
8 1957年 パ-西/西鉄 連続/02年連続 02回目 4 1 0 セ-巨人 みはら/三原脩 おおした/大下弘 みやもと/宮本敏雄 後楽園球場
9 1958年 パ-西/西鉄 連続/03年連続 03回目 4 3 セ-巨人 みはら/三原脩 いなお/稲尾和久 ふした/藤田元司 後楽園球場
10 1959年 パ-ソフトバ/南海 01/初優勝 4 0 セ-巨人 つるおか/鶴岡一人 すきうら/杉浦忠 つちや/土屋正孝 後楽園球場
11 1960年 セ-横/大洋 01/初優勝 4 0 パ-ロッ/大毎 みはら/三原脩 こんとう/近藤昭仁 たみや/田宮謙次郎 後楽園球場
12 1961年 セ-巨人 ぶり/06年ぶり 05回目 4 2 パ-ソフトバ/南海 かわかみ/川上哲治 みやもと/宮本敏雄 スタンカ/J・スタンカ 大阪球場
13 1962年 パ-日本ハ/東映 01/初優勝 4 1 2 セ-阪神 みすはら/水原茂 とはし/土橋正幸
種茂雅之
よした/吉田義男 甲子園球場
14 1963年 セ-巨人 ぶり/02年ぶり 06回目 4 3 パ-西/西鉄 かわかみ/川上哲治 なかしま/長島茂雄 いなお/稲尾和久 平和台球場
15 1964年 パ-ソフトバ/南海 ぶり/05年ぶり 02回目 4 3 セ-阪神 つるおか/鶴岡一人 スタンカ/J・スタンカ やまうち/山内一弘 甲子園球場
16 1965年 セ-巨人 ぶり/02年ぶり 07回目 4 1 パ-ソフトバ/南海 かわかみ/川上哲治 なかしま/長島茂雄 もりした/森下整鎮 後楽園球場
17 1966年 セ-巨人 連続/02年連続 08回目 4 2 パ-ソフトバ/南海 かわかみ/川上哲治 しはた/柴田勲 わたなへ/渡辺泰輔 後楽園球場
18 1967年 セ-巨人 連続/03年連続 09回目 4 2 パ-オリック/阪急 かわかみ/川上哲治 もり/森昌彦 あたち/足立光宏 西宮球場
19 1968年 セ-巨人 連続/04年連続 10回目 4 2 パ-オリック/阪急 かわかみ/川上哲治 たかた/高田繁 なかいけ/長池徳二 後楽園球場
20 1969年 セ-巨人 連続/05年連続 11回目 4 2 パ-オリック/阪急 かわかみ/川上哲治 なかしま/長島茂雄 なかいけ/長池徳二 西宮球場
21 1970年 セ-巨人 連続/06年連続 12回目 4 1 パ-ロッテ かわかみ/川上哲治 なかしま/長島茂雄 いいし/井石礼司 東京スタジアム
22 1971年 セ-巨人 連続/07年連続 13回目 4 1 パ-オリック/阪急 かわかみ/川上哲治 すえつく/末次民夫 やまた/山田久志 後楽園球場
23 1972年 セ-巨人 連続/08年連続 14回目 4 1 パ-オリック/阪急 かわかみ/川上哲治 ほりうち/堀内恒夫 あたち/足立光宏 西宮球場
24 1973年 セ-巨人 連続/09年連続 15回目 4 1 パ-ソフトバ/南海 かわかみ/川上哲治 ほりうち/堀内恒夫 のむら/野村克也 後楽園球場
25 1974年 パ-ロッテ ぶり/24年ぶり 02回目 4 2 セ-中日 かねた/金田正一 ひろた/弘田澄男 たかき/高木守道 中日スタヂアム
26 1975年 パ-オリック/阪急 01/初優勝 4 2 0 セ-広島 うえた/上田利治 やまくち/山口高志 やまもと/山本浩二 西宮球場
27 1976年 パ-オリック/阪急 連続/02年連続 02回目 4 3 セ-巨人 うえた/上田利治 ふくもと/福本豊 しはた/柴田勲 後楽園球場
28 1977年 パ-オリック/阪急 連続/03年連続 03回目 4 1 セ-巨人 うえた/上田利治 やまた/山田久志 こうの/河埜和正 後楽園球場
29 1978年 セ-ヤクルト 01/初優勝 4 3 パ-オリック/阪急 ひろおか/広岡達朗 おおすき/大杉勝男 あたち/足立光宏 後楽園球場
30 1979年 セ-広島 01/初優勝 4 3 パ-オリッ/近鉄 こは/古葉竹識 たかはし/高橋慶彦 いもと/井本隆 大阪球場
31 1980年 セ-広島 連続/02年連続 02回目 4 3 パ-オリッ/近鉄 こは/古葉竹識 ライトル/J・ライトル おかわ/小川亨 広島市民球場
32 1981年 セ-巨人 ぶり/08年ぶり 16回目 4 2 パ-日本ハム ふした/藤田元司 にしもと/西本聖 いのうえ/井上弘昭 後楽園球場
33 1982年 パ-西武 ぶり/24年ぶり 04回目 4 2 セ-中日 ひろおか/広岡達朗 ひかしお/東尾修 かみかわ/上川誠二 ナゴヤ球場
34 1983年 パ-西武 連続/02年連続 05回目 4 3 セ-巨人 ひろおか/広岡達朗 おおた/大田卓司 にしもと/西本聖 西武ライオンズ球場
35 1984年 セ-広島 ぶり/04年ぶり 03回目 4 3 パ-オリック/阪急 こは/古葉竹識 なかしま きよゆき/長嶋清幸 やまおき/山沖之彦 広島市民球場
36 1985年 セ-阪神 01/初優勝 4 2 パ-西武 よした/吉田義男 ハアス/R・バース いしけ/石毛宏典 西武ライオンズ球場
37 1986年 パ-西武 ぶり/03年ぶり 06回目 4 1 3 セ-広島 もり/森祇晶 くとう/工藤公康 たつかわ/達川光男 広島市民球場
38 1987年 パ-西武 連続/02年連続 07回目 4 2 セ-巨人 もり/森祇晶 くとう/工藤公康 しのつか/篠塚利夫 西武ライオンズ球場
39 1988年 パ-西武 連続/03年連続 08回目 4 1 セ-中日 もり/森祇晶 いしけ/石毛宏典 うの/宇野勝 西武ライオンズ球場
40 1989年 セ-巨人 ぶり/08年ぶり 17回目 4 3 パ-オリッ/近鉄 ふした/藤田元司 こまた/駒田徳広 あらい/新井宏昌 藤井寺球場
41 1990年 パ-西武 ぶり/02年ぶり 09回目 4 0 セ-巨人 もり/森祇晶 テストラアテ/O・デストラーデ おかさき/岡崎郁 西武ライオンズ球場
42 1991年 パ-西武 連続/02年連続 10回目 4 3 セ-広島 もり/森祇晶 あきやま/秋山幸二 かわくち/川口和久 西武ライオンズ球場
43 1992年 パ-西武 連続/03年連続 11回目 4 3 セ-ヤクルト もり/森祇晶 いしい/石井丈裕 おかはやし/岡林洋一 神宮球場
44 1993年 セ-ヤクルト ぶり/15年ぶり 02回目 4 3 パ-西武 のむら/野村克也 かわさき/川崎憲次郎 きよはら/清原和博 西武ライオンズ球場
45 1994年 セ-巨人 ぶり/05年ぶり 18回目 4 2 パ-西武 なかしま/長嶋茂雄 まきはら/槙原寛己 きよはら/清原和博 東京ドーム
46 1995年 セ-ヤクルト ぶり/02年ぶり 03回目 4 1 パ-オリックス のむら/野村克也 オマリイ/T・オマリー こはやし/小林宏 神宮球場
47 1996年 パ-オリックス ぶり/19年ぶり 04回目 4 1 セ-巨人 おおき/仰木彬 ニイル/T・ニール にし/仁志敏久 グリーンスタジアム神戸
48 1997年 セ-ヤクルト ぶり/02年ぶり 04回目 4 1 パ-西武 のむら/野村克也 ふるた/古田敦也 まつい かすお/松井稼頭央 神宮球場
49 1998年 セ-横浜 ぶり/38年ぶり 02回目 4 2 パ-西武 こんとう/権藤博 すすき/鈴木尚典 おおつか/大塚光二 横浜スタジアム
50 1999年 パ-ソフトバン/ダイエー ぶり/35年ぶり 03回目 4 1 セ-中日 おう/王貞治 あきやま/秋山幸二 かわかみ/川上憲伸 ナゴヤドーム
51 2000年 セ-巨人 ぶり/06年ぶり 19回目 4 2 パ-ソフトバン/ダイエー なかしま/長嶋茂雄 まつい/松井秀喜 しようしま/城島健司 東京ドーム
52 2001年 セ-ヤクルト ぶり/04年ぶり 05回目 4 1 パ-オリッ/近鉄 わかまつ/若松勉 ふるた/古田敦也 ロオス/T・ローズ 神宮球場
53 2002年 セ-巨人 ぶり/02年ぶり 20回目 4 0 パ-西武 はら/原辰徳 におか/二岡智宏 カフレラ/A・カブレラ 西武ドーム
54 2003年 パ-ソフトバン/ダイエー ぶり/04年ぶり 04回目 4 3 セ-阪神 おう/王貞治 すきうち/杉内俊哉 かねもと/金本知憲 福岡ドーム
55 2004年 パ-西武 ぶり/12年ぶり 12回目 4 3 セ-中日 いとう/伊東勤 いしい/石井貴 いのうえ/井上一樹 ナゴヤドーム
56 2005年 パ-ロッテ ぶり/31年ぶり 03回目 4 0 セ-阪神 ハレンタイン/B・バレンタイン いまえ/今江敏晃 やの/矢野輝弘 甲子園球場
57 2006年 パ-日本ハム ぶり/44年ぶり 02回目 4 1 セ-中日 ヒルマン/T・ヒルマン いなは/稲葉篤紀 かわかみ/川上憲伸 札幌ドーム
58 2007年 セ-中日 ぶり/53年ぶり 02回目 4 1 パ-日本ハム おちあい/落合博満 なかむら/中村紀洋 たるひつしゆ/ダルビッシュ有 ナゴヤドーム
59 2008年 パ-西武 ぶり/04年ぶり 13回目 4 3 セ-巨人 わたなへ/渡辺久信 きし/岸孝之 ラミレス/A・ラミレス 東京ドーム
60 2009年 セ-巨人 ぶり/07年ぶり 21回目 4 2 パ-日本ハム はら/原辰徳 あへ/阿部慎之助 たかはし/高橋信二 札幌ドーム
61 2010年 パ-ロッテ ぶり/05年ぶり 04回目 4 1 2 セ-中日 にしむら/西村徳文 いまえ/今江敏晃 わた/和田一浩 ナゴヤドーム
62 2011年 パ-ソフトバンク ぶり/08年ぶり 05回目 4 3 セ-中日 あきやま/秋山幸二 こくほ/小久保裕紀 よしみ/吉見一起 福岡Yahoo!JAPANドーム
63 2012年 セ-巨人 ぶり/03年ぶり 22回目 4 2 パ-日本ハム はら/原辰徳 うつみ/内海哲也 いなは/稲葉篤紀 東京ドーム
64 2013年 パ-楽天 01/初優勝 4 3 セ-巨人 ほしの/星野仙一 みま/美馬学 ちようの/長野久義 Kスタ宮城
65 2014年 パ-ソフトバンク ぶり/03年ぶり 06回目 4 1     セ-阪神 あきやま/秋山幸二 /うちかわ内川聖一 /メツセンシヤアR・メッセンジャー 福岡ヤフオク!ドーム
66 2015年 パ-ソフトバンク 連続/02年連続 07回目 4 1   セ-ヤクルト くどう/工藤公康 /イ李大浩 /やまだ山田哲人 神宮球場
67 2016年 パ-日本ハム ぶり/10年ぶり 03回目 4 2   セ-広島 くりやま/栗山英樹 レアアト/B・レアード エルトレツト/B・エルドレッド マツダスタジアム
68 2017年 パ-ソフトバンク ぶり/2年ぶり 08回目 4 2 セ-DeNA くどう/工藤公康 サフアテ/D・サファテ みやざき/宮崎敏郎 福岡ヤフオク!ドーム
  • 本拠地で優勝した回よりも、敵地で優勝した回のほうがやや多い。
  • 原則として最高殊勲選手(MVP)は優勝球団から、敢闘賞は敗退球団から表彰するが、例外として1956年の敢闘賞は優勝した西鉄から選出された。
  • 2017年終了時点で、前身球団も含め日本シリーズではまだ実現していない対戦カードは、中日vsオリックス、阪神vsオリックス、広島vsソフトバンク、広島vsロッテ、DeNAvs日本ハム、DeNAvsオリックス、ヤクルトvs日本ハム、ヤクルトvsロッテ、楽天vs巨人以外のセ・リーグ5球団の13通りである。

通算記録

参照: 日本シリーズにおける各種記録

ギャラリー

テレビ放送

地上波系列の全国放送

2010年までは基本的にホームゲームの球団が推薦した放送局と直接交渉し、その放送局の属するネットワークにより全国生中継された(通常レギュラーシーズンの放送を頻繁に行う局が推薦され、生放送される)。しかし2010年の日本シリーズで地上波全国中継が実施されない試合が3試合あったことを受けて、2011年は進出球団が放送局を推薦したうえで、テレビ中継協賛スポンサーの広告代理店にその放送局への中継交渉を行う方式をとった[5](それでも、通常レギュラーシーズンの放送を頻繁に行う局が優先的に推薦されることに変わりはない)。これ以降の中継では放送局の番組編成の都合から、試合開始時間が繰り上がる事例が発生している(2011年の第1戦、2016年の第5戦)。

  • セントラル・リーグの一部の球団では、読売ジャイアンツ(日本テレビ)、中日ドラゴンズ(CBCテレビ、東海テレビ、テレビ愛知、三重テレビ)、東京ヤクルトスワローズ(フジテレビ)、横浜DeNAベイスターズ(TBS)、といったように特定の放送局に本拠地主催試合の放映権が与えられている。これらの球団が日本シリーズに出場した場合、レギュラーシーズン同様に放映権もこれらの放送局の属するネットワークの系列局が必ず推薦される。特に前2者の球団の場合は新聞社系列故に系列外局に対する締め出しが非常に強く、放映権が与えられていない放送局には日本シリーズの放映権も推薦させないほどの徹底ぶりである。
  • 阪神タイガース広島東洋カープについては各局に放映権がほぼ均等に分配されているが、阪神タイガースの場合はABCに水曜日と日曜日の試合の放映権を優先させており、阪神タイガースが日本シリーズに出場した場合の放映権もそれを踏襲している。従って、セ・リーグ球団の開催試合においては、テレビ朝日・ANNネットワークの系列局が推薦されるのは、阪神タイガースが日本シリーズに出場した場合の水曜日と日曜日の試合、広島東洋カープが出場した場合、東京ヤクルトスワローズが出場し、かつフジテレビが独占しなかった場合の本拠地開催の一部の試合にほぼ限定される。
  • 千葉ロッテマリーンズなどパシフィック・リーグの一部の球団が進出した場合、テレビ東京TXNネットワークの系列局が推薦される場合があり、その場合は系列局が少ないため地上波で生中継を見られる地域は他系列に比べ大幅に少なくなる(セ・リーグ側はこれまで中日ドラゴンズが進出した場合のみに放送権を得ている)。そのため、衛星放送NHK BS1(以前はBShiも)での放送で補完することになる(テレビ東京系列のBSジャパンでの放送は現状未実施)。
  • 1970年と1974年は日中の開催で、一部の局ではローカルセールスの時間帯であったことから、特に東京12チャンネルとの結びつきが強い地方局への番組販売(中京圏は本来なら日経資本の中京テレビで中継されるものだったが、UHFの視聴世帯がまだ少なかったため、名古屋テレビで中継。近畿地方は1970年の第3戦と1974年の第5戦は当時クロスネット局の関係にあった毎日放送(MBS)で、1970年の第4戦は当時から東京12チャンネルの準キー局扱いであった近畿放送サンテレビで中継)にて同時放送が行われた。
  • しかし、ナイトゲーム開催以後の6回(試合自体がなかった回は除く 以下同文)の中継は系列局の編成の都合から生放送はTXN系列5局と中京・近畿の独立県域局を視聴できる地域に限られており、2003年は地方局には90分に編集した録画中継版を販売して当日深夜(翌日未明)に放送した局もあったが、2005年以降はそれも行われず、系列のない大多数の県ではTXNの実況を見られない状態となっている(BSジャパン・TX系列のCS(AT-X日経CNBC)でも中継されていないため)[注 11]。また系列局はあっても中継局がないなどの理由で視聴できない地域や(特にテレビ北海道)、ケーブルテレビ区域外再放送でも視聴できない地域があることから(技術の問題、地元系列局の反対等)、「全域で放送できなければ放送権を取るな!」という苦情もある。特に2003年や2007年のように、中継権を得た試合が優勝決定戦になるとその傾向が強まる。
  • 1999年・ダイエー対中日も一度第7試合をテレビ東京系列(制作・TXN九州)で放送することが決まっていたが、系列局が少ないのと、衛星放送の普及が進んでいない(デジタル放送の開局は2000年12月1日)という理由でANN九州朝日放送)に移譲したことがあった。しかし、ダイエーが4勝1敗で優勝し、第7戦そのものが開催されなかった。
  • また、1998年に日本ハム[注 12]2001年にダイエーがそれぞれ進出した場合、1998年は第4戦、2001年は第7戦の放送が検討されていたが、優勝を逃したため実現に至らなかった。
  • なおANN(NET→ANB→EX)系は1970年代後半のUHF局開局以後1990年代平成新局の開局ラッシュ時まで、基幹都市から段階を追い、最終的に基幹都市以外の地方系列を増やしているが、系列局が少なかった時代はその推薦をなかなか受けられなかったため中継ができた試合は限られた。特に南海ホークスと結びつきの強いMBSが1975年3月30日腸捻転ネットチェンジが解消するまではANN(NET)の系列だったことからMBS発の南海戦の日本シリーズの放送は1959年の対巨人戦の第1・2戦[注 13]、南海戦以外では1962年・阪神対東映の第1・6・7試合の3試合のみで、合計5試合に留まった[注 14]
  • また、NHKでも1991年までは主に最速で優勝が決まる第4試合を中心に(例外あり)NHK総合テレビで生中継されていたが、衛星放送の普及による番組編成の見直しから地上波での放送は91年以降行われていない。独占放送は前述・1974年の中日対ロッテ第6戦(ロッテが優勝を決めた試合)を最後に途絶えている。

県域独立局

  • 1985年・阪神対西武の第3・5試合がサンテレビ兵庫県ローカル)で放送された。独立県域局ではネット受け以外で史上初の放送権となったが、この時は第3戦が朝日放送、第5戦はよみうりテレビとの並列放送だったので、独占放送ではなかった。なおこの後2003年・阪神対ダイエー2005年・阪神対ロッテの2回はサンテレビが主管試合の放映権を得ることはなかったが、兵庫県内ではTXN系のテレビ大阪テレビせとうち[注 15]が受信できない地域への配慮としてテレビ東京製作のそれぞれパ・リーグ側主管試合(2003年第7試合、2005年第2試合)をネットしている。
  • 2010年は第1・2・5試合は全国で地上波の中継が行われなかった。中部日本放送(CBC)が系列局であるTBS系列に優先権があったが、時間帯が『世界バレー』中継と重なったことからTBSは放送権を獲得しなかった。但し、第1戦はナゴヤドームがある愛知県ローカル局のテレビ愛知[注 16]、第2戦は中京広域圏の東海テレビで、第5戦は千葉マリンスタジアムがある千葉県ローカル局の千葉テレビでは放送された。前述・阪神対西武の試合が広域放送(準キー局)との並列だったが、この試合の地上波放送は千葉テレビだけであるため、当初は史上初の「県域独立局独占中継」となる可能性があった。その後、第5戦の中継に関しては、11月3日にCBCが急遽自社制作を実施し東海地方ローカルでの放送を受け持つことになり、千葉テレビ制作の中継が三重テレビにも同時ネットされることとなった[6]が、それでも関東地方では千葉テレビだけでの放送であり、キー局を含め「関東地方テレビ局独占中継」の形となった。

衛星放送

系列局ごとによって対応が異なる。プロ野球中継放送実績の無い放送局は原則として省略する。

CS放送

日本テレビ系列

テレビ朝日系列

TBS系列

  • TBSチャンネル2で地上波と同じ内容で完全録画中継。2013年までは編成の特殊性の関係で放送実績がなかった。(なお、2013年まではTBSニュースバードで同趣旨を行っていた<過去中日・ソフトバンク主催試合で実績あり。但し2011年の一部の試合は地上波での放送は実況を差し替えてあった>が、ニュースバードでの放送は同年度[注 20]をもって終了となっている)。なお、同じJNN系列の毎日放送(MBS)傘下のGAORAでは放送実績なし。

テレビ東京系列

  • CSでの放送実績なし(直轄の日経CNBCAT-Xはそれぞれ編成の特殊性の関係上、放送できない。)。

フジテレビ系列

その他 2010年は地上波全国放送が行われない試合があったため、J SPORTSで第1・2・5試合を自主制作(うち、第1戦はテレビ愛知の映像提供を受けて)で放送した。

FOX SPORTS ジャパンは放送実績なし。

BS放送

NHK

  • NHK-BSでは1998年・2002年を除いて放送実績がある。特に地上波でテレビ東京系の中継を行う場合は未放送地域へのカバーとして必ず行われる。2009年以降、BSではNHK BS1のみでの放送となり、他BS局では2012年のBS日テレでの録画ダイジェストを除いて放送されなくなった[注 21]
    • BS1 1989年 - 1993年(全試合中継録画)、1994年(第4・6戦。第1・2・3・5戦は中継録画)、1995年(第4戦)、1996年(第3戦)、1997年(第4戦)、1999年(第1・2戦)、2000年(第4・5戦)、2007年(第2・5戦)、2009年(第1・2・3・6戦)、2010年(第1・2・3・4・5戦)、2011年(第2・5・6・7戦)、2012年(第2・3・4戦)、2013年(第2・3・6・7戦)、2014年(第2・3・4・5戦)、2015年(第1・2・3戦)
    • BShi 2008年(第1・6・7戦)
    • BS1・BShi同時放送 2001年(第2戦)、2003年(第1・2・4・5・7戦)、2004年(第2・7戦)、2005年(第2戦)、2006年(第2・4戦)

日本テレビ系列

  • BS日テレでの放送実績なし(ただし2003年(第2戦、第5戦)、2012年(第1戦、第6戦)、2013年(第4戦、第5戦)は1時間のダイジェスト版として放送)。

テレビ朝日系列

  • BS朝日で2001年(第1・4戦。後者録画)、2002年(第3戦)、2003年(第3・6戦。後者録画)は完全中継で、また2006年(第3・5戦)、2007年(第1戦)、2008年(第2-5戦)はそれぞれ1時間のダイジェスト版を放送した。

TBS系列

  • BS-TBSで2002年(第4戦)、2004年(第5戦)の放送実績がある。

テレビ東京系列

フジテレビ系列

  • BSフジで2001年(第3・5戦)、2004年(第6戦)の放送実績がある。

その他 BS11TwellVFOXスポーツ&エンターテイメント・J SPORTS[注 22]での放送実績なし。

ラジオ放送

日本シリーズはNPB主催のため、レギュラーシーズンの放送権の有無に関わらず平等に中継することができる。2012年現在はJRN系列における東京ヤクルトスワローズのホームゲームが該当する。放送権は原則としてシリーズ全試合が対象。

NHKラジオ第1放送TBSラジオ文化放送ニッポン放送は毎年生中継を実施、そのうちニッポン放送は開催球場問わず全試合自社制作となる。

なお、シリーズ期間中はナイターオフ編成のため、レギュラーシーズンとネットワーク編成が異なる上、ネット受けの放送を行わない局も出てくる。また、地元球団がある局では当該球団が出場した場合のみ放送する局もある。

ラジオ大阪は2006年以降、放送は行っていない[注 23]RFラジオ日本は2013年以降読売ジャイアンツのホームゲームのみ放送[注 24]。また、2017年を以ってTBSラジオがプロ野球中継から撤退したため、レギュラーシーズンでは文化放送・ニッポン放送がJRN系列局への裏送り放送を実施しているが、日本シリーズの対応については現時点では不明。

FMについては、埼玉西武ライオンズが進出した場合のみ、NACK5で放送する。

脚注

注釈

  1. 変更当初は、アジアシリーズの日程が迫っていた事が移動日を省く理由とされていたが、同シリーズが開催されなくなった以降の年も、引き続き継続されている。
  2. 場合によっては、第1戦・第2戦で中止試合が発生した場合は第2戦と第3戦の間の移動日・休養日は設けない場合もある。→#変則的な開催日程
  3. 具体例として、2016年の日本シリーズでは広島対日本ハムとなり、広島・札幌間の当日移動が不可能であるため、移動日を含めすべて1日順延とするとしている。[1]
  4. 1994年はデーゲーム・ナイトゲーム併用のため、デーゲームの場合は18回まで(以後デーゲームでの開催は2011年第1戦まで実施されなかった)。
  5. 2014年は当初開催予定が、日米野球韓国野球リーグ仁川アジア大会の関係で中断し11月まで日程が組まれるなどの都合や、開催国・台湾の諸般事情により非開催となった
  6. 2011年と2013年は中国が辞退。
  7. オーストラリアは2011年から参加。
  8. ヨーロッパは2013年から参加。
  9. 1973年の年間勝率で首位は阪急・2位はロッテであり、それ以外の年間勝率首位は1975年は近鉄・1979年は阪急・1982年は日本ハムである。
  10. パ・リーグ所属球団の日本一連覇も、成し遂げたのは西武(西鉄)とオリックス(阪急)、ソフトバンクの3球団だけである。
  11. もっとも、これはテレビ東京系列に限らない。2005年の場合非開催分も含め3試合分をテレビ朝日系列が獲得し(第1・3・6試合)、一方でBS朝日による中継もなかったため、テレビ朝日系列のない県では第1・3戦が見られないという事態が生じた。
  12. 日本ハムについてはこれまでテレビ朝日(ANN)系がほぼ独占的に放送(1981年の日本ハム主管3試合はテレ朝独占)していたが、1990年代中盤以後は主に週末のデーゲームを中心にした試合放送が強化されたことを受けて推薦されることが検討されたためである。
  13. 読売テレビ、日本テレビ、NETとの4社共同制作・同時放送。そのうち第1戦がMBS主導、第2戦はYTV主導での制作だった。なお後楽園に移ってからの第3・4戦もこの形態だったが日本テレビ主導での放送であった
  14. またMBSは先に述べた1970年・ロッテ対巨人第3戦と1974年・ロッテ対中日第5戦の2試合において東京12チャンネルとのネット受けによる中継を行った。
  15. いずれも府県域放送であり、兵庫県に中継局が設置できないため(ケーブルテレビ局の再配信はある)
  16. 放送時間は18:30 - 20:56。ただし、最大21:00まで延長あり。同じTXNネット局のテレビ大阪にもネットされた(19:00 - 20:54。「土曜スペシャル」を差し替えて放送。延長なし)。なおテレビ愛知では、「出没!アド街ック天国」放送中も、試合終了まで2画面放送を行っていた。
  17. 系列の広島テレビが日本テレビと共同で第6戦の放送権を得たため
  18. 2014年は第7戦に持ち越された場合に、地上波で放送されることになっていたが、日テレジータス・日テレプラスでの放送については未定となっていた(第5戦で終了したため放送もなし)。また2014年をもって野球中継が終了の為、放送は終了となった。
  19. なお、2014年第1回戦はスカイ・エーにて放送
  20. 実際は2014年5月までTBSチャンネル・ニュースバード並列で放送
  21. 一部試合はNHKワールド・プレミアムでも海外向けに同時放送された実績もある。
  22. 2010年にJ SPORTSで放送した当時BS放送は開始されていなかった。
  23. 2008年以降、プロ野球レギュラーシーズンの放送も行われていない。
  24. 2012年も出場したが放送はなかった。

出典

  1. SMBC日本シリーズ2016・NPB公式サイトの開催概要より
  2. 巨人過去最高1億円余り 日本シリーズ分配金(47NEWS、2009年11月11日)
  3. 2015SMBC日本シリーズ開催概要より抜粋
  4. 2015・2017年の福岡ソフトバンクホークス。
  5. 日本シリーズ、今年は全試合を地上波で全国中継 産経新聞(2011年11月9日、2011年11月14日閲覧)
  6. 「日本S第五戦をCBCが中継へ」(小見出しで「三重テレビも」と記載あり) 2010年11月3日付中日新聞朝刊。

関連項目

外部リンク

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