大府市
大府市(おおぶし)は、愛知県西部、知多半島の北端に位置する市。知多半島の市町では阿久比町と共に海に面していない。市南部には健康・医療・福祉・介護関連の機関が集中するウェルネスバレーを擁する。自動車産業が盛んな工業都市。丘陵部では愛知用水を利用した近郊農業が行われる。
Contents
地理
市域の大部分は新第三紀鮮新世に形成されたなだらかな丘陵である。また市の東部を境川が、市のほぼ中央部を鞍流瀬川が流れ、小規模な沖積平野を形成している。
市域の丘陵部は、戦後愛知用水が開通によりその大部分が急激に園芸用地や住宅地へと変貌を遂げたが、市北部の丘陵部などには広大な森林も残されている。また猿投山古窯址群に含まれる、古代から中世にかけてのおよそ100の古窯址がある。
市域の沖積平野の大部分は、江戸時代に行われた衣ヶ浦の干拓によるものである。現在市域は海に面していないが、かつては沖積平野と丘陵部のたもとまで遠浅の海が入りくんでいたと考えられ、大府市が知多地域に分類されるのもこのためである。1959年の伊勢湾台風や2000年の東海豪雨の際には、こうした沖積地の大部分は冠水し、その被害は甚大であった。なお、市内の北崎町内には近崎(ちがさき)という地名が残っているが、これは当時の近崎付近が衣ヶ浦に面した岬であり、辺り一面には茅(ちがや)が生い茂っていたことに由来する。かつて近崎は、亀崎(現半田市内)・鳶ヶ崎(現知多郡南知多町内)と並んで「知多三崎」と称された。現在、沖積平野部の大部分は水田用地で、一部は工業用地や住宅地としても開発が進んでいる。
市域は、北部が名古屋市に、東部が三河地方に接し、南部が知多半島に臨み、古くから交通の要衝として発展してきた。現在では国道155号・366号、県道57号などの主要道が市内を横断し、北部には伊勢湾岸自動車道、国道23号が東西に走り、西部には知多半島道路が南北に走っている。
鞍流瀬川に沿ってJR東海道本線が走り、大府駅からは武豊線を分岐する。
市の玄関口である大府駅東側は、1969年から区画整理を進めて駅前ロータリーや道路を整備し、大型商業施設「オスカ」や1991年に90店あった大府中央通商店街などが買い物客でにぎわっていたが、マイカー社会の進展で郊外型商業施設の立地が進んで客足が減少し、
衰退した[1]。
市街地は大府駅と共和駅を中心に発展している[2]。
山地
- 主な山
- 井田山
- 上の山
- ガンジ山
- 観音寺山(市最高峰、74.5m)
- 狐山
- 木の山
- 座頭泣かせ山
- 高根山
- 遠山
- 長根山
- 名高山
- 羽根山
- 柊山
- 横根山
河川
池
丘陵部には溜池が多く、近年は公園としての整備も進んでいる。なお、ここでは上池と下池を合わせて表記する。
- 主な池
地域
町名 | 読み方 | 発足日 | 備考 |
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朝日町 | あさひちょう | 1986年2月10日 (大府町の一部より成立) |
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馬池町 | うまいけちょう | 1995年9月30日 (吉田町などの一部より成立) |
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江端町 | えばたちょう | 1991年12月14日 (大府町の一部より成立) |
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追分町 | おいわけちょう | 1978年12月11日 (共和町の一部より成立) |
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大府町 | おおぶまち | 1970年9月1日 (市制施行と同時に成立) |
大府町時代は大字大府。 |
梶田町 | かじたちょう | 1980年2月12日 (共和町・長根町の各一部より成立) |
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神田町 | かんだちょう | 1999年9月25日 (北崎町などの一部より成立) |
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北崎町 | きたさきちょう | 1999年9月25日 (北崎町の一部より成立) |
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北崎町 | きたさきまち | 1970年9月1日 (市制施行と同時に成立) |
大府町時代は大字北崎。 |
北山町 | きたやまちょう | 1987年2月11日 (共和町・長根町の各一部より成立) |
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共栄町 | きょうえいちょう | 1977年2月14日 (共和町の一部より成立) |
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共西町 | きょうせいちょう | 1988年2月15日 (共和町・長草町の各一部より成立) |
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共和町 | きょうわちょう | 1975年4月1日 (共和町の一部より成立) |
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共和町 | きょうわまち | 1970年9月1日 (市制施行と同時に成立) |
大府町時代は大字共和。 |
米田町 | こめだちょう | 1994年10月30日 (吉田町の一部より成立) |
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桜木町 | さくらぎちょう | 1994年1月22日 (吉田町の一部より成立) |
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高丘町 | たかおかちょう | 1994年10月8日 (吉田町の一部より成立) |
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大東町 | だいとうちょう | 1993年1月23日 (大府町などの一部より成立) |
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中央町 | ちゅうおうちょう | 1982年2月1日 (大府町の一部より成立) |
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月見町 | つきみちょう | 1990年1月22日 (大府町などの一部より成立) |
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東新町 | とうしんちょう | 1978年2月13日 (共和町の一部より成立) |
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長草町 | ながくさまち | 1970年9月1日 (市制施行と同時に成立) |
大府町時代は大字長草。 |
長根町 | ながねちょう | 1989年1月30日 (大府町・共和町などの一部より成立) |
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半月町 | はんつきちょう | 2002年9月28日 (吉田町・森岡町などの一部より成立) |
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柊山町 | ひいらぎやまちょう | 2007年11月10日 (長草町などの一部より成立) |
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一屋町 | ひとつやちょう | 2011年10月8日 (共和町・大府町・森岡町・桃山町・追分町の各一部より成立) |
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宮内町 | みやうちちょう | 1997年9月27日 (吉田町の一部より成立) |
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明成町 | めいせいちょう | 1992年1月27日 (長草町・共和町などの一部より成立) |
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桃山町 | ももやまちょう | 1973年8月11日 (大府町・共和町の各一部より成立) |
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森岡町 | もりおかちょう | 2002年9月28日 (森岡町などの一部より成立) |
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森岡町 | もりおかまち | 1970年9月1日 (市制施行と同時に成立) |
大府町時代は大字森岡。 |
横根町 | よこねまち | 1970年9月1日 (市制施行と同時に成立) |
大府町時代は大字横根。 |
吉川町 | よしかわちょう | 1995年9月30日 (吉田町の一部より成立) |
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吉田町 | よしだちょう | 1997年9月27日 (吉田町の一部より成立) |
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吉田町 | よしだまち | 1970年9月1日 (市制施行と同時に成立) |
大府町時代は大字吉田。 |
若草町 | わかくさちょう | 1991年1月14日 (大府町などの一部より成立) |
人口
2015年度国勢調査によれば、総人口は89,157人であった。昼間人口89,828人で、昼夜間人口比率は100.8%となっている。
大府市(に相当する地域)の人口の推移 | |
総務省統計局 国勢調査より |
隣接している自治体・行政区
歴史
原始
現在の市域の大部分は、かつて衣ヶ浦と呼ばれた遠浅の海の一部であり、魚介類が豊富であったことなどから先史時代より人々が集住していた。市域最古の遺跡とされるのが旧石器時代の共栄遺跡(共栄町)であり、石鏃などの打製石器や剥片石器が出土している。
縄文時代になると、衣ヶ浦沿岸の丘陵部には桟敷貝塚(朝日町)をはじめとする多くの貝塚がつくられた。
弥生時代以降の遺跡としては子安神社遺跡(共和町)が最も規模が大きく、弥生土器や土師器などが出土した[3]。
古代
古墳時代になるとこの地方にも大和政権の支配が及び、尾張国造の支配域である尾張国の一部となり、衣ヶ浦を挟んで隣国の三河国と接した。さらに8世紀以降は知多郡に編入された。当時の遺跡としては高山古墳(中央町)が確認されているが、古墳の規模などの詳細は不明である。
飛鳥時代から奈良時代の遺跡としては惣作遺跡(横根町)がある。この遺跡からは多数の製塩土器が出土し、製塩が行われていたと推測される。また 729年(天平元年)には、行基が円通寺(共和町)を創建したと伝えられる。
平安時代になると、市域には尾張国衙領や熱田社の荘園が存在した。また窯業生産も盛んであったようで、市域にある羽根山古窯群(横根町)をはじめとする古代から中世にかけてのおよそ100の古窯址群は、猿投山古窯址群に含まれる。の特に吉田第1号窯・吉田第2号窯(ともに吉田町)で生産された瓦が鳥羽上皇の宮殿に用いられたことが分かっている。その他市内には、814年(弘仁5年)に弘法大師が三河国から衣ヶ浦を渡って尾張国に上陸した際に宿泊したと伝えられるおしも井戸(朝日町)という場所がある。
中世
鎌倉時代になると尾張の国にも幕府の支配が及び、小野氏・中条氏・名越氏などの北条氏一門が守護に任じられて各荘園にも地頭も設置された。現在の長草天神社(長草町)付近には、この地の地頭藤田民部の長草城があった。
なお、市内の芦沢の井(吉田町)は、1185年(元暦2年)壇ノ浦の戦いで敗れた平家の武将平景清が居住した地と伝えられている。
室町時代になると知多郡は三河国守護一色氏の支配下に入った。そして15世紀後半に水野貞守が緒川城を築城すると、市域は水野氏の支配下に入った。1467年(応仁元年)に応仁の乱が起こると、尾張守護代であった織田信長が守護の斯波氏を退けて実権を握り、水野氏との衝突が起こったが、後に両者は和睦し、知多半島北部は水野氏の支配下にとどまった。なお延命寺(大東町)には水野氏に関連する書類等が保管されている。また永禄年間には駿河の今川義元の勢力が尾張国にも及び、1558年(永禄元年)から1561年(永禄4年)にかけて織田信長と今川義元、そして水野信元と松平元康(後の徳川家康)が市内を流れる石ヶ瀬川を挟んで衝突した(石ヶ瀬川の戦い)。そして1560年(永禄3年)に桶狭間の戦いで今川義元が敗れると、織田・水野氏は松平元康と和睦し、尾張国は統一された。なお、当時市域には追分城や横根城が築城され、現在は首塚などが遺っている。
また中央の公家七津大夫(ななつたゆう)(滝本中納言)が応仁の乱の戦火をさけて大清水(桃山町)付近に移住し、村を「大夫」と名付けたとされ、現在の市名の由来とも伝えられている。
その他、室町時代の遺跡としては吉加波入道によって1397年(応永4年)築城された吉川城址(吉川町)や15世紀末に築城された丸根城址(共栄町)があるが、遺構などは遺されていない[4]。
近世
江戸時代、市域は尾張藩の支配に属した。1608年(慶長13年)には幕府による全国的な検地が実施され、市域では半月村・横根村・吉川村の検地帳が現存している。またこの頃になると衣ヶ浦は境川や逢妻川の堆積によって埋め立てられ、新田開発の一環として大規模な干拓が行われた。また両河川が天井川になり排水が困難になったことから、新たに五ヶ村川が開削された。こうして衣ヶ浦は大幅に縮小され、現在とほぼ等しい河川の流路が形成された。また丘陵部でもため池が盛んに建設された。
1782年(天明2年)に鳴海陣屋(現 名古屋市緑区)が設置されると、市域の農民はこの配下に入り、農民は年貢などを納めた。特に東海道の鳴海宿に近接した村は、助郷役なども課された。当時から市域では人の往来が盛んであり、東浦街道などの街道も整備され、道しるべの石柱なども現存している。また、隣りの刈谷藩とも交流があった[5]。
近現代
明治維新後、尾張藩は名古屋藩になり、鳴海陣屋は廃止された。さらに明治4年の廃藩置県によって名古屋藩から名古屋県となり、知多郡はここに編入された。しかし三河の10県が統一して額田県になると、知多郡はそちらに繰り入れられた。明治5年に両県は合併し愛知県となった。
明治22年以降市域の諸村が合併して「大府村」となった。初代村長には鈴置善平が就任した。
明治19年には武豊線が開通し、翌年には大府駅が営業を開始した。さらに翌年には東海道本線が開通し、大府は東海道本線と武豊線の分岐点として、交通の要衝となった。
大正4年には町制を施行して「大府町」となった。初代町長には深谷甲太郎が就任した。
第二次世界大戦期には、現在の豊田自動織機長草工場付近に三菱航空機知多工場があり、陸軍の四式重爆撃機「飛龍」を生産した。その工場の北西には出荷用の飛行場が建設され、国鉄大府駅との間には専用鉄道が敷設されていた。三菱は当時の大府町と隣接の上野町にまたがる丘陵地帯に、およそ570万坪の土地を取得した。知多丘陵地の山を削り、谷を埋める30か月にわたる大工事の末、1944年4月に長さ1,300mの滑走路に総組立工場と整備工場が付属した三菱航空機知多工場が完成した。さらに、1944年12月より、上野町大字富木島に航空本部の飛行場拡張工事が実施され、近隣集落から多くの勤労奉仕者が出た。
市域は大きな空襲を免れて終戦を迎えた。その後大府飛行場の一部は農業開拓者の農場に転換され、残り6万坪も旧大府町のあっせんにより、1952年2月豊田自動織機製作所が買い受けた。
戦後愛知用水が開削されると、市域の丘陵部では園芸が盛んになり、名古屋市に生鮮野菜を供給する近郊農業の一大拠点へと変貌した。さらに工業の面でも豊田自動織機や住友重機械工業をはじめとする大企業や中小企業の誘致が推進され、高度経済成長期を経て中京工業地帯の一翼を担う工業都市へと成長を遂げた。
その一方で宅地造成も積極的に推進され、昭和45年に市制施行した。また、昭和49年施行の第1次総合計画により「健康都市」が市の都市目標として定められ、さらに昭和61年に「健康都市宣言」をし、平成18年には健康都市連合に加盟した。現在は東浦町と共同でウェルネスバレー構想を掲げ、医療サービスやスポーツなど健康関連諸分野の充実化を推進している。[6]
年表(明治以降)
- 1906年(明治39年)5月1日 - 知多郡大府村、吉田村、共和村、北崎村、横根村、長草村と森岡村の一部が合併し、大府村が発足、現在の市域となる。
- 1915年(大正4年)11月1日 - 町制施行、大府町となる。
- 1970年(昭和45年)9月1日 - 市制施行。大府市となり、愛知県下24番目の市として誕生。
- 1993年(平成5年)11月20日 - ポート・フィリップ市(オーストラリア・ビクトリア州)と姉妹都市提携締結。
- 2006年(平成18年)6月5日 - WHO健康都市連合日本支部に加盟。
- 2006年(平成18年)7月 - WHO健康都市連合西太平洋地域に加盟。
- 2006年(平成18年)8月26日 - 滋賀県長浜市と災害時相互応援協定を締結。
- 2008年(平成20年)2月1日 - 岩手県遠野市と災害時相互応援協定を締結。
- 2008年(平成20年)10月1日 - レジ袋の有料化を実施。
- 2010年(平成22年)10月1日 - 岩手県遠野市と友好都市提携を締結。
- 2014年(平成26年)2月19日 - 富山県小矢部市と災害時相互応援協定を締結。
郡 | 明治22年以前 | 明治22年10月1日 | 明治22年 - 明治45年 | 大正元年 - 大正15年 | 昭和元年 - 現在 | |||
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知 多 郡 |
追分村 | 共和村 (桶狭間を除く) |
共和村 | 共和村 | 共和村 (桶狭間を除く) |
明治39年5月1日 合併 大府村 |
大正4年11月1日 町制 大府町 |
昭和45年9月1日 市制 大府市 |
横根追分村 | ||||||||
追分新田 | ||||||||
木之山村 | ||||||||
八ツ屋新田 | ||||||||
又右衛門新田 | ||||||||
伊右衛門新田 | ||||||||
長草村 | 長草村 | 長草村 | 長草村 | |||||
横根村 | 横根村 | 横根村 | ||||||
大府村 | 大府村 | 大府村 | 大府村 | |||||
広恵新田 | ||||||||
北尾村 | 北崎村 | 北崎村 | 北崎村 | |||||
近崎村 | ||||||||
吉川村 | 吉田村 | 吉田村 | 吉田村 | |||||
半月村 | ||||||||
猪伏村 | 森岡村(一部) | 森岡村(一部) | 森岡村(一部) |
行政
- 市長:岡村秀人(2016年4月13日就任、1期目)
- 歴代首長一覧
- 大府村時代
- 大府町時代
- 大府市時代
- 行政体系
- 企画政策部
- 秘書広報課
- 企画政策課
- 財政課
- 総務部
- 総務課
- 税務課
- 契約検査課
- 市民課
- 市民協働部
- 協働促進課
- 生活安全課
- 環境課
- 福祉こども部
- 福祉課
- 児童課
- 健康文化部
- 健康推進課
- 保健医療課
- 文化スポーツ課
- 建設部
- 都市計画課
- 土木課
- 維持管理課
- 建築住宅課
- 企画政策部
- 産業振興部
- 農政課
- 商工労政課
- 水道部
- 水道課
- 下水道課
- 会計管理者
- 会計課
- 教育委員会
- 学校教育課
- 生涯学習課
- 農業委員会事務局
- 監査委員事務局
- 議会事務局
- 議事課
- 議会事務局
- 議会事務局
- 消防本部
- 庶務課
- 予防課
- 消防署
- 産業振興部
- 財政
- 行政機関
- 共長出張所
- 大府分団
- 横根分団
- 北崎分団
- 共和分団
- 長草分団
- 吉田分団
- 森岡分団
- 共和交番
- 神田交番
- 吉田交番
現在、大府市と東浦町を管轄とする新たな警察署の誘致に向け、愛知県に陳情がなされている[広報 2]。
- 広域行政
- 広域連合
- 知多北部広域連合(介護保険事業の運営)
- 一部事務組合
- 東部知多衛生組合(クリーンセンター、温水プール、浄化センターの運営)
- 知北平和公園組合(知北平和公園の運営)
- 知多地区農業共済事務組合(農業共済事業の共同処理)
- 市民憲章
1971年9月1日に制定された市民憲章は、以下のとおりである。
わたくしたち大府市民は、限りない市の発展に願いをこめて市民憲章を定めます。
- 1. 自然を愛し美しい郷土をつくりましょう。
- 1. 教養を深め豊かな心を育てましょう。
- 1. 健康でしあわせな家庭をつくりましょう。
- 1. 仕事に誇りをもちりっぱな社会人になりましょう。
- 1. きまりを守り明るい平和なまちをつくりましょう。
議会
- 大府市議会
- 定数:19人
- 任期:2015年5月1日 - 2019年4月30日
- 議長:早川高光(自民クラブ)
- 副議長:三宅佳典(市民クラブ)
会派名 | 議席数 | 議員名(◎は代表者) |
---|---|---|
自民クラブ | 7 | ◎深谷直史、加古守、鷹羽琴美、早川高光、鈴木隆、山本正和、日高章 |
市民クラブ | 6 | ◎上西正雄、木下久子、守屋孝、大西勝彦、三宅佳典、小山昌子 |
公明党 | 2 | ◎窪地洋、柴﨑智子 |
無会派クラブ | 1 | 森山守 |
無所属クラブ | 1 | 鷹羽登久子 |
日本共産党 | 1 | 久永和枝 |
真志会 | 1 | 酒井真二 |
計 | 19 |
- 愛知県議会
- 選挙区:大府市選挙区
- 定数:1人
- 任期:2015年4月30日 - 2019年4月29日
- 投票日:2015年4月12日
- 投票率:40.72%[7]
候補者名 | 当落 | 年齢 | 党派名 | 新旧別 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|
深谷勝彦 | 当 | 69 | 自由民主党 | 現 | 14,911票 |
久田邦博 | 落 | 31 | 民主党 | 新 | 12,379票 |
- 衆議院
氏名 | 党派名 | 当選回数 | 備考 |
---|---|---|---|
山尾志桜里 | 立憲民主党 | 3 | 選挙区 |
鈴木淳司 | 自由民主党 | 5 | 比例復活 |
施設
警察
- 本部
- 幹部交番
- 大府幹部交番(大府市月見町6丁目)
- 交番
- 共和交番(大府市東新町3丁目)
- 神田交番(大府市横根町)
- 駐在所
- 吉田警察官駐在所(大府市吉田町6丁目)
消防
- 本部
- 消防署
- 大府市消防署(大府市大東町3-202)
- 出張所
- 共長出張所(大府市明成町1-90)
医療
- 独立行政法人国立長寿医療研究センター
- あいち小児保健医療総合センター - 2016年(平成28年)2月1日に東海三県で初の小児専門の救急棟を開所し[8]、愛知県が2016年(平成28年)3月30日に東海三県で初の「小児救命救急センター」に指定[9]
- 特定医療法人 共和会 共和病院
- 順和病院
- 産院いしがせの森
- 広川レディスクリニック
図書館
- 主な図書館
公民館
各公民館は図書室を備えており、大府市中央図書館への図書の返却が可能。その他、ホールや会議室などを備える。
- 大府公民館
- 神田公民館
- 北山公民館
- 共長公民館
- 長草公民館
- 東山公民館
- 森岡公民館
- 横根公民館
- 吉田公民館(農村環境改善センター)
文化施設
- 大府市勤労文化会館 - 1000人収容のもちのきホールや400人収容のくちなしホール、宿泊施設、会議室など
- おおぶ文化交流の杜 - おおぶ文化交流の杜図書館、こもれびホール、音楽スタジオなど
- ミューいしがせ(石ヶ瀬会館) - 図書室を備えており、大府市中央図書館への図書の返却が可能。その他ホール、会議室などを備える。
- 大府市民活動センター(コラビア) - 交流スペース、会議室、団体活動室など
- いきいきプラザ - 会議室、フィットネスルーム、学習スペースなど
生涯学習
- 大府市歴史民俗資料館 - 大倉会館内
- 二ツ池セレトナ - 自然体験学習施設。
- 薬草園 - あいち健康の森公園内
- 大府市野外教育センター(新城市作手)
福祉施設・児童センター
- 大府児童老人福祉センター
- 神田児童老人福祉センター
- 神田児童老人福祉センター北崎分館(神田っ子プラザ)
- 東山児童老人福祉センター
- 共和西児童老人福祉センター
- 吉田児童老人福祉センター
- 石ヶ瀬児童老人福祉センター
- 共長児童センター
- 北山児童センター
- 北山老人憩の家
- 子どもステーション
- 発達支援センターおひさま
- 大府包括支援センター(ふれあいサポートセンタースピカ内)
- 大府包括支援センター東分室(大府市社会福祉協議会内)
スポーツ施設
公園
- あいち健康の森公園 - ウェルネスバレーにある。
- 大池公園 - 建設中
- 大倉公園 - 大正時代に日本陶器合名会社(現・ノリタケカンパニーリミテド)の初代社長大倉和親が建てた別荘跡で、1975年(昭和50年)に貴重な資源を保存するため市が買い取り公園化された[10][11]。2月中旬「大府盆栽展」、4月下旬「大倉公園つつじまつり」
- 大府みどり公園 - 芝生広場、遊具、バーベキュー場など
- 知北平和公園(墓地公園)
- 二ツ池公園 - 噴水や夜間のライトアップがある。
- 桃山公園 - 桜の名所。市のモニュメントである風車がある。
金融・郵便・警備
銀行
信用金庫
- 岡崎信用金庫 大府支店
- 知多信用金庫 大府支店/共和駅前支店
- 半田信用金庫 大府支店/共和支店
- 碧海信用金庫 大府支店/大府中央支店/大府西支店
- 西尾信用金庫 大府共和支店 - 2014年(平成26年)に開設[12]。
農業協同組合
- あいち知多農業協同組合 石ヶ瀬支店/大府支店/神田支店/共和支店/東栄支店/長草支店/吉田支店
証券会社
- 木村証券 大府支店
保険会社
- 第一生命保険株式会社 中京総合支社大府営業オフィス
- 住友生命保険相互会社 愛知中央支社大府支部
- 日本生命保険相互会社 大府営業所
日本郵便
- 大府郵便局
- 大府長草郵便局
- 大府柊山郵便局
- 大府森岡郵便局
- 大府横根郵便局
- 大府吉田郵便局
- 共和郵便局
警備
その他
- 一般社団法人 愛知県食品衛生協会(食品衛生センター内)
- 愛知貨物輸送協同組合
経済
第一次産業
古来より市域では稲作が行われており、丘陵部には農業用のため池が数多く現存する。
戦前まで盛んだった桃などの栽培は、戦中の食料難で強制的に伐採されてイモ畑などになった[13]。
また、戦後愛知用水が開削されると、丘陵部は名古屋市などに生鮮野菜を供給する典型的な近郊農業地帯になり、酪農も行われるようになった。
市内には大府青果卸売市場のほか、ブドウをはじめイチゴや新高梨の直売所が数多く存在する。
- 主な農産物
- 木の山芋(木の山地区で作られる伊勢芋)(収穫量県内1位、大府市ホームページ・市勢要覧のデータより)
- 馬鈴薯(同1位)
- ブドウ(同1位) - 2013年産の市町村別の栽培面積で大府は67.1haで県内1位[13]。
- キャベツ(同3位)
- タマネギ(同3位)
- スイートコーン(同4位)
- 新高梨 - 直径15cm、重さ1kgにもなるジャンボ梨[14]。
- 木の山五寸にんじん - 愛知県選定の「あいちの伝統野菜」の一つ[15]。色が赤く、強い甘みの柔らかい肉質で、青臭くないのが特徴[15]。栽培が難しいため、生産が減少している[15]。
- イチゴ
- 米
- JA産直店舗
- JAあぐりタウン げんきの郷
- グリーンプラザおおぶ「知多の旬菜農場」
- グリーンプラザきょうわ
第二次産業
市では、自動車製造業をはじめ機械・化学・繊維・食品など多様な工業が行われ、多くの中小企業が集積する工業団地も広く整備されている。
平成23年度現在、市の製造品出荷額は7219億4948万円であり、その内の63.1%は輸送用機械器具製造業が占める[統計 1]。
- 市内の主な工業団地など
- 大府市鉄工団地
- 新江工業団地
- 木の山工業区
- 工業専用地域 - 北崎町北東部、朝日町南部
第三次産業
大府駅・共和駅付近の両地域が市内の中心となっている[2][広報 3]。
- 主な商業施設
- 宿泊施設
- アズイン大府(中央町)
- ステーションイン大府(中央町)
- 冨士屋旅館(中央町)
- 共和ステーションホテル(共栄町)
ウェルネスバレー産業
大府市は1987年(昭和62年)に「健康づくり都市宣言」をし、さらに2006年(平成18年)には健康都市連合に加盟し、健康都市づくりを推進している。さら東浦町と共同でウェルネスバレー構想を提唱し、今後はあいち健康の森公園付近に医療関連の企業などの誘致、インフラの整備などが推進される[広報 4]。
- ウェルネスバレー関連機関
- 独立行政法人 国立長寿医療研究センター
- 健康増進・老年病予防センター
- あいち小児保健医療総合センター
- あいち健康の森公園
- あいち健康プラザ(知多郡東浦町)
- 社会福祉法人 仁至会
- 認知症介護研究・研修大府センター
- 介護老人保健施設 ルミナス大府
- 障害者福祉施設 サンサン大府
- 特別養護老人ホーム 愛厚ホーム大府苑
- 協同組合 健康木の住まい ウッドビレッジ
- JAあぐりタウン げんきの郷
- 住宅型有料老人ホーム さわやかの丘
- 至学館大学
- 社会福祉法人 憩の郷
バイオマス産業
2013年6月11日に開催されたバイオマス活用推進会議において、大府市は中部地区で唯一のバイオマス産業都市の第一次選定地域に決定された。市の構想では、メタン発酵ガス化発電では中部地区最大級[広報 5]となる発電施設を市内に建設し、バイオマス資源とエネルギーを地産地消する「都市近郊型バイオマス・新エネルギー利活用ネットワーク」の知多半島地域における拠点を構築していくとしている[広報 6]。
拠点を置く主な企業
- KeePer技研 本社 - 1985年(昭和60年)に創業[16]、2015年(平成27年)2月に東証マザーズに上場し[17]、2016年(平成28年)3月18日に東京証券取引所第一部に市場変更し[16]、同年3月31日に名古屋証券取引所第一部に上場した[16]。
- 愛三工業 本社/本社工場
- アペックス 本社
- イヅミ工業 本社/北崎工場
- 協和工業 本社
- コサカ精機 本社/本社工場
- スギホールディングス 本社
- 住友ナコ フォークリフト 本社/本社工場
- 大和機工 本社/本社工場
- デンソーテクノ 本社
- 東海興業 本社
- 東洋発酵 本社/中央研究所
- 日本高圧電気 本社/技術研究所
- ネスター 本社
- リネットジャパン 本社
- 名機製作所 本社/本社工場 - 射出成形機製造が主力で、2016年(平成28年)2月25日付で名古屋証券取引所第2部上場は廃止となり、同年3月1日に日本製鋼所に完全子会社化された[18]。
- 伊藤忠食品 大府ドライ物流センター
- 木曽路 名古屋工場
- グッドマンジャパン グッドマン大府
- 高圧ガス工業 名古屋工場事務所
- 鴻池運輸 大府配送センター
- 佐川急便 名古屋南店
- ジョインテックス ジョインテックス中部センター
- スズケン 名南物流センター - 2016年(平成28年)4月5日に開設[19]。
- 住友重機械工業 名古屋製造所、パワートランスミッション・コントロール事業部
- 西濃運輸 大府支店
- 大興運輸 大府物流センター
- 中部飼料 大府研究所
- デンソー技研センター 技術研修所
- トーエネック 大府営業所
- 豊田自動織機 大府工場/共和工場/長草工場/技能専修学園 - 1944年(昭和19年)に大府工場を開設し、1953年(昭和28年)に共和工場、1967年(昭和42年)に長草工場を開設した[20]
- トヨタ輸送 長草営業所
- トランコム大府事業所/大府ロジスティクスセンター
- ナリコマエンタープライズ 中部営業所/中部セントラルキッチン
- 住友重機械建機クレーン 名古屋工場
- 日立物流 大府出張所
- めいらくグループ名古屋製酪大府工場
姉妹都市・提携都市
日本国外
- 姉妹都市
- フレンドシップ相手国
2005年に開催された愛知万博で、愛知県内の市町村(名古屋市を除く。)が120の万博公式参加国をそれぞれ「一市町村一国フレンドシップ事業」としてフレンドシップ相手国として迎え入れた[広報 7]。
- オーストラリア連邦
- [[ファイル:テンプレート:Country flag alias キリバス|border|25x20px|テンプレート:Country alias キリバスの旗]]キリバス共和国
- コンゴ共和国の旗コンゴ民主共和国
- 国際交流
姉妹都市であるオーストラリア・ポートフィリップ市との交流事業(作品の交換・生徒の相互派遣)や日系ブラジル人との交流のためのポルトガル語の授業(小学校)など国際色豊かな学校運営を行っている。
- その他
日本国内
- 提携都市
教育
大学
- 私立
短期大学
- 私立
高等学校
- 県立
中学校
- 市立
小学校
- 市立
幼稚園
- 私立
- 大府大和幼稚園
- 大府西パレット幼稚園
- ジーニアス幼稚園
- 至学館大学附属幼稚園
保育園
- 市立
- 大府市立荒池保育園
- 大府市立追分保育園
- 大府市立大府保育園
- 大府市立北崎保育園
- 大府市立共長保育園
- 大府市立共和東保育園
- 大府市立長草保育園
- 大府市立柊山保育園
- 大府市立桃山保育園
- 大府市立横根保育園
- 大府市立吉田保育園
- 大府市立米田保育園
- 大府市立若宮保育園
- 私立
- 共和保育園
- 保育園さくらんぼ
特別支援学校
- 県立
- 愛知県立大府特別支援学校(病弱・身体虚弱)
- 愛知県立大府もちのき特別支援学校(知的障害) - 2018年4月、大府特別支援学校敷地内に新設[23]。
- 愛知県立大府もちのき特別支援学校桃花校舎(知的障害)。2018年4月、愛知県立半田特別支援学校桃花校舎より改称[24]。
職業訓練校等
- 豊田自動織機技能専修学園
- 愛三学園
- 名機スクール
その他
- 小中学校の給食
大府市では知多半島で唯一、小中学校に給食室を設置している。給食室では調理員が朝から少数で全校生徒分の給食を作っている。なお、献立は小学校および中学校でそれぞれ統一されている[広報 9]。
- 学校間のかかわり
市内に愛知県立大府特別支援学校(特別支援学校)を擁しており、特別支援学校生徒との交流が生徒会・児童会レベルで継続されている。また、各小中学校には障害者を少数だが、受け入れる教室を持っている。
- 高校進学特例
大府市は尾張学区に属するが、調整特例により市内の中学生は三河学区である刈谷市および知立市の公立高等学校普通科に進学できる。
交通
鉄道
市の中心となる駅:大府駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- CA東海道本線:(刈谷市)- 大府駅 - 共和駅 -(名古屋市緑区)
- 両駅間は3.1kmあり、ほぼ中間地点に1989年にJR東海と協議を始めた新駅追加の計画があり、線路の両側に駅前広場になる予定のロータリーが整備されている[2]。
- CE武豊線:大府駅 -(東浦町)
- 市の北東部に東海道新幹線が通過しているが、市内に駅は設置されていない(最寄り駅は名古屋駅である)。また、市域には名古屋鉄道は通過していない。
市西部には東海市にある名鉄河和線南加木屋駅まで徒歩で行ける場所も存在する。
路線バス
- 知多乗合(知多バス)
- 横須賀線:大府駅前 - 尾張横須賀駅前(東海市)
- 大府循環線:大府駅前 - あいち小児センター - 長寿医療センター - あいち健康プラザ - 大府駅前
- 上野台線:共和駅前 - 上野台 - 太田川駅前(東海市)
- 大府市循環バス(ふれあいバス)
- 東コース:市役所 - 大府駅東 - 大府東高校 - 口無大池 - 大府駅東 - 市役所
- 西コース:市役所 - 共和駅西 - おおぶ文化交流の杜 - 長寿医療研究センター - 市役所
- 南コース:市役所 - 大府駅東 - 吉川町 - 知北平和公園 - 長寿医療研究センター - 市役所
- 北コース:市役所 - 大府駅東 - セレトナ - 共和駅東 - おおぶ文化交流の杜 - 大府駅東 -市役所
- 中央コース:市役所→大府駅東→おおぶ文化交流の杜→共和駅西→市役所
- 東浦町運行バス(う・ら・ら)
上記の他、名古屋市営バスの高速1号系統と緑巡回系統が国道23号を通過している。名古屋市との境界付近にある有松町口無池停留所の回転場が市域にあり、同停留所の一部ののりばは市内に立地する。なお、かつては名鉄バスも大府駅前から知立駅、有松駅、前後駅などへ向かっていた。
道路
- 高速道路
- - 大府IC -
その他、20px名古屋高速3号大高線が市域を通過する。
- 一般県道
文化
スポーツ
大府市では、戦前より地域スポーツが盛んに行われてきた。現在も市民参加型のスポーツチームが数多くあるほか、市が毎年主催する大府シティ健康マラソン大会には市内外から多くの選手が参加する。平成22年には文部科学省が全国的に展開を進めている総合型地域スポーツクラブとしてOBUエニスポが設立された[広報 10]。 また多くの著名なスポーツ選手も数多く輩出しており、市にゆかりのあるオリンピック金メダリストも多い。
- バドミントン
- 現在最も盛んなスポーツの一つで、市内に本社を置く東海興業はバドミントン日本リーグの2部リーグ(男子の部)に加盟しているほか、市内の学校は全国大会に出場するなど有力校が多く、日本ユニシスに所属する打田しづかや野尻野匡世、篠谷菜留を輩出している。またわかしゃち国体では大府市民体育館がバドミントン競技の会場になったほか、全国レベルの大会やバドミントン日本リーグの試合が開催される。
- レスリング
- 至学館大学レスリング部は世界でも名門として知られており、吉田沙保里や伊調千春、伊調馨姉妹ほか多くの有力選手を輩出。
- 柔道
- 大石道場が吉田秀彦や谷本歩実らを輩出している。
- 野球
- 高校野球では大府高校は公立の有力校で、春夏合わせて7回の甲子園出場経験を持ち、卒業生に元巨人の槙原寛己や元阪神の赤星憲広などがいる。
- 社会人野球では、三菱自動車岡崎硬式野球部や三菱重工名古屋硬式野球部が市内にある三菱大府グラウンドを練習拠点にしている。
- その他
- 市内に本社を置く愛三工業の陸上競技部や自転車競技部の愛三工業レーシングチームが有名である。
- 同じく市内に本社を置くアペックスのバスケットボールチーム、ホーリーナイツは愛知県実業団リーグに加盟している。
- また大相撲では、元関取の服部祐兒や岩崎翔平(最高位 : 西序二段71枚目)が大府市出身である。
- 市内に拠点を置く主なスポーツクラブ
- フィットネスクラブ レスポ大樹大府
- アスティスポーツクラブ大府店
- アクトススポーツクラブ大府
- カーブス大府桃山
- スイムクラブ大府
- ゴルフ倶楽部大樹
- 名南カントリークラブ
- 大府グリーンゴルフ・コスミックヤード
- ゴルフ工房フラッグ
- グリーンフィールド名高山
- ヤマカゴルフガーデン
- 名古屋オーシャンズフットサルスクール大府校
音楽
市では音楽活動が盛んであり、市内の9つの公民館をはじめ、大府市勤労文化会館、おおぶ文化交流の杜、石ヶ瀬会館などが市民の活動の拠点となっている。
市役所の1階ロビーでは、定期的に市主催のロビーコンサートが開催される。
美術
市内に美術館はないが、市内の文化施設では市民の芸術作品の展示が行われる。また大府市役所の地下ロビーを始め、市内の公共施設には絵画や彫刻が数多く展示されており、市民は優れた芸術作品に親しむことができる。
また市民参加型の行事として、大府市民美術展やつつじ祭り「親と子の写生大会」が開催される。
演劇
劇団シアターガッツは大府市を拠点に活動している。
観光
大府市の指定文化財については、大府市指定文化財一覧を参照。
山之神稲荷
名所・旧跡
- 主な城郭・古戦場
- 主な寺院
亮山阿闍梨が2人の行者と1809年(文化6年)に開いたもので、福岡県の篠栗四国や香川県の小豆島八十八カ所とともに三大「新四国霊場」の一つとされる[25]。
- 2番 法蔵山 極楽寺(北崎町)
- 3番 海雲山 普門寺(横根町)
- 4番 宝龍山 延命寺(大府町)
- 5番 延命山 地蔵寺(長草町)
- 6番 万年山 常福寺(半月町)
- 88番 瑞木山 円通寺(共和町)
- 大府七福神
- 主な神社
- 遺跡・古窯跡等
詳細は「歴史」の項を参照。
観光スポット
- 温泉
- 有松温泉 喜多の湯
- JAあぐりタウン げんきの郷 めぐみの湯
- その他
祭事・催事
- 主な祭事・催事
出身著名人
政財界
スポーツ選手
- 相羽欣厚(元プロ野球選手)
- 石田輝也(柔道家)
- 内尾真子(柔道選手)
- 打田しづか(バドミントン選手)
- 大石愛子(柔道家)
- 大石公平(柔道家)
- 小出大貴(プロボクサー)
- 小岩井久美子(元フィギュアスケート選手)
- 栄希和(レスリング選手) - 生まれは兵庫県神戸市。
- 篠谷菜留(バドミントン選手)
- 藤山茂(柔道家)
- 中井貴裕(柔道選手)
- 中野裕子(柔道家)
- 中原恵司(プロ野球選手)
- 野尻野匡世(バドミントン選手)
- 早川朋宏(自転車競技選手)
- 平本真之(競艇選手)
- 藤ノ川祐兒(体育学者、元大相撲力士)
- 山倉和博(元プロ野球選手) - 生まれは福岡県田川市。
- 山田広二(元プロ野球選手)
- 吉田秀彦(格闘家)
芸能人・アナウンサー
文化人
その他
その他
大府市の公用車はすべて「名古屋」ナンバーである。また、原動機付自転車第一種、二種乙、二種甲およびミニカー、小型特殊自動車については、2012年10月1日より、おぶちゃんナンバープレートが交付されている[広報 13]。 衆議院小選挙区において、知多半島10市町で大府市のみ愛知県第7区に属する。 大府市の郵便番号は「474-00**」である。
脚注・参考文献
注釈
出典
- ↑ 石井宏昌 (2016年3月18日). “市政の課題 大府市長選を前に (中) 大府駅前の活性化 官民で将来像描けるか”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 知多版 20
- ↑ 2.0 2.1 2.2 石井宏昌 (2016年3月19日). “市政の課題 大府市長選を前に (下) JR新駅設置構想 協議続くも、めど立たず”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 知多版 24
- ↑ 大府の歴史 - 原始古代 - 大府市歴史民俗資料館(2013年10月20日閲覧)
- ↑ 大府の歴史 - 中世 - 大府市歴史民俗資料館(2013年10月20日閲覧)
- ↑ 大府の歴史 - 近世 - 大府市歴史民俗資料館(2013年10月20日閲覧)
- ↑ 大府の歴史 - 近代現代 - 大府市歴史民俗資料館(2013年10月20日閲覧)
- ↑ 『中日新聞』2015年4月13日付朝刊、愛知総合12版、9面。
- ↑ 長田弘己 (2016年1月13日). “小児専門救急棟 来月開所へ 大府の医療センター、東海3県で初”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 県内版 20
- ↑ 奥田哲平 (2016年3月31日). “小児救命拠点に指定 県が大府・保健医療センター”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 県内総合版 19
- ↑ 石井宏昌 (2016年9月18日). “知多半島 宝モノ語り 大府の大倉公園 数寄屋風設計、防空壕も”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 知多版 20
- ↑ 11.0 11.1 11.2 石井宏昌 (2017年4月28日). “知多半島彩る花々 あすから 大府で「つつじまつり」”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 知多版 18
- ↑ 林知孝 (2016年11月29日). “西三河のカイシャ 100年企業 西尾信用金庫(西尾市) 堅実経営 地元を活性化”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 西三河版 18
- ↑ 13.0 13.1 13.2 石井宏昌 (2015年9月27日). “知多半島 宝モノ語り 大府・東浦のブドウ 巨峰普及で一大産地に”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 知多版 20
- ↑ 石井宏昌 (2017年4月13日). “ジャンボナシ大きく実れ 大府、人工授粉作業始まる”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 知多版 16
- ↑ 15.0 15.1 15.2 石井宏昌 (2017年2月16日). “伝統野菜で「まぜごはんの素」 大府のニンジン使用、21日発売”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 知多版 22
- ↑ 16.0 16.1 16.2 “キーパー技研が名証上場”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 9. (2016年4月1日)
- ↑ 石原猛 (2016年4月8日). “名証上場 減少歯止め 営業担当者増、全国行脚実る”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 9
- ↑ “日本製鋼所の完全子会社”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 7. (2015年12月3日)
- ↑ “大府に物流施設 スズケンが稼働 災害の備えも”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 9. (2016年4月7日)
- ↑ 石井宏昌 (2016年11月23日). “創立90年 車など寄贈 豊田自動織機が大府市に”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 知多版 20
- ↑ 石井宏昌 (2015年3月30日). “大府キャンパス完成 人間環境大 看護学部を新設”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 県内版 16
- ↑ 石井宏昌 (2015年4月3日). “決意高らか入学式 看護学部など129人 大府に新設の人間環境大”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 知多版 16
- ↑ “新しい特別支援学校の整備を進めます (PDF)”. 愛知県. . 2017閲覧.
- ↑ 公式ホームページ参照
- ↑ 小西数紀 (2016年12月18日). “知多半島 宝モノ語り 知多四国霊場巡り お参り 楽しみさまざま”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 朝刊 知多版 18
広報資料・プレスリリースなど一次資料
- ↑ “平成28年度 普通交付税決定額及び財政力指数等 (PDF)”. 愛知県. . 2016閲覧.
- ↑ 大府市行政評価システム 施策評価表 (PDF) - (2013年10月21日閲覧)
- ↑ 新駅構想 - 大府市(2013年10月20日閲覧)
- ↑ ウェルネスバレー構想 - 大府市(2013年10月20日閲覧)
- ↑ バイオガス発電施設の建設決定について - オオブユニティ株式会社(2013年12月4日閲覧)
- ↑ バイオマス産業都市の第一次選定地域として決定されました - 大府市(2013年12月4日閲覧)
- ↑ [1](あいちフレンドシップ交流アルバム)
- ↑ 8.0 8.1 8.2 “富山県小矢部市との災害時相互応援協定の締結について (PDF)”. 大府市 (2014年2月13日). . 2014閲覧.
- ↑ 学校給食について - 大府市(2013年10月22日閲覧)
- ↑ OBUエニスポとは何ですか [よくある質問 | 大府市]
- ↑ 大府の自然 - 大府市(2013年10月4日閲覧)
- ↑ 催し物案内 - 大府市観光協会(2013年10月20日閲覧)
- ↑ “「おぶちゃんナンバープレート」及び「おぶちゃん特別住民票」の交付について (PDF)”. 大府市 (2012年8月28日). . 2013閲覧.
統計資料
- ↑ おおぶの統計 6.工業 - 大府市(2013年10月22日閲覧)
関連項目
- 健康都市連合
- 日本の地方公共団体一覧
- 大府 (小惑星) - 大府市を名前の由来とする小惑星。
- 東海豪雨 - 名古屋及び周辺地域を襲った豪雨災害。
- 知多メディアスネットワーク - 知多北部3市1町と阿久比町の一部を放送エリアとするケーブルテレビ局。
- あいち知多農業協同組合 - 知多半島全域を管轄する農業協同組合。
外部リンク
- [{{#property:P856}} 公式ウェブサイト]
- 大府市観光協会
- 大府市体育協会
- 大府市国際交流協会
- 大府市文化協会
- 大府市社会福祉協議会