板倉町
提供: miniwiki
2018/7/2/ (月) 11:14時点におけるja>電波銀座万歳による版
板倉町(いたくらまち)は、群馬県邑楽郡の町で、群馬県南東部最東端に位置する。館林都市圏。2016年6月、館林市との法定合併協議会が設置された。
キュウリの生産が盛んで、生産高は全国トップクラスである。
Contents
地理
「鶴舞う形」と形容される群馬県のくちばしの部分を占める。平坦地、北緯36度13分、東経139度36分に位置し、群馬・栃木・埼玉・茨城の4県の県境地域にあたる。南境には日本最大の流域面積である利根川が、北境には渡良瀬川が流れ、この2大河川は町の東南の茨城県古河市で合流し、町の中央やや南側に谷田川が流れている。新大田付近はかつて板倉沼があったが、埋め立てられ板倉川が整備された。年間平均気温は15度と温暖な地域であり、年間平均降水量は1,200mmである。
総面積4,184haのうち約55%の2,302haを農地が占め、市街化区域面積は町域全体の9% (395ha) であり、広大な農地が保全されている。
隣接している自治体
方言
- 古来より栃木県や茨城県と文化的な結びつきが強く、町内では東部、北部を中心に東関東方言を用いる。
歴史
沿革
- 1889年4月1日 - 町村制施行に伴い、邑楽郡に西谷田村・海老瀬村・大箇野村・伊奈良村が成立。
- 1947年 - カスリーン台風の被害を受ける。
- 1951年 - 群馬県立館林高等学校板倉分校が開校。
- 1955年2月1日 - 西谷田村・海老瀬村・大箇野村・伊奈良村が合併し、板倉町が発足。
- 1958年 - 板倉町役場庁舎が完成。
- 1960年 - 有線放送開始。
- 1964年 - 板倉町農業協同組合設立。
- 1965年 - 東・西中学校が合併し、板倉中学校が開校。
- 1968年 - 群馬県立館林高等学校板倉分校が群馬県立板倉高等学校となる。
- 1970年 - 板倉中学校と南・北中学校が合併し、現在の板倉中学校が開校。館林地区消防組合板倉分署が完成。
- 1978年 - 中央公民館が完成。
- 1980年 - 板倉工業団地が完成。
- 1981年 - 南部公民館が完成。
- 1983年 - 海洋センターが完成。
- 1984年 - 保健センターが完成。板倉ゴルフ場が開場。
- 1985年 - 北部公民館が完成。
- 1986年 - 群馬の水郷が完成。
- 1989年 - 東部公民館、老人福祉センターが完成。
- 1990年 - オフトーク放送開始。
- 1996年 - 町の歌「光と水と緑と」が制定される。
- 1997年 - 東武日光線板倉東洋大前駅が開業。東洋大学板倉キャンパスが開校。
人口
板倉町(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
行政
- 町長:栗原実(2008年11月17日就任、3期目)
教育
小学校
中学校
高等学校
大学
公共施設
- 中央公民館
- 南部公民館
- 東部公民館
- 南部公民館
- 北部公民館
- 文化財資料館
- 児童館
- 板倉海洋センター
- 健康の郷季楽里(きらり)
- 保健センター
- わたらせ自然館
- 資源化センター
消防
- 館林地区消防組合
- 板倉消防署
警察
- 館林警察署(館林市)の管轄
- 朝日野交番
- 板倉駐在所
- 西岡駐在所
広域行政
- 東毛広域市町村圏振興整備組合 : 太田市・館林市・明和町・千代田町・大泉町・邑楽町とともに構成市町内における広域市町村圏計画の策定及び事業の実施についての連絡調整と、東毛林間学校の運営を行なっている。
- 館林地区消防組合 : 館林市・明和町・千代田町・邑楽町とともに、消防の運営を行なっている。
- 邑楽館林医療事務組合 : 館林市・明和町・千代田町・大泉町・邑楽町とともに館林厚生病院の運営を行なっている。
- 館林衛生施設組合 : 館林市・明和町・千代田町とともに、し尿処理及びごみ処理施設の整備(千代田町を除く)を行なっている。
経済
- 企業
- 味の素物流館林物流センター
- オールユニール館林インター物流センター
- 株式会社加藤電気工業所板倉工場
- 株式会社CKP板倉工場
- 第一石鹸株式会社
- 日本パイプシステム株式会社
- 長谷川香料株式会社板倉工場
- ハマキョウレックス北関東センター
- 久光製薬東京物流センター
- 富士食品工業株式会社
- スーパー
- フレッセイ板倉店
- 農産物直売所
- 健康の郷季楽里
交通
鉄道路線
路線バス
- 広域公共路線バス
- 館林・板倉線
- 館林・板倉北線
- 館林・明和・板倉線
全路線とも板倉東洋大前駅から館林駅まで運行されている。
道路
- 国道
- 県道
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 渡良瀬遊水地
- わたらせ自然館
- 板倉滑空場 -グライダー
- 雷電神社
- 高鳥天満宮
- 権現沼貝塚群
- 寺西貝塚
- 頼母子のシダレザクラ
- 揚舟
- 群馬の水郷 揚舟谷田川めぐり
- 水塚
- ナマズの天ぷら
- コスモスまつり(8,000万本のコスモス畑)
- 季楽里
- そば処季楽里
- 農産物直売所
- 群馬の水郷
- 板倉ゴルフ場
- 栃木・群馬・埼玉の三県境
出身有名人
その他
館林市や邑楽郡明和町と同様に、群馬県でありながら東北自動車道沿線にあるため宅配便では隣接県扱いになる例が多い。
関連項目
典拠レコード: